過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part3からのつづき。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『THE X-FILES SEASON 5』
【FILE No.515 Travelers】
らしさが戻って嬉しい半面『エイリアン』系グロさが残る
スカリーが一度も出てこないのはなぜ!? 「THE X-FILES」の起源もちょっとのぞく。
'50代のFBIには今ほどプロファイラー、検死技術もないかわり、まだまだ人情が通っていたのも。
独身のはずのモルダーの薬指に指輪! ドゥカブニー結婚後の撮影にしても撮影中は取るべきじゃないの??
【FILE No.516 Mind's Eyes】
今作の盲目の女性キャラはイケてる。彼女が自由となった表情がイイ。
自由かどうかは環境じゃなく、心の問題ってワケ。
【FILE No.517 All Souls】
スカリーもどんどんと超自然現象に巻き込まれてゆくシーズン5。
次第に科学実証一辺倒だった頭もほぐれてきたか?
スカリーに娘がいるっていつの話だっけ??
信仰にも無関心だったのが、この頃は教会にも通うようになったらしい。かなり宗教的なエピソード。
スカリーの珍しいエモーショナルな一面が見れる。悪魔の福祉士も怖いし
【FILE No.518 The Pine Bluff Variant】
今度はガラリと変わってテロ防止のFBI通常業務に参加してるモルダーたち。
たまにはこんなこともするのねw
昔から今もわたしたちの知らないところで日々作られる化学兵器、生物兵器etc...
自分らが作ったものに、結局自分らが恐怖におびえる結果になるバカな話。
モルダーらは人々の暗黙の不安を叫び、問い質すアンチヒーローなところに人気のヒミツがあるのかも。
アメリカ、アメリカ、愛国心をうたっているのにフシギな国。
「裁判してどーなる!? 知らなくていい真実もあるんだ」
と逆ギレて言い切る男もまた誰かの駒でしかない。本当に牛耳ってるのは誰か?
【FILE No.519 Folie A Deux】
今度は正式に?スキャナーから依頼されて捜査。
「50億人の中で信じられる、頼れる人はスカリー、君だけだ」
カマキリが別の虫を襲う時、相手に幻覚を起こさせるらしい?ってことからヒントを得たみたい。
昆虫チックな悪魔の影が壁や天井をカサコソ這ってく姿はなかなかブキミ。
【FILE No.520 The End】
今作がシーズン5のラスト。すぐ6が始まるって分かっているせいか、あっけない&次への伏線になってる。
モルダーの昔の彼女ダイアナ登場。前にもそんなのがいたな。
けっこう青春は楽しんでいたんじゃん、5年前スカリーに会うまでは?
Xファイルは再び閉鎖―――どころか焼かれてしまう。
いまどき全部紙でしか保存していないのもどーかと思うけど。
2人はこうして異動させられたのか。やっとシーズン6に突入だ!
■『UTADA HIKARU BOHEMIAN SUMMER 2000』(2000)
宇多田ひかるってこーゆーキャラなんだ
黒のセクシー系で現れた時はおお!って思ったけど、喋ると近所の女子高生みたいw
ブラウン管を飛び出して、ファンに直接会えたのが嬉しい初々しいLIVE感満載。
千葉マリンスタジアム?はちょっと見、NYのヤンキースタジアムって感じで、
潮風吹く夜、大勢集まってかなり盛り上がった緊張感が伝わってくる。
宇多田の言う通り、追加公演3日目、最終日フィナーレだけあって
持ち歌全部+山口百恵、尾崎豊!(間違えて、やり直してる)、
'80ロック(クイーンの♪Live in on my own の選曲も意外)、♪Fly me to the moon なんて
スタンダードもカッコよくアレンジ、リンゴのモノマネまであり(似てる!
