■大河ファンタジー『精霊の守り人』<シーズン1 全4回>
原作:上橋菜穂子 演出:片岡敬司
出演:
バルサ:綾瀬はるか(少女期:清原果耶、幼少期:横溝菜帆)
チャグム:小林颯
タンダ:東出昌大(少年期:若山耀人)
二ノ妃:木村文乃
シュガ:林遣都
ガカイ:吹越満
モン:神尾佑
ジン:松田悟志
トーヤ:加藤清史郎
サヤ:彩島りあな
一ノ妃:奥村佳恵
サグム:中野魁星
ノウヤ:螢雪次朗
ニナ:石井萌々果
ログサム:中村獅童
ジグロ:吉川晃司
トロガイ:高島礼子
聖導師:平幹二朗
帝:藤原竜也
アニメ『精霊の守り人』(全26話)
全22回一挙にやるのかと思って、5話目の放送をずっと待っていたら、
“2016年3月19日から3か年に渡って3部作・全22回で放送される”てことなのか、なんと壮大な/驚
“シーズン2の出演者発表が2016年4月8日に行われ、同月にクランクイン予定である。”(ウィキ参照
しかも、なぜか第3回だけ、なにかの都合で放送時間がズレたのか録画されていなかった
「探して録画」にしていたと思っていたけど。。。
▼あらすじ(ネタバレ注意
ストーリーは大体アニメと同じだろうけど、一応。
この広大な自然は日本?
CGは改めて映像革新を起こしたなあ。どんなファンタジーも現実のように実写化できるようになって。
はるかちゃんは、あんなにか細く、女性らしい女優さんなのに、アクションもきっちりこなすって頼もしい!
●1話「女用心棒バルサ」
新ヨゴ国のチャグム王子が河に落ち、とっさに助けるはるかちゃんカッコよすぎ。
「バルサ」と名乗った瞬間に鎖で打たれ、王宮に捕われる。
カンバル王国にいたバルサは、ジグロに新ヨゴ国に連れられてゆく。
「お前の王や神はどこにもいない。王や神だと言う者を信じるな」
帝による王子暗殺を知ったバルサは処刑される身と聖導師に言われる。
星を読むシュガとガカイ。シュガはバルサの処刑に疑問を持つ。
二ノ妃は暗殺に気づいていて、バルサに礼を言いたいと聖導師に言い寄る。
バルサは処刑前に牢を出される。湯に浸かるバルサに会う二ノ妃。
2人の美人女優のサービスショット
「チャグムを連れて、ここから逃げてください。神の子に魔物がとりついたのです」
「引き受けたところで私が助かる見込みはない。一生追われる身と分かっていて脅しているだけじゃないか」
「用心棒として雇うのです。この命を捧げてもよい」
母は息子に「必ず生きて、お前の願いを叶えなさい!」
「火を放ち、王子は焼け死んだことにしろ」と言い、王子を連れて抜け道を行くバルサ。
「これからは王子の身を隠さねばならない。母の想いをムダにするな」
下々の暮らしを1つずつ覚えていくチャグム。
シュガは焼け跡から王子の骨がないことを知り、死んだとは思えないと聖導師に告げる。
神話では、大干ばつの時、最初の王が魔物を退治したとある。
聖導師「建国神話を疑うことは死罪だ」
シュガ「水を操る魔物なら、火で死ぬことはないはず」
王子の力を試すため、聖導師が暗殺を仕組くんだ、とシュガに明かし、王子は水の魔物だと認める。
聖導師は二ノ妃が逃亡を図ったことを分知っている。
「ヤクーの呪術師に文を送ったのは私です」と帝に明かす二ノ妃。
「天罰だ」と部下を殺されてしまう。
*
<光扇京(新ヨゴ国の都)>
餅菓子美味しそう!
