■ニャンとびっくり! 科学で探る?ネコとヒトとの優しい関係@サイエンスZERO
ゲスト:太田光明 (東京農業大学教授)
竹内薫、南沢奈央
ニャンとも不思議!?遺伝子が明かすネコの秘密@サイエンスZERO
スタジオにもにゃんこが来て、2人のヒザの上に乗ったりして
番組の内容より、ついつい可愛いにゃんこばかり見ちゃったw
竹内さん宅のにゃんこもホントかあいいんだよね
ツンデレなモモちゃん、一番仲良くしてくれるゾンゾンなどなど
ネコは飼い主をどこまでわかっているのか ネコの認知能力を探る研究が行われている
ネコのほうがイヌより聴覚が圧倒的に優れているってビックリ!
でも、イヌは名前を呼ぶと振り返り、アイコンタクトをとるが、ネコは知らんぷりw
そこで、実験 他人が名前を呼んだ声と、飼い主が呼んだ声を混ぜて聞かせて、
その反応を第三者が評価した 「馴化脱馴化法」
結果、ちゃんと聞こえてて、飼い主だと認識はしているものの、反応はわずかw
専門家:(ネコの研究なら飽きないだろうなあ!
ネコは祖先種が単独性の生き物
おそらくコミュニケーション自体、そんなに豊富ではなかった
人間と共存しはじめたきっかけも、人間が農耕を始めて
穀物を倉庫に納めておくと、ネズミがくるから、それを追い払うため
ニャーという鳴き方は、ヒトにだけ
太田さん:
ネコ同士の会話ではああいう鳴き方はしません
今、とくに先進国ではネズミ捕りの必要がなくなった
その代わり、ヒトのコンパニオンとして確固たる地位を築こうと、
ネコもそれなりの努力をしている結果(にゃんこの努力!
イヌ・ネコ・ヒトの関係
酸素ヘモグロビンの濃度を測る
脳が活動すると、消費する酸素量も増えることから実験に利用
1.30秒安静にする
2.30秒イヌをなでる
3.30秒安静にする(こんな実験でお金をもらえる仕事ならしたい!
結果、なでている時に酸素量が増えていることが分かる
今度はネコのユキさんで実験したら、ネコのほうがより脳が活発に活動していることが判明!
ネコのツンデレが、人の脳に驚きの効果を与えていた
ユキさんにハイタッチをしてもらい、しばらく安静にして、
もう一度ハイタッチを試みたら、つれないユキさんw
でも、この時、脳は命令をきいてくれた時より活発に活動していた/驚
ヒト同士でも「相手の表情を読み取る」などの非言語コミュニケーションを司る部分がもっとも反応
専門家:
言うことを聞いてくれないと、一生懸命思考する
相手の表情を見たり、仕草で相手の気持ちを推し量ることで
非言語コミュニケーションのほうが優位となる
太田さん:
言うことを聞いてくれた時に脳血流が上がり、聞かないと下がる
「座れ」と言って座ってくれると安心し、座らないとガッカリする
ヒトはネコを対人間、それ以上としてみているのではないか
イヌよりネコのほうが触れた時に脳が活性化する
太田さん:
イヌよりネコのほうがフワフワして触り心地がいい
触り心地の違いが脳の血流に影響していると考えている
(じゃあ、フワフワのイヌは?
うつ病の患者さんへの効果 イルカの「クリックス音」
うつ病の患者さんは、イルカと触れ合うとうつが緩和する
イルカの鳴き声が影響しているのではないかと考えられている
その「クリックス音」と、ネコが心地よい時に出す「ゴロゴロ音」が似ている
その他の病気のリスクも緩和?
ミネソタ大学脳卒中研究所が発表した論文で、
ネコの飼育と「心血管疾患」の関係を13年間にわたり調べた結果は有名な研究
教授:
年齢、高血圧、喫煙の有無、コレステロールなど
心臓、血管の病気のリスク値も含めて総合的に調べたところ
ネコを飼っている人は、心筋梗塞などで亡くなる確率が40%も低いことが判明した
太田さん:
心臓の具合の悪い人は、ストレスが非常に問題になる
それをやわらげてくれるのが一番大きな原因では
ネコの死因第2位の腎臓病 これを引き起こすウイルスの存在が明らかになってきた
尿を調べた結果、ウイルスの遺伝子を発見
専門家:
高齢のネコの約30%が腎臓疾患になる
慢性腎疾患は、長らくネコ特有の病気で仕方ないと思われていた
そのうちの何割かが、ウイルスが原因だとしたら、
ワクチンや抗ウイルス薬を開発すれば、解決できる可能性がある
太田さん:
ネコもトレーニングしたほうがいいと私は思っている
さきほどのハイタッチなどして、出来たらご褒美をあげると
ヒトとの関係がより近くなり、より良い関係を築ける
ゲスト:太田光明 (東京農業大学教授)
竹内薫、南沢奈央
ニャンとも不思議!?遺伝子が明かすネコの秘密@サイエンスZERO
スタジオにもにゃんこが来て、2人のヒザの上に乗ったりして
番組の内容より、ついつい可愛いにゃんこばかり見ちゃったw
竹内さん宅のにゃんこもホントかあいいんだよね
ツンデレなモモちゃん、一番仲良くしてくれるゾンゾンなどなど
ネコは飼い主をどこまでわかっているのか ネコの認知能力を探る研究が行われている
ネコのほうがイヌより聴覚が圧倒的に優れているってビックリ!
