■GPファイナル2014@バルセロナ(スペイン) 男子フリー
メインキャスター:松岡修造 解説:佐野稔、織田信成
とうとう、羽生、町田の日本人トップ争い。良きライバルとして、これほどの舞台はないだろう。
世代交代してからの今シーズンも、とてもドキドキする試合ばかり。
「試合後“修さん、とにかくつなげるためにやってきた”と言っていた。
つい僕は“止めて欲しい”ってゆっちゃったけど、僕が間違ってた。
羽生さんはあの時、医師の診断を受けて、冷静さをもって演技をしてつなげました。
NHK杯では痛さをガマンしてつなげていった。目の前で彼を見て、今まで以上に強くなったと感じている」(修)
「町田さんは“コンディションは絶望的だ”と言っていたけど、メンタル的にもすごいリカバリーだと思う」(修)
「コフトゥンは4回転ジャンパーとして、羽生選手と並ぶ屈指のジャンパーだと思う」(信)
「4回転トゥーループの安定感はボロノフ選手がダントツ」(信)
●無良崇人(初出場)
みんなに熱い拍手を送るスペインの観客は優しいなあ! ♪オペラ座の怪人 より 4×3見事!
4回転2回目も決めた! 高いトリプルアクセル「今日はいいですね」(佐野)
速い弦楽器に合わせてステップシークエンス、後半のループが抜けた。トリプルアクセル×2、ループ、
足替えキャメルスピン、3連続は乱れた、どんどん盛り上がるオーケストラ。ルッツでラストジャンプ。
コンビネーションスピンでフィニッシュ。235.37点。
「ループがシングルになったり、全体的にスピードが出なかった。悔しい思いと不安が入り混じっていて、
体の調子はよかったから、あとは気持ちをつけていくだけだった。この試合で得たものは大きい」(無良)
●ハビエル・フェルナンデス(スペイン)
♪「セビリアの理髪師」より 4回転トゥーループきれいに決まった。次の4回転はならず3×2。
トリプルアクセルはきれいに入った。地元の歓声を味方につけられるか。
オペラを演じるかのようなステップシークエンス、後半に4回転粘った!!
3連続、ルッツ、どんどん調子を上げていく。コンビネーションスピンが抜けた。
トゥーループ、足替えのスピン、スピードアップして渾身のスピンでフィニッシュ。大歓声!
国旗もたくさん振られてスタンディングオベーション。253.90点で現1位。
●セルゲイ・ボロノフ(ロシア)
♪マンズ・マンズ・ワールド ほか 4回転はオーバーターン気味。3×2、次の4回転は3×3に。
ルッツ、フライングキャメルスピン、ロックに変わって観客にもアピール。
スローナンバーに変わって、後半、トリプルアクセル流れがスムーズ、サルコウ、3連続、ダブルアクセル、
アップテンポに変わってコレオシークエンス、コンビネーションスピンでフィニッシュ。
舌を出したけど、笑顔。244.53点。
●マキシム・コフトゥン(ロシア)
♪エクソジェネシス交響曲 4回転サルコウが2回転に、次の4回転トゥーループは決まった。
3×2、シットスピン、しなやかで思いのこもったステップシークエンス、後半、トリプルアクセル堪えた、
3×2、ルッツ、3×2、体を大きく使って、ダブルアクセルがラストジャンプ。
アップライトスピン、コンビネーションスピンでフィニッシュ。強豪揃いだなあ。
おっきなクマのぬいぐるみをもらってた。242.27点で現3位!?
●町田樹(3年連続)
♪交響曲第九番 どこまで彼の求める完成形に近づけるか。4回転は転倒、次の4回転は手をついた。
トリプルアクセルがシングルに。苦しい出だし。拍手の応援。足替えキャメルスピン、サルコウはキレがあった。
ループも転倒。やっぱり本調子じゃないのか。トリプルアクセル転倒、3×2、大合唱の中で気迫がみなぎる。
ルッツは決めた。コンビネーションスピンでフィニッシュ。悔しさが伝わってくるけど、想いは充分伝わった。
コンディションてどこが悪いのかなあ。216.13点。
「いやあ・・・厳しいですね、やっぱり・・・プログラムは本当に偉大だから。
でも年内もう1回ありますから、残されたチャンスを必ず掴んでみせます」
冷静ながもいつも熱いコメントがイイよね。
●羽生結弦(20! ディフェンディングチャンプ)
ウォームアップでは、マスクをして、タブレットを見ながら練習していた。
♪オペラ座の怪人 コーチに大きくうなづいてる。いつものおまじない。「頑張れ!」という声もかかる。
4回転決まった!! 4回転トゥーループも決まった!! もうすでに感動でいっぱい。
コンビネーションスピン、いやあ、涙が出るなあ・・・。スケーティングのなめらかさも見せる。
ルッツ×両手を上げたジャンプも決めた。3×3、なんてコだ。3連続! ループ!
