過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
今回からルーズリーフシリーズに突入
自由に取り外せて便利だし、いろいろ気になった記事や写真をたくさんペタペタ貼るようになった。
前回までのリングノートでは、2000年が抜けてたから、ちょっと時系列が前後してしまったけれども、
今回はスヌーピーが貼ってある薄いピンク色のルーズリーフからのご紹介。
photo1:ムーミンのイラスト発見。
photo2:「星の王子さまミュージアム」に行った記録。
photo3:友だちの能のイベントを観に行った。寒かった〜凍×∞
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『檻の中の情事』(1993)
監督:オリヴァー・ヘルマン 出演:レスリー・アン・ダウン ほか
深夜番組をさまよってて、なんか映画でもと思って観た1本。裏の『ビキニの悲鳴』にもちょっと魅かれたんだけどw
異常にセクシー系の美女が、それでなくとも女に飢えてる問題多発地帯の囚人の先生になるってゆー設定が
すでにかなり危険だが、1回だけ情事?を交した囚人が、これまたもろビルダーバリバリのセクシー系。
こんな特典があるなんて、いい刑務所やん
「大きな夢に向かって前進あるのみ」と言ってラップを歌いだすラスト(なぜ?w
彼女は本物の歌手なのかも。しかし、ここまでのストーリーが台無しじゃないか!?
それに夫殺しの彼女を捕まえなくていいんかい、おいおいってカンジ。
でも、こんな話、アメリカならあってもおかしくない気もするからフシギ。
■『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』(1999)
監督:スティーブン・ソマーズ 出演:ブレンダン・フレイザー、レイチェル・ワイズ ほか
ひとつの大冒険をやり遂げたインディ・ジョーンズな気分。
エジプトのロマンティックなロマンスに、歴史の魅力も加えて本当にぜーたく
劇場で観たら迫力だったろーなあ。悪の化身も目的が恋人を蘇らせるためなら納得。
もの哀しさと痛快さが残る。ヒーロー、考古学好きのヒロイン、悪運強いマヌケた兄、貪欲な男、
それぞれのハッキリしたキャラ設定が分かりやすい大娯楽作品。
ミイラが次第に肉付けされてゆく映像など動きも自然で迫力満点
再現されたエジプト文明や遺跡も素晴らしい。死してなお忠実な部下らにも感動。
現代でも次々と明かされるエジプトの知恵には限りないミステリーとロマンがあふれている!
退役軍人で飲兵衛に落ちぶれたおっちゃんがハデに活躍して死んでいく。
1人1人が脱落していくのは『里見八犬伝』風で何気ない脇役にもきっちり見せどころがあるのがイイ。
■『ゴールデン・ボーイ』(1998)
原作:スティーヴン・キング 監督:ブライアン・シンガー
出演:ブラッド・レンフロ、イアン・マッケラン ほか
今作を恐怖映画と呼んでいいのか位置づけが曖昧。若い割にしたたかな少年と
地獄の沙汰を見てきた穏やかな仮面をかぶった老人。
人の中に潜む非情な悪に魅入られるということがどういう状態なのかは
当事者になってみなきゃ分からない(分かりたくないが
フシギで奇怪な縁につながれた両者の駆け引きは極上のミステリーなのかも。
残虐性は生まれるものなのか? 伝染するものなのか?