刺客はバルサが来たら知らせろと宿主に命令するが、ウソをつく。昔バルサに助けられた恩返し。
橋の下に住むトーヤ(加藤清史郎くんだと分からなかった!)のもとに世話になる。
妹サヤが「奴隷狩人」に連れ去られそうになった時にバルサが救ってくれた。
大金をあげて「これでなにか商売をして、サヤを幸せにしてやれ」
旅支度なども2人に買ってもらう。
寝ているチャグムから青い光が出ているのを見る
「帰りたい。。。」
「あんたの体から水の匂いがした。どこかで嗅いだような・・・」
「夏至の祭りで神を見た」と話すトーヤ。
最後に帝が現れ、水を見た時からチャグムの魔力が始まった
<青霧山脈(新ヨゴ国)>
呪術師トロガイが、シュガの汲んだ井戸水に現れる。
「ナユグのことかい? 用があるならここにきな」
森の中。
「襲ってくるならこの辺りだろうね。私の背中から離れるんじゃないよ!」
4人の刺客と互角にわたりあうが、崖から落ちる。
●2話「王子に宿りしもの」
17年前。
荷を運ぶ用心棒としてジグロとともに商人の群れに加わるバルサ。
「自分の居場所を自分で作ってこい。自分の命を守るのにためらうな、一瞬たりともだ!」
(あれ?朝ドラのコでは?
商人の雇い人:
オレがお前の父親なら、絶対に娘にこんな生き方はさせない。
たとえ仕事とはいえ、人を殺すと元に戻れなくなるぞ。
雇い人は、一緒に荷を運んだ盗賊を殺して、荷を自分のものにするのを見てしまったバルサは、
身を守るために雇い人を殺しパニックとなる。
*
大傷を負って意識を取り戻すバルサ。
ジン「オレたちは帝の影だ。お前を斬るのも運命だ」
バルサ「運命? 人殺しは人殺しだ!」
チャグムは水の魔力でバルサを救う。
倒れているバルサを見つけたのは、呪術師タンダ。トロガイの弟子で、先住民ヤクーの血が流れている。
「あさイチ」のゲストにも出たけど、トロガイ役に高島礼子さんをキャスティングした人は勇気あるなあ!
水の民かあいい
シュガがトロガイに会いに来て、第2王子が魔力にとりつかれたと話すが、二ノ妃が文を出してすでに知っている。
「これは精霊の卵を宿して、体を2つに引き裂かれたヤクーの子どもさ」
タンダ:
ヤクーは目に見えないもう1つの世があると信じている。それが「ナユグ」だ。
あの世ではなく、この世と表裏一体に支えあっている、魔物や精霊の棲む世だ。
「ニュンガルイム(水の精霊)」は、100年に一度人間の子どもに産みつける。
その子どもは“精霊の守り人”と言われて大事に守られたんだ。
トロガイを殺そうとした部下は痺れ薬にやられる。
シュガはジンを連れて、ニュンガルイムの話を帝に伝える。
「卵を守らなければ、大干ばつに見舞われます! チャグム王子をお守りください」
「初代ナナイ大聖導師は、地下に影の神話を隠した。シュガ、読み解いてみよ」と命ずる聖導師。
古代文字を見つけたが、シュガは地下に閉じ込められてしまう(舞台セットみたい
<ヤシロ村(ヤクーの村)>
ニナのおじいちゃんノウヤに会いに行き、ヤクーの伝説ニュンガルイムのことを教えてほしいと頼む。
ノウヤの祖母は語り部で、それを継いだニナは知っているという。
ニュンガルイムは雲を作る水の精霊。100年に1度人間に卵を産むと死ぬ。
そこに卵食いの「ナルンガ」がやってきて、おじいちゃん、お父さん、兄も真っ二つに引き裂かれて死に、卵を食べられた、と聞き、
恐怖のあまり逃げるチャグム。
「私は神の子だと教えられた。化け物に殺されるのか!?」
バルサはチャグムに剣を教える。それはジグロと自分の姿を重ね合わせたものだった。
「お前が生まれてきたのは、いま、ここで生きるためだ
生きてることを恐れるな。それが一番恐ろしい魔物だ
なにがあっても生きろ。なにがあっても私がお前を必ず守る。さあ、立て。立って戦え」
牢に入れられていた二ノ妃に帝の許しが出た。
「チャグムのいなくなった王宮はただの無です」
ガカイはシュガに「そこで読み解いたことを教えた分だけ食事をやろう」と条件を出す。
シュガ「ここに書いてあるのは、暗闇だ。それを知る覚悟はあるのか?」
ヤクーの村に刺客を送り、チャグムがいたら「清めろ」と聖導師に命じる帝。
「バルサの恋人だから会いたい」と訪ねてくる刺客ジン。
チャグム「バルサはなぜあんなに強いの?」
タンダ「「バルサは強いんじゃない。弱いのが嫌いなんだよ」