最後のルッツで転倒して苦笑。イナバウアで大歓声。この試合も歴史に残ることは間違いない。
フライングシットスピン、コンビネーションスピンでフィニッシュ。Oh my god!!!
信じられない。「参りました」(佐野)スタンディングオベーション「ブラボー」の声。
288.16点。194.08点はPB更新。本当に感動的な優勝。
キス&クライではバンザイ、跳びはねて、客席に拍手して「皆さんのお陰です」と言って、リンクにまでお礼をゆっていた。
「ファイナルでこうゆうことをするんですね。強さが戻ってきた。ルッツはいいんです。
またチャレンジャーでいるべきなんです。チャレンジャーから脱皮しちゃいけないんです」(佐野)
優勝は羽生結弦、2位フェルナンデス、3位ボロノフ、無良は5位、町田は6位。
日本人3人表彰台はならなかったけど、新世代の力を見せつけてくれた。
優勝インタビュー
「連覇というより、やっと自分らしいスケートができたと思いました。完璧ではないので、ある程度は喜びたい。
最後のジャンプは課題なんだと思いました」
「ほんっとに皆さんのお陰だと思いました。今日ここで滑れていること自体がほんとは難しいことかもしれないですし、
でもほぼ万全な状態で滑らせて頂いていますし、ファイナルという一番大事な舞台で滑れたのは、
ファンの方々の声援と、チームの関係者の多大なサポートのお陰だとほんとに思いました」
「最後の最後、自分自身に彼は勝った!」(修)
メインキャスター:松岡修造 解説:佐野稔、織田信成
とうとう、羽生、町田の日本人トップ争い。良きライバルとして、これほどの舞台はないだろう。
世代交代してからの今シーズンも、とてもドキドキする試合ばかり。
「試合後“修さん、とにかくつなげるためにやってきた”と言っていた。
つい僕は“止めて欲しい”ってゆっちゃったけど、僕が間違ってた。
羽生さんはあの時、医師の診断を受けて、冷静さをもって演技をしてつなげました。
NHK杯では痛さをガマンしてつなげていった。目の前で彼を見て、今まで以上に強くなったと感じている」(修)
「町田さんは“コンディションは絶望的だ”と言っていたけど、メンタル的にもすごいリカバリーだと思う」(修)
「コフトゥンは4回転ジャンパーとして、羽生選手と並ぶ屈指のジャンパーだと思う」(信)
「4回転トゥーループの安定感はボロノフ選手がダントツ」(信)
●無良崇人(初出場)
みんなに熱い拍手を送るスペインの観客は優しいなあ! ♪オペラ座の怪人 より 4×3見事!
4回転2回目も決めた! 高いトリプルアクセル「今日はいいですね」(佐野)
速い弦楽器に合わせてステップシークエンス、後半のループが抜けた。トリプルアクセル×2、ループ、
足替えキャメルスピン、3連続は乱れた、どんどん盛り上がるオーケストラ。ルッツでラストジャンプ。
コンビネーションスピンでフィニッシュ。235.37点。
「ループがシングルになったり、全体的にスピードが出なかった。悔しい思いと不安が入り混じっていて、
体の調子はよかったから、あとは気持ちをつけていくだけだった。この試合で得たものは大きい」(無良)
●ハビエル・フェルナンデス(スペイン)
♪「セビリアの理髪師」より 4回転トゥーループきれいに決まった。次の4回転はならず3×2。
トリプルアクセルはきれいに入った。地元の歓声を味方につけられるか。
オペラを演じるかのようなステップシークエンス、後半に4回転粘った!!