でも、イヌは名前を呼ぶと振り返り、アイコンタクトをとるが、ネコは知らんぷりw
そこで、実験 他人が名前を呼んだ声と、飼い主が呼んだ声を混ぜて聞かせて、
その反応を第三者が評価した 「馴化脱馴化法」
結果、ちゃんと聞こえてて、飼い主だと認識はしているものの、反応はわずかw
専門家:(ネコの研究なら飽きないだろうなあ!
ネコは祖先種が単独性の生き物
おそらくコミュニケーション自体、そんなに豊富ではなかった
人間と共存しはじめたきっかけも、人間が農耕を始めて
穀物を倉庫に納めておくと、ネズミがくるから、それを追い払うため
ニャーという鳴き方は、ヒトにだけ
太田さん:
ネコ同士の会話ではああいう鳴き方はしません
今、とくに先進国ではネズミ捕りの必要がなくなった
その代わり、ヒトのコンパニオンとして確固たる地位を築こうと、
ネコもそれなりの努力をしている結果(にゃんこの努力!
イヌ・ネコ・ヒトの関係
酸素ヘモグロビンの濃度を測る
脳が活動すると、消費する酸素量も増えることから実験に利用
1.30秒安静にする
2.30秒イヌをなでる
3.30秒安静にする(こんな実験でお金をもらえる仕事ならしたい!
結果、なでている時に酸素量が増えていることが分かる
今度はネコのユキさんで実験したら、ネコのほうがより脳が活発に活動していることが判明!
ネコのツンデレが、人の脳に驚きの効果を与えていた
ユキさんにハイタッチをしてもらい、しばらく安静にして、
もう一度ハイタッチを試みたら、つれないユキさんw
でも、この時、脳は命令をきいてくれた時より活発に活動していた/驚
ヒト同士でも「相手の表情を読み取る」などの非言語コミュニケーションを司る部分がもっとも反応
専門家:
言うことを聞いてくれないと、一生懸命思考する
相手の表情を見たり、仕草で相手の気持ちを推し量ることで
非言語コミュニケーションのほうが優位となる
太田さん:
言うことを聞いてくれた時に脳血流が上がり、聞かないと下がる
「座れ」と言って座ってくれると安心し、座らないとガッカリする
ヒトはネコを対人間、それ以上としてみているのではないか
イヌよりネコのほうが触れた時に脳が活性化する
太田さん:
イヌよりネコのほうがフワフワして触り心地がいい
触り心地の違いが脳の血流に影響していると考えている
(じゃあ、フワフワのイヌは?
うつ病の患者さんへの効果 イルカの「クリックス音」
うつ病の患者さんは、イルカと触れ合うとうつが緩和する
イルカの鳴き声が影響しているのではないかと考えられている
その「クリックス音」と、ネコが心地よい時に出す「ゴロゴロ音」が似ている
その他の病気のリスクも緩和?
ミネソタ大学脳卒中研究所が発表した論文で、
ネコの飼育と「心血管疾患」の関係を13年間にわたり調べた結果は有名な研究
教授:
年齢、高血圧、喫煙の有無、コレステロールなど
心臓、血管の病気のリスク値も含めて総合的に調べたところ
ネコを飼っている人は、心筋梗塞などで亡くなる確率が40%も低いことが判明した
太田さん:
心臓の具合の悪い人は、ストレスが非常に問題になる
それをやわらげてくれるのが一番大きな原因では
ネコの死因第2位の腎臓病 これを引き起こすウイルスの存在が明らかになってきた
尿を調べた結果、ウイルスの遺伝子を発見
専門家:
高齢のネコの約30%が腎臓疾患になる
慢性腎疾患は、長らくネコ特有の病気で仕方ないと思われていた
そのうちの何割かが、ウイルスが原因だとしたら、
ワクチンや抗ウイルス薬を開発すれば、解決できる可能性がある
太田さん:
ネコもトレーニングしたほうがいいと私は思っている
さきほどのハイタッチなどして、出来たらご褒美をあげると
ヒトとの関係がより近くなり、より良い関係を築ける