■SNS オトナのつきあい方@あさイチ
専門家ゲスト:
熊坂仁美さん(SNSコンサルティング会社社長)
はあちゅうさん(作家 ブロガー)
小木曽健さん(IT企業 安心安全チームマネージャー)
ゲスト:ふかわりょうさん、益若つばささん
リポーター:佐藤俊吉アナウンサー
前回「自殺サイト」のメモを載せたけれども、
今回はさまざまな使い方を紹介するとともに、問題点も考える構成だった
“自殺志願のSNS”実態は?@ZIP!
(“写真加工”って何だろう?と疑問だったけど、今回の説明でなんとなく分かった気がする
【内容抜粋メモ】
●インスタにアップするためにピンク色の壁スポットに来た女性を取材
1.基本連写 数人で連携して、あらゆるポーズ、角度、距離から撮って、1枚を厳選
2.顔など写真を加工!
3.これまでの投稿との並びなどもチェック!(これはもうアートだな/驚
撮影から投稿まで2時間かかった
Q:なぜそこまでするのか?
「自己プロデュース こう思われたい、みたいな」
「SNSとリアルの自分は違ってもいい 公開する場ではちょっとでもよく思われたい」
(俳優やモデルが、ポスターなどの広告で、Photoshopとか使ってシミやシワを消してもらったり
スーパーや通販会社が、生鮮食品がより美味しそうに見えるように、画像の色みなどを変えたり
旅行会社がカタログの南国の海を自然以上に青く透明に加工しているのと同じだな
●「リア充アピール代行サービス」を取材
これも以前「ZIP!」で取り上げていた
1.依頼者が派遣された3人の女性と待ち合わせして、まずは自己紹介
それぞれ「りさって呼んで」などと仮名を言う
2.予約したオシャレなダイニングカフェで写真を撮る
スタッフは本人の自然な笑顔を出すため、盛り上げ方などのトレーニングを受けている!(立派な仕事なんだ/驚
※基本料金:8000円/1名(2時間まで)
3.入店から1時間しないうちに次のお店へ移動
依頼者「場所を変えて、ドレスに着替えて、違う日に行ったということにしたい」
この日の料金は3人分の基本料金24000+食事代+交通費
(本人が楽しいなら、これも新しいレジャーか 後腐れない友だちみたいな
今回は2回目の利用で、前回の投稿がママ友の目を引いて嬉しかった
依頼者「幼稚園とかで“どこのお店だったの?”という話題につながるといいかな」
<代行サービス>
ネタがないと悩んでいて利用したり、
友だちに対して、自分にはこうした違った種類の友だちもいるとアピールしたくて利用する人もいる
はあちゅうさん:
ここに出てきた人は少しインスタ熱の強い人だと思うけれども
たとえ「イイね稼ぎ」と言われても、自分の人生にとって悪いことではないと思う
インスタは基本、見栄を張るのを楽しむ場所なので
これは自分の写真集を作るための被写体とカメラマンを買ってるということ
(あ、こないだも出てた人だ
写真うつりが世界を変える!? “SNS映え”狂詩曲@週刊ニュース深読み
有働:リアルの自分に「イイね」されてるわけではないから、置き去り感はない?
はあちゅうさん:
空しくなる人はどんどんやめていく 現実をダラダラ出す場所ではない
(使い方はそれぞれでいいんじゃない? 楽しければ
予想しない使い方がどんどん出てきて、作る側のサービスが逆においついていない感じもある
ヤナギー:そこまで「イイね」と言われたい?
はあちゅうさん:
パジャマでテレビに出ないのと同じ それがインスタという場所になっただけで
女性誌ごっこが流行ってると思っていただければ
熊坂さん:
中高年は100%現実みたいなところがあるので、あまり得意ではない
Facebookは現実の付き合いをそのままデジタル上でやっているからやりやすいが
インスタはちょっとハードルが高い
(私はFacebookのほうが個人情報だだ漏れで怖いな 使い方も面倒臭い印象
ふかわ:
自分たちの時代は、3泊の伊豆の旅を26枚撮りのインスタントカメラにおさめて
現像されたものを受け取るしかなかったから、
連写の中から選ぶとかって根本的に違うと思う
(今はインスタントカメラが“新鮮”“面白い”て人気だよね 再生産がおいつかないくらい
イノ:
あの熱を自分の親世代が持ってくれたらちょっとイイなと思う 楽しそうだから
でも、疲れたら止めたらいいって言ったけど、止められなくなっちゃったら大変そうと思った
ヤナギー:100「イイね」を買うって、誰かが押してくれるってことなの?