「人を殺すのはどんな気持ちだ?」
少年が老人に聞いた質問を今度は返され、何も説明できない。
無感覚で何も感じなくなるのが恐ろしいのかもしれない。なんだかテーマが重くて演劇っぽい。
レンフロのヌードや妙に色っぽいまっぱのシーンが多いのもサービスなんだろーか?w
■『女と女と井戸の中』(1997)
監督:サマンサ・ラング 出演:パメラ・レイブ、ミランダ・オットー ほか
いったん疑わせて違うと安心させて、実は真犯人だったというかなりヤラれた感じのミステリー。
今気づいたけど、あれだけ演技の上手いKなら、もしかすると轢いた男も最初はグルだったのかも・・・とまで思えてくる。
田舎の中年女を騙すくらい少年院出の彼女ならカンタンだったことだろう。
それじゃあまりにもHが踏んだり蹴ったりで哀れなのに、ラスト、子どもらとともにヒッチハイクしてもらって
微笑むシーンでなんとなく同情も●(読み取れない)なるのはフシギな締め方。
全体が寒々とした青色を基調としていて、青春もなく育ったと思われる女の空しさと
それを埋めてゆく1つ1つの何気ない楽しみの過程も見せどころ。
主演のパメラは、今作で豪アカデミー賞主演賞を受賞している。
■『鳩の翼』(1997)
監督:イアン・ソフトリー 出演:ヘレナ・ボナム・カーター ほか
「結婚してくれ。Mの金はなしで」「彼女の面影を愛さないと誓えるなら」
この時交わす愛も、重ねた体もなんと空しく冷たいものか!? 結局2人が結婚したのかも分からずじまい。
別れることもできず、一緒になっても3人目の影はあまりにも大きくて消えない。
ヘレナのいつものキャラなら「3人で暮らそう」くらい言いそうなんだけど、今作は少し耐える役。
いくら親友でも人間の心はうつろいやすく、正直であるほどウソはつけない。
愛する男は、よっぽど自信があったって貸すべきじゃなかった。
しかも死にかけてるなんてできすぎた設定。
マートン役のイギリス俳優は、久々美しい二枚目。次回作が楽しみ。
水の都ヴェニスの古くて神秘的な街並みが悲劇の愛にピッタリすぎて美しすぎるほど。
ゴンドラに乗って夜の河下りで古い建物の間を通って響く声で囁き合えば
ロマンティックな恋に墜ちないカップルはいないだろう。
■『スパニッシュ・プリズナー』(1997)
監督:デヴィッド・マメット 出演:キャンベル・スコット ほか
“プロセス”という、形があるようで形のない発明、アイデア、著作権・・・
ネットビジネスへの投資をはじめとして、見えない利益に莫大な投資価値をおう現代。
「人は見かけによらぬもの」誰も信じられない。
そして個人の行動は、情報ネットワークですべて監視されている。
真面目で平凡な男を一気に極悪犯に変えることも可能。
そして無実を証明する手立てを残さない鮮やかで自然な罠、また罠。
カンペキ二枚目俳優スコットの久々の注目作。
スティーブン・マーティンを容易に信じちゃマズイと思うけどねw
一番利益が得られたのは社長じゃない? なんだか真犯人がよう分からんかったが、
オチが「日本人は誰も気にしてないからな」て、とことん差別した映画やん!
でもこの日本人で英語ベラベラなおっさん刑事はいい味出してるw
どのシーンも後々の伏線になっているから、最初から主人公がどう騙されるか、
後でどう挽回するのかいちいち気になる。
結局、警察が全部お見通しで、男は振り回されただけだったけど。
「人の顔を見れば善悪が分かる」「本当にそうならカンタンだがね」
■『エネミー・オブ・アメリカ』(1998)
監督:トニー・スコット 出演:ウィル・スミス、ジーン・ハックマン ほか
最近この手のが多いね。ホントに可能だってゆーからマジで怖い。
今じゃ電気&通信網なしの世界なんて考えられないからね。
逃げまくる息もつけないノンストップムービー。W.スミスの軽妙で憎めないキャラがイイ。
そんなに美人じゃない奥さんになかば尻に敷かれているスミスの図って妙にハマってて可笑しいw
老いてなお一筋縄じゃいかない男、ハックマンもハマる。
それにしてもストーカーなんてカワイイもんじゃんっな世界。オートロックを開けるのなんか朝飯前。
フツーに秋葉原に売ってるってゆーから他人事じゃない。盗聴器の探査機が一家に一台欲しい
“衛星カメラは真上からしか撮れないから上を向かない”フムフム、ひとつ学んだ
このまま進むとハッカーなんか人の口座から金をとったり、PCのデータは全世界共有みたいになっちゃうし・・・
いや〜個人の生活なんて丸見え同然
■『フェイス/オフ』(1997)
監督:ジョン・ウー 出演:ニコラス・ケイジ、ジョン・トラヴォルタ ほか
顔を外してそのまま移植する 今の最新医療なら可能かも、と思わず信じそうで信じられない
このアイデアがまずイケてる。そしてこの2大スターの競演
人生楽しまなきゃ損の極悪人と、一人息子を失った家庭派&必殺仕事人、
キャラがハッキリ分かれているから分かりやすいけど微妙な素性や体の動きも、それに伴うところも見所。
ラストの盛り上がりのボートアクションにビックリ。このスタントは表彰もの!
