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私の分岐点 モデル 鎌田安里紗さん@ビッグイシュー

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【THE BIG ISSUE VOL.318】

このリレーインタビューで、これまで取材した方々の名前の一部が載っていて、
レキシさん、美内すずえさん、笹野高史さん、高橋一生さん、秋山菜津子さんらの名前も見つけてビックリ!



【内容抜粋メモ】

鎌田安里紗さん:
人生の大きなターニングポイントは、高校進学のために上京したこと

私は徳島の出身で、ファッションが好きだったこともあり、
服装や髪型が自由な高校に進みたいと考えていた
また、国際関係について学びたかった

国際関係について学びたいと思ったのは14歳の時
家族旅行でバリ島に行ったのがきっかけ

街に一歩出たら、道路に寝ている人、物乞いをしている子どもたちがいっぱいいて大きなショックを受けた
私は何も知らずに、最初は「こんな怖い所に二度と来るものか」と思ったが
なぜ、こういう悲惨な現実があるかきちんと学びたいと思った

高校では、国際協力のボランティア活動などをした
ボランティアでは、フィリピンの貧困地域に住む女性たちに
刺繍の技術を生かしてバッグなど作ってもらって販売した

ブログにフィリピンの貧困や、フェアトレードについて書いたら
「関心がある」「心に響いた」とコメントが寄せられた
きっかけがあれば、社会のさまざまな問題を“自分ごと”として考えられるようになると学んだ

以来、モデルの仕事と、国際協力、チャリティ活動がシンクロしはじめた
今もアジアへの「スタディツアー」企画などに関わっている

「こんな問題があります」と告白するやり方だけが正解ではないと思う
日常における満足感や、幸福度を上げるほうが、問題解決につながりやすいと考えている

例えば、「何を買ったら、何を食べたら、幸せにつながるか?」を考えると
環境破壊するもの、人権侵害をしているものは、選びづらくなる

ライフスタイルでも「効率性」「合理性」が重視される中、
数字では測れないものが失われていると感じる
それらを「言語化」する作業は難しいが
つないでいけるような存在でありたいと思う


***


「ビッグイシュー日本版 BIGISSUE JAPAN」

“1冊350円で販売。180円が販売者の収入になります。”

[ホームレスの仕事をつくり自立を応援する]
「ビッグイシュー」は、ホームレスの人々に収入を得る機会を提供する事業として
1991年、ロンドンで始まった 創設者はジョン・バード氏
住まいを得ることは、単にホームレス状態から抜け出す第一歩に過ぎない


[仕組み]
1.販売者は、この雑誌10冊を無料で受け取る
2.売り上げ3500円を元手に、以後は170円で仕入れ、350円で販売 180円を収入にする


[条件]
顔写真つきの販売者番号の入った身分証明書を身につけて売る
このほか「8つの行動規範」に基づいて販売している


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