過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part5からのつづきで、このノートのラスト。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『双生児』(1999)
原作:江戸川乱歩 監督:塚本晋也 出演:本木雅弘、りょう ほか
乱歩の作品なのか。異常な感じはそのせいか。
それを表するのに眉を皆塗りつぶしているところに怪奇ながらも美を感じる。
でもストーリーは、ありがちな感じに小さくまとまってしまってるのが邦画たるゆえん。
モッくんが元シブガキ隊だなんてことを忘れるくらいw、演劇派になってどんどん成長してるのが分かる。
明治初期ってまだ貧富の差がこんなに激しかったんだな。
それぞれの交流はなく、ペストなんて流行るような悪環境に住む人々もいたなんて、
つい数十年前のことなのになんか信じがたい。
■『渡辺プロプレゼンツ お笑い全員集合ワッショイ!』
出演:ビビる、呪いのビデオ、大隈いちろう、ゴルゴ松本、シャカ、ネプチューン
これで金とってナベプロ大儲けじゃん。なんでも撮って売ればいいってもんじゃないっしょ。
ネプ入れとけばとりあえず売れるかな、みたいな。ネプの企画が一番まともっちゃまともだけど。
深夜番組のコーナーを途中までって感じ。それにしても、いろんなお笑い芸人そろえてるんだな。
女子高生中心にライブもかなり盛り上がってるよーだし。
それでこーゆー生っぽいレアビデオも勢いで出しちゃったんだろーね。
シャカがちゃんとネタ披露してた。
■『ホリプロお笑いライブ 芸腕グランプリ』(1998)
出演:ゴキゲンジャム、ピテカンバブー、アリtoキリギリス、だぼぱん、江戸むらさき、
ピーカーブー、あぶらとり紙、マイマイかぶれ、坂道コロコロ、つぶやきシロー、あぶきずき、号泣
シャカ:
ハードボイルドのオーディション「生まれも育ちもヘルツェゴビナ」て、けっこーハマるこの2人
フォークダンスDE成子坂:
覆面レスラーのお父さん「父さんの仕事はマツキヨの店員や」「親の顔が見たいわ」
下にもまだ覆面をかぶってるw
ライブもいろいろやってるんだね。2分間の凝縮したネタがたくさん見れておいしい1本。
■『ネプチューン、ピーピングトム、TIM合同ライブ ビギン・バギン・ボギン2』
「刑事になりたいソバ屋」ホリケンがメイン。
「セクシーハニー」所々コントを挟んでひたすら歌って踊る。R&Bかブラック調の原田の高い声がw
「俳句喫茶」ネプの好きなもしもネタ。五七五で言わなきゃダメ。
「ジェスチャー喫茶」「ニックネーム喫茶」「ハンケツ喫茶」
「森を守る会」
こーして他のコンビ同士混ぜるのも楽しい。ボケツッコミも混ぜて、
いつもと間合いとかが微妙に違ってちょっとやりづらそうなのも面白い。
ホリケンも自称B'zのヘアスタイルを汗でびっしょりにして飛び回り、喋りまくり。
急に気になりだしたピーピングトムにちょっと注目。
■『ねじ式』(1998)
原作:つげ義春 監督:石井輝男 出演:浅野忠信 ほか
邦画って・・・恐怖映画or一人よがりな世界・・・
「スピリッツ」のマンガにあったやつだっけ?て思って観たから勘違い。
悪夢を映像化したみたい。別の4話をひとつにしたせいか途中から幻想only。
やっぱ「スピリッツ」系でしょ。男はこーゆー暴力的性描写が好きだよねぇ。
出てくる女は皆淫乱なのに、純粋さも要求されるのは矛盾してる。
(この頃はまだツゲさんの面白味が分からなかったんだな
■『菊次郎の夏』(1999)
監督:北野武 出演:ビートたけし、岸本加世子 ほか
ひと足早く夏を楽しんだ感じ。家族の絆を根底にして、男同士の友情がゆったり描かれる。
浅草の夜店、夏祭り、浴衣、日本の夏の風景は私たちにもどこか懐かしく映る。
外国人の眼にはどう映ったのか?
そういえば配役としてはデブだのハゲだので、名前が出てこない。
普段の生活で、しかも子どもの眼には、おじさん、おばさんでしかない、抽象的な世界なのがリアル。
母親探しという無鉄砲な少年の勇気が結果的に他の誰にも負けない夏休みの思い出となるまで。
絵日記風にしてあるのもいい演出。
■『子煩悩』
出演:ピーピング・トム、TIM合同ライブ ほか
濃い〜組み合わせの合同ライブながら、ちゃんとTIMのファンの若い女の子もいるんだねw
ゴルゴはS43年生まれ? 相方のほうがS40くらいで年上なんだ。
この4人で暴走すると下ネタが多くなるけど、見た目で人気のピーピング・トムには黄色い歓声も!?
