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ロシアの絵本『てぶくろ ウクライナ民話』(福音館書店)

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世界傑作絵本シリーズ ロシアの絵本『てぶくろ ウクライナ民話』(福音館書店)
エウゲーニー・M・ラチョフ/絵 内田莉莎子/訳

特選!エンタ ヤマザキマリさんイチオシ!クリスマス向け書籍@あさイチ

ここで紹介していたのがキッカケで知り、早速借りてみた
これもxmax本というより、冬の絵本

マリさんが「弱肉強食とか、大きさとか関係ない!」「どんどんカスタマイズされていくんですよ」
と話していたけど、ほんとだ

いろんな動物に名前がついていて、着ている服とか個性があるのも凝っている

これだけロシアの寒さはハンパないってことだね
みんなで入れば、よりあったかいし

でも、途中から手袋がほころんでいるのが可笑しいw

おじいさんが取りに来た時には、あちこちに枝が突き出ていたりして驚かないだろうか?
と思ったら、みんな出て行った後は、最初の状態に戻っているのもフシギ

でも、子どもは大人のように「常識」に縛られないから
いろんな動物が入って来るのを純粋に楽しいと思うかもしれない

秀逸な絵本

近所の図書館から回ってきて「ベスト3」てポップが貼ってあった
初版は1950年 日本で出版されたのは1965年で、本書は1994年の第88刷


【内容抜粋メモ】

おじいさんが森を歩いていて落としていった片方のてぶくろ

まず“くいしんぼうねずみ”が見つけて「ここで暮すことにするわ」




次に“ぴょんぴょんがえる”が来て「私も入れて」「どうぞ」




次に“はやあしウサギ”




次は“オシャレぎつね”




“はいいろオオカミ”が来ても「まあ、いいでしょう」




“牙もちイノシシ”が「ふるん ふるん ふるん」と言いながら来て
さすがに「ちょっと・・・ムリじゃないですか」
「いや、どしても入ってみせる」「それじゃ、、、どうぞ」ww



(小窓ができて、小さいコたちは奥にいるのね
 ベランダから顔だけ出しているのも可笑しい




中はぎゅうぎゅうづめで、枝がパキパキ折れる音がします

そこへ“のっそりグマ”が来て
「しかたがない でも、ほんのはじっこにしてくださいよ」



(ネズミはもう外に出ちゃってるしww


おじいさんが手袋を落としたことに気づき、子犬とともに戻って来ると
手袋はむくむく動いています

子犬が吼えて、みんなはビックリして這い出し、森のあちこちへ逃げていきました




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