■『自給力でわかる日本の産業6 資源・エネルギーはどこからくるの?』(学研)
この1冊の中に国内外の資源・エネルギー事情が簡潔にまとめてあって、全体をサックリ掴むにはちょうどよかった。
写真、グラフなどもポイントを押さえていて、分かりやすい。
毎日使っているプラスチック製品や、電気製品が何で作られ、何で動いているのか、
便利な生活の裏でどんな苦労、工夫があるのか、
そしてクリーンで安全な未来のエネルギーとはなにか?
新しい発見もあるし、いろいろ考えさせられた。
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【内容抜粋メモ】
自給率(%)=国内生産量/国内消費量×100
************************************電気 自給率100%
●電気を作るおもな材料
石油、石炭、天然ガス、ウラン
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電気の消費量のうち増加量が多いのは「家庭用電力」と「業務用電力」。
戦前は「水力発電」が中心。戦後安い原油が大量に輸入され、1960年以降は石油を使った「火力発電」が中心。
************************************石油 自給率0.3%
●「一次エネルギー」
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自然からとりだしたものをそのままエネルギー源として使えるもの。
例:石油、石炭、天然ガス、ウラン、風力、水力、地熱。
一次エネルギーから作ったり、加工したエネルギーを「二次エネルギー」という。
例:電気、ガソリンなど。
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石油の値段は世界の経済や力関係によって大きく上下する。
1985年頃から軽油の販売量が増えたのは、宅配便が始まり、日本のトラック台数が増えたため
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日本は石油のほとんどを中東から輸入している。
今はアラスカにも大きな油田が見つかっている。
●メタンハイドレート
日本の海底深いところにあると考えられているエネルギー資源。
燃やした時に出る汚染物質が少ない。
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その国の人々の生活水準が高いほど、石油の消費量は多くなる。
●原油が日本に届くまで
1.ドリルで穴を掘って石油を汲み上げる。
2.オイルタンカー(全長300m以上)で平均20日間かけて日本に運ぶ。
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3.シーバースに横づけし、パイプライン(太いもので直径152cm)で送油する。
4.石油精製工場でガソリンや灯油、軽油、重油などに分離する。
5.小型のタンカーなどで各地に送る。
●オイルロード
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マラッカ海峡は、狭く、水深が浅いため海難事故が多く、「魔の海峡」と恐れられているが、
ロンボク海峡は遠回りでコストがかさむため、マラッカ海峡を通る。
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鹿児島市の喜入基地
輸入が途絶えた時のため、「国家備蓄」「民間備蓄」があり、現在の使用量の168日分が蓄えられている。
●石油化学製品ができるまで
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1.石油精製工場でそれぞれの成分に蒸留する。
2.ナフサ分解工場で成分ごとに取り出される。
************************************石炭 自給率0.6%
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日本はかつて石炭の自給率が高かったが、海外から安い石油が大量に入り、ほとんどの鉱山が閉山された。
日本で消費される石炭の半分以上は「火力発電」。その際、大量に石炭灰が出る(コンクリート、園芸用の土に利用
最大産出国は中国で全体のほぼ半分。最近の急激な経済成長から石炭の需要が増え、国内の生産では足りなくなっている。
●炭坑の町、福岡県筑豊地方
炭鉱は昭和25〜35年頃もっとも活気があった。昔は人や馬が背負って運んだが、後にトロッコが用いられた。
福岡県田川市では、シンボルとして、石炭記念公園に2本の煙突を残している。→福岡県田川市石炭・歴史博物館
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炭坑住宅。炭坑を中心としてひとつの大きな町があった。
************************************ウラン鉱石 自給率0%
ウランには、「ウラン238」と「ウラン235」がある。
「ウラン235」に中性子を当てると、莫大なエネルギーを出す。
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オーストラリアのレンジャー鉱山。オーストラリアは埋蔵量第1位(約76t
日本は、カナダやオーストラリアからたくさんのウランを輸入している。
岡山県人形峠にかつてウラン鉱床があった。
************************************天然ガス 自給率4%
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1位 新潟県 南長岡・片貝ガス田、東新潟油ガス田、岩船油ガス田など。
埋蔵量がもっとも多いのは南関東のガス田。
地下水も汲み上げるので地盤沈下が起こり、現在は東京では採取していない。
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天然ガスはLNG(液化天然ガス)の形で輸入される。体積が約1/600になり一度に大量運べる。
ロシアからヨーロッパまではパイプラインで輸出している。LNGにするより費用が安い。
●天然ガスが家に届くまで
1.ガス井でガスを採掘する。
2.分離過程で不純物を取り除き、LNGにする。
3.専用タンカーで運搬。
4.LNG貯蔵タンクに入れ、気化装置を通ってガスとなる。
天然ガスはCO2の排出量が少なく、硫黄酸化物や灰じんが出ないなどの利点がある。
************************************エネルギーの歴史
火![]()
→家畜
・帆船![]()