●SNSとお金の話 「インフルエンサー」
フォロワーの多い人に企業から「うちのハンドクリームを持って記事を書いてください」などの依頼が来る
企業は1フォロワーに対して、2、3円が相場ということで、1投稿で数万円が稼げる
(そんなビジネスもあるのか/驚
なんか昔、広告メールに1クリックするだけでお金が入るみたいな話を聞いたことがあるけど、その進化形か
●フォロワーを1万人増やすのも難しい 「インスタグラムの講習会」
ちょっと手を抜いた写真をあげるとフォロワーは離れるという厳しい世界
都内で開かれたインスタグラムの講習会(!)を取材
フォロワー数を増やしたい人など13人が集まった
(企業戦略に使おうとしてるビジネスマンかと思ったが素人さん?
でもお金儲けようと、お金払って受講しているのか?
ここまでくると個人が自宅で出来る新しいビジネスとも言えるか
講師:
刺激的な写真をあげ続けないかぎりフォロワーは増やせない
継続して増やし続けるのは並大抵の努力ではムリ
言い方は悪いけれども、ソーシャルで勝つには、どれだけその人に「執着」させるかだと思う
講師:本当に本気出してる人は、同じ服は1回しか載せない
生徒:洋服にそんなにお金はかけられない
講師:せめて髪型を変えるとか
講師:その日の究極の1枚を選ぶために撮影に行くぐらいの努力をしないとちょっと難しい
生徒:毎日違う所に行って、違う格好をして、大変だなみたいなw
講師:大変なことをしないと勝てないと思う
(カメラマンか広告業界の講習みたい
アナ:
有名人がやっていると思われがちだが、
今は2000~3000人のフォロワーがいると企業から依頼が来る
主婦でも出来るところがポイント
●フォロワーの売買ビジネス
SNSのマーケティングを手がける会社を取材@港区
(ここもトップが女性なのが興味深い
最近インスタ上で不穏な動きがあるという
ある人のフォロワーの増加数のグラフを見ると、
1日に50人ほどずつ増えていたのがずっと続いていたのが、一気に1日で500人前後増えている日があった
甲斐:
これはおそらくフォロワーを買ったと予想できるグラフ
この人がなにかのメディアに取り上げられたりして有名になったのなら
グッと伸びた後もある程度増え続けるはずなのに、それがなく
通常の増加ペースに戻っているのは明らかにおかしい
ネットで調べるとそれらしき売買サイトを発見
<儲かるシステム>
甲斐:
私たちが予想している以上に増えているのが現状
最近は、ちょっと有名な方、個人、企業まで含めて
いろんな目的で買っている人をたまに見かけます
<ビジネス以外でもニーズがある>
甲斐:
友だち同士でご飯に行く時も、フォロワーが多い人同士で行ったりする
「自己承認」を高めたい、「仲間はずれにならないため」に必要なものになっている印象も受ける
ヤナギー:ひと昔前の“サクラ”みたいなもの?
アナ:
海外のよく分からない人がどんどん増えるそうです 実在するかもよく分からない
外国人は少し安くて、日本人だとちょっと割高とかいろいろある
今のVTRは、企業から「この人は大丈夫か?」などを調べる会社
フォロワーを買うとバレる時代だそうです
有働:法律上に問題はない?
