今日は楽しみにしていた、こちらの展覧会を見てきたv
■アメリカン・ポップ・アート展@国立新美術館
ポップ・アートは何が面白いって、紙と絵の具の二次元だけじゃなく、
実際に動くラジオが絵画に張り付いていたり、ハブラシがくっついていたり、
ブラウスがぐしゃぐしゃに固まってて、ゴテゴテと絵の具が塗ってあったり、
発想力、素材の組み合わせ、アイデアの転換などなど、頭をカラっぽにして純粋に楽しめる。
脳の体操、センスの自由さ。その奥にあるメッセージもちらっと気にしつつ。
アンディの作品も、摩訶不思議な本人も好きで、伝記を読んだりしてた時期もあった。
機会があるごとに観てきたけど、今回初観のもあって面白かった。
キミコ・パワーズさんの映像(約6分)も流れていて、当時眉唾ものだったポップアートに興味を持ち、
「200個のキャンベル・スープ缶」をキッチンに飾っていた友人から譲り受け、オレゴン州の自宅に飾っている。
ほかにもキャンベル缶型のものがあちこちにあって、どれもアンディのサイン入り。
これも、あれもって気軽にサインをしてくれて、「とっても気さくな人だった」と振り返る。
自身の写真をポラで100枚ほど撮って、しばらく後に「できたよ!」と連絡があったから観に行ったら
とても素晴らしい作品に仕上がっていて、「色の配置はこれがいい」「最高傑作が出来たよ」と言われて
「わたしのエゴも満たされたってわけですw」て正直に話す様子が洗練された印象だった。
「電気椅子」のシルクスクリーンは観たことあるかな。
さまざまな明るくポップな色に分けても、やはり人の命を一瞬で奪ってきた椅子の存在感は不気味だった。
ロイ・リキテンスタインの話もして、「彼はとても真面目に取り組むアーティストだった。
ダッツが特徴だと言われているけれども、それがなくてもロイの作品だとすぐ分かるように作られている。
金髪、青い眼っていう典型的なアメリカ女性をモデルに描くのが好きなようで、
ソックリなお嬢さんが隣りにいたんだけれども、のちに彼の奥さんになってました」
展示の中に“ロウラックス・フィルム”ってゆう素材で作った作品があって、
観る方向によってキラキラと立体的に輝いてキレイ
その他にも、“ソフト・スカルプチュア”のドラムセットが面白かった。
キミコさん曰く「クレス・オルデンバーグは、そこに居合わせた有名なドラマーに、
柔らかいドラムなら君だって叩けないだろう?って言って笑ってました」
レーザーカットしたスティールの花やヌードの作品にも驚いた。
線だけのアートって、絵画の概念を越えてたな/驚
■アンドレアス・グルスキー展
まず、ひと目観てビックリするのは、写真の大きさ
よくもこんなに大きく写真を引き伸ばしたなってくらい、贅沢に空間を使っていて、
風景写真ですらなくなって、線と図形のアートになってる。
プラダの靴がディスプレイされている写真とか、ファッションモデルがショーで歩いている写真とか、、、
ところどころにバンコクの河の写真があって、一体どんだけ汚れてるんだって怖くなる
あらゆる生活用品が浮かんでいて、油が不気味にギラギラ反射している。
ピョンヤンで開催される国民あげてのイベントも凄い。
統一した衣装を着た少女らが、寸分狂わず花を持ってポーズをとっている、その人数がハンパない!
南極大陸の巨大な全体写真にもビックリした。
地図を広げたように全体が写ってるけど、衛星写真???