バルサとジグロが槍の鍛錬をしていた時にタンダと知り合った。
トロガイが会いに来る。
「ナルンガは土の精霊だから、冬は冬眠する。もっと山奥に行ったほうがいい」
ジンが来て、戦っているところにナルンガが襲って来るが目に見えない。
●3話「冬ごもりの誓い」
刺客であるジンも助け、3人はより山奥に入る。
トロガイ「チャグムが卵を産むまで狙われる。いつ産まれるか分からない。
ナユグのほうがあんたを選んだんだ。あんたのせいじゃない」
やっと王宮を追い出された理由を知るチャグム。
トロガイはタンダを連れて去り、穴倉に2人きりになる。
バルサ「穴にいれば、世の中のイヤなことは忘れられる」
ジンは魔物のことを帝に報告する。
「チャグムを清めねばならぬ」
聖導師「干ばつからこの町を救うなら、チャグムこそ真の王子」
母「帝より神に近いと?!」
「チャグムを王宮に戻してほしい」と聖導師に頼む母。
チャグムは、ニュンガルイムの幻を見て脅える。
バルサ:
あんたの気持ちはよく分かる。私も“どうして、どうして”とばかり思っていた
私はほんとうに弱かった。強く変えてくれた人がいたんだ
6歳の私を連れて国を捨てた男だ
父は医術師で、王の弟ログサムは、王を毒殺するよう父に命じた
母は前年亡くなり、父は娘を殺すと脅された
娘を守るために親友ジグロに頼むしかなかった
自分の地位、家族、国も捨てることだったが、友の思いを受け入れた
一生、カンバルに戻れなくなり、命を狙われる身となった
だからジグロから武術を学ぶことにした。カンバル王を倒すためにだ
ジグロは、私と旅をしながら戦いつづけた。ログサムはジグロと同じ王の武人を放ったからね。
私を守るために仲間を殺すしかなかった
15年の間に8人の仲間を殺した。そして、その力が尽きるように死んだよ
「私が父さんの罪を負って、その分、人を助けるから安心して眠って」
「人を助けるのは殺すより難しい。お前の成長が嬉しかった。幸せだった」
バルサ:
誰かを助ければ、別の誰かを傷つけることにもなる。新たな争いを生むこともなるからね
もう戻れない。そう生きるしかなくなってしまったんだ
チャグム:
私に武術を教えてくれ。私はまだ何が敵なのかも分からない
母のためにも生きたい。そのためにバルサといっしょに戦いたいのだ
皇太子サグムが謎の高熱を出す。
「水だ! 水がもとだ!」と王宮から水を除くよう命じる帝。
「チャグムを王宮に連れ戻せ。どちらかを残すより他はない」
シュガ:
実は、初代トルガル帝は弱かったため、初代聖導師ナガイが王を操っていた。
だから正しく魔物を見極めることができたんです。
タンダは戻るが何も分からなかった。チャグムがすっかり精悍になっていて驚く。
チャグム:
私がバルサやタンダに会えたのは精霊のおかげだ。
だから卵を守って、ナルンガにも負けたくない。
それからバルサとタンダには幸せになってもらいたい。
バルサ:
私はジグロの幸せを願ったことなんてなかった
ジグロの人生を自分のモノのように使っているだけだった
タンダ「ジグロはそれで幸せだったと思うよ」
バルサ「私には幸せがなにかも分からない。自分がどうしたいのかも」
タンダ「一緒に暮らさないか? もしチャグムを無事助けられたら、3人で暮らさないか?」
トロガイ「卵の意志を感じて、お前の行きたいと思う所を指さしてごらん。
卵が還りたいと思う場所に、自分で行ってごらん!」
素晴らしい森と草原! 地球にまだこんなに素晴らしい場所が残っているんだねえ!
シュガ「チャングムは青池に向かうはずです。ナルンガに襲われる前に急いでください!」
帝はまたジンに命じる。
「チャグムを消せば、皇太子の命は助かる」
青池にたどり着く。花の蜜をムシャムシャ食べはじめるチャグム。
バルサ「あの花。初めてチャグムの体が光った時、あの花の匂いを嗅いだ気がしたんだ」
王宮の猟犬が集まるが、モンは聖導師の命令で救いに来たという。
ニュンガルイムが来て、樹にのぼって助かるが、チャグムが跳んで消える。
●4話「決戦のとき」
バルサ「もし卵を産んだら、私たちのところへ戻ってくるのか?」
タンダ「今のチャグムを守れるのはお前しかいない」
バルサ「私がチャグムの手を離さなければ・・・」
タンダ:
そうだ火だ! 火は水に弱く、水は土に弱く、土は火に弱い。そんなの呪術の基本じゃないか!