熊坂:
一応、インスタグラムのガイドラインはあって、人為的に集めるのはNG
最悪、アカウント停止になったりする
はあちゅうさん:
「イイね」数に対して、フォロワー数が多すぎるとか
どの投稿に対しても「イイね」数が同じとか不自然さがあるので
よく使う人は、フォロワーを買ってる人を見分けられる
バレてしまうと一番カッコ悪いパターン
●女子心をつかんで経済を回すSNS
都内の外資系高級ホテル ロビーには女性の長い行列
目的はなかなか予約のとれない「デザートビュッフェ」
(今、経済を回しているのは女性だね
「インスタ映え」するディスプレイがポイント
オープンすると、まずは一斉に撮影タイムがスタート
(私みたくチェーン店の蕎麦をアップしてる場合じゃないなw
ホテルがディスプレイに力を入れ始めたのは3年前 以来、満席が続いている
以前は味だけで勝負していたが満席にならない日もあった
料金は、1人3時間で4784円 200席以上がすべて埋まり大盛況
イベントとしていらっしゃっているとすごく感じた
<ディスプレイを作っているのはホテルのスタッフやパティシエ本人>
今ではお客を飽きさせないよう定期的にディスプレイを変更している
最大ポイントは小物のレイアウト
いかに「インスタ映え」するかに気を配る
頼りになるのは若い女性スタッフの感覚
インスタ上でも大好評
ビュッフェは、味だけでは3時間をずっと楽しむことが出来ないので
見た目があって、味がある 両方が必要だと思う
ふかわ:こうして見ると、お客さんでもあり、広報にもなっていますね
<「インスタ映え」のトレンドも変わる>
熊坂:昔なら「大盛り」が映える時代もあった ワッフルの上にフライドチキンとか
つばささんが撮った「あさイチ」
益若:
もともとがイイので、むしろ加工しないで斜めに撮ったりとか
背景にインスタに入っているフィルターをかけただけとか
(フィルターって何ですか・・・?
と思って、見てみたら、そういう色みを変える機能があったのね
モノクロ以外は、なんだか画像が余計粗くなる気がしたけど、コツがあるのか
メールの中には「娘がSNSでココロを病んでしまい、精神的ケアもしてほしい」という深刻なものもあった
ふかわ:レンタルでもカレシアピールより、友だちと楽しんでる感を出したほうがいいのかな
はあちゅうさん:カレシがインスタ映えしないっていうのもあるかも
思わずのけぞって爆笑する有働アナ
イノ:観る人にフィルターかけて欲しいですね ってフォローもさすが!
はあちゅうさん:グラスを2個置いて、誰かと一緒かなって雰囲気を出すとか
熊坂:ストーリーを感じさせるのがインスタ
イノ:
疲れの話はインスタに限らないと思う
例えば“学校でこういうモノを持ちたい”とかと同じような
一理あるかもしれないけれども、SNSだけがいけないわけじゃないと思う
ヤナギー:逆に言えば、現実世界にあまり「イイね」がないのでは?
益若:
主婦の方はなかなか褒めてもらえる機会が少ないので
ちょっとキレイなお皿を使ったり、手作り料理をアップして褒めてもらうのはいいことだと思う
熊坂:アクセサリーを作ってる友だちがいて、アップしたら売れたとかという話もあります
(それはイイかも 作るのは楽しくても、どんどん増えていっちゃうもんね
●SNSの問題点 個人情報が漏れる?
架空の女子学生が撮った何気ない写真から個人情報が分かるクイズを出題
カレンダーに近くの商店の名前が書いてあるっていうのは死角/驚
私はしないけど、近所からもらったり、それを使ったりは、実家ならありがち
小木曽:
実際に過去、番号で複製したカギで不審者が家に侵入して逮捕された事例がある
業界も安全策を進めていて、番号だけではカンタンに作りにくくはなっているが
このギザギザの形自体が情報なので、技術がある人なら複製できる
ふかわ:ピースサインでさえ、指紋が分かるから危ないって聞きました
(なんと!驚 てか、インスタ画像って伸ばせないと思っている私はなに?!
小木曽:
瞳で認証したり
情報の組み合わせで、制服と住んでいる場所が分かれば通学経路が特定できる
どの駅に、何時くらいに来るか分かるので待ち伏せしやすくなります
ヤナギー:
写メるとGPSがONになってて、位置情報が写真に出てしまいますよね
(あの機能は誰が得をしているのだろう・・・???
小木曽:
位置情報は2種類あり、写真撮影の際に埋め込まれるものと
SNSのサービス提供会社が表示するものがあるので、
自分が今どっちをONにしているかちゃんと確認して使う必要がある
日常で転んだり、電柱にぶつかったりすることに比べたら、ネットのリスクはそこまで高くはない
“正しく怖がる”と呼んでいるんですが、怖がりすぎずに、対処法を考えて、意識することが大事
(衛星でつながって、宇宙から地上数十cmまで見える時代だから
もう個人情報なんてないに等しいと思う
子どもをどう守る? 危ないスマホ“自画撮り”@週刊ニュース深読み
***
<お料理コーナー>で紹介していたサイトで
「もう一度見たい平野レミさんの伝説レシピ」アンケートって/爆
イノ:ブロッコリー ブロッコリー!