こうして色々と大胆に引いて見ると、まるで神さまの視点みたい。すべて美しいアートに見えてくる。
B1Fのレストランで軽くおにぎり+豚汁でランチ。
ここのミュージアムショップも好きで、ショップだけでもいっぱい刺激を受ける
外はまた炎天下
ここのところ、せっかく秋のような涼しさだったのに、今週はまた猛暑+熱帯夜がつづくそうな
日傘をさしていても、コンクリ道路の照り返しがもの凄くて、まぶしいというより日差しが痛くて苦痛ですらある
空気も熱されて、酸素が半分くらいしかないんじゃないかって思えてくる。
まったく異常だよ・・・
■アメリカン・ポップ・アート展@国立新美術館
ポップ・アートは何が面白いって、紙と絵の具の二次元だけじゃなく、
実際に動くラジオが絵画に張り付いていたり、ハブラシがくっついていたり、
ブラウスがぐしゃぐしゃに固まってて、ゴテゴテと絵の具が塗ってあったり、
発想力、素材の組み合わせ、アイデアの転換などなど、頭をカラっぽにして純粋に楽しめる。
脳の体操、センスの自由さ。その奥にあるメッセージもちらっと気にしつつ。
アンディの作品も、摩訶不思議な本人も好きで、伝記を読んだりしてた時期もあった。
機会があるごとに観てきたけど、今回初観のもあって面白かった。
キミコ・パワーズさんの映像(約6分)も流れていて、当時眉唾ものだったポップアートに興味を持ち、
「200個のキャンベル・スープ缶」をキッチンに飾っていた友人から譲り受け、オレゴン州の自宅に飾っている。
ほかにもキャンベル缶型のものがあちこちにあって、どれもアンディのサイン入り。
これも、あれもって気軽にサインをしてくれて、「とっても気さくな人だった」と振り返る。
自身の写真をポラで100枚ほど撮って、しばらく後に「できたよ!」と連絡があったから観に行ったら
とても素晴らしい作品に仕上がっていて、「色の配置はこれがいい」「最高傑作が出来たよ」と言われて
「わたしのエゴも満たされたってわけですw」て正直に話す様子が洗練された印象だった。
「電気椅子」のシルクスクリーンは観たことあるかな。
さまざまな明るくポップな色に分けても、やはり人の命を一瞬で奪ってきた椅子の存在感は不気味だった。
ロイ・リキテンスタインの話もして、「彼はとても真面目に取り組むアーティストだった。
ダッツが特徴だと言われているけれども、それがなくてもロイの作品だとすぐ分かるように作られている。
金髪、青い眼っていう典型的なアメリカ女性をモデルに描くのが好きなようで、
ソックリなお嬢さんが隣りにいたんだけれども、のちに彼の奥さんになってました」
展示の中に“ロウラックス・フィルム”ってゆう素材で作った作品があって、
観る方向によってキラキラと立体的に輝いてキレイ
その他にも、“ソフト・スカルプチュア”のドラムセットが面白かった。
キミコさん曰く「クレス・オルデンバーグは、そこに居合わせた有名なドラマーに、
柔らかいドラムなら君だって叩けないだろう?って言って笑ってました」
レーザーカットしたスティールの花やヌードの作品にも驚いた。
線だけのアートって、絵画の概念を越えてたな/驚
■アンドレアス・グルスキー展
まず、ひと目観てビックリするのは、写真の大きさ
よくもこんなに大きく写真を引き伸ばしたなってくらい、贅沢に空間を使っていて、
風景写真ですらなくなって、線と図形のアートになってる。
プラダの靴がディスプレイされている写真とか、ファッションモデルがショーで歩いている写真とか、、、
ところどころにバンコクの河の写真があって、一体どんだけ汚れてるんだって怖くなる
あらゆる生活用品が浮かんでいて、油が不気味にギラギラ反射している。
ピョンヤンで開催される国民あげてのイベントも凄い。
統一した衣装を着た少女らが、寸分狂わず花を持ってポーズをとっている、その人数がハンパない!
南極大陸の巨大な全体写真にもビックリした。
地図を広げたように全体が写ってるけど、衛星写真???
こうして色々と大胆に引いて見ると、まるで神さまの視点みたい。すべて美しいアートに見えてくる。
B1Fのレストランで軽くおにぎり+豚汁でランチ。
ここのミュージアムショップも好きで、ショップだけでもいっぱい刺激を受ける
外はまた炎天下
ここのところ、せっかく秋のような涼しさだったのに、今週はまた猛暑+熱帯夜がつづくそうな
日傘をさしていても、コンクリ道路の照り返しがもの凄くて、まぶしいというより日差しが痛くて苦痛ですらある
空気も熱されて、酸素が半分くらいしかないんじゃないかって思えてくる。
まったく異常だよ・・・