→水車
→石炭
→蒸気機関(石炭の需要が急増)
→「内燃機関」(ガソリン)・水力発電による電力![]()
→1950年頃、原子力発電
→多様なエネルギーの利用
●石油ができるまで
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プランクトンや藻類が死んで海底にたまり岩となる→砂や泥が積もり圧力がかかる→地熱で分解される→ドーム状の地層にたまる。
●石炭ができるまで
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木が倒れて水中につもる→砂や泥が積もり圧力がかかる→地熱で炭化する→炭化が進み石炭になる。
************************************水 自給率100%
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家庭で利用する生活用水は、トイレ(約28%)、風呂
(約24%)、炊事(約23%)、洗濯
(約17%)など。
●水源
都市用水の75%は河川の水。25%は地下水。その他、湖沼など。
●ダムの役割
水を利用するための「利水ダム」と、洪水などを防ぐための「治水ダム」がある。
秋田県の玉川ダムは、多目的ダムとして最大規模。
●水が家庭に届くまで
1.河川から取水上でとりこむ+ダム
2.浄水場でゴミを除く。
3.給水所から水を送る。
浄水場には、薬品を使って急速にろ過するところと、微生物を使ってゆっくりろ過するところ(約5%)がある。
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海外産のミネラルウォーターは硬度が高く、ミネラル分を豊富に含む。
●下水道のしくみ
1.トイレ、風呂などから生活排水が下水道に流れる。
2.地下深くを通る下水管からポンプで汲み上げ、水再生センターへ送られる。
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3.沈砂池で大きなゴミを除き、反応槽の活性汚泥によりゴミ処理する。
4.消毒施設で塩素を入れて殺菌し川や海に流す![]()
汚泥は焼却・高熱処理して埋め立て処分する。一部はセメント原料、ブロックの建築資材となる。
●世界の水事情
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世界の水不足の危険度。濃い色ほど高い。
●国際流域
川が複数の国をまたいでいる地域。世界に250以上あるといわれる。
●干上がるアラル海
取水と農業用水への利用で水位が激減し、湖の塩分濃度が上がって、たくさんの魚が死滅した![]()
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→『砂上の船 水上の家 アラル海とツバルふたつの水物語』(ポプラ社)参照
●バーチャルウォーター
農産物や家畜
を育てるためには大量の水が必要。
日本は農産物や家畜を大量に輸入しているため、間接的に水を輸入していることになる。
日本のバーチャルウォーターの量は年々増加している。
この1冊の中に国内外の資源・エネルギー事情が簡潔にまとめてあって、全体をサックリ掴むにはちょうどよかった。
写真、グラフなどもポイントを押さえていて、分かりやすい。
毎日使っているプラスチック製品や、電気製品が何で作られ、何で動いているのか、
便利な生活の裏でどんな苦労、工夫があるのか、
そしてクリーンで安全な未来のエネルギーとはなにか?
新しい発見もあるし、いろいろ考えさせられた。
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【内容抜粋メモ】
自給率(%)=国内生産量/国内消費量×100
************************************電気 自給率100%
●電気を作るおもな材料
石油、石炭、天然ガス、ウラン
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電気の消費量のうち増加量が多いのは「家庭用電力」と「業務用電力」。
戦前は「水力発電」が中心。戦後安い原油が大量に輸入され、1960年以降は石油を使った「火力発電」が中心。
************************************石油 自給率0.3%
●「一次エネルギー」
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自然からとりだしたものをそのままエネルギー源として使えるもの。
例:石油、石炭、天然ガス、ウラン、風力、水力、地熱。
一次エネルギーから作ったり、加工したエネルギーを「二次エネルギー」という。
例:電気、ガソリンなど。
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石油の値段は世界の経済や力関係によって大きく上下する。
1985年頃から軽油の販売量が増えたのは、宅配便が始まり、日本のトラック台数が増えたため
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日本は石油のほとんどを中東から輸入している。
今はアラスカにも大きな油田が見つかっている。
●メタンハイドレート
日本の海底深いところにあると考えられているエネルギー資源。
燃やした時に出る汚染物質が少ない。
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その国の人々の生活水準が高いほど、石油の消費量は多くなる。
●原油が日本に届くまで
1.ドリルで穴を掘って石油を汲み上げる。
2.オイルタンカー(全長300m以上)で平均20日間かけて日本に運ぶ。
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3.シーバースに横づけし、パイプライン(太いもので直径152cm)で送油する。
4.石油精製工場でガソリンや灯油、軽油、重油などに分離する。
5.小型のタンカーなどで各地に送る。
●オイルロード
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マラッカ海峡は、狭く、水深が浅いため海難事故が多く、「魔の海峡」と恐れられているが、
ロンボク海峡は遠回りでコストがかさむため、マラッカ海峡を通る。
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鹿児島市の喜入基地
輸入が途絶えた時のため、「国家備蓄」「民間備蓄」があり、現在の使用量の168日分が蓄えられている。
●石油化学製品ができるまで