夏至の祭りにもあっただろ? 松明にはそんな意味が残ってたんだ(なんで、水は土に弱いの???
蟲師みたいになったね
トロガイは聖導師にわざと捕われ、シュガに会いに来た。
「古い記録でしか分からない。ヤクーは文字を持たない先住民だからねえ」
シュガ「花の蜜が卵を成長させ、“サアナン(水源の意味)”の地にたどり着くと書いてある」
トロガイ「サアナン! この世にその地にたどり着いた者はいない。
それは巨大な樹の中にあるという。この世とナユグの結び目だと言われている」
おお、巨木!
シュガ:
退治法は書いてない。ナルンガは退治されていなかったんだ。
卵はヤクーの呪術師が救い、海に入り、雲をつくって、雨を降らせた。
その手柄をとったのが王だった。
バルサもサアナンに着く。
口から卵を吐くんかい
そこにナルンガも現れる。
タンダが火をもって現れるが、ジンも来る。
星読みの水は地下水とつながっていて、魂を飛ばすトロガイ。
「ナージに卵を投げ上げるんだよ!
(ナイスキャッチ!
炎の槍を刺すと、ナルンガは円谷さんの怪獣のごとくもだえ苦しみ、木と化した。
いちいち絵になるはるかちゃんの動きと表情!
(あの鳥はどこへ行くんだろ・・・
ジン「ためらうな!」
バルサ「わざと負ける者を斬る気はない」
ジン「腕を切ったのはナルンガから助けるためだったか
敵に助けられた日からオレはもう狩人ではない。仮は返す。王子と逃げろ」
バルサ「あんたは王宮に一生に追われるぞ」
ジン「帝にこの首を差し出すまで」
皇太子は亡くなる。
シュガ「この国を救ったのは、聖導師でした。この国が終わることを予言していた」
聖導師は、代々引き継いだ秘め事として知っていた。
聖導師:
今の帝にはこの国を救えまい。そのためにチャグム王子には生きてもらわねばならなかった。
シュガよ、新たな帝の聖導師となるのだ。
帝は血迷ったか「チャグムの代わりをそなたが産むのだ」と二ノ妃を強引に襲う(なんとっ!
チャグム「私はバルサのように強くなりたい。弟子になる!」
すごい男前な座り方!
バルサ「まだ王宮に見つからないほうがいいだろうからねえ。異国がいいかもしれないね」
王宮の兵が通る。トロガイが先頭。チャグムを王宮に迎え入れに来た。
部下「これは英雄譚として伝えられるでしょう」
チャグム「私はバルサといたい。王宮に戻りたくない!」
バルサ「それなら私がここでひと暴れしてやろうか。お前の望むままだ」
チャグム:
分かったよ。自分から逃げるなってバルサは言うんだろ?
皇太子になって、いつかバルサをカンバル王国に帰れるようにする。そのために王宮に戻る
バルサ:
誰かのために生きるなんて愚かなことはよせ
誰かのために生きるなら、顔も知らない者のために生きろ
お前ならきっとそれができる
チャグム「ありがとう」
バルサ「礼など必要ない。私は金で雇われただけだ」
トロガイ「あの子は本気でひと暴れするつもりだったのかもしれない
自分のためにはついぞ何かをしたことのない子だよ」
*
父母と再会したチャグム。
「父上のおかげで、この世から魔物が消え去り、この命も救われました。
魔物退治はジンの手柄です。心より感謝申し上げます」
まだ雨は降らない。
タンダ「今年の夏至祭りには、カンバル王が来るらしいぞ」
バルサ「ヨタの商人に雇われた。新ヨゴ国には戻らない。それじゃあタンダ。達者でな」
夏至の祭り中に雨が降り、帝のおかげだと民は歓声を上げて喜ぶ。
タンダ「見ているかバルサ。この国を守ったのは、誰が何と言おうと、お前だ」
バルサも祭りにいる! それを見つけるジン?とチャグム。
バルサがログサムに武器を投げ、ジンがバルサに剣を投げて終わり。・・・ええっ!?
これで、来年の正月まで待つのは辛いでしょう!
きっと、すっかりストーリーも感動も、きれいサッパリ忘れてる。『ロード・オブ・ザ・リング』みたいに
まあ、バルサが死んでないのはひと安心。
それに、あのままじゃ他国にも行けないから、またタンダに会うこともあるかも!?
