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『さよなら妖精 AUDREY HEPBURN』(KKベストセラーズ)

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■『さよなら妖精 AUDREY HEPBURN』(KKベストセラーズ)
原題:AUDREY HEPBURN Good-bye, Fairy
橋本治、清藤秀人/著 初版1993年

※2001.5~のノートよりメモを抜粋しました。
「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。


▼あらすじ(ネタバレ注意
たくさんの写真(映画の1シーン)、それにまつわるちょっとしたエピソードを綴ったオシャレな1冊。
オードリーが亡くなった年のトリビュートとして出版されたらしい。

永遠の妖精は、初めて見た時から私たちの心の中にいつまでも生き続けている。
たしか、1978年頃の雑誌『スクリーン』かなにかで見たプロマイド的な写真1枚が私のきっかけ。



非の打ちどころのない、まさに吸い寄せられる可憐な美しさ。

その造形美、神秘性、この世の者とは思えない姿に、子どもながらに目が離せなくなったことを今でも覚えている。
この世にこんなに美しい人間がいるものだろうかと。
その後、しばらく経ってから、その女性がヘップバーンという女優だと知った。

何遍観ても飽きないクラシックフィルム、今観ても新鮮で、
動く妖精を見ているだけで、時間を忘れるほど。

ジバンシーのファッション、メル・ファラーとの結婚、流産、出産、離婚、
オスカー像を置き忘れた事件、晩年はユニセフのボランティア活動に熱心で、
ラストの出演作品は『ALWAYS』の天使役ではなかったか?

まさにオードリーは、そのまま地に舞い降りた天使だったんだ。

『オールウェイズ』(1989)



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