■データでみる東日本大震災6年@あさイチ
専門家ゲスト:萱野稔人さん(津田塾大学教授)
ゲスト:三田寛子さん、くわばたりえさん
リポーター:中谷文彦アナウンサー
様々なデータから東日本大震災の年と6年目の今年を比較するという企画
■電化製品は節電モードに進化
冷蔵庫
店員「電気代は年間8000~1万円くらい違います」
電球はLEDに
●消費電力にどう影響? 電気料金の値上がり
ある実験:
3組に分けて、電気使用量を比較してみたら、電気代をアップした家庭のほうが節電していた
萱野さん:
身も蓋も無い話ですが、震災後に電気料金単価が上がったので
支払い額を減らそうとして、家庭が電力消費を落とそうとした
モラルかお金か ヒトを動かすのは、心理学ではヒトは損得で動くと言われている
モラル自体、損得が基準になっている
例えば、この人を助ければ、自分なにかあった時助けてもらえるかも、とか
■「ふるさと納税」の変化
もともとは国が被災地支援のために呼びかけたものだったが
返礼品合戦になり、被災地は準備が不十分なため、対抗できない
今では全国の売り上げのほうが1600億円くらいにのびてしまった 宮城・福島は2%
岐阜県に南相馬市の「ふるさと納税」の拠点がある?
ファッションブランド品を扱う会社の倉庫の一部を借りることで、
ここから発送すれば経費の節約になる
返礼品はアメリカ製などで、南相馬市の特産品は1つもない
3年前から返礼品のサービスを始めて、当初は昆布など
地元の特産品をHPに載せていたが寄付金は集まらなかった
市から依頼されたNPOが人気の返礼品を揃えたら、売り上げは急上昇した
人気ブランドの部屋着も18000円のものが、16000円は控除されるため、実質2000円で手に入る
「アパレルというものをきっかけに“ふるさと納税”を使用している
商品ありきというよりは、問題解決 原点回帰」
ヤナギー:ネットショッピングの感覚になっているのでは?
萱野:復興でお金がない中で他の自治体が返礼品競争をすると格差ができてしまう
イノッチ:モノじゃなくて、寄付金が誰に、どう使われているのか分からないという声もある
萱野:
こうしたプロジェクトで競争するのも1つの手段
特産物とは別の考え方もあってもいい
新しいキャラクターを作って特産品にしようかという発想も出てきている
■義捐金は今も受け付けているが激減
赤十字社は1%しか集まっていない
毎年3月いっぱいまで受付と決めているが
3月後半に延長するかどうかを決めるので、また延長される可能性がある
■福島のお米は値下げしても売れない状況が続いている~食の安全と風評被害
他の産地のお米より1000円も値下げしている状況
スーパーで福島県産を買った女性に理由を聞くと
「お買い得だったので 福島だからとかは考えたことはない」
「すごい安いからちょっと心配 美味しいかどうか」
●農協の倉庫には売れ残った福島産のお米がうず高く積まれたまま
農協の倉庫には、去年収穫されたお米が余ってしまい困っている
担当者:
今年は一等米の比率が97%で、近年にないくらい非常に品質が良いです
でも、どうしても“福島県”の名前が出ると、消費者が嫌う部分があるので
スーパーなどの量販店には出しにくい
ほとんど業務用に回さざるを得ないのが現状です
●検査は充分 2年間、放射性物質は検出されていない
震災直後の米から500ベクレルが検出されたが
ずっと「全量全袋検査」を続け、2年前からは放射性物質は検出されていない
[郡山市の大手米問屋]
コンビニのおにぎり・お弁当、外食産業などに米を卸している
担当者:
中身はブレンド米です
本来なら、100%福島県産を使っていただけるのが一番だけれども
そんな贅沢を言っていられない とりあえず使ってみてもらって
一人ひとり、ファンを増やしていきたい
●苦労して検査していることが知られていない
萱野:
まずは検査のことを知ることから
「安全」と言われても「安心」までいかないのが現実
専門家も困っている
検査をして「大丈夫だ」と言えば、みんな納得すると思っていたが人々の行動は変わらない
その溝をどう埋めるのかが悩み
有働:心理学でなんとかなりませんか?
