■2017 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展@板橋区立美術館(2017.7.9)
7月1日(土)~8月13日(日)まで
【ブログ内関連記事】
ボローニャ国際絵本原画展2015@板橋区立美術館
2016 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展@板橋区立美術館(2016.7.24)
今年も恒例のボローニャ展に行ってきました
晴れたのはいいけど、カラダが溶けそうなくらい暑い・・・
で、中は毎年けっこう冷房効いてて寒いくらいなんだよね
私の好きなガブリエル・バンサン、葉祥明さん、東逸子さん、ショーン・タンさんらは
調べるとみなボローニャでなにかしら受賞経験がある
ブックフェア@ボローニャには、作家、出版関係者らが集まる
毎年楽しみなのは、入り口の絵と、半券の絵
今年のは、私が展示の中で一番笑いそうになった古郡加奈子さんの絵
折り目を曲げると立ち上がるようになっているv
彼女の作品「1日」は、「喫茶店に行ってみた」「銭湯に寄ってみた」とシンプルな内容だけど
周りに一緒にいるのは動物とか、ロボットとか、鬼とか
みんなフツーに共存してるのがイイね ちょっと笑ってしまう絵のスタイルも足を留める
アリーチェ・コッピーニの「ビリー・ホリデイ物語」もよかった
“彼女は、白人社会で生きていくには黒すぎて、黒人社会の中では白すぎて、
女性コーラスとしては存在感がありすぎて、そして、「レディ・デイ」となった”
絵は、狭いコミュニティで弾かれる少女、女性シンガーの様子が描かれている
彼女の生き辛さから、あのブルースが生まれたというのが、たった数枚の絵で分かる
にゃんこの絵はなんでも可愛い
*
いつもは、入って右側に映像と閲覧コーナーがあったけれども
今回は、正面を絵本の閲覧コーナーにして、映像も流れていた
イラストレーターら4人ほどの男女が、並べられた大量の応募作品の中から
みんなで順番に観て、感想を言いながら、素晴らしいと思った絵に自分の色のフセンを貼っていく方式で
「これはイイわ」と入選させていく様子は毎回観ていて面白い
<特別展示1 フアン・パロミノ>
“メキシコの絵本作家フアン・パロミノ(Juan Palomino)をご紹介します。
パロミノは、2016年にボローニャ展に入選し、同時に「ボローニャ・SM出版賞」を受賞した注目の作家です。
受賞を記念して刊行された新作絵本「はじまりの前に」(Antes del primer dia)は、マヤの神話をもとにしたお話です。
世界や動物、人間がどのように作られたのか、壮大な物語を描いた17枚の原画を展示します。”
フアン・パロミノ『はじまりの前に』(Antes del primer dia)
賞の中でも30代の若い世代に贈る賞をもらった人とかなんとか説明に書いてあった
本も置いてあり、本人のインタビュー映像も流れていた
父の影響で建築家的な遠近法の目から抜け出すのに苦労したとかゆってたな
こんなに詳細に描きこまれているのに、これも「デジタルメディア」なのに驚く
他にも同様にAdobe Illustratorなどで描いたものが大半
アニメも絵本もパソで描く時代なのかねえ
グアテマラのマヤ族の神話をもとにしているとのことで内容も興味深かった
最初は何もなく、神さまは植物などを作ってから
“自分を讃えるために”人間を作ろうと思った
土で作ったら失敗(巨神兵みたくドロドロ溶けちゃった
木で作ったら、見た目は神さまにそっくりだけど心がなく、これも失敗 これはその後サルとなる
トウモロコシを練って作ったら、とてもよく出来すぎて、賢くなりすぎたため
フウっと息を吹きかけて、近くしか見えなくなった
だから、ヒトは神さまに近い存在ではあるけれども、見方が浅いみたいなオチ
ひどいなあ トウモロコシで出来てるって面白い
*
久々出かけたから、すごく疲れてしまって、映像を観ながら、ちょっと寝てしまった
<カフェ・ボローニャ Cafe Bologna>
“手作りのパンが自慢のカフェ。洋書など関連絵本が充実したブックショップも併設。”
いつもは、お腹が空いて、ここで美味しいパンとスープを食べるんだけど、
今回は、パンだけ買って帰った 安いのに、とても凝ってて、どれも美味しいv
<ボローニャ展 関連企画>
今回もいろいろアドカードを拾ってきたので、インスタにもアップする予定
森山佳代子さんのアドカードを見て、以前拾ったのと同じだとすぐ分かった
森山佳代子展「掌の宝物」@B-gallery(池袋)
2017年7月22日(土)~30日(日)
葉さんの展覧会のポスターも発見
<次回企画展>
世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦
2017年11月25日(土)~2018年1月8日(月・祝)
これも気になった 覚えていられるかな
