本三はいつ来ても異様に懐かしい! 駅前の店とかほとんど変わってないし。
ランチは軽めに・・・て思って歩いてたけど、ちょうど昼時だし、手ごろな店が見つからないまま
学生がたむろすがっつり系に入ってしまって、なぜか親子丼を注文
ゴハン少なめにしたけど、やはり食べきれず。無念。
東大の赤門から入って、地図を見てたら守衛さんが親切に方向を教えてくれた/感謝
以前ここの博物館に来たのって、もう3年前かぁ→here
今回はエネルギー、資源について考える展示会。
(見ながらメモをとっていたから、もし誤りがあったらごめんなさい
■宇宙資源@東京大学総合研究博物館本館
佐渡、別子鉱山など、日本ではとても質の良い鉱物がとれた。
大勢が作業している古い絵や、蟻の巣みたいに掘られた中の様子がわかる地図の絵などが展示されてた。
●ナウル共和国
リン鉱石の採掘で世界一金持ちの国。所得税もなく、医療費、光熱費、教育費もタダ。
家事はすべて政府が雇った外国人任せ。高級車を何台も持って、パンクしたら買い替えてた島民たち。
でも、リン鉱石が枯渇して、一気に世界一貧乏な国に転落。
すべて輸入に頼っていて、働く意欲をなくした人々に未来はあるのか?
肥満と糖尿病が蔓延し、今では再採掘による他の資源の発掘をしている。
町はかつての栄光が廃墟だらけになり、生活はすっかり30年前のまま。
こうなることは40年以上も前から繰り返し指摘されていた。
ナウルは地球の未来の姿なのだろうか?
●猛スピードで資源を消費している人類
地球誕生から46億年の歴史において、人類が誕生したはついこの間のこと。
しかし、数億年かけて地球が蓄積した資源を、人類は数百年で消費してしまう勢いだ。
資源を求めることが戦争発生の大きな要因の一つにもなっている
●拡大する資源採掘
世界には地下4kmまで掘り尽くして資源を採掘しているところもある。
山手線と同じ面積を採掘している場所もある。
採掘される鉱石が日本を中心に展示してあって、秋田県が多いんだね/驚
資源は各所に偏って存在している。地球が誕生してから地下の陸地の移動に関係してるとか?
たとえば、「白金族」は、南アフリカに9割ある。
固まって存在してるがゆえに採掘しやすいという利点がある。
金属単体を取り出すには大きなエネルギーがいる上、環境にダメージを与える副産物を排出する。
鉄鋼生産に必要な一次エネルギーは、1年あたり100万kw。これは原発数百個分に相当する!
「石油」は、海底にたまった有機物という定説がゆらいでいる。
明治〜昭和初期に開発された国内油田の原油が展示されていて、それを調べることでこの謎解明の研究に役立てている。
●著しい人口増加
爆発的な人口の増加は、資源をより必要とし、地球が支えられる範囲を超えているのではないかと危惧されている。
肉1kg生産するためには、7kgの穀物や肥料が必要
今の文明は、いつか枯渇する資源に依存している人類の活動を通じて汚染物質を排出することは避けられない。
発展途上国の少子化の傾向がもっと広がれば、人口爆発は止まるという予想もある。
では、太古の暮らしに戻れば解決するかと言えば、そう単純でもない。
太古の生活様式で地球が支えられる人口は1億人程度と言われていて、
70億人いる現状ではもう後戻りもできない。
イースター島がいい例だという。かつて進化した文明を持ちながら、
島という限られた空間の中で資源を使い果たし、
生活を原始に戻したが、モアイ像を残して、島民の姿は消えた。
●ロシアのチェリャビンスク
2013年2月。直径12mほどの隕石が落下し、市街地で約5000棟が被害にあい、負傷者が1500人ほど出る災害となった。
空の真上に隕石が落下していく映像を車載カメラなどがとらえた動画が流されていて、あんまり近くて目を奪われた。
●隕石は9割がすでに鉄
鉄のもとは酸化鉄。そこから鉄をつくるには大きなエネルギーがいるが、
隕石(小惑星)には、そのまま使えるという利点がある。
宇宙開発も宇宙資源を使って進めれば効率的だし、
たとえば分割して地球に持って帰れたら、これまで人類が消費した総量が1つの隕石からとれる計算になるという。
宇宙資源は地球の諸問題を一気に解決するか?
