■侮れない!大人の人見知り~「社交不安障害の治療法」@あさイチ
「対人恐怖」と「人嫌い」は違う
付き合いたいとは思うけれども、生活に支障が出るほど症状が出てしまう
専門家:
アメリカでは10%がかかる病気だというデータがある。日本にもそれだけの数がいる可能性がある。
隠そうとするので、周りの人は分からない
不安を隠そうとして、笑顔をムリに作ったり、手をギューっと握り締めていたり、
マスクをしたりする。病院にも行けず、1人で悩んでしまう。
小学校高学年頃からはじまり、中高生が多いが、20~40代でも強い症状の人がいる。
基本的には、「外交的」「内向的」に良い・悪いはない。
原因は?
・過去に失敗したトラウマをひきずっている
・人の表情を見過ぎている
こうした「行動パターン」が悪循環を生んでいる状態
人見知りに悩む女性
目元のけいれん、口元が震える、ひどい時には足も震えてしまう。
本当に劣等感の塊。自分以外の人がすべてスゴイ人に見える。
自分はなんて情けない人間なんだと思う。
今では精神科で抗不安薬などを飲んでいる(投薬治療が一般的
会の代表者:
なかなかしんどさが伝わらない。
家族にすら理解されにくい、というのが非常に辛いところです。
ある女性が「社交不安障害」になったきっかけ
中学2年生の時、本の朗読で、急に声が詰まってしまい、
それを見つめる同級生の視線が気になり、余計に苦しくなってしまった。
それ以来、家族、親しい友人以外とうまく付き合えなくなった。
心の許せる同級生と結婚、出産。
子どもが保育園に行くようになり、ママ友との付き合いが苦痛になった。
一般的な「人見知り」と「社交不安障害」を見分ける簡単なテスト
1~4に当てはまり、日常生活にも支障が出る場合、半年以上長引く場合は
診断方法
MRIに入り、さまざまな表情の顔写真を連続して8分間(途中休憩あり)見て、脳の反応を診る
脳の「扁桃体」部分が、たとえ笑顔の表情にも過剰に反応してしまう
認知行動療法
考え方のクセを具体的に聞き出し、自分のクセを知る→4人に1人は回復する
患者さん:
ずっと使い続けて傷ついたメガネを買い替えたいが、なかなかメガネ屋さんに行けず、5年も経ってしまった。
「かなり傷ついていますね」と言われたら、その人から否定されている感じがしてしまう。
他の人が私を劣っていると思っているのではと思ってしまう。
医師:
モヤモヤしているから、余計不安になってしまう。
言葉にして、こういう風に自分は考えているんだととらえることで
自分でコントロールできるようになっていきます。
ビデオフィードバック
患者さんがメガネ屋さんに行った設定で会話しているところをビデオに撮り、
自分で客観視してみると、意外な気づきが見えてくる。
Q:実際見てどう思ったか?
そんなに気にならない。「こういう人もいるのかな」みたいな。
思い込みには根拠がない、と気づかせ、自信をつけるのが目的。
医師:
「人の視線が怖くて電車に乗れない」という人も、客観的に、冷静に見てみると、
今はみんなスマホなどを見ていて、自分のことなど見ていないことが分かる。
意識を自在に向ける~まずは顔写真で訓練する
“真剣に見つめている顔で”と言われてこの表情w
ゲストの黒沢かずこさんが有働アナと正面で向き合って座り、今どう思うか聞いてみた。
最初は、あまり目を合わせず
「有働さんはテレビでも拝見している方なので大丈夫ですけど、知らない方だったら、ちょっと・・・」
↓
意識を髪型やアクセサリーなどに向けてみる。
黒沢「意外と髪がエアリーなんだなw」
↓
相手に意識を向けている時は、最初よりかは緊張しない。
相手に意識を向ける訓練を繰り返して、意識を自在にコントロールできるようにする。
5年ぶりにメガネ屋さんに行ってみた
患者さん:
いい機会なので聞いてもいいですか?
メガネがこれくらい傷ついている人ってどのくらいいらしゃいます?
あんまりいないとは思うんですけど・・・
メガネ屋さんの女性スタッフ:たくさんいらっしゃいますよ
終えてみて。
患者さん:
自分の中で、今まで“無理だ、無理だ”と思っていたものが
“成功することができた”という意識に塗り替えられていく。
前向きな気持ちに少しずつなっていけるなと思いました。
(“これは実験だから失敗しても大丈夫”という思いもあったそう
会の代表者:
たとえば、「視線恐怖」の方には、飲食店などで席を斜めに座ってあげる配慮も有効。
人が多いところが苦手な方が多いので、空いている時間に待ち合わせをずらしてあげる、人混みを避けることも有効です。
言いがちな「NGワード」
・もうちょっと頑張れたんじゃないの
・甘えだ
・みんなしんどいんだから
会の代表者:
そういう「否定的な発言」をされると、ものすごくプレッシャーになる。
絶対に否定的な発言はしないようにしていただけたらなと思います。
↓
「共感する」「寄り添う」
*
認知行動療法の話も出てきたし、パニ障と通じる部分もあった。
「対人恐怖」がすすむと、ひきこもり、子どもなら不登校にもつながるそう。
私の母は言い放題だけどな。「私はもう治ったけど、あなたはまだなの?」とか
「もうそろそろいいんじゃないの?」等々・・・
「対人恐怖」と「人嫌い」は違う
付き合いたいとは思うけれども、生活に支障が出るほど症状が出てしまう
専門家:
アメリカでは10%がかかる病気だというデータがある。日本にもそれだけの数がいる可能性がある。
隠そうとするので、周りの人は分からない
不安を隠そうとして、笑顔をムリに作ったり、手をギューっと握り締めていたり、
マスクをしたりする。病院にも行けず、1人で悩んでしまう。
小学校高学年頃からはじまり、中高生が多いが、20~40代でも強い症状の人がいる。
基本的には、「外交的」「内向的」に良い・悪いはない。
原因は?