メンバー紹介はなぜかコスプレ、M.ジャクソン、プリンスらをプロデュースしたらしいブルース・ブラザース風の黒人2人も参加。
アンコールもたっぷり時間とって、一体何時間やってたの?ってくらいサービス満点ステージ。
その後もヴィデオ用に裏話の雑談まで入ってる、途中3〜5分間でプレハブ?みたいなところで
早着替え初体験の笑い話付き。2回目のチェックの衣装も可愛かった。
思うに彼女はもっと小さめの会場で歌ったほうが合うと思うんだけどな。
最近ドームでなんでもかんでもデカきゃいいってコンサートはなくなってるし、声量や声質もドームにはキツそう。
最初のはじまりはホームページもってコミュニケートしてる彼女らしくメール風で
“体脂肪燃やしてこーゼ!”ってメールを送信されるところがおもしろくて、あー21世紀だなって思ってしまうw
まだ10代だっけ? 今、大学生か、これからどんどん変わってゆく様子も見ていきたい。
■『尾崎豊 愛と自由の世界』
なんだか最初からハードコアな部分から入っちゃったみたい
宇多田が尾崎の歌を歌ったからってワケじゃなく、たくさんの人に支持されて、
今でもまだその火は燃え続けてる濃い世界が全然理解できなかったから、
ちょっとだけ見てみようかと思った1本。近所のレンタル屋には他にも2、3本あった気がする。
この高い熱いテンションで120分やられた日にゃちょっとキツそう。
今作はホームビデオ風。ま、元がホームビデオだからってこともあるけどBGMにしろ、
ヤフーのフリマに使うようなデジカメ写真かいってゆう“思い出の品”コーナーも、
「知ってるつもり」系の紹介にしろ、もちょっとどうにかなりそうな40分間・・・
でも、これが尾崎の世界なのか?
学生時代はもろヤンキー、親友もヤンキー その親友の結婚式に多忙な中、九州まで駆けつけ、
つたないピアノの弾き語りでヒットナンバーを熱唱。有名な歌手でなかったら「どーしたの、このお兄さん」て感じ
あんまし書いてると熱いファンに怒られるか? 別に悪く言うつもりはないんだが。
詩がイイのかもね。アウトローな、今でいうなら登校拒否や、ひきこもり、モラトリアムで、中途半端で、
世の中のメジャーについてゆけずにくすぶってる層の心を見事に表現、体現したのが彼なのかも。
もしかしたらその子どもの心から抜け出せないまま亡くなったのか? 30代だったっけ?
このヴィデオだと、ちょっと中年太りしかけて丸みを帯びた穏やかな表情は落ち着いた印象を受けるけど、
謎の死だったんだっけ? まだ知らなさ過ぎる。もう1本見るかどうか微妙だけど、
なつかしのあの歌コーナーのサビだけじゃなく、いつかキチンと聴いてみたくはある。
朝霞の学校に通って練馬育ち。護国寺でたしか葬儀したんだよね。もう随分前な気がする。
同時代をともに生きたファンにとっては、この1本てかなり貴重なレアもので、
自分の青春がよみがえっちゃう涙ものなんだろうな・・・
奥さんの自伝みたいのも出てたっけ? あれは松田優作か?
とにかく人生そのものにドラマがありそうな人だ。
■『ヒマラヤ杉に降る雪』(1999)
監督:スコット・ヒックス 出演:イーサン・ホーク、工藤夕貴 ほか
なんとなく予想はついたけど――――アメリカ映画の日本人って中国系になっちゃうか、
日本映画のようにつまらなくなっちゃうかのどっちか。これを観てアメリカ人は感動したろうか?
映像とフラッシュバック、静かに流れてゆく展開、ハリウッドの分かりやすいドンとくる感動がすべてじゃないけど、
美しい情景のほかにもなにか物足りなさが残る。
「愛してた。同時に愛してはいなかった。結ばれるべきでなかった。もう2度と会いません」
戦場で腕を失い、厳しくも偏見のなかった亡き父(サム・シェパード! この父子の顔合わせはピッタシ)
を継いだが偉大な父にコンプレックスをもっている。老人の弁護士もイイ。
検事も証人も、たぶん陪審員の中にも偏見をもつ人はいただろう。唯一、裁判官が公正だったのは奇跡。
この映画を盛り上げるのはイーサン・ホークだ。前作でも耐え忍ぶ愛を演じさせたらほんとハマってた。
ひと頃のアイドル感がすっかり抜け、大人の男の中にも複雑な若いパワーと繊細さが同居している
彼のキャリアに今後も期待大。
■『YUMI MATSUTOYA INTO THE DANCING SUN』(1995)
マジシャン風キラキラタキシード&トップハットで中央から光とともに登場。
シタール! 王冠をかぶせて踊る演劇風、マハラジャ風ダンスがロボット的、
蛍光色の女猫とムチをもつSM風。巨大スクリーンと一体化する技は前もあったな。
ムチの音ってあんなにイイ音?、ウエスタンン。ビートの効いた曲。ハンディカムで撮りながら、
♪You're so far away〜(キャロル・キング)、卒業生ルック。ちょっと年齢層高めのスクールメイツ?!