3連続、ルッツ、どんどん調子を上げていく。コンビネーションスピンが抜けた。
トゥーループ、足替えのスピン、スピードアップして渾身のスピンでフィニッシュ。大歓声!
国旗もたくさん振られてスタンディングオベーション。253.90点で現1位。
●セルゲイ・ボロノフ(ロシア)
♪マンズ・マンズ・ワールド ほか 4回転はオーバーターン気味。3×2、次の4回転は3×3に。
ルッツ、フライングキャメルスピン、ロックに変わって観客にもアピール。
スローナンバーに変わって、後半、トリプルアクセル流れがスムーズ、サルコウ、3連続、ダブルアクセル、
アップテンポに変わってコレオシークエンス、コンビネーションスピンでフィニッシュ。
舌を出したけど、笑顔。244.53点。
●マキシム・コフトゥン(ロシア)
♪エクソジェネシス交響曲 4回転サルコウが2回転に、次の4回転トゥーループは決まった。
3×2、シットスピン、しなやかで思いのこもったステップシークエンス、後半、トリプルアクセル堪えた、
3×2、ルッツ、3×2、体を大きく使って、ダブルアクセルがラストジャンプ。
アップライトスピン、コンビネーションスピンでフィニッシュ。強豪揃いだなあ。
おっきなクマのぬいぐるみをもらってた。242.27点で現3位!?
●町田樹(3年連続)
♪交響曲第九番 どこまで彼の求める完成形に近づけるか。4回転は転倒、次の4回転は手をついた。
トリプルアクセルがシングルに。苦しい出だし。拍手の応援。足替えキャメルスピン、サルコウはキレがあった。
ループも転倒。やっぱり本調子じゃないのか。トリプルアクセル転倒、3×2、大合唱の中で気迫がみなぎる。
ルッツは決めた。コンビネーションスピンでフィニッシュ。悔しさが伝わってくるけど、想いは充分伝わった。
コンディションてどこが悪いのかなあ。216.13点。
「いやあ・・・厳しいですね、やっぱり・・・プログラムは本当に偉大だから。
でも年内もう1回ありますから、残されたチャンスを必ず掴んでみせます」
冷静ながもいつも熱いコメントがイイよね。
●羽生結弦(20! ディフェンディングチャンプ)
ウォームアップでは、マスクをして、タブレットを見ながら練習していた。
♪オペラ座の怪人 コーチに大きくうなづいてる。いつものおまじない。「頑張れ!」という声もかかる。
4回転決まった!! 4回転トゥーループも決まった!! もうすでに感動でいっぱい。
コンビネーションスピン、いやあ、涙が出るなあ・・・。スケーティングのなめらかさも見せる。
ルッツ×両手を上げたジャンプも決めた。3×3、なんてコだ。3連続! ループ!
最後のルッツで転倒して苦笑。イナバウアで大歓声。この試合も歴史に残ることは間違いない。
フライングシットスピン、コンビネーションスピンでフィニッシュ。Oh my god!!!
信じられない。「参りました」(佐野)スタンディングオベーション「ブラボー」の声。
288.16点。194.08点はPB更新。本当に感動的な優勝。
キス&クライではバンザイ、跳びはねて、客席に拍手して「皆さんのお陰です」と言って、リンクにまでお礼をゆっていた。
「ファイナルでこうゆうことをするんですね。強さが戻ってきた。ルッツはいいんです。
またチャレンジャーでいるべきなんです。チャレンジャーから脱皮しちゃいけないんです」(佐野)
優勝は羽生結弦、2位フェルナンデス、3位ボロノフ、無良は5位、町田は6位。
日本人3人表彰台はならなかったけど、新世代の力を見せつけてくれた。
優勝インタビュー
「連覇というより、やっと自分らしいスケートができたと思いました。完璧ではないので、ある程度は喜びたい。
最後のジャンプは課題なんだと思いました」
「ほんっとに皆さんのお陰だと思いました。今日ここで滑れていること自体がほんとは難しいことかもしれないですし、
でもほぼ万全な状態で滑らせて頂いていますし、ファイナルという一番大事な舞台で滑れたのは、
ファンの方々の声援と、チームの関係者の多大なサポートのお陰だとほんとに思いました」
「最後の最後、自分自身に彼は勝った!」(修)