【記者会見】
「成長して、少し大人になったバルサを演じられたらいいなと」
原作:上橋菜穂子 演出:片岡敬司
出演:
バルサ:綾瀬はるか(少女期:清原果耶、幼少期:横溝菜帆)
チャグム:小林颯
タンダ:東出昌大(少年期:若山耀人)
二ノ妃:木村文乃
シュガ:林遣都
ガカイ:吹越満
モン:神尾佑
ジン:松田悟志
トーヤ:加藤清史郎
サヤ:彩島りあな
一ノ妃:奥村佳恵
サグム:中野魁星
ノウヤ:螢雪次朗
ニナ:石井萌々果
ログサム:中村獅童
ジグロ:吉川晃司
トロガイ:高島礼子
聖導師:平幹二朗
帝:藤原竜也
アニメ『精霊の守り人』(全26話)
全22回一挙にやるのかと思って、5話目の放送をずっと待っていたら、
“2016年3月19日から3か年に渡って3部作・全22回で放送される”てことなのか、なんと壮大な/驚
“シーズン2の出演者発表が2016年4月8日に行われ、同月にクランクイン予定である。”(ウィキ参照
しかも、なぜか第3回だけ、なにかの都合で放送時間がズレたのか録画されていなかった
「探して録画」にしていたと思っていたけど。。。
▼あらすじ(ネタバレ注意
ストーリーは大体アニメと同じだろうけど、一応。
この広大な自然は日本?
CGは改めて映像革新を起こしたなあ。どんなファンタジーも現実のように実写化できるようになって。
はるかちゃんは、あんなにか細く、女性らしい女優さんなのに、アクションもきっちりこなすって頼もしい!
●1話「女用心棒バルサ」
新ヨゴ国のチャグム王子が河に落ち、とっさに助けるはるかちゃんカッコよすぎ。
「バルサ」と名乗った瞬間に鎖で打たれ、王宮に捕われる。
カンバル王国にいたバルサは、ジグロに新ヨゴ国に連れられてゆく。
「お前の王や神はどこにもいない。王や神だと言う者を信じるな」
帝による王子暗殺を知ったバルサは処刑される身と聖導師に言われる。
星を読むシュガとガカイ。シュガはバルサの処刑に疑問を持つ。
二ノ妃は暗殺に気づいていて、バルサに礼を言いたいと聖導師に言い寄る。
バルサは処刑前に牢を出される。湯に浸かるバルサに会う二ノ妃。
2人の美人女優のサービスショット
「チャグムを連れて、ここから逃げてください。神の子に魔物がとりついたのです」
「引き受けたところで私が助かる見込みはない。一生追われる身と分かっていて脅しているだけじゃないか」
「用心棒として雇うのです。この命を捧げてもよい」
母は息子に「必ず生きて、お前の願いを叶えなさい!」
「火を放ち、王子は焼け死んだことにしろ」と言い、王子を連れて抜け道を行くバルサ。
「これからは王子の身を隠さねばならない。母の想いをムダにするな」
下々の暮らしを1つずつ覚えていくチャグム。
シュガは焼け跡から王子の骨がないことを知り、死んだとは思えないと聖導師に告げる。
神話では、大干ばつの時、最初の王が魔物を退治したとある。
聖導師「建国神話を疑うことは死罪だ」
シュガ「水を操る魔物なら、火で死ぬことはないはず」
王子の力を試すため、聖導師が暗殺を仕組くんだ、とシュガに明かし、王子は水の魔物だと認める。
聖導師は二ノ妃が逃亡を図ったことを分知っている。
「ヤクーの呪術師に文を送ったのは私です」と帝に明かす二ノ妃。
「天罰だ」と部下を殺されてしまう。
*
<光扇京(新ヨゴ国の都)>
餅菓子美味しそう!
刺客はバルサが来たら知らせろと宿主に命令するが、ウソをつく。昔バルサに助けられた恩返し。
橋の下に住むトーヤ(加藤清史郎くんだと分からなかった!)のもとに世話になる。
妹サヤが「奴隷狩人」に連れ去られそうになった時にバルサが救ってくれた。
大金をあげて「これでなにか商売をして、サヤを幸せにしてやれ」
旅支度なども2人に買ってもらう。
寝ているチャグムから青い光が出ているのを見る
「帰りたい。。。」
「あんたの体から水の匂いがした。どこかで嗅いだような・・・」
「夏至の祭りで神を見た」と話すトーヤ。
最後に帝が現れ、水を見た時からチャグムの魔力が始まった
<青霧山脈(新ヨゴ国)>
呪術師トロガイが、シュガの汲んだ井戸水に現れる。
「ナユグのことかい? 用があるならここにきな」
森の中。
「襲ってくるならこの辺りだろうね。私の背中から離れるんじゃないよ!」
4人の刺客と互角にわたりあうが、崖から落ちる。
●2話「王子に宿りしもの」
17年前。
荷を運ぶ用心棒としてジグロとともに商人の群れに加わるバルサ。
「自分の居場所を自分で作ってこい。自分の命を守るのにためらうな、一瞬たりともだ!」
(あれ?朝ドラのコでは?