萱野:
専門家に対する不信感を強めたのが震災だった
専門家自体の信用度が下がってしまった
たくさんお米が並んでいる中で、自分だけあえて福島県産を選ぶ勇気が出ない
あとでなにかあった時、自己責任になるのが不安
でも、いつまで検査を続けたら安心するのか、というのも大きな課題
「危険だから検査を続けているのでは?」という不安も一部ある
この件に関しては、むしろ「風化」がプラスになるかもしれない
実際、ヒロシマ、ナガサキも原爆後はいろいろ言われたが
時間が経って、ヒトの記憶が薄らいで、今は何も関係ない
■漁業
漁師:
原発爆発した時に、一番放射性物質を体内にためこんだのがメバルとかタナゴ
いろいろな所でとれた魚介類の放射性物質のモニタリング検査を続けている
とった魚はすぐに「水産試験場」へ運ぶ 検査は1週間に1回
いわき市の7つの港から集まる
●今も「水産試験場」で徹底した検査をしている
魚の年齢は「耳石」の輪の数で分かる
検査結果は、翌日HPで公表しているが、基準値を超える魚は2年前から1匹もいない
しかし、福島の漁業関係者はいまだ本格的な漁はせず、「試験操業」をしている
1回に出る漁の数、とる量も抑えている
とった魚介類は築地市場に送る
●福島でとれた魚が最後まで残ってしまう築地市場
担当者:
いちばん最後まで残ってしまう感じ
どこまでが「試験操業」で、どこからが「本操業」なのか
本操業という明確な指針がはっきり言ってない
“こうなれば本操業になる”というのが、まだ分からない
●魚市場の多くは再建に踏み切れない
震災を受けた時のまま 魚が売れない不安から再建に踏み切れない
獲れた魚介類が2箇所の市場に集まるため、さばける量は限られてしまう
この12種類の魚もこの2年間、基準値を超えていない
では、なぜ解除されないのか?
[制限解除の条件]
最初に検査した時と同じ場所で獲れた同じ魚で検査するのが条件
メルウドは、普段は水底にいるが、検査した時たまたま浅瀬にいたため、
その後は水底にいて、なかなか上まではこないため、制限が解除されない
萱野:
海中は拡散が早いため、事故に遭った魚介は拡散して、希釈され、もう関係ないが
「不安のイメージ」がとれない
漁業者が操業できないのは、実は環境保護にとってもプラスではない
漁師は漁に出ることで、毎日海の様子を観察している
農業や林業なども同じ
6年間獲っていない分、漁場としてはよくなっている
(魚がたくさん暮らしていることが自然の姿だとも言えるけれども・・・これもヒトの経済活動との兼ね合い
中谷アナ:
アンテナショップでじかに売るとすぐ売れるそう
対面で売るというのも1つのポイントかもしれない
■「震災婚」のその後は?
震災の年の漢字は「絆」だった
結婚相談所には、結婚したい女性が押し寄せていた(知らなかった
33歳 女性「守り合ったり、支え合ったりする、そういう絆を、私は結婚によって得たい」
これまで5人の男性とお見合いをしたがマッチせず
結婚相談所のスタッフ橋本さん:
世の中がひっくり返った感じだった
今まではなんとなく自分の言い訳ばっかりしていた
「私はこんなキャリアがある」とか「いっぱいモテたのよ」とか
●婚活の7割が女性
橋本さん:
今もやはり女性の志願者が多い
バランス的には、もっと男性がいるといいけど
最近の傾向は、結婚する理由が変わった
「やっぱり親に対して、家族を作って見せたい気持ちが強い」
「一人で生きていくのも人生なのかなと思うこともあります」
[38歳 女性]
40人とお見合いをしたがマッチせず退会を決断した
「人と同じじゃない自分にコンプレックスがあった
自分が“普通”であることの証明にもなるかなとか
今は“独身の自分ですが、なにか?”みたいな
相手に合わせたり、世間に合わせたり、そういうのは、もう止めようかな」
相談所になだれ込んでみたものの、本当に果して自分は結婚したいんだろうか?
