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世界フィギュア選手権2015 男子フリー

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世界フィギュア選手権2015 男子フリー@上海

【第3グループ】

●小塚祟彦
 
♪これからも僕はいるよ 第19位からというのは、7回目出場中もっとも厳しい順位。曲タイトル通りになるか。
4回転トゥーループは転倒。2度目の4回転トゥーループ×2トゥーループはどうか???
トリプルアクセル成功。ステップシークエンス、後半3×2こらえた、3×3成功、3フリップ速い回転、
3ループ、3サルコウ、問題なしの出来映え。男性ヴォーカルの盛り上がりに合わせてステップシークエンス、
コンビネーションスピンでも大きな拍手。あの大きなガッツポーズはなかったけど、笑顔。たくさんの日本国旗があがる。
「挫折から這い上がる時、どんな景色が見えるのか見てみたい」と言っていたそう。


222.69はSBを大きく更新して、佐藤コーチにも笑顔。

「後半に向けてスピードが上がって、攻めていった」(本田)

[インタビュー]
(大きなタオルで滝汗吹きつつ)やっと、ちょっと自分らしい演技ができたけど、まだまだ点数的には悔しい。


●無良祟人

♪オペラ座の怪人 4回転トゥーループは素晴らしい! 3×3も高い! トリプルアクセルがシングルに。
23位からどこまで巻き返せるか? 情熱をこめたステップシークエンス、3ループ、トリプルアクセル×2決まった。
3フリップ、3連続、3ルッツがラストジャンプでキレイに入った。コンビネーションスピンでフィニッシュ。
やりきった感の表情。やっと無良くんらしさが見られた。父の肩で泣いてた。211.74。

[インタビュー]
今まで(ショートで)あすこまで悔しい思いはなかったので、フリーでやりきれて良かった。


●ナム・グエン(カナダ 16)
 
♪映画『道』より 曲説明はいらないと思うよ。フェリーニだし、大ちゃんの代名詞だし。グエンは今大会最年少。
4回転サルコウ軽がる跳んだ。観客を盛り上げる余裕すらある。3×3、楽しいオープニング。
3サルコウ、哀しい曲調に変わるステップシークエンス、あくびする仕草まで入ってる。
トリプルアクセルもキレイ。3連続は手をあげた。3×2も両手をあげた。3ループ、9位だけどミスのない演技が続いている。
3ルッツがラストジャンプ。曲が盛り上がるコレオステップシークエンス、コンビネーションスピンでノーミス演技!!
これからも期待大。オーサーさんも楽しみだねえ。ベトナム系のカナダ人。242.59はSB。


●ミハル・ブレジナ(チェコ)

♪フィガロの結婚 モーツァルトは明るくてイイね。トリプルアクセル高い。4回転は2トゥーループに。
次の4回転サルコウ×2はどうか? 舞踏会に来たようなステップシークエンス、後半にも4回転を予定したが2サルコウに。
トリプルアクセル×2はダブった。試合中は気づかないものかね。3ルッツ、3ループ、3連続、
ちょっと疲れが見えるか、応援の拍手が起こる。コンビネーションスピンでフィニッシュ。残念な表情。
10点もなくなっちゃうんだ・・・得点は伸びず。


●フローレン・アモディオ(フランス)

♪ブラッド・ダイヤモンド ショートではOAされなかったけど、7位だったんだ。
シースルーの上半身の独特な衣装。『ライオン・キング』だからか。4回転の予定が3サルコウに。
トリプルアクセル、ループはダブルに、アフリカンなリズムに変わって雰囲気のあるステップシークエンス。
後半、3連続、2×3、3フリップ、笑顔になって3×2、彼はどうしてもラテンの血が騒いじゃうねw
ダブルアクセルを跳んですぐ終わる。彼もJ.ブラウン同様4回転は要らない選手じゃないかなあ。229.62はSB。


●ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)

♪シェルブールの雨傘 ショート8位。最初から基礎点の高い3連続、トリプルアクセル、3ルッツ、
陶酔した演技が特徴的なステップシークエンス、3×3、3×2は手をあげて、とても丁寧。
3ループ、ダブルアクセルを2回、情熱をこめた演技、コンビネーションスピンと最後にいっぱい動きが入る終わり方。
祈りを捧げて、リンクにキス。キス&クライではパンダを股にはさんでたw  
3×2×2より、3×1×3のほうが得点が高いから増えたのか。234.89の高得点。

 
カナダ選手は面白いなあ。国別の枠も絡んでるしね/ミーシャのパンダとグエンのくまもんw


●アダム・リッポン(アメリカ)

♪ピアノ協奏曲第1番 ショート11位。4回転ルッツに今日も挑んだがダブルに。
トリプルアクセル×2、両手をあげた3ルッツ、トリプルアクセル、両手をあげた3ルッツ×2、とにかくルッツが好きなのね。
3連続、3フリップ、シンプルな衣装に金髪が映えて貴公子な風情。3トゥーループ、コンビネーションスピン回転速い。
229.71でSB。試合中にいろいろ予定を変更できる選手ってスゴイんだなあ!