船を突き破ってボートが爆破しようとへーきなこの男、サイボーグ並みw
今作の隠れたもう1つの見所はN→Aに言うセリフ。「お前は人生の楽しみも何も知らない!」
犯人になりすますうちにヤク、女、もろもろの悪の楽しみを見て、
ムショでの悪人の扱いを受けるうちに自分が分からなくなるA。
脳はさぞかし混乱したことだろう。一番憎んできた顔と心がバラバラで。
人間、周りの環境や扱われ方で性格も左右されるっていうし。
見た目が変わっても変わらない夫婦愛と親子の絆、なんて理想的じゃん。
■『ブレイド』(1998)
監督:スティーブン・ノリントン 出演:ウェズリー・スナイプス、スティーブン・ドーフ ほか
最近アメリカ人の間でカンフー人気が再燃してるのか?
銃弾がびゅーっと飛んでくスローモーション+なぜか東洋系の多い集団とのカンフー・アクション・・・
どことなく映像革新を起こした『マトリックス』風。
スナイプスがこれまでのどっかコミカルで軽いブラックのイメージを一新。カンペキ、ヒーローにひたりきってる。
それも吸血鬼がらみなのは、ちょっとB級入ってて面白い+侍映画ファンだったのか!?と思うくらいの剣さばき。
これも4週間の特訓したのかな?
どの吸血鬼映画も血を吸われる美女のシーンは妙にエロティックなんだよね。
ロシア語?喋って退治するヒーローはとことんクール。
「彼らはそこら中にいる」
バーの中では日本人の女の子がコスプレ状態で歌って踊り、それを見る日本人おやじたち。
あーそーかい、日本人はみんな吸血鬼かい
傷がすぐ治るなんて便利だなー。日焼け止めクリームと紫外線カットのメットで昼間歩くってのが笑える。
現代の知恵を使えば、かなり快適な暮らしになったんじゃないの、ヴァンパイアたちは?
■『奇蹟の輝き』(1999)
監督:ヴィンセント・ウォード 出演:ロビン・ウィリアムス ほか
「死後の世界」のハリウッド版をウィリアムズが演じる異色ドラマ。
天国と地獄をCGで創り出すテリー・ギリアム風。
♪There's no Hell below us, above us only sky. すべては魂のままに。
「悲しみはいつまで続く?」「自分が終わりと決めるまでさ」
私の大好きな『メイド・イン・ヘブン』にも似てる。
リインカネーションが本当なら一番最初の人生って一体誰だったろう?
中には転生して地獄へ行った者もいるだろう。そしたらもう生きてやり直せないのか?
いろんなルールがあっても、やはりそれは個々の想像の世界なのか?
自分を許して、理解して、認めることが何より難しいのだろう。
人生は、それを学んでいくための長い永遠の旅だとしたら・・・?
「自分は存在する、と意識した時に自分は存在する」か。
犬は犬に生まれ変わっちゃうのかしら?w
絵の具で描いた山、川、湖、家を歩くシーン等イマジネーションのふくらむ限り、映像技術も日々進歩してゆく。
想像できることは実現できる! What a mysterious, wonderful universe!