しっかり練り上げられたショウ。お金かかってる! 一体何回衣装替えがあるのか。
ツアー自体は半年、準備・リハは1年前からだったらしい。
ユーミンって40代? どこにこんな勢力的パワーがあるのか、ビックリ!
円形ステージで後姿も見れ、逃げ場がないというのがすごく不安だったらしい。
ずーーっと円卓テーブルの上じゃ目も回るよねw
最近改めてユーミンのテープを聴き直して、中学、高校時代、20代には分からなかった
詩の1行1行が心に染みる。恋愛の思うままにならないところ、別れた恋人を想う切なさなんか
実感して初めて分かる世界だったんだ、ユーミンの詩の世界って。
ミラーボールに乗っかってる! 天使はワイアで空を飛ぶしサルティンバンコ状態、この曲懐かしいな。
出ました、自慢の美脚、ミニスカとヘソ出し! これまたド派手な帽子のカーニバル風、
でもこーゆーほうが似合ってる。♪真夏の夜の夢 マンダラのごとく万華鏡になるのが圧巻!
黒レザーでキメたマドンナバックダンサーばり、♪春よこい 中国の姫みたいな淡くやわらかなドレス、桜吹雪、
祭りに使うような竜が舞う。童謡の「春よこい」が流れる中、あれ?いつのまにかいない。竜と一緒に退場したのか?
1時間ちょっとの中にこれだけみっちり詰まった、まさにエンタテイメントショウ。
歌だけじゃないユーミンの豊かなイマジネーションの世界に迷いこめるリッチなひととき。
アドリブは一切なし? MCもなかったのかな? ライヴはもちろん、MVとしても完成度120%、さっすが。
part3からのつづき。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『THE X-FILES SEASON 5』
【FILE No.515 Travelers】
らしさが戻って嬉しい半面『エイリアン』系グロさが残る
スカリーが一度も出てこないのはなぜ!? 「THE X-FILES」の起源もちょっとのぞく。
'50代のFBIには今ほどプロファイラー、検死技術もないかわり、まだまだ人情が通っていたのも。
独身のはずのモルダーの薬指に指輪! ドゥカブニー結婚後の撮影にしても撮影中は取るべきじゃないの??
【FILE No.516 Mind's Eyes】
今作の盲目の女性キャラはイケてる。彼女が自由となった表情がイイ。
自由かどうかは環境じゃなく、心の問題ってワケ。
【FILE No.517 All Souls】
スカリーもどんどんと超自然現象に巻き込まれてゆくシーズン5。
次第に科学実証一辺倒だった頭もほぐれてきたか?
スカリーに娘がいるっていつの話だっけ??
信仰にも無関心だったのが、この頃は教会にも通うようになったらしい。かなり宗教的なエピソード。
スカリーの珍しいエモーショナルな一面が見れる。悪魔の福祉士も怖いし
【FILE No.518 The Pine Bluff Variant】
今度はガラリと変わってテロ防止のFBI通常業務に参加してるモルダーたち。
たまにはこんなこともするのねw
昔から今もわたしたちの知らないところで日々作られる化学兵器、生物兵器etc...
自分らが作ったものに、結局自分らが恐怖におびえる結果になるバカな話。
モルダーらは人々の暗黙の不安を叫び、問い質すアンチヒーローなところに人気のヒミツがあるのかも。
アメリカ、アメリカ、愛国心をうたっているのにフシギな国。
「裁判してどーなる!? 知らなくていい真実もあるんだ」
と逆ギレて言い切る男もまた誰かの駒でしかない。本当に牛耳ってるのは誰か?
