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『山岸凉子全集1 日出処の天子 1』(角川書店)

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『山岸凉子全集1 日出処の天子 1』(角川書店)
山岸凉子/著 初版1986年(1988年 38刷) 500円

※2001.8~のノートよりメモを抜粋しました。
「マンガ感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。

(たしか、派遣友だちから教えてもらったんじゃなかったっけ???

これって聖徳太子の話だったんだ。
それにしても脚色か、少女マンガのせいか、こんな妖しげなエスパーみたいなキャラとは!
しかもゲイ!?

賢女帝で有名な推古天皇も、なんだか息子を帝にしようと色気で躍起になっているおばさんだし

また、昔だから従兄弟にはとこに、兄妹結婚とか、混雑してて、常に継承者争いのドロドロ世界!


▼あらすじ(ネタバレ注意

毛人(えみし)は、池で泳ぐ清女のごとき「うまやどの王子」を見て、超常現象まで見て知り合いとなる。

女に化けた「うまやどの王子」は、百済から来た日羅に「人でも神でもない」と言われる。

敵となった新羅人の淡水は、「うまやどの王子」を弥勒菩薩の生まれ変わりと信じて、日羅を殺す。

次期大王の座を狙っている穴穂部王子は、額田に頼みこんだ際、
「うまやどの王子」の仕業か、色気づいて襲い、それを助けた前帝の忠臣・三輪がのし上がり、気に食わないと殺す。

訳語田大王(おさだのおおきみ)が亡き後、豊日に大王が決まり、
祝いの席で元百済の要職の息子、淡水にソックリな男を馬の世話に使うことになった毛人。

「うまやどの王子」が気になり、訪ねると、死人のように座り、幻に引きこまれていく。



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