(ネタ詳細は割愛)
■『ザ・ロストワールド』(1998)
原作:コナン・ドイル 監督:リチャード・フランクリン 出演:ピーター・マッコーリー、レイチェル・ブレイクリー ほか
ドイル原作で同タイトルの完全映画化というから、原作を先に読めばなお楽しめたかも。
ジャングル奥地の入口から入ると、そこは恐竜が生きる古代そのままの世界。
金髪・碧眼のピンナップタフガールの文明社会まである!!
ターザン風(or女囚映画系)美女が出迎えるかは別として、
地球内部に文明社会があるっていうミステリーと似ているのが興味深い。
真面目に荒唐無稽なところがランディスっぽいw
恐竜のCGは、今やいろんなところでやってるが、水がはねてカメラに飛んだりする遊びが楽しい。
文明の低い者はなぎ倒して皆殺しにしてもへーきって観念がイギリスらしい。
■『オープン・ユア・アイズ』(1997)
監督:アレハンドロ・アメナバール 出演:エドゥアッルド・ノリエガ ほか
久々見応えあるサスペンス。緻密で哲学的なSF。妄想か現実か!?
作品鑑賞後も自分を疑いたくなる『マトリックス』といい、本作といい、
脳の研究が進めば夢を操作するのも可能になるかも?
そしたらやっぱり夢の世界を選んでしまうだろうか?
「望めば未来の世界で目覚めて、やり直すこともできる。皆、登場人物なのだから」
その会社がアメリカで、ネットで知るってのがリアル。
“人は見た目じゃない、中身だ”なんて言えないな。
実際こんなに怪しく変わっちゃったら、心もショックで歪むだろう。
信じられないような犯罪をおかす連中の心理はこんな感じだろうか?
現実も夢と区別がつかずに、皆自分を騙そうとしているっていう。
実のところ、これは違うっていう確証は誰にも証明できないからね。だからこそ自分の信念が人生に投影するのか。
Nへの恐れと罪悪感で幸せは悪夢に変わったように、幸せになるのも、病気になるのも
すべては本人の思い込みからなのかもしれない。
でも、常に完璧ポジティヴでいるにはエネルギーが続かないんじゃないか?
つきまとう負の考えは、今まで失敗したり、拒絶された記憶の影響かも。
■『エリン・ブロコビッチ』(2000)劇場にて
監督:スティーブン・ソダーバーグ 出演:ジュリア・ロバーツ ほか
エリンは実在の人物。
まさにアメリカン・ドリームだけど、いかに女性の自立が厳しいかという冷たい現実も伝わる。
シェリル・クロウの♪Everyday's a winding road もピッタシ
とにかくジュリアの久々元気ではちきれそーな胸が気になる1本w
【読書感想メモ】
「ムーミン谷の冬」トーベ・ヤンソン著
「ムーミンパパの思い出」トーベ・ヤンソン著
「学研まんが人物日本史4 聖武天皇」
「学研まんが人物日本史5 平将門」
「学研まんが人物日本史6 紫式部」
「学研まんが人物日本史7 藤原道長」
「学研まんが人物日本史8 平清盛」
「学研まんが人物日本史9 源義経」
【イベントメモ】
「東レ パン・パシフィック・テニス2000」@東京体育館
グラフvs伊達を観た! グラフの引退試合で「日本でやるなら、ぜひ公子と」という誘いに応えたもの。
松岡修造がブースにいて「伊達、勝てよ〜〜〜」とデカイ声でエールを送って、皆にも声出せてパフォーマンスはウケてた。
「船の科学館」@お台場
フリーマッケット@明治公園
「夢幻 サロメ」@護国院大黒天 作・演出・出演:スンジャ・リー
「スーパードッグフェスティバル」@ビッグハット
「ながの山と花フェスタ」@エムウェーブ
「多摩テック」、「天然温泉クア・ガーデン」
「湿生花園」、「星の王子さまミュージアム」@箱根
「日光江戸村」、鬼怒川温泉、靖国神社
「神奈川県立 生命の星・地球博物館」(行ってみたいって思ってたが、行ったことあるじゃんw
「おもちゃ博物館」、「オルゴールの小さな博物館」、「オートマタ展」、「箱根関所資料館」、芦ノ湖@箱根
part5からのつづきで、このノートのラスト。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『双生児』(1999)
原作:江戸川乱歩 監督:塚本晋也 出演:本木雅弘、りょう ほか