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1.石油精製工場でそれぞれの成分に蒸留する。
2.ナフサ分解工場で成分ごとに取り出される。
************************************石炭 自給率0.6%
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日本はかつて石炭の自給率が高かったが、海外から安い石油が大量に入り、ほとんどの鉱山が閉山された。
日本で消費される石炭の半分以上は「火力発電」。その際、大量に石炭灰が出る(コンクリート、園芸用の土に利用
最大産出国は中国で全体のほぼ半分。最近の急激な経済成長から石炭の需要が増え、国内の生産では足りなくなっている。
●炭坑の町、福岡県筑豊地方
炭鉱は昭和25〜35年頃もっとも活気があった。昔は人や馬が背負って運んだが、後にトロッコが用いられた。
福岡県田川市では、シンボルとして、石炭記念公園に2本の煙突を残している。→福岡県田川市石炭・歴史博物館
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炭坑住宅。炭坑を中心としてひとつの大きな町があった。
************************************ウラン鉱石 自給率0%
ウランには、「ウラン238」と「ウラン235」がある。
「ウラン235」に中性子を当てると、莫大なエネルギーを出す。
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オーストラリアのレンジャー鉱山。オーストラリアは埋蔵量第1位(約76t
日本は、カナダやオーストラリアからたくさんのウランを輸入している。
岡山県人形峠にかつてウラン鉱床があった。
************************************天然ガス 自給率4%
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1位 新潟県 南長岡・片貝ガス田、東新潟油ガス田、岩船油ガス田など。
埋蔵量がもっとも多いのは南関東のガス田。
地下水も汲み上げるので地盤沈下が起こり、現在は東京では採取していない。
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天然ガスはLNG(液化天然ガス)の形で輸入される。体積が約1/600になり一度に大量運べる。
ロシアからヨーロッパまではパイプラインで輸出している。LNGにするより費用が安い。
●天然ガスが家に届くまで
1.ガス井でガスを採掘する。
2.分離過程で不純物を取り除き、LNGにする。
3.専用タンカーで運搬。
4.LNG貯蔵タンクに入れ、気化装置を通ってガスとなる。
天然ガスはCO2の排出量が少なく、硫黄酸化物や灰じんが出ないなどの利点がある。
************************************エネルギーの歴史
火
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→家畜
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→水車
→石炭
→蒸気機関(石炭の需要が急増)
→「内燃機関」(ガソリン)・水力発電による電力
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→1950年頃、原子力発電
→多様なエネルギーの利用
●石油ができるまで
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プランクトンや藻類が死んで海底にたまり岩となる→砂や泥が積もり圧力がかかる→地熱で分解される→ドーム状の地層にたまる。
●石炭ができるまで
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木が倒れて水中につもる→砂や泥が積もり圧力がかかる→地熱で炭化する→炭化が進み石炭になる。
************************************水 自給率100%
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家庭で利用する生活用水は、トイレ(約28%)、風呂
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●水源
都市用水の75%は河川の水。25%は地下水。その他、湖沼など。
●ダムの役割
水を利用するための「利水ダム」と、洪水などを防ぐための「治水ダム」がある。
秋田県の玉川ダムは、多目的ダムとして最大規模。
●水が家庭に届くまで
1.河川から取水上でとりこむ+ダム
2.浄水場でゴミを除く。
3.給水所から水を送る。
浄水場には、薬品を使って急速にろ過するところと、微生物を使ってゆっくりろ過するところ(約5%)がある。
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海外産のミネラルウォーターは硬度が高く、ミネラル分を豊富に含む。
●下水道のしくみ
1.トイレ、風呂などから生活排水が下水道に流れる。
2.地下深くを通る下水管からポンプで汲み上げ、水再生センターへ送られる。
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3.沈砂池で大きなゴミを除き、反応槽の活性汚泥によりゴミ処理する。
4.消毒施設で塩素を入れて殺菌し川や海に流す
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汚泥は焼却・高熱処理して埋め立て処分する。一部はセメント原料、ブロックの建築資材となる。
●世界の水事情
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世界の水不足の危険度。濃い色ほど高い。
●国際流域
川が複数の国をまたいでいる地域。世界に250以上あるといわれる。
●干上がるアラル海
取水と農業用水への利用で水位が激減し、湖の塩分濃度が上がって、たくさんの魚が死滅した
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→『砂上の船 水上の家 アラル海とツバルふたつの水物語』(ポプラ社)参照
●バーチャルウォーター
農産物や家畜
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日本は農産物や家畜を大量に輸入しているため、間接的に水を輸入していることになる。
日本のバーチャルウォーターの量は年々増加している。