【FILE No.519 Folie A Deux】
今度は正式に?スキャナーから依頼されて捜査。
「50億人の中で信じられる、頼れる人はスカリー、君だけだ」
カマキリが別の虫を襲う時、相手に幻覚を起こさせるらしい?ってことからヒントを得たみたい。
昆虫チックな悪魔の影が壁や天井をカサコソ這ってく姿はなかなかブキミ。
【FILE No.520 The End】
今作がシーズン5のラスト。すぐ6が始まるって分かっているせいか、あっけない&次への伏線になってる。
モルダーの昔の彼女ダイアナ登場。前にもそんなのがいたな。
けっこう青春は楽しんでいたんじゃん、5年前スカリーに会うまでは?
Xファイルは再び閉鎖―――どころか焼かれてしまう。
いまどき全部紙でしか保存していないのもどーかと思うけど。
2人はこうして異動させられたのか。やっとシーズン6に突入だ!
■『UTADA HIKARU BOHEMIAN SUMMER 2000』(2000)
宇多田ひかるってこーゆーキャラなんだ
黒のセクシー系で現れた時はおお!って思ったけど、喋ると近所の女子高生みたいw
ブラウン管を飛び出して、ファンに直接会えたのが嬉しい初々しいLIVE感満載。
千葉マリンスタジアム?はちょっと見、NYのヤンキースタジアムって感じで、
潮風吹く夜、大勢集まってかなり盛り上がった緊張感が伝わってくる。
宇多田の言う通り、追加公演3日目、最終日フィナーレだけあって
持ち歌全部+山口百恵、尾崎豊!(間違えて、やり直してる)、
'80ロック(クイーンの♪Live in on my own の選曲も意外)、♪Fly me to the moon なんて
スタンダードもカッコよくアレンジ、リンゴのモノマネまであり(似てる!
メンバー紹介はなぜかコスプレ、M.ジャクソン、プリンスらをプロデュースしたらしいブルース・ブラザース風の黒人2人も参加。
アンコールもたっぷり時間とって、一体何時間やってたの?ってくらいサービス満点ステージ。
その後もヴィデオ用に裏話の雑談まで入ってる、途中3〜5分間でプレハブ?みたいなところで
早着替え初体験の笑い話付き。2回目のチェックの衣装も可愛かった。
思うに彼女はもっと小さめの会場で歌ったほうが合うと思うんだけどな。
最近ドームでなんでもかんでもデカきゃいいってコンサートはなくなってるし、声量や声質もドームにはキツそう。
最初のはじまりはホームページもってコミュニケートしてる彼女らしくメール風で
“体脂肪燃やしてこーゼ!”ってメールを送信されるところがおもしろくて、あー21世紀だなって思ってしまうw
まだ10代だっけ? 今、大学生か、これからどんどん変わってゆく様子も見ていきたい。
■『尾崎豊 愛と自由の世界』
なんだか最初からハードコアな部分から入っちゃったみたい
宇多田が尾崎の歌を歌ったからってワケじゃなく、たくさんの人に支持されて、
今でもまだその火は燃え続けてる濃い世界が全然理解できなかったから、
ちょっとだけ見てみようかと思った1本。近所のレンタル屋には他にも2、3本あった気がする。
この高い熱いテンションで120分やられた日にゃちょっとキツそう。
今作はホームビデオ風。ま、元がホームビデオだからってこともあるけどBGMにしろ、
ヤフーのフリマに使うようなデジカメ写真かいってゆう“思い出の品”コーナーも、
「知ってるつもり」系の紹介にしろ、もちょっとどうにかなりそうな40分間・・・
でも、これが尾崎の世界なのか?
学生時代はもろヤンキー、親友もヤンキー その親友の結婚式に多忙な中、九州まで駆けつけ、
つたないピアノの弾き語りでヒットナンバーを熱唱。有名な歌手でなかったら「どーしたの、このお兄さん」て感じ
あんまし書いてると熱いファンに怒られるか? 別に悪く言うつもりはないんだが。
詩がイイのかもね。アウトローな、今でいうなら登校拒否や、ひきこもり、モラトリアムで、中途半端で、
世の中のメジャーについてゆけずにくすぶってる層の心を見事に表現、体現したのが彼なのかも。
もしかしたらその子どもの心から抜け出せないまま亡くなったのか? 30代だったっけ?