商人の雇い人:
オレがお前の父親なら、絶対に娘にこんな生き方はさせない。
たとえ仕事とはいえ、人を殺すと元に戻れなくなるぞ。
雇い人は、一緒に荷を運んだ盗賊を殺して、荷を自分のものにするのを見てしまったバルサは、
身を守るために雇い人を殺しパニックとなる。
*
大傷を負って意識を取り戻すバルサ。
ジン「オレたちは帝の影だ。お前を斬るのも運命だ」
バルサ「運命? 人殺しは人殺しだ!」
チャグムは水の魔力でバルサを救う。
倒れているバルサを見つけたのは、呪術師タンダ。トロガイの弟子で、先住民ヤクーの血が流れている。
「あさイチ」のゲストにも出たけど、トロガイ役に高島礼子さんをキャスティングした人は勇気あるなあ!
水の民かあいい
シュガがトロガイに会いに来て、第2王子が魔力にとりつかれたと話すが、二ノ妃が文を出してすでに知っている。
「これは精霊の卵を宿して、体を2つに引き裂かれたヤクーの子どもさ」
タンダ:
ヤクーは目に見えないもう1つの世があると信じている。それが「ナユグ」だ。
あの世ではなく、この世と表裏一体に支えあっている、魔物や精霊の棲む世だ。
「ニュンガルイム(水の精霊)」は、100年に一度人間の子どもに産みつける。
その子どもは“精霊の守り人”と言われて大事に守られたんだ。
トロガイを殺そうとした部下は痺れ薬にやられる。
シュガはジンを連れて、ニュンガルイムの話を帝に伝える。
「卵を守らなければ、大干ばつに見舞われます! チャグム王子をお守りください」
「初代ナナイ大聖導師は、地下に影の神話を隠した。シュガ、読み解いてみよ」と命ずる聖導師。
古代文字を見つけたが、シュガは地下に閉じ込められてしまう(舞台セットみたい
<ヤシロ村(ヤクーの村)>
ニナのおじいちゃんノウヤに会いに行き、ヤクーの伝説ニュンガルイムのことを教えてほしいと頼む。
ノウヤの祖母は語り部で、それを継いだニナは知っているという。
ニュンガルイムは雲を作る水の精霊。100年に1度人間に卵を産むと死ぬ。
そこに卵食いの「ナルンガ」がやってきて、おじいちゃん、お父さん、兄も真っ二つに引き裂かれて死に、卵を食べられた、と聞き、
恐怖のあまり逃げるチャグム。
「私は神の子だと教えられた。化け物に殺されるのか!?」
バルサはチャグムに剣を教える。それはジグロと自分の姿を重ね合わせたものだった。
「お前が生まれてきたのは、いま、ここで生きるためだ
生きてることを恐れるな。それが一番恐ろしい魔物だ
なにがあっても生きろ。なにがあっても私がお前を必ず守る。さあ、立て。立って戦え」
牢に入れられていた二ノ妃に帝の許しが出た。
「チャグムのいなくなった王宮はただの無です」
ガカイはシュガに「そこで読み解いたことを教えた分だけ食事をやろう」と条件を出す。
シュガ「ここに書いてあるのは、暗闇だ。それを知る覚悟はあるのか?」
ヤクーの村に刺客を送り、チャグムがいたら「清めろ」と聖導師に命じる帝。
「バルサの恋人だから会いたい」と訪ねてくる刺客ジン。
チャグム「バルサはなぜあんなに強いの?」
タンダ「「バルサは強いんじゃない。弱いのが嫌いなんだよ」
バルサとジグロが槍の鍛錬をしていた時にタンダと知り合った。
トロガイが会いに来る。
「ナルンガは土の精霊だから、冬は冬眠する。もっと山奥に行ったほうがいい」
ジンが来て、戦っているところにナルンガが襲って来るが目に見えない。
●3話「冬ごもりの誓い」
刺客であるジンも助け、3人はより山奥に入る。
トロガイ「チャグムが卵を産むまで狙われる。いつ産まれるか分からない。
ナユグのほうがあんたを選んだんだ。あんたのせいじゃない」
やっと王宮を追い出された理由を知るチャグム。
トロガイはタンダを連れて去り、穴倉に2人きりになる。