乱歩の作品なのか。異常な感じはそのせいか。
それを表するのに眉を皆塗りつぶしているところに怪奇ながらも美を感じる。
でもストーリーは、ありがちな感じに小さくまとまってしまってるのが邦画たるゆえん。
モッくんが元シブガキ隊だなんてことを忘れるくらいw、演劇派になってどんどん成長してるのが分かる。
明治初期ってまだ貧富の差がこんなに激しかったんだな。
それぞれの交流はなく、ペストなんて流行るような悪環境に住む人々もいたなんて、
つい数十年前のことなのになんか信じがたい。
■『渡辺プロプレゼンツ お笑い全員集合ワッショイ!』
出演:ビビる、呪いのビデオ、大隈いちろう、ゴルゴ松本、シャカ、ネプチューン
これで金とってナベプロ大儲けじゃん。なんでも撮って売ればいいってもんじゃないっしょ。
ネプ入れとけばとりあえず売れるかな、みたいな。ネプの企画が一番まともっちゃまともだけど。
深夜番組のコーナーを途中までって感じ。それにしても、いろんなお笑い芸人そろえてるんだな。
女子高生中心にライブもかなり盛り上がってるよーだし。
それでこーゆー生っぽいレアビデオも勢いで出しちゃったんだろーね。
シャカがちゃんとネタ披露してた。
■『ホリプロお笑いライブ 芸腕グランプリ』(1998)
出演:ゴキゲンジャム、ピテカンバブー、アリtoキリギリス、だぼぱん、江戸むらさき、
ピーカーブー、あぶらとり紙、マイマイかぶれ、坂道コロコロ、つぶやきシロー、あぶきずき、号泣
シャカ:
ハードボイルドのオーディション「生まれも育ちもヘルツェゴビナ」て、けっこーハマるこの2人
フォークダンスDE成子坂:
覆面レスラーのお父さん「父さんの仕事はマツキヨの店員や」「親の顔が見たいわ」
下にもまだ覆面をかぶってるw
ライブもいろいろやってるんだね。2分間の凝縮したネタがたくさん見れておいしい1本。
■『ネプチューン、ピーピングトム、TIM合同ライブ ビギン・バギン・ボギン2』
「刑事になりたいソバ屋」ホリケンがメイン。
「セクシーハニー」所々コントを挟んでひたすら歌って踊る。R&Bかブラック調の原田の高い声がw
「俳句喫茶」ネプの好きなもしもネタ。五七五で言わなきゃダメ。
「ジェスチャー喫茶」「ニックネーム喫茶」「ハンケツ喫茶」
「森を守る会」
こーして他のコンビ同士混ぜるのも楽しい。ボケツッコミも混ぜて、
いつもと間合いとかが微妙に違ってちょっとやりづらそうなのも面白い。
ホリケンも自称B'zのヘアスタイルを汗でびっしょりにして飛び回り、喋りまくり。
急に気になりだしたピーピングトムにちょっと注目。
■『ねじ式』(1998)
原作:つげ義春 監督:石井輝男 出演:浅野忠信 ほか
邦画って・・・恐怖映画or一人よがりな世界・・・
「スピリッツ」のマンガにあったやつだっけ?て思って観たから勘違い。
悪夢を映像化したみたい。別の4話をひとつにしたせいか途中から幻想only。
やっぱ「スピリッツ」系でしょ。男はこーゆー暴力的性描写が好きだよねぇ。
出てくる女は皆淫乱なのに、純粋さも要求されるのは矛盾してる。
(この頃はまだツゲさんの面白味が分からなかったんだな
■『菊次郎の夏』(1999)
監督:北野武 出演:ビートたけし、岸本加世子 ほか
ひと足早く夏を楽しんだ感じ。家族の絆を根底にして、男同士の友情がゆったり描かれる。
浅草の夜店、夏祭り、浴衣、日本の夏の風景は私たちにもどこか懐かしく映る。
外国人の眼にはどう映ったのか?
そういえば配役としてはデブだのハゲだので、名前が出てこない。
普段の生活で、しかも子どもの眼には、おじさん、おばさんでしかない、抽象的な世界なのがリアル。
母親探しという無鉄砲な少年の勇気が結果的に他の誰にも負けない夏休みの思い出となるまで。
絵日記風にしてあるのもいい演出。
■『子煩悩』
出演:ピーピング・トム、TIM合同ライブ ほか
濃い〜組み合わせの合同ライブながら、ちゃんとTIMのファンの若い女の子もいるんだねw
ゴルゴはS43年生まれ? 相方のほうがS40くらいで年上なんだ。
この4人で暴走すると下ネタが多くなるけど、見た目で人気のピーピング・トムには黄色い歓声も!?