今回からルーズリーフシリーズに突入
自由に取り外せて便利だし、いろいろ気になった記事や写真をたくさんペタペタ貼るようになった。
前回までのリングノートでは、2000年が抜けてたから、ちょっと時系列が前後してしまったけれども、
今回はスヌーピーが貼ってある薄いピンク色のルーズリーフからのご紹介。
photo1:ムーミンのイラスト発見。
photo2:「星の王子さまミュージアム」に行った記録。
photo3:友だちの能のイベントを観に行った。寒かった〜凍×∞
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『檻の中の情事』(1993)
監督:オリヴァー・ヘルマン 出演:レスリー・アン・ダウン ほか
深夜番組をさまよってて、なんか映画でもと思って観た1本。裏の『ビキニの悲鳴』にもちょっと魅かれたんだけどw
異常にセクシー系の美女が、それでなくとも女に飢えてる問題多発地帯の囚人の先生になるってゆー設定が
すでにかなり危険だが、1回だけ情事?を交した囚人が、これまたもろビルダーバリバリのセクシー系。
こんな特典があるなんて、いい刑務所やん
「大きな夢に向かって前進あるのみ」と言ってラップを歌いだすラスト(なぜ?w
彼女は本物の歌手なのかも。しかし、ここまでのストーリーが台無しじゃないか!?
それに夫殺しの彼女を捕まえなくていいんかい、おいおいってカンジ。
でも、こんな話、アメリカならあってもおかしくない気もするからフシギ。
■『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』(1999)
監督:スティーブン・ソマーズ 出演:ブレンダン・フレイザー、レイチェル・ワイズ ほか
ひとつの大冒険をやり遂げたインディ・ジョーンズな気分。
エジプトのロマンティックなロマンスに、歴史の魅力も加えて本当にぜーたく
劇場で観たら迫力だったろーなあ。悪の化身も目的が恋人を蘇らせるためなら納得。
もの哀しさと痛快さが残る。ヒーロー、考古学好きのヒロイン、悪運強いマヌケた兄、貪欲な男、
それぞれのハッキリしたキャラ設定が分かりやすい大娯楽作品。
ミイラが次第に肉付けされてゆく映像など動きも自然で迫力満点
再現されたエジプト文明や遺跡も素晴らしい。死してなお忠実な部下らにも感動。
現代でも次々と明かされるエジプトの知恵には限りないミステリーとロマンがあふれている!
退役軍人で飲兵衛に落ちぶれたおっちゃんがハデに活躍して死んでいく。
1人1人が脱落していくのは『里見八犬伝』風で何気ない脇役にもきっちり見せどころがあるのがイイ。
■『ゴールデン・ボーイ』(1998)
原作:スティーヴン・キング 監督:ブライアン・シンガー
出演:ブラッド・レンフロ、イアン・マッケラン ほか
今作を恐怖映画と呼んでいいのか位置づけが曖昧。若い割にしたたかな少年と
地獄の沙汰を見てきた穏やかな仮面をかぶった老人。
人の中に潜む非情な悪に魅入られるということがどういう状態なのかは
当事者になってみなきゃ分からない(分かりたくないが
フシギで奇怪な縁につながれた両者の駆け引きは極上のミステリーなのかも。
残虐性は生まれるものなのか? 伝染するものなのか?