バルサ「穴にいれば、世の中のイヤなことは忘れられる」
ジンは魔物のことを帝に報告する。
「チャグムを清めねばならぬ」
聖導師「干ばつからこの町を救うなら、チャグムこそ真の王子」
母「帝より神に近いと?!」
「チャグムを王宮に戻してほしい」と聖導師に頼む母。
チャグムは、ニュンガルイムの幻を見て脅える。
バルサ:
あんたの気持ちはよく分かる。私も“どうして、どうして”とばかり思っていた
私はほんとうに弱かった。強く変えてくれた人がいたんだ
6歳の私を連れて国を捨てた男だ
父は医術師で、王の弟ログサムは、王を毒殺するよう父に命じた
母は前年亡くなり、父は娘を殺すと脅された
娘を守るために親友ジグロに頼むしかなかった
自分の地位、家族、国も捨てることだったが、友の思いを受け入れた
一生、カンバルに戻れなくなり、命を狙われる身となった
だからジグロから武術を学ぶことにした。カンバル王を倒すためにだ
ジグロは、私と旅をしながら戦いつづけた。ログサムはジグロと同じ王の武人を放ったからね。
私を守るために仲間を殺すしかなかった
15年の間に8人の仲間を殺した。そして、その力が尽きるように死んだよ
「私が父さんの罪を負って、その分、人を助けるから安心して眠って」
「人を助けるのは殺すより難しい。お前の成長が嬉しかった。幸せだった」
バルサ:
誰かを助ければ、別の誰かを傷つけることにもなる。新たな争いを生むこともなるからね
もう戻れない。そう生きるしかなくなってしまったんだ
チャグム:
私に武術を教えてくれ。私はまだ何が敵なのかも分からない
母のためにも生きたい。そのためにバルサといっしょに戦いたいのだ
皇太子サグムが謎の高熱を出す。
「水だ! 水がもとだ!」と王宮から水を除くよう命じる帝。
「チャグムを王宮に連れ戻せ。どちらかを残すより他はない」
シュガ:
実は、初代トルガル帝は弱かったため、初代聖導師ナガイが王を操っていた。
だから正しく魔物を見極めることができたんです。
タンダは戻るが何も分からなかった。チャグムがすっかり精悍になっていて驚く。
チャグム:
私がバルサやタンダに会えたのは精霊のおかげだ。
だから卵を守って、ナルンガにも負けたくない。
それからバルサとタンダには幸せになってもらいたい。
バルサ:
私はジグロの幸せを願ったことなんてなかった
ジグロの人生を自分のモノのように使っているだけだった
タンダ「ジグロはそれで幸せだったと思うよ」
バルサ「私には幸せがなにかも分からない。自分がどうしたいのかも」
タンダ「一緒に暮らさないか? もしチャグムを無事助けられたら、3人で暮らさないか?」
トロガイ「卵の意志を感じて、お前の行きたいと思う所を指さしてごらん。
卵が還りたいと思う場所に、自分で行ってごらん!」
素晴らしい森と草原! 地球にまだこんなに素晴らしい場所が残っているんだねえ!
シュガ「チャングムは青池に向かうはずです。ナルンガに襲われる前に急いでください!」
帝はまたジンに命じる。
「チャグムを消せば、皇太子の命は助かる」
青池にたどり着く。花の蜜をムシャムシャ食べはじめるチャグム。
バルサ「あの花。初めてチャグムの体が光った時、あの花の匂いを嗅いだ気がしたんだ」
王宮の猟犬が集まるが、モンは聖導師の命令で救いに来たという。
ニュンガルイムが来て、樹にのぼって助かるが、チャグムが跳んで消える。
●4話「決戦のとき」
バルサ「もし卵を産んだら、私たちのところへ戻ってくるのか?」
タンダ「今のチャグムを守れるのはお前しかいない」
バルサ「私がチャグムの手を離さなければ・・・」
タンダ:
そうだ火だ! 火は水に弱く、水は土に弱く、土は火に弱い。そんなの呪術の基本じゃないか!