(女性たちは)活動の中で気づき始めたんだと思います
(“どさくさ紛れ”て/爆
萱野:
グラフを見ると2011年には減っている 「結婚なんてしてる場合じゃない」という状況からが理由
翌年にその反動で少し増えたが、全体的に減り続けているのは明らか
1人で生きる不安、リスクは誰でも多少あるが、女性のほうが感じやすい
仕事でキャリアを作りにくい社会の問題や、
健康のことなどでは女性のほうが結婚には前向き
非常事態があると、不安がかきたてられて一時的に増えた
[FAX]
ヤナギー:
ひと言では言えない いろんなケースがあるから
データでひとくくりにするのは、正直、違和感があった
私が福島出身てこともあるけど、6年で見えてきた、とは言えない
「安心です」と言っても、急にヒトの心や行動は変えられないし
農業にしても、とにかく愚直に1つ1つ丁寧に続けていくしかない
「検査のことを知らない」人が多いのも、メディアの人間として突きつけられた気がした
萱野:
被災地と、他の地域の人の「日常」のとらえ方の差がどんどん広がっている この差をどう埋めるか
有働:実は番組制作にあたっても悩んだところではあるんですけれども
ヤナギー:
風評被害をなくそうとして取り上げると、次の風評被害を生み出してしまいかねないジレンマがある
時間がかかるんだと思う
***
私は、福島の放射性物質より、日々食べているモノ
すべてに入っている「添加物」のほうがよっぽど不安だ
企業や個人の意識が変わらないかぎり、避けようがないくらい、あらゆる食べ物に入っているのが当たり前になってしまったから
専門家ゲスト:萱野稔人さん(津田塾大学教授)
ゲスト:三田寛子さん、くわばたりえさん
リポーター:中谷文彦アナウンサー
様々なデータから東日本大震災の年と6年目の今年を比較するという企画
■電化製品は節電モードに進化
冷蔵庫
店員「電気代は年間8000~1万円くらい違います」
電球はLEDに
●消費電力にどう影響? 電気料金の値上がり
ある実験:
3組に分けて、電気使用量を比較してみたら、電気代をアップした家庭のほうが節電していた
萱野さん:
身も蓋も無い話ですが、震災後に電気料金単価が上がったので
支払い額を減らそうとして、家庭が電力消費を落とそうとした
モラルかお金か ヒトを動かすのは、心理学ではヒトは損得で動くと言われている
モラル自体、損得が基準になっている
例えば、この人を助ければ、自分なにかあった時助けてもらえるかも、とか
■「ふるさと納税」の変化
もともとは国が被災地支援のために呼びかけたものだったが
返礼品合戦になり、被災地は準備が不十分なため、対抗できない
今では全国の売り上げのほうが1600億円くらいにのびてしまった 宮城・福島は2%
岐阜県に南相馬市の「ふるさと納税」の拠点がある?
ファッションブランド品を扱う会社の倉庫の一部を借りることで、
ここから発送すれば経費の節約になる
返礼品はアメリカ製などで、南相馬市の特産品は1つもない
3年前から返礼品のサービスを始めて、当初は昆布など
地元の特産品をHPに載せていたが寄付金は集まらなかった
市から依頼されたNPOが人気の返礼品を揃えたら、売り上げは急上昇した
人気ブランドの部屋着も18000円のものが、16000円は控除されるため、実質2000円で手に入る
「アパレルというものをきっかけに“ふるさと納税”を使用している
商品ありきというよりは、問題解決 原点回帰」
ヤナギー:ネットショッピングの感覚になっているのでは?