往還コストがかかって現状では割が合わないという問題がある。
万一、衝突などが起こってはもともこもない。1kmの天体で山手線内が蒸発してしまうという
小惑星は宇宙のものであって、勝手に使うのは許されないという倫理的問題もある。「プラネタリープロテクション」
(わたしもそう思うな。地球人はこのままだと宇宙も搾り取って、ゴミ屋敷にしかねないんだ
原材料物質はコンドライト(隕石)
●小惑星探査機はやぶさ
正面、入口のカーテンにも映像を投影して、数分の動画を流してた。何度見ても泣ける話だね。
これまで人類は、100機もの無人探査機を打ち上げた。
それまでは望遠鏡で見て、計算で考えるしかなかったことも、
いまでは直接映像を見て、惑星の上を探査機がくまなく調査して分かることが増えた。
タイタンが地球に近い条件であること、化石燃料のもとになる炭化水素は太陽系にあふれてるということなどなど。
探査、採掘法の改良により、経済的に見合わなかった場所からも生産が可能になった。
●将来につながる資源の研究
金属資源は、耐用年数が100年以下。その他の資源、エネルギーに関する研究も進められている。
・バイオ電池
・工業廃液も環境浄化して発電できるが、高価な白金が必要。
・核融合研究:少ない燃料で莫大なエネルギーが得られる。
・サンゴなどは、陸地の材料を作る生き物。
・車も適正にスクラップして分別すれば再利用可能。
・ケモスタット
・チムニー
・レアメタル
・レアアース泥
・ハイテン高強度鋼板
●ナショナルジオグラフィック
やっと最後に座るスペースがあって、クラシックが流れていて、
地球、宇宙の写真が次々と映し出されていく。
広大な砂漠、縞模様の地層がハッキリ分かる巨大な岩場、
深海底、雪山など、日本にいると普段思い出さないけど、
地球にはまだまだこんなにドカーーーーーンとした美しい造形があるってことに改めて驚く。
展示室の一番奥には、見に来たお客さんたちが感想メモを書いてピンでとめる壁があって、私も書いてきた
子どもたちも見に来ていて「楽しかった」「宇宙サイコー!」とかが多くて、
地球の資源が猛スピードで失われているって事実が通じたのか不安になってしまった
ランチは軽めに・・・て思って歩いてたけど、ちょうど昼時だし、手ごろな店が見つからないまま
学生がたむろすがっつり系に入ってしまって、なぜか親子丼を注文
ゴハン少なめにしたけど、やはり食べきれず。無念。
東大の赤門から入って、地図を見てたら守衛さんが親切に方向を教えてくれた/感謝
以前ここの博物館に来たのって、もう3年前かぁ→here
今回はエネルギー、資源について考える展示会。
(見ながらメモをとっていたから、もし誤りがあったらごめんなさい
■宇宙資源@東京大学総合研究博物館本館
佐渡、別子鉱山など、日本ではとても質の良い鉱物がとれた。
大勢が作業している古い絵や、蟻の巣みたいに掘られた中の様子がわかる地図の絵などが展示されてた。
●ナウル共和国
リン鉱石の採掘で世界一金持ちの国。所得税もなく、医療費、光熱費、教育費もタダ。
家事はすべて政府が雇った外国人任せ。高級車を何台も持って、パンクしたら買い替えてた島民たち。
でも、リン鉱石が枯渇して、一気に世界一貧乏な国に転落。
すべて輸入に頼っていて、働く意欲をなくした人々に未来はあるのか?
肥満と糖尿病が蔓延し、今では再採掘による他の資源の発掘をしている。
町はかつての栄光が廃墟だらけになり、生活はすっかり30年前のまま。
こうなることは40年以上も前から繰り返し指摘されていた。
ナウルは地球の未来の姿なのだろうか?
●猛スピードで資源を消費している人類
地球誕生から46億年の歴史において、人類が誕生したはついこの間のこと。
しかし、数億年かけて地球が蓄積した資源を、人類は数百年で消費してしまう勢いだ。
資源を求めることが戦争発生の大きな要因の一つにもなっている
●拡大する資源採掘
世界には地下4kmまで掘り尽くして資源を採掘しているところもある。
山手線と同じ面積を採掘している場所もある。
採掘される鉱石が日本を中心に展示してあって、秋田県が多いんだね/驚
資源は各所に偏って存在している。地球が誕生してから地下の陸地の移動に関係してるとか?