夏至の祭りにもあっただろ? 松明にはそんな意味が残ってたんだ(なんで、水は土に弱いの???
蟲師みたいになったね
トロガイは聖導師にわざと捕われ、シュガに会いに来た。
「古い記録でしか分からない。ヤクーは文字を持たない先住民だからねえ」
シュガ「花の蜜が卵を成長させ、“サアナン(水源の意味)”の地にたどり着くと書いてある」
トロガイ「サアナン! この世にその地にたどり着いた者はいない。
それは巨大な樹の中にあるという。この世とナユグの結び目だと言われている」
おお、巨木!
シュガ:
退治法は書いてない。ナルンガは退治されていなかったんだ。
卵はヤクーの呪術師が救い、海に入り、雲をつくって、雨を降らせた。
その手柄をとったのが王だった。
バルサもサアナンに着く。
口から卵を吐くんかい
そこにナルンガも現れる。
タンダが火をもって現れるが、ジンも来る。
星読みの水は地下水とつながっていて、魂を飛ばすトロガイ。
「ナージに卵を投げ上げるんだよ!
(ナイスキャッチ!
炎の槍を刺すと、ナルンガは円谷さんの怪獣のごとくもだえ苦しみ、木と化した。
いちいち絵になるはるかちゃんの動きと表情!
(あの鳥はどこへ行くんだろ・・・
ジン「ためらうな!」
バルサ「わざと負ける者を斬る気はない」
ジン「腕を切ったのはナルンガから助けるためだったか
敵に助けられた日からオレはもう狩人ではない。仮は返す。王子と逃げろ」
バルサ「あんたは王宮に一生に追われるぞ」
ジン「帝にこの首を差し出すまで」
皇太子は亡くなる。
シュガ「この国を救ったのは、聖導師でした。この国が終わることを予言していた」
聖導師は、代々引き継いだ秘め事として知っていた。
聖導師:
今の帝にはこの国を救えまい。そのためにチャグム王子には生きてもらわねばならなかった。
シュガよ、新たな帝の聖導師となるのだ。
帝は血迷ったか「チャグムの代わりをそなたが産むのだ」と二ノ妃を強引に襲う(なんとっ!
チャグム「私はバルサのように強くなりたい。弟子になる!」
すごい男前な座り方!
バルサ「まだ王宮に見つからないほうがいいだろうからねえ。異国がいいかもしれないね」
王宮の兵が通る。トロガイが先頭。チャグムを王宮に迎え入れに来た。
部下「これは英雄譚として伝えられるでしょう」
チャグム「私はバルサといたい。王宮に戻りたくない!」
バルサ「それなら私がここでひと暴れしてやろうか。お前の望むままだ」
チャグム:
分かったよ。自分から逃げるなってバルサは言うんだろ?
皇太子になって、いつかバルサをカンバル王国に帰れるようにする。そのために王宮に戻る
バルサ:
誰かのために生きるなんて愚かなことはよせ
誰かのために生きるなら、顔も知らない者のために生きろ
お前ならきっとそれができる
チャグム「ありがとう」
バルサ「礼など必要ない。私は金で雇われただけだ」
トロガイ「あの子は本気でひと暴れするつもりだったのかもしれない
自分のためにはついぞ何かをしたことのない子だよ」
*
父母と再会したチャグム。
「父上のおかげで、この世から魔物が消え去り、この命も救われました。
魔物退治はジンの手柄です。心より感謝申し上げます」
まだ雨は降らない。
タンダ「今年の夏至祭りには、カンバル王が来るらしいぞ」
バルサ「ヨタの商人に雇われた。新ヨゴ国には戻らない。それじゃあタンダ。達者でな」
夏至の祭り中に雨が降り、帝のおかげだと民は歓声を上げて喜ぶ。
タンダ「見ているかバルサ。この国を守ったのは、誰が何と言おうと、お前だ」
バルサも祭りにいる! それを見つけるジン?とチャグム。
バルサがログサムに武器を投げ、ジンがバルサに剣を投げて終わり。・・・ええっ!?
これで、来年の正月まで待つのは辛いでしょう!
きっと、すっかりストーリーも感動も、きれいサッパリ忘れてる。『ロード・オブ・ザ・リング』みたいに
まあ、バルサが死んでないのはひと安心。
それに、あのままじゃ他国にも行けないから、またタンダに会うこともあるかも!?
【記者会見】
「成長して、少し大人になったバルサを演じられたらいいなと」