(爆 あれは「あさイチ」の事件だから選択肢にはないのが残念すぎ
Eテレの子ども番組には、ついに修造さんまで出現!
又吉さんとのテンションの落差にすでに笑える
<FAX>
はあちゅうさん:
みつさんはココロをもっとやわらかくしたほうがいいのでは
お友だちが自撮りを楽しむのは、みつさんが夜景を楽しむのと同じだけの権利なので
彼女はそう楽しむんだなと思えば、ムダにイラついたりしないのかなと思います
(それに巻き添えになるかならないかか?
夜景を全然見ないのはもったないないとは思っても、価値観はみんな全然違うものね
てか、はあちゅうさんは、どんな質問にも冷静に一刀両断!!
はあちゅうさん:
これは友だちを選んだほうがいいかもしれないですね
自分が心地よく過ごせる人と付き合うことを意識すればいいかなと思います
ヤナギー:そうなると違う価値観の人との交わりがどんどんなくなるのでは?
イノ:交わりたいなら、そう思えって話ですよね?
有働:その人は好きだけど、料理を撮るのはどうかと思う場合、交わりを絶つのはどう?
はあちゅうさん:
全部好きな友だちはいないと思うので、そのコと楽しく喋れるかわりに
ちょっと2、3分待つかと思えるようなればいいかと思う
(カウンセラーみたい
熊坂:最近は、インスタ映えを意識している飲食店さんも多いので
(40代は、SNSだけじゃなく、なにかと疲れているんだ
(「グループライン」て言うのか 絶対ムリだな
最初からやらないって言うか、連絡網に必要なら、発言などはしないと先に言うか
小木曽:
自分のプロフィールに「今こういう事情でお休みしてます」と書くことによって
「あ、返事来なくても大丈夫だ」とやんわり伝えることができる
バシっと「やる・やらない」と決める必要はない
ただの道具ですから、全部自由です
スイッチオフ状態にしていて、いっぱい送ってくる人は、少しややこしくなるかもしれないので
いろんな自分の考え方を出していくのがいいと思います
(日本人の“受け身”“空気を読む”“責任感の強さ”とかの気質が合わないのか?
本来、自主性に任せられている遊び道具だと再認識しないとだな
専門家ゲスト:
熊坂仁美さん(SNSコンサルティング会社社長)
はあちゅうさん(作家 ブロガー)
小木曽健さん(IT企業 安心安全チームマネージャー)
ゲスト:ふかわりょうさん、益若つばささん
リポーター:佐藤俊吉アナウンサー
前回「自殺サイト」のメモを載せたけれども、
今回はさまざまな使い方を紹介するとともに、問題点も考える構成だった
“自殺志願のSNS”実態は?@ZIP!
(“写真加工”って何だろう?と疑問だったけど、今回の説明でなんとなく分かった気がする
【内容抜粋メモ】
●インスタにアップするためにピンク色の壁スポットに来た女性を取材
1.基本連写 数人で連携して、あらゆるポーズ、角度、距離から撮って、1枚を厳選
2.顔など写真を加工!
3.これまでの投稿との並びなどもチェック!(これはもうアートだな/驚
撮影から投稿まで2時間かかった
Q:なぜそこまでするのか?
「自己プロデュース こう思われたい、みたいな」
「SNSとリアルの自分は違ってもいい 公開する場ではちょっとでもよく思われたい」
(俳優やモデルが、ポスターなどの広告で、Photoshopとか使ってシミやシワを消してもらったり
スーパーや通販会社が、生鮮食品がより美味しそうに見えるように、画像の色みなどを変えたり
旅行会社がカタログの南国の海を自然以上に青く透明に加工しているのと同じだな
●「リア充アピール代行サービス」を取材
これも以前「ZIP!」で取り上げていた
1.依頼者が派遣された3人の女性と待ち合わせして、まずは自己紹介
それぞれ「りさって呼んで」などと仮名を言う
2.予約したオシャレなダイニングカフェで写真を撮る
スタッフは本人の自然な笑顔を出すため、盛り上げ方などのトレーニングを受けている!(立派な仕事なんだ/驚
※基本料金:8000円/1名(2時間まで)
3.入店から1時間しないうちに次のお店へ移動
依頼者「場所を変えて、ドレスに着替えて、違う日に行ったということにしたい」
この日の料金は3人分の基本料金24000+食事代+交通費
(本人が楽しいなら、これも新しいレジャーか 後腐れない友だちみたいな
今回は2回目の利用で、前回の投稿がママ友の目を引いて嬉しかった
依頼者「幼稚園とかで“どこのお店だったの?”という話題につながるといいかな」
<代行サービス>
ネタがないと悩んでいて利用したり、
友だちに対して、自分にはこうした違った種類の友だちもいるとアピールしたくて利用する人もいる
はあちゅうさん:
ここに出てきた人は少しインスタ熱の強い人だと思うけれども
たとえ「イイね稼ぎ」と言われても、自分の人生にとって悪いことではないと思う
インスタは基本、見栄を張るのを楽しむ場所なので
これは自分の写真集を作るための被写体とカメラマンを買ってるということ
(あ、こないだも出てた人だ
写真うつりが世界を変える!? “SNS映え”狂詩曲@週刊ニュース深読み
有働:リアルの自分に「イイね」されてるわけではないから、置き去り感はない?
