■『水の花』(2005)
監督・脚本:木下雄介 出演:寺島咲、小野ひまわり、田中哲司、黒沢あすか、津田寛治 ほか
“妹の優と偶然出会ったとき、世界はふたりぼっちになる”
▼trailer
▼story
中学生の美奈子の母は、美奈子が7歳の時に、他の男の子どもを妊娠して家を出て行った。
クラスメイトから「山北団地で母を見た」と教えられ、心が揺れる。
学校の帰り道、偶然、妹の優を見かけて、「家に帰りたくないの」という優を連れて、
仙台の海辺にある亡き祖父母の空き家に無断で泊まる。。
今ってお金さえ持っていれば、子ども2人きりでも遠出やお泊りする場所がいろいろあるんだなあ・・・
カラオケボックスとか、ネカフェとか。
ごはんや生活用品もろもろもスーパーやコンビニで買えばいいし。
「人間はすべてを分かり合えないからこそ、分かり合いたいと思うのではないか、
というのが、この映画の根底に僕が持っているものなんです」(木下監督
監督の学生時代の親友に起きた出来事を題材にして『鳥籠』を撮って、とても暗くなってしまったが、
その後、親友は前を向いて歩き出したのを見て、前作の終わり方に違和感を覚え、
今作はもっと前向きになるような終わり方にしたという。
“discommunicationから生まれる社会問題”みたいな話もしてたな。
みんな抑えた演技だけど、じっくり見せる。
ラスト、どこ行くあてもなく海岸線沿いを歩くヒロインの姿が印象的。
いかにも旧家ってかんじの家も趣あり。
家具やら思い出の品々までそのままにして放っておくなんて寂しい。
「ごめん寝坊しちゃって。(作ったお弁当の)おかず少ないけど・・・」
田中さんは美奈子の父・圭介役。酔ってるとはいえ、娘を妻と間違えて押し倒すってよっぽど参ってるねぇ
DVD特典は、メイキング、インタビュー、予告編、舞台挨拶の模様など。
田中「なにげない終わり方が好き。なにも説明しないところが」
「僕ら(俳優)は不安だから、足していったり、飾り立てた演技をするけど、
省いてゆくのはけっこう勇気がいるんですよね」
監督・脚本:木下雄介 出演:寺島咲、小野ひまわり、田中哲司、黒沢あすか、津田寛治 ほか
“妹の優と偶然出会ったとき、世界はふたりぼっちになる”
▼trailer
▼story
中学生の美奈子の母は、美奈子が7歳の時に、他の男の子どもを妊娠して家を出て行った。
クラスメイトから「山北団地で母を見た」と教えられ、心が揺れる。
学校の帰り道、偶然、妹の優を見かけて、「家に帰りたくないの」という優を連れて、
仙台の海辺にある亡き祖父母の空き家に無断で泊まる。。
今ってお金さえ持っていれば、子ども2人きりでも遠出やお泊りする場所がいろいろあるんだなあ・・・
カラオケボックスとか、ネカフェとか。
ごはんや生活用品もろもろもスーパーやコンビニで買えばいいし。
「人間はすべてを分かり合えないからこそ、分かり合いたいと思うのではないか、
というのが、この映画の根底に僕が持っているものなんです」(木下監督
監督の学生時代の親友に起きた出来事を題材にして『鳥籠』を撮って、とても暗くなってしまったが、
その後、親友は前を向いて歩き出したのを見て、前作の終わり方に違和感を覚え、
今作はもっと前向きになるような終わり方にしたという。
“discommunicationから生まれる社会問題”みたいな話もしてたな。
みんな抑えた演技だけど、じっくり見せる。
ラスト、どこ行くあてもなく海岸線沿いを歩くヒロインの姿が印象的。
いかにも旧家ってかんじの家も趣あり。
家具やら思い出の品々までそのままにして放っておくなんて寂しい。
「ごめん寝坊しちゃって。(作ったお弁当の)おかず少ないけど・・・」
田中さんは美奈子の父・圭介役。酔ってるとはいえ、娘を妻と間違えて押し倒すってよっぽど参ってるねぇ
DVD特典は、メイキング、インタビュー、予告編、舞台挨拶の模様など。
田中「なにげない終わり方が好き。なにも説明しないところが」
「僕ら(俳優)は不安だから、足していったり、飾り立てた演技をするけど、
省いてゆくのはけっこう勇気がいるんですよね」