・過去に失敗したトラウマをひきずっている
・人の表情を見過ぎている
こうした「行動パターン」が悪循環を生んでいる状態
人見知りに悩む女性
目元のけいれん、口元が震える、ひどい時には足も震えてしまう。
本当に劣等感の塊。自分以外の人がすべてスゴイ人に見える。
自分はなんて情けない人間なんだと思う。
今では精神科で抗不安薬などを飲んでいる(投薬治療が一般的
会の代表者:
なかなかしんどさが伝わらない。
家族にすら理解されにくい、というのが非常に辛いところです。
ある女性が「社交不安障害」になったきっかけ
中学2年生の時、本の朗読で、急に声が詰まってしまい、
それを見つめる同級生の視線が気になり、余計に苦しくなってしまった。
それ以来、家族、親しい友人以外とうまく付き合えなくなった。
心の許せる同級生と結婚、出産。
子どもが保育園に行くようになり、ママ友との付き合いが苦痛になった。
一般的な「人見知り」と「社交不安障害」を見分ける簡単なテスト
1~4に当てはまり、日常生活にも支障が出る場合、半年以上長引く場合は
診断方法
MRIに入り、さまざまな表情の顔写真を連続して8分間(途中休憩あり)見て、脳の反応を診る
脳の「扁桃体」部分が、たとえ笑顔の表情にも過剰に反応してしまう
認知行動療法
考え方のクセを具体的に聞き出し、自分のクセを知る→4人に1人は回復する
患者さん:
ずっと使い続けて傷ついたメガネを買い替えたいが、なかなかメガネ屋さんに行けず、5年も経ってしまった。
「かなり傷ついていますね」と言われたら、その人から否定されている感じがしてしまう。
他の人が私を劣っていると思っているのではと思ってしまう。
医師:
モヤモヤしているから、余計不安になってしまう。
言葉にして、こういう風に自分は考えているんだととらえることで
自分でコントロールできるようになっていきます。
ビデオフィードバック
患者さんがメガネ屋さんに行った設定で会話しているところをビデオに撮り、
自分で客観視してみると、意外な気づきが見えてくる。
Q:実際見てどう思ったか?
そんなに気にならない。「こういう人もいるのかな」みたいな。
思い込みには根拠がない、と気づかせ、自信をつけるのが目的。
医師:
「人の視線が怖くて電車に乗れない」という人も、客観的に、冷静に見てみると、
今はみんなスマホなどを見ていて、自分のことなど見ていないことが分かる。
意識を自在に向ける~まずは顔写真で訓練する
“真剣に見つめている顔で”と言われてこの表情w
ゲストの黒沢かずこさんが有働アナと正面で向き合って座り、今どう思うか聞いてみた。
最初は、あまり目を合わせず
「有働さんはテレビでも拝見している方なので大丈夫ですけど、知らない方だったら、ちょっと・・・」
↓
意識を髪型やアクセサリーなどに向けてみる。
黒沢「意外と髪がエアリーなんだなw」
↓
相手に意識を向けている時は、最初よりかは緊張しない。
相手に意識を向ける訓練を繰り返して、意識を自在にコントロールできるようにする。
5年ぶりにメガネ屋さんに行ってみた
患者さん:
いい機会なので聞いてもいいですか?
メガネがこれくらい傷ついている人ってどのくらいいらしゃいます?
あんまりいないとは思うんですけど・・・
メガネ屋さんの女性スタッフ:たくさんいらっしゃいますよ
終えてみて。
患者さん:
自分の中で、今まで“無理だ、無理だ”と思っていたものが
“成功することができた”という意識に塗り替えられていく。
前向きな気持ちに少しずつなっていけるなと思いました。
(“これは実験だから失敗しても大丈夫”という思いもあったそう
会の代表者:
たとえば、「視線恐怖」の方には、飲食店などで席を斜めに座ってあげる配慮も有効。
人が多いところが苦手な方が多いので、空いている時間に待ち合わせをずらしてあげる、人混みを避けることも有効です。
言いがちな「NGワード」
・もうちょっと頑張れたんじゃないの
・甘えだ
・みんなしんどいんだから
会の代表者:
そういう「否定的な発言」をされると、ものすごくプレッシャーになる。
絶対に否定的な発言はしないようにしていただけたらなと思います。
↓
「共感する」「寄り添う」
*
認知行動療法の話も出てきたし、パニ障と通じる部分もあった。
「対人恐怖」がすすむと、ひきこもり、子どもなら不登校にもつながるそう。
私の母は言い放題だけどな。「私はもう治ったけど、あなたはまだなの?」とか
「もうそろそろいいんじゃないの?」等々・・・