たとえば、「白金族」は、南アフリカに9割ある。
固まって存在してるがゆえに採掘しやすいという利点がある。
金属単体を取り出すには大きなエネルギーがいる上、環境にダメージを与える副産物を排出する。
鉄鋼生産に必要な一次エネルギーは、1年あたり100万kw。これは原発数百個分に相当する!
「石油」は、海底にたまった有機物という定説がゆらいでいる。
明治〜昭和初期に開発された国内油田の原油が展示されていて、それを調べることでこの謎解明の研究に役立てている。
●著しい人口増加
爆発的な人口の増加は、資源をより必要とし、地球が支えられる範囲を超えているのではないかと危惧されている。
肉1kg生産するためには、7kgの穀物や肥料が必要
今の文明は、いつか枯渇する資源に依存している人類の活動を通じて汚染物質を排出することは避けられない。
発展途上国の少子化の傾向がもっと広がれば、人口爆発は止まるという予想もある。
では、太古の暮らしに戻れば解決するかと言えば、そう単純でもない。
太古の生活様式で地球が支えられる人口は1億人程度と言われていて、
70億人いる現状ではもう後戻りもできない。
イースター島がいい例だという。かつて進化した文明を持ちながら、
島という限られた空間の中で資源を使い果たし、
生活を原始に戻したが、モアイ像を残して、島民の姿は消えた。
●ロシアのチェリャビンスク
2013年2月。直径12mほどの隕石が落下し、市街地で約5000棟が被害にあい、負傷者が1500人ほど出る災害となった。
空の真上に隕石が落下していく映像を車載カメラなどがとらえた動画が流されていて、あんまり近くて目を奪われた。
●隕石は9割がすでに鉄
鉄のもとは酸化鉄。そこから鉄をつくるには大きなエネルギーがいるが、
隕石(小惑星)には、そのまま使えるという利点がある。
宇宙開発も宇宙資源を使って進めれば効率的だし、
たとえば分割して地球に持って帰れたら、これまで人類が消費した総量が1つの隕石からとれる計算になるという。
宇宙資源は地球の諸問題を一気に解決するか?
往還コストがかかって現状では割が合わないという問題がある。
万一、衝突などが起こってはもともこもない。1kmの天体で山手線内が蒸発してしまうという
小惑星は宇宙のものであって、勝手に使うのは許されないという倫理的問題もある。「プラネタリープロテクション」
(わたしもそう思うな。地球人はこのままだと宇宙も搾り取って、ゴミ屋敷にしかねないんだ
原材料物質はコンドライト(隕石)
●小惑星探査機はやぶさ
正面、入口のカーテンにも映像を投影して、数分の動画を流してた。何度見ても泣ける話だね。
これまで人類は、100機もの無人探査機を打ち上げた。
それまでは望遠鏡で見て、計算で考えるしかなかったことも、
いまでは直接映像を見て、惑星の上を探査機がくまなく調査して分かることが増えた。
タイタンが地球に近い条件であること、化石燃料のもとになる炭化水素は太陽系にあふれてるということなどなど。
探査、採掘法の改良により、経済的に見合わなかった場所からも生産が可能になった。
●将来につながる資源の研究
金属資源は、耐用年数が100年以下。その他の資源、エネルギーに関する研究も進められている。
・バイオ電池
・工業廃液も環境浄化して発電できるが、高価な白金が必要。
・核融合研究:少ない燃料で莫大なエネルギーが得られる。
・サンゴなどは、陸地の材料を作る生き物。
・車も適正にスクラップして分別すれば再利用可能。
・ケモスタット
・チムニー
・レアメタル
・レアアース泥
・ハイテン高強度鋼板
●ナショナルジオグラフィック
やっと最後に座るスペースがあって、クラシックが流れていて、
地球、宇宙の写真が次々と映し出されていく。
広大な砂漠、縞模様の地層がハッキリ分かる巨大な岩場、
深海底、雪山など、日本にいると普段思い出さないけど、
地球にはまだまだこんなにドカーーーーーンとした美しい造形があるってことに改めて驚く。
展示室の一番奥には、見に来たお客さんたちが感想メモを書いてピンでとめる壁があって、私も書いてきた
子どもたちも見に来ていて「楽しかった」「宇宙サイコー!」とかが多くて、
地球の資源が猛スピードで失われているって事実が通じたのか不安になってしまった