■大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、原田泰造、優香、長塚京三、檀ふみ、内藤剛志、北大路欣也、
高良健吾、東出昌大、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤 ほか
『八重の桜』で会津側から描かれていたことを、今度は長州側から描いている。
戦争と同様に、同じ事象も、見方によって正義にも悪にもなるということなんだ。
NHK大河ドラマ「八重の桜」(1~9回)
●第23回「夫の告白」あらすじ(ネタバレあり
久坂と桂は身の危険をおかして京に行き、日本国が一致団結して攘夷決行するよう勅命を!と関白に頼む。
久坂は三条にも頼む。
桂「今、会津の動きがおかしい。早まるな」
辰路は、久坂に言い寄りつつも、薩摩藩士・阿久根(だっけ?)に「あんたのためなら地獄へ落ちてもええ」と囁く。
久坂を心配して、入江らも京に来る。「あんたにはオレたち仲間がおる」
文の弟・敏三郎は、自分の描いた図が高杉に認められたため、奇兵隊に入隊すると言う。
「耳が聞こえなくても、目がイイ。何も役に立てぬなら、僕はどうして生きとるんじゃ」というトシに父は許すが、
「母は許しません!!」と珍しく滝が怒って去る。
母「皆様にご迷惑がかかります」
父「高杉様は、トシの耳のことも分かっておる。有り難いことだ」
母「もし、トシまで先に逝ってしまったら・・・あげな知らせを聞くのはもうたくさん」
父「こんなこまい家に閉じ込めるのはトシの幸せかのう」
トシの荷物に、兄の形見であるボタンをお守り代わりに渡す文。「人と人とをつなげるものよ」
下関まで一緒に行く文。母はいきなりトシを木刀で襲い、それをしっかりと受け止めるトシ。「世話ぁない」
母「どうして、皆こげに早う大きくなってしまうんじゃろうねぇ」涙
久坂の働きが認められ「藩士をお供させましょう」と伊之助。
文からの手紙を読む辰路。
辰路「どないな人なん?」
久坂「泥だらけの顔で芋を掘って働くような。周りにいつも人がおる。大家族で育ったから」
トシが下関に着いた時、高杉がやって来て「皆、すぐに支度せい! 京で一大事じゃ!」
長州藩は、薩摩藩・会津藩により門前払いを受ける「八月十八日の政変」。
高杉「奇兵隊の出番じゃ! 薩摩、会津を討つ!」
伊之助「頭を冷やせ。天守様に矢を向けるのと同じ。久坂に腹を斬らせるつもりか?」
伊之助は、藩の政に高杉を加える命を伝える。
高杉「奇兵隊は、お前たちに任せる!」
心配する文に伊之助は「諸藩を説得して連合軍をつくる」と言って、文を帰らせる。
長州藩士・来島は、今後、久坂の行方を決める人物
萩に戻った文「旦那様のそばにおりたい」
一人、どん底の苦しみに喘ぐ久坂。「国をまとめるどころか、オレが長州を潰してしまう」
その頃、辰路は阿久根が一人で江戸に発ったと聞き、ショックを受ける。
「お前の務めは終わったということだ」
辰路はフラフラしているところを捕まり、薩摩のスパイだったと明かされ、
久坂が成敗するよう仲間に言われるが、久坂は人払いし「お前もとっとと失せろ!」
辰路「斬って頂きたかった。江戸へ行く時は一緒にという約束をしていたが騙された。
私は物心ついた時には町から町へ流れ、母亡き後は、食べるためならなんでもした。
ええように使われて捨てられる繰り返し。呪われてますねや。
どうせ変わらぬ身の上なら、この世にもうなんの未練もおへん。どうぞ斬っとくれやす」
久坂「お前、神社のみくじをひいたことがあるか? ついとらん人間は、そげな風に生まれついとるんだ。
つまらん者は斬らぬ。とっとと行け!」
辰路「最初会った時から同じニオイがしました。寂しいお人やって。
幸せな奥方様には、あなたの心の本当の奥には触れられん」
久坂はとうとう誘惑に負けてしまうが、翌朝起きると辰路の姿は消えていた。
長州藩は、雨の中びしょ濡れのまま三田尻に落ち延び、奇兵隊が代わりに警備にあたる。
文に久坂から手紙が来て、寿の次男・粂次郎(くめじろう)を養子に迎えると書いてあった。
久坂の覚悟を知り、文は夫に会いに行く。
文「あなたが辛い時に笑ってるなんて、私は好かんのです」
久坂「頼む、今は一人にしてくれ」
文「嫌がっても仕方ありません。私はあなたの妻なのですから」
久坂「京の女と情を通じた」
文「なんや、そげなことくらい・・・」と言いつつ、久坂の手を振り払う文。