 
会場入り/ヤル気スイッチ入った目

ウォーミングアップルームって広い体育館みたいだね。ボールを投げてもらって片足をあげてとる訓練をしてる羽生くん。
今日は一番乗りで会場入りして、ずっと体を動かしてたとのこと。場内のスクリーンに羽生くんが映るたび、跳ぶたびに黄色い声が上がる。
オーサーさんは、羽生くんもハビエルも見なきゃならないから大変! どっちかと言えば羽生くん寄りか?
そいで、やっぱりこのタイミングでグリコのCMw


【最終グループ】

客席には女子選手も応援にv

●セルゲイ・ボロノフ(ロシア 27)

♪マンズ・マンズ・ワールド by J.B. 膝の痛みを抱えて痛み止めを打ってたのか。4回転トゥーループがダブルに。3×3、3×2予定は4回転。
3ルッツこらえた、ロック調に変わって♪Come together でステップシークエンス、今度はしっとりなジャズ。
シングルアクセル、3サルコウ、3連続、ダブルアクセル、アップテンポになって曲が多彩。コンビネーションスピンでフィニッシュ。
彼もダブったジャンプがあって0点に 218.41。

「ルール改正後、4回転のリスクが高まった。失敗して2回転になった場合のリカバリーが難しい」(本)


●デニス・テン(カザフスタン)

♪ニュー・インポシビリティーズ 音楽の用意はいい? 4回転はステッピングアウト? 4×3素晴らしい!
彼のスピンの軸脚も真っ直ぐ。トリプルアクセル×2、これは得点が楽しみな予感大。
トリプルアクセルはステッピングアウト? この3連続の得点が高いんだね。3ルッツ、3ループ、ダブルアクセルどんどん決める。
打楽器で盛り上がるステップシークエンス、手拍子が起こる。全力を出し切るコンビネーションスピンでフィニッシュ。
さあ、どうなる!? 羽生くんは彼の演技と得点を見てるんだもんね。267.72で当然現トップに。


●羽生結弦
 
♪オペラ座の怪人 コーチと握手をして、いつもの肩のバランスを確認。一緒に歌いながらスタート。
2サルコウ、4回転転倒、3フリップ、柔らかいスピン。いったん止まって息をフッと吐いた。
体を大きく使ったステップシークエンス、1つ1つの表情、目線にも大人の色気が出てきたなあ。大ちゃんとは真逆の色気。
後半、3×2は両手をあげて、3×3キレイに入った、3連続も決めた/涙
3ループ、3ルッツ、大歓声が後押しする、イナバウア、そしてコンビネーションスピン。
これだけ大観衆を感動させても、本人はプログラムがカンペキに完成しないと悔しいと思ってるんだろうな。

そして、またプーさんの雨! 自分の体中を叩いて「ありがとう」ってゆってる/驚
ぬいぐるみが肩に当たってたけど、全然気にしてないし。
ジャンプ失敗した後、試合中でも確認してる様子がないかい?驚

 
今度はプーさんで投げキッスww

「基礎点の高い後半でトリプルアクセルを2回入れてるのは羽生選手だけ。スピンでも十分取り返せる」(本)

「一番のライバルは自分自身。羽生が追いかけてるのは、5年後、10年後の自分だと言います」(アナ)

テンを僅差で超えて、175.08でトップに立った。
そして同じ門下生のハビエルにも声援を贈る。


●ハビエル・フェルナンデス(スペイン)
 
♪セビリアの理髪師 欧州選手権3連覇。ショート2位。4回転ほんとにキレイ
4回転サルコウは転倒 トリプルアクセルも美しい。羽生くんに負けられない意地もあるよね。
いつもより表情が硬いかな? 4×2も成功 フリーに3度の4回転て/驚 3連続も決まった。
3ループ、3×2手をあげた。3トゥーループも決まった。どんどんスピードアップしてコンビネーションスピン、
リンク中を跳び回るステップシークエンス、ラストのコンビネーションスピンで全力を出し切った!
あれ、羽生くんは例の席に行かずに、会場で観てたのね。さて、気になる得点は!?