(ネタ詳細は割愛)
■『ザ・ロストワールド』(1998)
原作:コナン・ドイル 監督:リチャード・フランクリン 出演:ピーター・マッコーリー、レイチェル・ブレイクリー ほか
ドイル原作で同タイトルの完全映画化というから、原作を先に読めばなお楽しめたかも。
ジャングル奥地の入口から入ると、そこは恐竜が生きる古代そのままの世界。
金髪・碧眼のピンナップタフガールの文明社会まである!!
ターザン風(or女囚映画系)美女が出迎えるかは別として、
地球内部に文明社会があるっていうミステリーと似ているのが興味深い。
真面目に荒唐無稽なところがランディスっぽいw
恐竜のCGは、今やいろんなところでやってるが、水がはねてカメラに飛んだりする遊びが楽しい。
文明の低い者はなぎ倒して皆殺しにしてもへーきって観念がイギリスらしい。
■『オープン・ユア・アイズ』(1997)
監督:アレハンドロ・アメナバール 出演:エドゥアッルド・ノリエガ ほか
久々見応えあるサスペンス。緻密で哲学的なSF。妄想か現実か!?
作品鑑賞後も自分を疑いたくなる『マトリックス』といい、本作といい、
脳の研究が進めば夢を操作するのも可能になるかも?
そしたらやっぱり夢の世界を選んでしまうだろうか?
「望めば未来の世界で目覚めて、やり直すこともできる。皆、登場人物なのだから」
その会社がアメリカで、ネットで知るってのがリアル。
“人は見た目じゃない、中身だ”なんて言えないな。
実際こんなに怪しく変わっちゃったら、心もショックで歪むだろう。
信じられないような犯罪をおかす連中の心理はこんな感じだろうか?
現実も夢と区別がつかずに、皆自分を騙そうとしているっていう。
実のところ、これは違うっていう確証は誰にも証明できないからね。だからこそ自分の信念が人生に投影するのか。
Nへの恐れと罪悪感で幸せは悪夢に変わったように、幸せになるのも、病気になるのも
すべては本人の思い込みからなのかもしれない。
でも、常に完璧ポジティヴでいるにはエネルギーが続かないんじゃないか?
つきまとう負の考えは、今まで失敗したり、拒絶された記憶の影響かも。
■『エリン・ブロコビッチ』(2000)劇場にて
監督:スティーブン・ソダーバーグ 出演:ジュリア・ロバーツ ほか
エリンは実在の人物。
まさにアメリカン・ドリームだけど、いかに女性の自立が厳しいかという冷たい現実も伝わる。
シェリル・クロウの♪Everyday's a winding road もピッタシ
とにかくジュリアの久々元気ではちきれそーな胸が気になる1本w
【読書感想メモ】
「ムーミン谷の冬」トーベ・ヤンソン著
「ムーミンパパの思い出」トーベ・ヤンソン著
「学研まんが人物日本史4 聖武天皇」
「学研まんが人物日本史5 平将門」
「学研まんが人物日本史6 紫式部」
「学研まんが人物日本史7 藤原道長」
「学研まんが人物日本史8 平清盛」
「学研まんが人物日本史9 源義経」
【イベントメモ】
「東レ パン・パシフィック・テニス2000」@東京体育館
グラフvs伊達を観た! グラフの引退試合で「日本でやるなら、ぜひ公子と」という誘いに応えたもの。
松岡修造がブースにいて「伊達、勝てよ〜〜〜」とデカイ声でエールを送って、皆にも声出せてパフォーマンスはウケてた。
「船の科学館」@お台場
フリーマッケット@明治公園
「夢幻 サロメ」@護国院大黒天 作・演出・出演:スンジャ・リー
「スーパードッグフェスティバル」@ビッグハット
「ながの山と花フェスタ」@エムウェーブ
「多摩テック」、「天然温泉クア・ガーデン」
「湿生花園」、「星の王子さまミュージアム」@箱根
「日光江戸村」、鬼怒川温泉、靖国神社
「神奈川県立 生命の星・地球博物館」(行ってみたいって思ってたが、行ったことあるじゃんw
「おもちゃ博物館」、「オルゴールの小さな博物館」、「オートマタ展」、「箱根関所資料館」、芦ノ湖@箱根