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、原田泰造、優香、長塚京三、檀ふみ、内藤剛志、北大路欣也、
高良健吾、東出昌大、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤 ほか
『八重の桜』で会津側から描かれていたことを、今度は長州側から描いている。
戦争と同様に、同じ事象も、見方によって正義にも悪にもなるということなんだ。
NHK大河ドラマ「八重の桜」(1~9回)
●第23回「夫の告白」あらすじ(ネタバレあり
久坂と桂は身の危険をおかして京に行き、日本国が一致団結して攘夷決行するよう勅命を!と関白に頼む。
久坂は三条にも頼む。
桂「今、会津の動きがおかしい。早まるな」
辰路は、久坂に言い寄りつつも、薩摩藩士・阿久根(だっけ?)に「あんたのためなら地獄へ落ちてもええ」と囁く。
久坂を心配して、入江らも京に来る。「あんたにはオレたち仲間がおる」
文の弟・敏三郎は、自分の描いた図が高杉に認められたため、奇兵隊に入隊すると言う。
「耳が聞こえなくても、目がイイ。何も役に立てぬなら、僕はどうして生きとるんじゃ」というトシに父は許すが、
「母は許しません!!」と珍しく滝が怒って去る。
母「皆様にご迷惑がかかります」
父「高杉様は、トシの耳のことも分かっておる。有り難いことだ」
母「もし、トシまで先に逝ってしまったら・・・あげな知らせを聞くのはもうたくさん」
父「こんなこまい家に閉じ込めるのはトシの幸せかのう」
トシの荷物に、兄の形見であるボタンをお守り代わりに渡す文。「人と人とをつなげるものよ」
下関まで一緒に行く文。母はいきなりトシを木刀で襲い、それをしっかりと受け止めるトシ。「世話ぁない」
母「どうして、皆こげに早う大きくなってしまうんじゃろうねぇ」涙
久坂の働きが認められ「藩士をお供させましょう」と伊之助。
文からの手紙を読む辰路。
辰路「どないな人なん?」
久坂「泥だらけの顔で芋を掘って働くような。周りにいつも人がおる。大家族で育ったから」
トシが下関に着いた時、高杉がやって来て「皆、すぐに支度せい! 京で一大事じゃ!」
長州藩は、薩摩藩・会津藩により門前払いを受ける「八月十八日の政変」。
高杉「奇兵隊の出番じゃ! 薩摩、会津を討つ!」
伊之助「頭を冷やせ。天守様に矢を向けるのと同じ。久坂に腹を斬らせるつもりか?」
伊之助は、藩の政に高杉を加える命を伝える。
高杉「奇兵隊は、お前たちに任せる!」
心配する文に伊之助は「諸藩を説得して連合軍をつくる」と言って、文を帰らせる。
長州藩士・来島は、今後、久坂の行方を決める人物
萩に戻った文「旦那様のそばにおりたい」
一人、どん底の苦しみに喘ぐ久坂。「国をまとめるどころか、オレが長州を潰してしまう」
その頃、辰路は阿久根が一人で江戸に発ったと聞き、ショックを受ける。
「お前の務めは終わったということだ」
辰路はフラフラしているところを捕まり、薩摩のスパイだったと明かされ、
久坂が成敗するよう仲間に言われるが、久坂は人払いし「お前もとっとと失せろ!」
辰路「斬って頂きたかった。江戸へ行く時は一緒にという約束をしていたが騙された。
私は物心ついた時には町から町へ流れ、母亡き後は、食べるためならなんでもした。
ええように使われて捨てられる繰り返し。呪われてますねや。
どうせ変わらぬ身の上なら、この世にもうなんの未練もおへん。どうぞ斬っとくれやす」
久坂「お前、神社のみくじをひいたことがあるか? ついとらん人間は、そげな風に生まれついとるんだ。
つまらん者は斬らぬ。とっとと行け!」
辰路「最初会った時から同じニオイがしました。寂しいお人やって。
幸せな奥方様には、あなたの心の本当の奥には触れられん」
久坂はとうとう誘惑に負けてしまうが、翌朝起きると辰路の姿は消えていた。
長州藩は、雨の中びしょ濡れのまま三田尻に落ち延び、奇兵隊が代わりに警備にあたる。
文に久坂から手紙が来て、寿の次男・粂次郎(くめじろう)を養子に迎えると書いてあった。
久坂の覚悟を知り、文は夫に会いに行く。
文「あなたが辛い時に笑ってるなんて、私は好かんのです」
久坂「頼む、今は一人にしてくれ」
文「嫌がっても仕方ありません。私はあなたの妻なのですから」
久坂「京の女と情を通じた」
文「なんや、そげなことくらい・・・」と言いつつ、久坂の手を振り払う文。