「人を殺すのはどんな気持ちだ?」
少年が老人に聞いた質問を今度は返され、何も説明できない。
無感覚で何も感じなくなるのが恐ろしいのかもしれない。なんだかテーマが重くて演劇っぽい。
レンフロのヌードや妙に色っぽいまっぱのシーンが多いのもサービスなんだろーか?w
■『女と女と井戸の中』(1997)
監督:サマンサ・ラング 出演:パメラ・レイブ、ミランダ・オットー ほか
いったん疑わせて違うと安心させて、実は真犯人だったというかなりヤラれた感じのミステリー。
今気づいたけど、あれだけ演技の上手いKなら、もしかすると轢いた男も最初はグルだったのかも・・・とまで思えてくる。
田舎の中年女を騙すくらい少年院出の彼女ならカンタンだったことだろう。
それじゃあまりにもHが踏んだり蹴ったりで哀れなのに、ラスト、子どもらとともにヒッチハイクしてもらって
微笑むシーンでなんとなく同情も●(読み取れない)なるのはフシギな締め方。
全体が寒々とした青色を基調としていて、青春もなく育ったと思われる女の空しさと
それを埋めてゆく1つ1つの何気ない楽しみの過程も見せどころ。
主演のパメラは、今作で豪アカデミー賞主演賞を受賞している。
■『鳩の翼』(1997)
監督:イアン・ソフトリー 出演:ヘレナ・ボナム・カーター ほか
「結婚してくれ。Mの金はなしで」「彼女の面影を愛さないと誓えるなら」
この時交わす愛も、重ねた体もなんと空しく冷たいものか!? 結局2人が結婚したのかも分からずじまい。
別れることもできず、一緒になっても3人目の影はあまりにも大きくて消えない。
ヘレナのいつものキャラなら「3人で暮らそう」くらい言いそうなんだけど、今作は少し耐える役。
いくら親友でも人間の心はうつろいやすく、正直であるほどウソはつけない。
愛する男は、よっぽど自信があったって貸すべきじゃなかった。
しかも死にかけてるなんてできすぎた設定。
マートン役のイギリス俳優は、久々美しい二枚目。次回作が楽しみ。
水の都ヴェニスの古くて神秘的な街並みが悲劇の愛にピッタリすぎて美しすぎるほど。
ゴンドラに乗って夜の河下りで古い建物の間を通って響く声で囁き合えば
ロマンティックな恋に墜ちないカップルはいないだろう。
■『スパニッシュ・プリズナー』(1997)
監督:デヴィッド・マメット 出演:キャンベル・スコット ほか
“プロセス”という、形があるようで形のない発明、アイデア、著作権・・・
ネットビジネスへの投資をはじめとして、見えない利益に莫大な投資価値をおう現代。
「人は見かけによらぬもの」誰も信じられない。
そして個人の行動は、情報ネットワークですべて監視されている。
真面目で平凡な男を一気に極悪犯に変えることも可能。
そして無実を証明する手立てを残さない鮮やかで自然な罠、また罠。
カンペキ二枚目俳優スコットの久々の注目作。
スティーブン・マーティンを容易に信じちゃマズイと思うけどねw
一番利益が得られたのは社長じゃない? なんだか真犯人がよう分からんかったが、
オチが「日本人は誰も気にしてないからな」て、とことん差別した映画やん!
でもこの日本人で英語ベラベラなおっさん刑事はいい味出してるw
どのシーンも後々の伏線になっているから、最初から主人公がどう騙されるか、
後でどう挽回するのかいちいち気になる。
結局、警察が全部お見通しで、男は振り回されただけだったけど。
「人の顔を見れば善悪が分かる」「本当にそうならカンタンだがね」
■『エネミー・オブ・アメリカ』(1998)
監督:トニー・スコット 出演:ウィル・スミス、ジーン・ハックマン ほか
最近この手のが多いね。ホントに可能だってゆーからマジで怖い。
今じゃ電気&通信網なしの世界なんて考えられないからね。
逃げまくる息もつけないノンストップムービー。W.スミスの軽妙で憎めないキャラがイイ。
そんなに美人じゃない奥さんになかば尻に敷かれているスミスの図って妙にハマってて可笑しいw
老いてなお一筋縄じゃいかない男、ハックマンもハマる。
それにしてもストーカーなんてカワイイもんじゃんっな世界。オートロックを開けるのなんか朝飯前。
フツーに秋葉原に売ってるってゆーから他人事じゃない。盗聴器の探査機が一家に一台欲しい
“衛星カメラは真上からしか撮れないから上を向かない”フムフム、ひとつ学んだ
このまま進むとハッカーなんか人の口座から金をとったり、PCのデータは全世界共有みたいになっちゃうし・・・
いや〜個人の生活なんて丸見え同然
■『フェイス/オフ』(1997)
監督:ジョン・ウー 出演:ニコラス・ケイジ、ジョン・トラヴォルタ ほか
顔を外してそのまま移植する 今の最新医療なら可能かも、と思わず信じそうで信じられない
このアイデアがまずイケてる。そしてこの2大スターの競演
人生楽しまなきゃ損の極悪人と、一人息子を失った家庭派&必殺仕事人、
キャラがハッキリ分かれているから分かりやすいけど微妙な素性や体の動きも、それに伴うところも見所。
ラストの盛り上がりのボートアクションにビックリ。このスタントは表彰もの!