「オーサーコーチいわく、羽生は非常に努力してガツガツ前に行くタイプ、
 一方、ハビエルは天才肌で、ちょっと練習をしない時も手綱を引き締めなければならないもある」
て可笑しいけど、選手それぞれの性格に合わせてコーチングする技術が問われるね。

Oh my god!!! 181.16のSBで羽生くんを超えちゃった! 273.90。
世界選手権連覇は、それほどカンタンじゃなかったね。うーーーーーん、素晴らしい成績だけど、複雑。


ユヅくんも祝福


●ハン・ヤン(中国)

♪フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン 大歓声! 3×3から、4回転は転倒、トリプルアクセルも転倒。
軽やかなジャズにノッて踊るような楽しいステップシークエンス、3ルッツも転倒、母国開催のプレッシャーか。
2ループ、3連続、3フリップはどうか? 3サルコウ、ドラミングに合わせたステップ、
コレオステップシークエンス、コンビネーションスピン、ジャッジ席目の前で決めポーズ。残念な表情のまま。229.15は9位。

「4回転が決まったと思って失敗したのを引きずってしまった」(本)
「着氷のタイミングが合わない感じだった」(鈴)


●ジェイソン・ブラウン(アメリカ)
 
♪トリスタンとイゾルデ 最後に彼の笑顔で終われるって癒される~ あれ、でも笑顔がないまま始まった。
3×2から、スピン速い! 手をあげて3ルッツ、4回転入れない分いろんな工夫が随所に見られるのもイイ。
3ループ、感情のこもったステップシークエンス、トリプルアクセルは両足着氷、3×3成功。
3連続、盛り上がる曲調、ダブルアクセルを2回、コンビネーションスピンでフィニッシュ。
最終滑走の重責から解き放たれて、ようやく笑顔に戻った 248.29で4位。

優勝はスペイン史上初のハビエル、2位羽生結弦、3位デニス・テン。


[羽生結弦インタビュー]

正直悔しいです。ただ、みなさんの前で最後、特にこのリンクで滑りきれたのはよかった。
4回転の後、脚がフワフワしちゃって、自分の体をコントロールしきれなかった。でもいい経験になった。

Q:精神的に長いシーズンだったが?
本当に悔しいです。山あり谷ありで、良かったり悪かったりの繰り返しだったけれども、
こうやっていろいろあったのも、スケート人生だけじゃなくて、ボクの人生の中で生きてくると思う。

Q:来シーズンの目標は?
1つとして同じ試合は存在しないと思っているので、来シーズンは来シーズンで出来ることをしっかりやりたい。
まだまだ体も作り直さないといけないのかなと思いました。
(インタビューでも泣かせる感動的コメントばかり


[デニス・テンインタビュー]

全体的には昨日より良かった。昨日は回復するのが大変だった。悪いスタートをきるとポジティブな流れに乗るのは難しい。
昨シーズンは靴のトラブルとかあったが、今シーズンは、厳しくはなかった。
でも、コーチを変えたり、時差調整とか、どれもチャレンジだった。総括すれば安定していたと思う。


表彰式も生放送された。
小塚祟彦が12位、無良祟人16位だったため、来年の日本は2枠となった。
表彰式を待つ間も体の動きをチェックしてる羽生くん!

「悔しいんでしょうね。さっきからサルコウや4回転の入り方をこうしたらよかったとずーっとやってましたね」(本)
「オーサーコーチいわく、ユヅルの原動力はもっと進化したいという気持ちなんだ、と。何度も、何度も、あ~悔しいという表情」(アナ)
「この悔しさを、彼は次につなげると思います。このままで終わる選手ではないので」(鈴)

 
羽生くんは、これで金銀胴、すべてのメダルが揃った。

「男子選手は4回転が3回という争いになっているので、どこまで進化していくのか次のオリンピックまで楽しみですね」(鈴)

「羽生選手は、オリンピックチャンピオンという肩書きを背負って、昨シーズンは3冠でした。
 でも途中で羽生は“それはもう過去の栄光なんだ。今の自分を追いかけたい”という話もしていました」(アナ)

スペイン国歌ってあんまり耳にすることがないけど、堂々とした曲だね。




午前中から見始めて、途中ストップしたり、巻き戻したりしながら観てるから、見終わったのはもう夕方・・・ふぅ
その間は、速報やら結果のニュースを見ないように気をつけなきゃならないし、大変です。



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