はあちゅうさん:
空しくなる人はどんどんやめていく 現実をダラダラ出す場所ではない
(使い方はそれぞれでいいんじゃない? 楽しければ
予想しない使い方がどんどん出てきて、作る側のサービスが逆においついていない感じもある
ヤナギー:そこまで「イイね」と言われたい?
はあちゅうさん:
パジャマでテレビに出ないのと同じ それがインスタという場所になっただけで
女性誌ごっこが流行ってると思っていただければ
熊坂さん:
中高年は100%現実みたいなところがあるので、あまり得意ではない
Facebookは現実の付き合いをそのままデジタル上でやっているからやりやすいが
インスタはちょっとハードルが高い
(私はFacebookのほうが個人情報だだ漏れで怖いな 使い方も面倒臭い印象
ふかわ:
自分たちの時代は、3泊の伊豆の旅を26枚撮りのインスタントカメラにおさめて
現像されたものを受け取るしかなかったから、
連写の中から選ぶとかって根本的に違うと思う
(今はインスタントカメラが“新鮮”“面白い”て人気だよね 再生産がおいつかないくらい
イノ:
あの熱を自分の親世代が持ってくれたらちょっとイイなと思う 楽しそうだから
でも、疲れたら止めたらいいって言ったけど、止められなくなっちゃったら大変そうと思った
ヤナギー:100「イイね」を買うって、誰かが押してくれるってことなの?
●SNSとお金の話 「インフルエンサー」
フォロワーの多い人に企業から「うちのハンドクリームを持って記事を書いてください」などの依頼が来る
企業は1フォロワーに対して、2、3円が相場ということで、1投稿で数万円が稼げる
(そんなビジネスもあるのか/驚
なんか昔、広告メールに1クリックするだけでお金が入るみたいな話を聞いたことがあるけど、その進化形か
●フォロワーを1万人増やすのも難しい 「インスタグラムの講習会」
ちょっと手を抜いた写真をあげるとフォロワーは離れるという厳しい世界
都内で開かれたインスタグラムの講習会(!)を取材
フォロワー数を増やしたい人など13人が集まった
(企業戦略に使おうとしてるビジネスマンかと思ったが素人さん?
でもお金儲けようと、お金払って受講しているのか?
ここまでくると個人が自宅で出来る新しいビジネスとも言えるか
講師:
刺激的な写真をあげ続けないかぎりフォロワーは増やせない
継続して増やし続けるのは並大抵の努力ではムリ
言い方は悪いけれども、ソーシャルで勝つには、どれだけその人に「執着」させるかだと思う
講師:本当に本気出してる人は、同じ服は1回しか載せない
生徒:洋服にそんなにお金はかけられない
講師:せめて髪型を変えるとか
講師:その日の究極の1枚を選ぶために撮影に行くぐらいの努力をしないとちょっと難しい
生徒:毎日違う所に行って、違う格好をして、大変だなみたいなw
講師:大変なことをしないと勝てないと思う
(カメラマンか広告業界の講習みたい
アナ:
有名人がやっていると思われがちだが、
今は2000~3000人のフォロワーがいると企業から依頼が来る
主婦でも出来るところがポイント
●フォロワーの売買ビジネス
SNSのマーケティングを手がける会社を取材@港区
(ここもトップが女性なのが興味深い
最近インスタ上で不穏な動きがあるという
ある人のフォロワーの増加数のグラフを見ると、
1日に50人ほどずつ増えていたのがずっと続いていたのが、一気に1日で500人前後増えている日があった
甲斐:
これはおそらくフォロワーを買ったと予想できるグラフ
この人がなにかのメディアに取り上げられたりして有名になったのなら
グッと伸びた後もある程度増え続けるはずなのに、それがなく
通常の増加ペースに戻っているのは明らかにおかしい
ネットで調べるとそれらしき売買サイトを発見
<儲かるシステム>
甲斐:
私たちが予想している以上に増えているのが現状
最近は、ちょっと有名な方、個人、企業まで含めて
いろんな目的で買っている人をたまに見かけます
<ビジネス以外でもニーズがある>
甲斐:
友だち同士でご飯に行く時も、フォロワーが多い人同士で行ったりする
「自己承認」を高めたい、「仲間はずれにならないため」に必要なものになっている印象も受ける
ヤナギー:ひと昔前の“サクラ”みたいなもの?