萱野:復興でお金がない中で他の自治体が返礼品競争をすると格差ができてしまう
イノッチ:モノじゃなくて、寄付金が誰に、どう使われているのか分からないという声もある
萱野:
こうしたプロジェクトで競争するのも1つの手段
特産物とは別の考え方もあってもいい
新しいキャラクターを作って特産品にしようかという発想も出てきている
■義捐金は今も受け付けているが激減
赤十字社は1%しか集まっていない
毎年3月いっぱいまで受付と決めているが
3月後半に延長するかどうかを決めるので、また延長される可能性がある
■福島のお米は値下げしても売れない状況が続いている~食の安全と風評被害
他の産地のお米より1000円も値下げしている状況
スーパーで福島県産を買った女性に理由を聞くと
「お買い得だったので 福島だからとかは考えたことはない」
「すごい安いからちょっと心配 美味しいかどうか」
●農協の倉庫には売れ残った福島産のお米がうず高く積まれたまま
農協の倉庫には、去年収穫されたお米が余ってしまい困っている
担当者:
今年は一等米の比率が97%で、近年にないくらい非常に品質が良いです
でも、どうしても“福島県”の名前が出ると、消費者が嫌う部分があるので
スーパーなどの量販店には出しにくい
ほとんど業務用に回さざるを得ないのが現状です
●検査は充分 2年間、放射性物質は検出されていない
震災直後の米から500ベクレルが検出されたが
ずっと「全量全袋検査」を続け、2年前からは放射性物質は検出されていない
[郡山市の大手米問屋]
コンビニのおにぎり・お弁当、外食産業などに米を卸している
担当者:
中身はブレンド米です
本来なら、100%福島県産を使っていただけるのが一番だけれども
そんな贅沢を言っていられない とりあえず使ってみてもらって
一人ひとり、ファンを増やしていきたい
●苦労して検査していることが知られていない
萱野:
まずは検査のことを知ることから
「安全」と言われても「安心」までいかないのが現実
専門家も困っている
検査をして「大丈夫だ」と言えば、みんな納得すると思っていたが人々の行動は変わらない
その溝をどう埋めるのかが悩み
有働:心理学でなんとかなりませんか?
萱野:
専門家に対する不信感を強めたのが震災だった
専門家自体の信用度が下がってしまった
たくさんお米が並んでいる中で、自分だけあえて福島県産を選ぶ勇気が出ない
あとでなにかあった時、自己責任になるのが不安
でも、いつまで検査を続けたら安心するのか、というのも大きな課題
「危険だから検査を続けているのでは?」という不安も一部ある
この件に関しては、むしろ「風化」がプラスになるかもしれない
実際、ヒロシマ、ナガサキも原爆後はいろいろ言われたが
時間が経って、ヒトの記憶が薄らいで、今は何も関係ない
■漁業
漁師:
原発爆発した時に、一番放射性物質を体内にためこんだのがメバルとかタナゴ
いろいろな所でとれた魚介類の放射性物質のモニタリング検査を続けている
とった魚はすぐに「水産試験場」へ運ぶ 検査は1週間に1回
いわき市の7つの港から集まる
●今も「水産試験場」で徹底した検査をしている
魚の年齢は「耳石」の輪の数で分かる
検査結果は、翌日HPで公表しているが、基準値を超える魚は2年前から1匹もいない
しかし、福島の漁業関係者はいまだ本格的な漁はせず、「試験操業」をしている
1回に出る漁の数、とる量も抑えている
とった魚介類は築地市場に送る
●福島でとれた魚が最後まで残ってしまう築地市場
担当者:
いちばん最後まで残ってしまう感じ
どこまでが「試験操業」で、どこからが「本操業」なのか
本操業という明確な指針がはっきり言ってない
“こうなれば本操業になる”というのが、まだ分からない
●魚市場の多くは再建に踏み切れない
震災を受けた時のまま 魚が売れない不安から再建に踏み切れない
獲れた魚介類が2箇所の市場に集まるため、さばける量は限られてしまう
この12種類の魚もこの2年間、基準値を超えていない
では、なぜ解除されないのか?