他にも気になった絵本があったから、図書館で検索してあれば借りてみたいと思う
7月1日(土)~8月13日(日)まで
【ブログ内関連記事】
ボローニャ国際絵本原画展2015@板橋区立美術館
2016 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展@板橋区立美術館(2016.7.24)
今年も恒例のボローニャ展に行ってきました
晴れたのはいいけど、カラダが溶けそうなくらい暑い・・・
で、中は毎年けっこう冷房効いてて寒いくらいなんだよね
私の好きなガブリエル・バンサン、葉祥明さん、東逸子さん、ショーン・タンさんらは
調べるとみなボローニャでなにかしら受賞経験がある
ブックフェア@ボローニャには、作家、出版関係者らが集まる
毎年楽しみなのは、入り口の絵と、半券の絵
今年のは、私が展示の中で一番笑いそうになった古郡加奈子さんの絵
折り目を曲げると立ち上がるようになっているv
彼女の作品「1日」は、「喫茶店に行ってみた」「銭湯に寄ってみた」とシンプルな内容だけど
周りに一緒にいるのは動物とか、ロボットとか、鬼とか
みんなフツーに共存してるのがイイね ちょっと笑ってしまう絵のスタイルも足を留める
アリーチェ・コッピーニの「ビリー・ホリデイ物語」もよかった
“彼女は、白人社会で生きていくには黒すぎて、黒人社会の中では白すぎて、
女性コーラスとしては存在感がありすぎて、そして、「レディ・デイ」となった”
絵は、狭いコミュニティで弾かれる少女、女性シンガーの様子が描かれている
彼女の生き辛さから、あのブルースが生まれたというのが、たった数枚の絵で分かる
にゃんこの絵はなんでも可愛い
*
いつもは、入って右側に映像と閲覧コーナーがあったけれども
今回は、正面を絵本の閲覧コーナーにして、映像も流れていた
イラストレーターら4人ほどの男女が、並べられた大量の応募作品の中から
みんなで順番に観て、感想を言いながら、素晴らしいと思った絵に自分の色のフセンを貼っていく方式で
「これはイイわ」と入選させていく様子は毎回観ていて面白い
<特別展示1 フアン・パロミノ>
“メキシコの絵本作家フアン・パロミノ(Juan Palomino)をご紹介します。
パロミノは、2016年にボローニャ展に入選し、同時に「ボローニャ・SM出版賞」を受賞した注目の作家です。
受賞を記念して刊行された新作絵本「はじまりの前に」(Antes del primer dia)は、マヤの神話をもとにしたお話です。
世界や動物、人間がどのように作られたのか、壮大な物語を描いた17枚の原画を展示します。”
フアン・パロミノ『はじまりの前に』(Antes del primer dia)
賞の中でも30代の若い世代に贈る賞をもらった人とかなんとか説明に書いてあった
本も置いてあり、本人のインタビュー映像も流れていた
父の影響で建築家的な遠近法の目から抜け出すのに苦労したとかゆってたな
こんなに詳細に描きこまれているのに、これも「デジタルメディア」なのに驚く
他にも同様にAdobe Illustratorなどで描いたものが大半
アニメも絵本もパソで描く時代なのかねえ
グアテマラのマヤ族の神話をもとにしているとのことで内容も興味深かった
最初は何もなく、神さまは植物などを作ってから
“自分を讃えるために”人間を作ろうと思った
土で作ったら失敗(巨神兵みたくドロドロ溶けちゃった
木で作ったら、見た目は神さまにそっくりだけど心がなく、これも失敗 これはその後サルとなる
トウモロコシを練って作ったら、とてもよく出来すぎて、賢くなりすぎたため
フウっと息を吹きかけて、近くしか見えなくなった
だから、ヒトは神さまに近い存在ではあるけれども、見方が浅いみたいなオチ
ひどいなあ トウモロコシで出来てるって面白い
*
久々出かけたから、すごく疲れてしまって、映像を観ながら、ちょっと寝てしまった
<カフェ・ボローニャ Cafe Bologna>
“手作りのパンが自慢のカフェ。洋書など関連絵本が充実したブックショップも併設。”
いつもは、お腹が空いて、ここで美味しいパンとスープを食べるんだけど、
今回は、パンだけ買って帰った 安いのに、とても凝ってて、どれも美味しいv
<ボローニャ展 関連企画>
今回もいろいろアドカードを拾ってきたので、インスタにもアップする予定
森山佳代子さんのアドカードを見て、以前拾ったのと同じだとすぐ分かった
森山佳代子展「掌の宝物」@B-gallery(池袋)
2017年7月22日(土)~30日(日)
葉さんの展覧会のポスターも発見
<次回企画展>
世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦
2017年11月25日(土)~2018年1月8日(月・祝)
これも気になった 覚えていられるかな
他にも気になった絵本があったから、図書館で検索してあれば借りてみたいと思う