アナ:
海外のよく分からない人がどんどん増えるそうです 実在するかもよく分からない
外国人は少し安くて、日本人だとちょっと割高とかいろいろある
今のVTRは、企業から「この人は大丈夫か?」などを調べる会社
フォロワーを買うとバレる時代だそうです
有働:法律上に問題はない?
熊坂:
一応、インスタグラムのガイドラインはあって、人為的に集めるのはNG
最悪、アカウント停止になったりする
はあちゅうさん:
「イイね」数に対して、フォロワー数が多すぎるとか
どの投稿に対しても「イイね」数が同じとか不自然さがあるので
よく使う人は、フォロワーを買ってる人を見分けられる
バレてしまうと一番カッコ悪いパターン
●女子心をつかんで経済を回すSNS
都内の外資系高級ホテル ロビーには女性の長い行列
目的はなかなか予約のとれない「デザートビュッフェ」
(今、経済を回しているのは女性だね
「インスタ映え」するディスプレイがポイント
オープンすると、まずは一斉に撮影タイムがスタート
(私みたくチェーン店の蕎麦をアップしてる場合じゃないなw
ホテルがディスプレイに力を入れ始めたのは3年前 以来、満席が続いている
以前は味だけで勝負していたが満席にならない日もあった
料金は、1人3時間で4784円 200席以上がすべて埋まり大盛況
イベントとしていらっしゃっているとすごく感じた
<ディスプレイを作っているのはホテルのスタッフやパティシエ本人>
今ではお客を飽きさせないよう定期的にディスプレイを変更している
最大ポイントは小物のレイアウト
いかに「インスタ映え」するかに気を配る
頼りになるのは若い女性スタッフの感覚
インスタ上でも大好評
ビュッフェは、味だけでは3時間をずっと楽しむことが出来ないので
見た目があって、味がある 両方が必要だと思う
ふかわ:こうして見ると、お客さんでもあり、広報にもなっていますね
<「インスタ映え」のトレンドも変わる>
熊坂:昔なら「大盛り」が映える時代もあった ワッフルの上にフライドチキンとか
つばささんが撮った「あさイチ」
益若:
もともとがイイので、むしろ加工しないで斜めに撮ったりとか
背景にインスタに入っているフィルターをかけただけとか
(フィルターって何ですか・・・?
と思って、見てみたら、そういう色みを変える機能があったのね
モノクロ以外は、なんだか画像が余計粗くなる気がしたけど、コツがあるのか
メールの中には「娘がSNSでココロを病んでしまい、精神的ケアもしてほしい」という深刻なものもあった
ふかわ:レンタルでもカレシアピールより、友だちと楽しんでる感を出したほうがいいのかな
はあちゅうさん:カレシがインスタ映えしないっていうのもあるかも
思わずのけぞって爆笑する有働アナ
イノ:観る人にフィルターかけて欲しいですね ってフォローもさすが!
はあちゅうさん:グラスを2個置いて、誰かと一緒かなって雰囲気を出すとか
熊坂:ストーリーを感じさせるのがインスタ
イノ:
疲れの話はインスタに限らないと思う
例えば“学校でこういうモノを持ちたい”とかと同じような
一理あるかもしれないけれども、SNSだけがいけないわけじゃないと思う
ヤナギー:逆に言えば、現実世界にあまり「イイね」がないのでは?