[制限解除の条件]
最初に検査した時と同じ場所で獲れた同じ魚で検査するのが条件
メルウドは、普段は水底にいるが、検査した時たまたま浅瀬にいたため、
その後は水底にいて、なかなか上まではこないため、制限が解除されない
萱野:
海中は拡散が早いため、事故に遭った魚介は拡散して、希釈され、もう関係ないが
「不安のイメージ」がとれない
漁業者が操業できないのは、実は環境保護にとってもプラスではない
漁師は漁に出ることで、毎日海の様子を観察している
農業や林業なども同じ
6年間獲っていない分、漁場としてはよくなっている
(魚がたくさん暮らしていることが自然の姿だとも言えるけれども・・・これもヒトの経済活動との兼ね合い
中谷アナ:
アンテナショップでじかに売るとすぐ売れるそう
対面で売るというのも1つのポイントかもしれない
■「震災婚」のその後は?
震災の年の漢字は「絆」だった
結婚相談所には、結婚したい女性が押し寄せていた(知らなかった
33歳 女性「守り合ったり、支え合ったりする、そういう絆を、私は結婚によって得たい」
これまで5人の男性とお見合いをしたがマッチせず
結婚相談所のスタッフ橋本さん:
世の中がひっくり返った感じだった
今まではなんとなく自分の言い訳ばっかりしていた
「私はこんなキャリアがある」とか「いっぱいモテたのよ」とか
●婚活の7割が女性
橋本さん:
今もやはり女性の志願者が多い
バランス的には、もっと男性がいるといいけど
最近の傾向は、結婚する理由が変わった
「やっぱり親に対して、家族を作って見せたい気持ちが強い」
「一人で生きていくのも人生なのかなと思うこともあります」
[38歳 女性]
40人とお見合いをしたがマッチせず退会を決断した
「人と同じじゃない自分にコンプレックスがあった
自分が“普通”であることの証明にもなるかなとか
今は“独身の自分ですが、なにか?”みたいな
相手に合わせたり、世間に合わせたり、そういうのは、もう止めようかな」
相談所になだれ込んでみたものの、本当に果して自分は結婚したいんだろうか?
(女性たちは)活動の中で気づき始めたんだと思います
(“どさくさ紛れ”て/爆
萱野:
グラフを見ると2011年には減っている 「結婚なんてしてる場合じゃない」という状況からが理由
翌年にその反動で少し増えたが、全体的に減り続けているのは明らか
1人で生きる不安、リスクは誰でも多少あるが、女性のほうが感じやすい
仕事でキャリアを作りにくい社会の問題や、
健康のことなどでは女性のほうが結婚には前向き
非常事態があると、不安がかきたてられて一時的に増えた
[FAX]
ヤナギー:
ひと言では言えない いろんなケースがあるから
データでひとくくりにするのは、正直、違和感があった
私が福島出身てこともあるけど、6年で見えてきた、とは言えない
「安心です」と言っても、急にヒトの心や行動は変えられないし
農業にしても、とにかく愚直に1つ1つ丁寧に続けていくしかない
「検査のことを知らない」人が多いのも、メディアの人間として突きつけられた気がした
萱野:
被災地と、他の地域の人の「日常」のとらえ方の差がどんどん広がっている この差をどう埋めるか
有働:実は番組制作にあたっても悩んだところではあるんですけれども
ヤナギー:
風評被害をなくそうとして取り上げると、次の風評被害を生み出してしまいかねないジレンマがある
時間がかかるんだと思う
***
私は、福島の放射性物質より、日々食べているモノ
すべてに入っている「添加物」のほうがよっぽど不安だ
企業や個人の意識が変わらないかぎり、避けようがないくらい、あらゆる食べ物に入っているのが当たり前になってしまったから