■いざという時 あなたは?マンション火災@あさイチ
専門家ゲスト:坂口隆夫さん(市民防災研究所 理事)
リポーター:遠藤亮アナウンサー
“先日ロンドンで起きた高層住宅火災をきっかけに、
日本の共同住宅で火災が起こった場合の消火や避難の心構えについてお伝えしました。”
ロンドンの火災では7人の死亡者が出た
日本では、構造上の違いから、こうした高層住宅火災は起きにくいと言われるが
●「初期消火」の重要性
2年前に火災が発生した千代田区の高層住宅
朝8時半すぎに、25階建ての高層階から黒煙があがり、住人全員が外に避難した
2時間ほどで消火され、最小限の被害で済んだのは
住民による素早い「初期消火」のおかげだった
●火元の2つ下に住んでいるタカハシさんがとった行動
煙が見えたので、以前、参加した防火訓練の時に
「高層階は、消防隊が着くまで時間がかかる」と聞いたことを思い出した
タカハシさん:音がすごかった 爆発音がして
見に行くと、まだ身の安全を確保できると判断し、避難より消火することにした
1.消火器を持ち出し
2.消火栓からホースをのばして、他の住民と放水した
3.その後、消防隊が来たので任せた
「初期消火」が早かったため、他への延焼が防げて、表彰された
このマンションでは、年2回「防火訓練」をしている
●避難するか、消火するかの判断は?
専門家:火が天井に燃え移っていたら避難してください
ヤナギー:他人の家だと見えませんよね?
上記の例は、玄関のドアがたまたま開いていた
(無用心だな・・・ 原因は何だったんだろ?
専門家:
白い煙が出ているならまだ大丈夫
黒い煙は、可燃性ガスが出ているのでドアは開けないほうがイイ
消火器では消火できない状態なので、ドアを閉めて逃げる
煙が階段にまでいく可能性もある
(映画『バックドラフト』になっちゃうよね
専門家:
3~10分ほどで爆発することもある
まずは、煙が出ていることを知らせる 寝ていたり、留守で、気づいていないかもしれない
●日本のマンション建築の構造は火災が起きにくい
50名以上住んでいるマンションは、年に1回防火訓練をしなければいけないと法で定めている
12階以上あれば「スプリンクラー」の設置が義務付けられている
「防火区画」
ロンドンのような「外断熱」は使わず、燃えにくい素材で造り、延焼しにくい構造
古い建物であっても大火災にはなりにくい
「防火扉」の設置は、昭和36年に法で定められた
(日本は昔から自然災害、火事の多い国だからね
●ベランダにある「隔板」「避難はしご」の使い方
ベランダづたいに逃げる場合、これらを使うが、普段から訓練が必要
●マンションの防災設備を体験できる施設 「すまラボ」(東京・豊洲)
実際のマンションのベランダの模型で体験できる(行ってみたいなあ
遠藤アナが予備知識なしに体験してみた
家にもあるとは知っているが使ったことはない
「避難はしご」
1.まず「チャイルドロック」を外す
子どもが誤って落ちないようフックがかかっているのを外す
2.開けるといろいろ説明が書いてあり、ハシゴをおろすにも説明を読まないとうまく出せなかった
「隔板」
足で蹴り破る必要がある 女性スタッフがやってみると5回目でやっと穴が開いた
「けっこう、思ったより力が要りました」
スタジオでもゲストが体験
専門家:
真ん中あたりを、思いきって、つま先でなくかかとで蹴る
自分が出られる大きさに周りも蹴って開ける
破れた部分が脚に当たっても痛くない作りになっている
「隔板」の前にモノを置かないこと
もし、蹴る力が弱い人は、フライパンなど固いモノで叩いて開けてもよい
「屋内消火栓」
大人なら誰でも使えるように設計されているが・・・
ホースを伸ばして、開く方向にねじっても、最初ちょっぴり水が出ただけ
消火栓本体の「バルブ」を回さないと水が出ない仕組み/驚
想像以上に水の勢いが強いため、思い通りにコントロールするのは難しい
●「防火訓練」への参加は大事
最初に紹介した千代田区のマンションでは、火事後、住人の間に危機感が強まり、
自治会長さんが住人に説明、実地訓練をしている
消火栓のホースがどこまで届くか+避難経路を確かめるなど、1時間ほど
自治会長さん:
火事を経験してから、みんなのつながりが強くなった
心持ちのある人が増えることが一番の防災だと思った
<FAX>
専門家:
賃貸の場合、責任者が管理会社や、オーナーだから、訓練がしたければ
住人がみんなで「やりたい」と申し入れるしかない
1人でできることもある 消火器はどこにあるか確認したり(ない気がする・・・
避難経路はどうなっているかなど
または、事前に日にちを決めておけば、消防署で訓練指導してもらえる(個人でも?!