益若:
主婦の方はなかなか褒めてもらえる機会が少ないので
ちょっとキレイなお皿を使ったり、手作り料理をアップして褒めてもらうのはいいことだと思う
熊坂:アクセサリーを作ってる友だちがいて、アップしたら売れたとかという話もあります
(それはイイかも 作るのは楽しくても、どんどん増えていっちゃうもんね
●SNSの問題点 個人情報が漏れる?
架空の女子学生が撮った何気ない写真から個人情報が分かるクイズを出題
カレンダーに近くの商店の名前が書いてあるっていうのは死角/驚
私はしないけど、近所からもらったり、それを使ったりは、実家ならありがち
小木曽:
実際に過去、番号で複製したカギで不審者が家に侵入して逮捕された事例がある
業界も安全策を進めていて、番号だけではカンタンに作りにくくはなっているが
このギザギザの形自体が情報なので、技術がある人なら複製できる
ふかわ:ピースサインでさえ、指紋が分かるから危ないって聞きました
(なんと!驚 てか、インスタ画像って伸ばせないと思っている私はなに?!
小木曽:
瞳で認証したり
情報の組み合わせで、制服と住んでいる場所が分かれば通学経路が特定できる
どの駅に、何時くらいに来るか分かるので待ち伏せしやすくなります
ヤナギー:
写メるとGPSがONになってて、位置情報が写真に出てしまいますよね
(あの機能は誰が得をしているのだろう・・・???
小木曽:
位置情報は2種類あり、写真撮影の際に埋め込まれるものと
SNSのサービス提供会社が表示するものがあるので、
自分が今どっちをONにしているかちゃんと確認して使う必要がある
日常で転んだり、電柱にぶつかったりすることに比べたら、ネットのリスクはそこまで高くはない
“正しく怖がる”と呼んでいるんですが、怖がりすぎずに、対処法を考えて、意識することが大事
(衛星でつながって、宇宙から地上数十cmまで見える時代だから
もう個人情報なんてないに等しいと思う
子どもをどう守る? 危ないスマホ“自画撮り”@週刊ニュース深読み
***
<お料理コーナー>で紹介していたサイトで
「もう一度見たい平野レミさんの伝説レシピ」アンケートって/爆
イノ:ブロッコリー ブロッコリー!
(爆 あれは「あさイチ」の事件だから選択肢にはないのが残念すぎ
Eテレの子ども番組には、ついに修造さんまで出現!
又吉さんとのテンションの落差にすでに笑える
<FAX>
はあちゅうさん:
みつさんはココロをもっとやわらかくしたほうがいいのでは
お友だちが自撮りを楽しむのは、みつさんが夜景を楽しむのと同じだけの権利なので
彼女はそう楽しむんだなと思えば、ムダにイラついたりしないのかなと思います
(それに巻き添えになるかならないかか?
夜景を全然見ないのはもったないないとは思っても、価値観はみんな全然違うものね
てか、はあちゅうさんは、どんな質問にも冷静に一刀両断!!
はあちゅうさん:
これは友だちを選んだほうがいいかもしれないですね
自分が心地よく過ごせる人と付き合うことを意識すればいいかなと思います
ヤナギー:そうなると違う価値観の人との交わりがどんどんなくなるのでは?
イノ:交わりたいなら、そう思えって話ですよね?
有働:その人は好きだけど、料理を撮るのはどうかと思う場合、交わりを絶つのはどう?
はあちゅうさん:
全部好きな友だちはいないと思うので、そのコと楽しく喋れるかわりに
ちょっと2、3分待つかと思えるようなればいいかと思う
(カウンセラーみたい
熊坂:最近は、インスタ映えを意識している飲食店さんも多いので
(40代は、SNSだけじゃなく、なにかと疲れているんだ
(「グループライン」て言うのか 絶対ムリだな
最初からやらないって言うか、連絡網に必要なら、発言などはしないと先に言うか
小木曽:
自分のプロフィールに「今こういう事情でお休みしてます」と書くことによって
「あ、返事来なくても大丈夫だ」とやんわり伝えることができる
バシっと「やる・やらない」と決める必要はない
ただの道具ですから、全部自由です
スイッチオフ状態にしていて、いっぱい送ってくる人は、少しややこしくなるかもしれないので
いろんな自分の考え方を出していくのがいいと思います
(日本人の“受け身”“空気を読む”“責任感の強さ”とかの気質が合わないのか?
本来、自主性に任せられている遊び道具だと再認識しないとだな