船を突き破ってボートが爆破しようとへーきなこの男、サイボーグ並みw
今作の隠れたもう1つの見所はN→Aに言うセリフ。「お前は人生の楽しみも何も知らない!」
犯人になりすますうちにヤク、女、もろもろの悪の楽しみを見て、
ムショでの悪人の扱いを受けるうちに自分が分からなくなるA。
脳はさぞかし混乱したことだろう。一番憎んできた顔と心がバラバラで。
人間、周りの環境や扱われ方で性格も左右されるっていうし。
見た目が変わっても変わらない夫婦愛と親子の絆、なんて理想的じゃん。
■『ブレイド』(1998)
監督:スティーブン・ノリントン 出演:ウェズリー・スナイプス、スティーブン・ドーフ ほか
最近アメリカ人の間でカンフー人気が再燃してるのか?
銃弾がびゅーっと飛んでくスローモーション+なぜか東洋系の多い集団とのカンフー・アクション・・・
どことなく映像革新を起こした『マトリックス』風。
スナイプスがこれまでのどっかコミカルで軽いブラックのイメージを一新。カンペキ、ヒーローにひたりきってる。
それも吸血鬼がらみなのは、ちょっとB級入ってて面白い+侍映画ファンだったのか!?と思うくらいの剣さばき。
これも4週間の特訓したのかな?
どの吸血鬼映画も血を吸われる美女のシーンは妙にエロティックなんだよね。
ロシア語?喋って退治するヒーローはとことんクール。
「彼らはそこら中にいる」
バーの中では日本人の女の子がコスプレ状態で歌って踊り、それを見る日本人おやじたち。
あーそーかい、日本人はみんな吸血鬼かい
傷がすぐ治るなんて便利だなー。日焼け止めクリームと紫外線カットのメットで昼間歩くってのが笑える。
現代の知恵を使えば、かなり快適な暮らしになったんじゃないの、ヴァンパイアたちは?
■『奇蹟の輝き』(1999)
監督:ヴィンセント・ウォード 出演:ロビン・ウィリアムス ほか
「死後の世界」のハリウッド版をウィリアムズが演じる異色ドラマ。
天国と地獄をCGで創り出すテリー・ギリアム風。
♪There's no Hell below us, above us only sky. すべては魂のままに。
「悲しみはいつまで続く?」「自分が終わりと決めるまでさ」
私の大好きな『メイド・イン・ヘブン』にも似てる。
リインカネーションが本当なら一番最初の人生って一体誰だったろう?
中には転生して地獄へ行った者もいるだろう。そしたらもう生きてやり直せないのか?
いろんなルールがあっても、やはりそれは個々の想像の世界なのか?
自分を許して、理解して、認めることが何より難しいのだろう。
人生は、それを学んでいくための長い永遠の旅だとしたら・・・?
「自分は存在する、と意識した時に自分は存在する」か。
犬は犬に生まれ変わっちゃうのかしら?w
絵の具で描いた山、川、湖、家を歩くシーン等イマジネーションのふくらむ限り、映像技術も日々進歩してゆく。
想像できることは実現できる! What a mysterious, wonderful universe!