ヤナギー:僕は、昔、ベランダに金属バットを置いていた
専門家:
玄関で履きかえてもいい
急いで逃げなければならない時は裸足でも蹴らなきゃならない
多少の怪我をしても、命が助かるのが第一
アナ:心配なら、「隔板」の前に靴を置いておくとか
専門家:
警報ベルが鳴ったり、放送があり、煙や炎が見られないなら
廊下から階段に行って、地上まで避難するのが一番
※火災も、地震も、絶対エレベーターは使わないこと! 停電になると止まるから
(文明の利器は肝心な時に役に立たないねえ
エレベに閉じ込められるなんて考えただけで死にそう/怖×∞
ヤナギー:高層階にいる人たちは、屋上に行ったほうがいいのでは?
専門家:
原則的には地上へ逃げてください
最低でも、燃えている1つ下まで避難する
有働:高齢者、障害を持つ方などは、階段は辛いのでは?
専門家:住人同士で助け合ってください
ゲスト:濡れた布は口にあてたほうがいい?
専門家:ケムリがあれば 布かタオルを持って階段に行くとよい
追。
有働さん、また短く髪切って、さらに若く、キレイになってた
専門家ゲスト:坂口隆夫さん(市民防災研究所 理事)
リポーター:遠藤亮アナウンサー
“先日ロンドンで起きた高層住宅火災をきっかけに、
日本の共同住宅で火災が起こった場合の消火や避難の心構えについてお伝えしました。”
ロンドンの火災では7人の死亡者が出た
日本では、構造上の違いから、こうした高層住宅火災は起きにくいと言われるが
●「初期消火」の重要性
2年前に火災が発生した千代田区の高層住宅
朝8時半すぎに、25階建ての高層階から黒煙があがり、住人全員が外に避難した
2時間ほどで消火され、最小限の被害で済んだのは
住民による素早い「初期消火」のおかげだった
●火元の2つ下に住んでいるタカハシさんがとった行動
煙が見えたので、以前、参加した防火訓練の時に
「高層階は、消防隊が着くまで時間がかかる」と聞いたことを思い出した
タカハシさん:音がすごかった 爆発音がして
見に行くと、まだ身の安全を確保できると判断し、避難より消火することにした
1.消火器を持ち出し
2.消火栓からホースをのばして、他の住民と放水した
3.その後、消防隊が来たので任せた
「初期消火」が早かったため、他への延焼が防げて、表彰された
このマンションでは、年2回「防火訓練」をしている
●避難するか、消火するかの判断は?
専門家:火が天井に燃え移っていたら避難してください
ヤナギー:他人の家だと見えませんよね?
上記の例は、玄関のドアがたまたま開いていた
(無用心だな・・・ 原因は何だったんだろ?