このヴィデオだと、ちょっと中年太りしかけて丸みを帯びた穏やかな表情は落ち着いた印象を受けるけど、
謎の死だったんだっけ? まだ知らなさ過ぎる。もう1本見るかどうか微妙だけど、
なつかしのあの歌コーナーのサビだけじゃなく、いつかキチンと聴いてみたくはある。
朝霞の学校に通って練馬育ち。護国寺でたしか葬儀したんだよね。もう随分前な気がする。
同時代をともに生きたファンにとっては、この1本てかなり貴重なレアもので、
自分の青春がよみがえっちゃう涙ものなんだろうな・・・
奥さんの自伝みたいのも出てたっけ? あれは松田優作か?
とにかく人生そのものにドラマがありそうな人だ。
■『ヒマラヤ杉に降る雪』(1999)
監督:スコット・ヒックス 出演:イーサン・ホーク、工藤夕貴 ほか
なんとなく予想はついたけど――――アメリカ映画の日本人って中国系になっちゃうか、
日本映画のようにつまらなくなっちゃうかのどっちか。これを観てアメリカ人は感動したろうか?
映像とフラッシュバック、静かに流れてゆく展開、ハリウッドの分かりやすいドンとくる感動がすべてじゃないけど、
美しい情景のほかにもなにか物足りなさが残る。
「愛してた。同時に愛してはいなかった。結ばれるべきでなかった。もう2度と会いません」
戦場で腕を失い、厳しくも偏見のなかった亡き父(サム・シェパード! この父子の顔合わせはピッタシ)
を継いだが偉大な父にコンプレックスをもっている。老人の弁護士もイイ。
検事も証人も、たぶん陪審員の中にも偏見をもつ人はいただろう。唯一、裁判官が公正だったのは奇跡。
この映画を盛り上げるのはイーサン・ホークだ。前作でも耐え忍ぶ愛を演じさせたらほんとハマってた。
ひと頃のアイドル感がすっかり抜け、大人の男の中にも複雑な若いパワーと繊細さが同居している
彼のキャリアに今後も期待大。
■『YUMI MATSUTOYA INTO THE DANCING SUN』(1995)
マジシャン風キラキラタキシード&トップハットで中央から光とともに登場。
シタール! 王冠をかぶせて踊る演劇風、マハラジャ風ダンスがロボット的、
蛍光色の女猫とムチをもつSM風。巨大スクリーンと一体化する技は前もあったな。
ムチの音ってあんなにイイ音?、ウエスタンン。ビートの効いた曲。ハンディカムで撮りながら、
♪You're so far away〜(キャロル・キング)、卒業生ルック。ちょっと年齢層高めのスクールメイツ?!
しっかり練り上げられたショウ。お金かかってる! 一体何回衣装替えがあるのか。
ツアー自体は半年、準備・リハは1年前からだったらしい。
ユーミンって40代? どこにこんな勢力的パワーがあるのか、ビックリ!
円形ステージで後姿も見れ、逃げ場がないというのがすごく不安だったらしい。
ずーーっと円卓テーブルの上じゃ目も回るよねw
最近改めてユーミンのテープを聴き直して、中学、高校時代、20代には分からなかった
詩の1行1行が心に染みる。恋愛の思うままにならないところ、別れた恋人を想う切なさなんか
実感して初めて分かる世界だったんだ、ユーミンの詩の世界って。
ミラーボールに乗っかってる! 天使はワイアで空を飛ぶしサルティンバンコ状態、この曲懐かしいな。
出ました、自慢の美脚、ミニスカとヘソ出し! これまたド派手な帽子のカーニバル風、
でもこーゆーほうが似合ってる。♪真夏の夜の夢 マンダラのごとく万華鏡になるのが圧巻!
黒レザーでキメたマドンナバックダンサーばり、♪春よこい 中国の姫みたいな淡くやわらかなドレス、桜吹雪、
祭りに使うような竜が舞う。童謡の「春よこい」が流れる中、あれ?いつのまにかいない。竜と一緒に退場したのか?
1時間ちょっとの中にこれだけみっちり詰まった、まさにエンタテイメントショウ。
歌だけじゃないユーミンの豊かなイマジネーションの世界に迷いこめるリッチなひととき。
アドリブは一切なし? MCもなかったのかな? ライヴはもちろん、MVとしても完成度120%、さっすが。