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アプリで地域猫を保護@あさイチ

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アプリで地域猫@あさイチ

“千葉県浦安市が11月に配信を開始した、地域猫アプリについてお伝えしました。
 掲載されているのは、市に登録されている「地域猫」1匹1匹の、名前、生息地、特徴、不妊去勢手術などの情報です。
 このアプリが登場したことで、街にいる飼い主のいない猫が、誰が管理しているかどうかが分かります。”


「地域猫とは」
猫の殺処分や糞尿被害などを減らすことを目的に、外で暮らしている猫が繁殖して増えないよう
ボランティアや地域住民の人たちによって猫の避妊・去勢が行われ、
場合によってはその後の世話をするなど地域によって管理されている猫のこと。

 

 


自治体が製作した「ニャンだぁ!らんど」

町で見かけた地域猫を検索すると、名前や去勢手術の有無などが表示される
 

 





ボランティアに参加する主婦を取材
「きっかけは、愛猫が毒餌を食べて死んでしまったこと」

 

家から出てしまい、探していたら、2週間後、“野良猫”と間違われて毒エサを食べて、口から血を吐いて死んでいるのを見つけた



「毒エサをしかけられるのは、どうしてだろうと思った
 猫が増えすぎて、迷惑に感じている方がいるということ
 この子の死を無駄にしたくない
 活かせればと思って、活動に頑張って取り組んでいます」


 

時間のあいているときに、地域猫がアプリに登録されているか調べて回っている
登録されていないコは、写真をとって登録し、管理する
これ以上、猫が増えないよう相談も受けている


庭に通い猫がいると相談があったので取材


ゴハンをあげているが、去勢手術はまだなので
つかまえて病院に連れて行こうとしたが、
この日はカメラ陣を警戒したのか逃げてしまって失敗

「つかまえられたら、すぐに連絡をくれれば、引き取りに来ますので」


アプリを製作した浦安市の「環境衛生課」の職員・奥山さん


奥山さん:
猫は年に2、3回妊娠し、一度に多い時は8匹ほど産む
浦安市では不妊・去勢手術費用の負担もしている


「地域猫」と「野良猫」の誤解も生じている
(アプリを使って)それぞれの地域で面倒をみてもらうことで
猫とのトラブルも減っていくと思う
最終的には「殺処分ゼロ」につなげていければ、それにこしたことはない



<FAX>



イノ:
いろいろと本当に大変な思いをしている方ももちろんいらっしゃると思う
その気持ちはすごく分かりますけれども、「毒餌をやった人に同情する」というのはとても恐い
そうならないようにするには、どんな方法があるか探っているということを今日、紹介しました
まだスタートしたばかりだから、もっとみんなで考えていく必要がある


専門家:
毒餌で動物を殺すのは、法律で禁止されている つまり立派な犯罪です
2年以下の懲役、200万円以下の罰金
3年前に法律が改正されて、より罪が重くなっている




このアプリはまだ浦安市だけの取り組み
地域猫の取り組みは、全国的にあるので相談可能

 



「このアプリの活動によって、ほかの地域から猫を捨てに来る人が増えるのでは?」という不安も出た
始めた当初は、ネコが大体どの辺にいつもいるか地図機能もつけていたが
虐待につながるケースもあり、なくさざるを得なくなったそう




私の小さい頃は、通りを歩いている猫、犬をよく見かけた
その代わり、道路で轢かれているコもよく見かけた

猫を毒エサで殺すというのは心底驚いた
たとえば、近所の騒音がうるさいからといって、その人に毒を盛って殺すだろうか?
ヒトの命も、動物の命も、足元に生えている草の命も、すべて一緒の重さだ

捨て猫も、去勢手術も同様にヒトのエゴ

「迷惑な動物(害獣)は殺せ」から「共生するには、どうしたらいいか」
知恵を絞って考える世の中になればなあ
増えすぎてしまって、周囲の自然にたくさんの迷惑をかけているのはヒトのほうなんだ




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