専門家:
白い煙が出ているならまだ大丈夫
黒い煙は、可燃性ガスが出ているのでドアは開けないほうがイイ
消火器では消火できない状態なので、ドアを閉めて逃げる
煙が階段にまでいく可能性もある
(映画『バックドラフト』になっちゃうよね
専門家:
3~10分ほどで爆発することもある
まずは、煙が出ていることを知らせる 寝ていたり、留守で、気づいていないかもしれない
●日本のマンション建築の構造は火災が起きにくい
50名以上住んでいるマンションは、年に1回防火訓練をしなければいけないと法で定めている
12階以上あれば「スプリンクラー」の設置が義務付けられている
「防火区画」
ロンドンのような「外断熱」は使わず、燃えにくい素材で造り、延焼しにくい構造
古い建物であっても大火災にはなりにくい
「防火扉」の設置は、昭和36年に法で定められた
(日本は昔から自然災害、火事の多い国だからね
●ベランダにある「隔板」「避難はしご」の使い方
ベランダづたいに逃げる場合、これらを使うが、普段から訓練が必要
●マンションの防災設備を体験できる施設 「すまラボ」(東京・豊洲)
実際のマンションのベランダの模型で体験できる(行ってみたいなあ
遠藤アナが予備知識なしに体験してみた
家にもあるとは知っているが使ったことはない
「避難はしご」
1.まず「チャイルドロック」を外す
子どもが誤って落ちないようフックがかかっているのを外す
2.開けるといろいろ説明が書いてあり、ハシゴをおろすにも説明を読まないとうまく出せなかった
「隔板」
足で蹴り破る必要がある 女性スタッフがやってみると5回目でやっと穴が開いた
「けっこう、思ったより力が要りました」
スタジオでもゲストが体験
専門家:
真ん中あたりを、思いきって、つま先でなくかかとで蹴る
自分が出られる大きさに周りも蹴って開ける
破れた部分が脚に当たっても痛くない作りになっている
「隔板」の前にモノを置かないこと
もし、蹴る力が弱い人は、フライパンなど固いモノで叩いて開けてもよい
「屋内消火栓」
大人なら誰でも使えるように設計されているが・・・
ホースを伸ばして、開く方向にねじっても、最初ちょっぴり水が出ただけ
消火栓本体の「バルブ」を回さないと水が出ない仕組み/驚
想像以上に水の勢いが強いため、思い通りにコントロールするのは難しい
●「防火訓練」への参加は大事
最初に紹介した千代田区のマンションでは、火事後、住人の間に危機感が強まり、
自治会長さんが住人に説明、実地訓練をしている
消火栓のホースがどこまで届くか+避難経路を確かめるなど、1時間ほど
自治会長さん:
火事を経験してから、みんなのつながりが強くなった
心持ちのある人が増えることが一番の防災だと思った
<FAX>
専門家:
賃貸の場合、責任者が管理会社や、オーナーだから、訓練がしたければ
住人がみんなで「やりたい」と申し入れるしかない
1人でできることもある 消火器はどこにあるか確認したり(ない気がする・・・
避難経路はどうなっているかなど
または、事前に日にちを決めておけば、消防署で訓練指導してもらえる(個人でも?!
ヤナギー:僕は、昔、ベランダに金属バットを置いていた
専門家:
玄関で履きかえてもいい
急いで逃げなければならない時は裸足でも蹴らなきゃならない
多少の怪我をしても、命が助かるのが第一
アナ:心配なら、「隔板」の前に靴を置いておくとか
専門家:
警報ベルが鳴ったり、放送があり、煙や炎が見られないなら
廊下から階段に行って、地上まで避難するのが一番
※火災も、地震も、絶対エレベーターは使わないこと! 停電になると止まるから
(文明の利器は肝心な時に役に立たないねえ
エレベに閉じ込められるなんて考えただけで死にそう/怖×∞
ヤナギー:高層階にいる人たちは、屋上に行ったほうがいいのでは?
専門家:
原則的には地上へ逃げてください
最低でも、燃えている1つ下まで避難する
有働:高齢者、障害を持つ方などは、階段は辛いのでは?
専門家:住人同士で助け合ってください
ゲスト:濡れた布は口にあてたほうがいい?
専門家:ケムリがあれば 布かタオルを持って階段に行くとよい
追。
有働さん、また短く髪切って、さらに若く、キレイになってた