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『精霊の守り人 最終章』(第1話~5話 全9話)

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『精霊の守り人 最終章』(第1話~5話 全9話)
原作:上橋菜穂子









出演:

【新ヨゴ国】
帝 - 藤原竜也 国主
チャグム - 板垣瑞生 皇太子
聖導師 - 鹿賀丈史 執政官 タルシュ内通者
ガカイ - 吹越満 星読博士
シュガ - 林遣都 星読博士
モン - 神尾佑 狩人の頭
ジン - 松田悟志 狩人

トロガイ - 高島礼子 呪術師
タンダ - 東出昌大 トロガイの弟子
コチャ - とまん 民兵 オッカ村

チキサ - 福山康平
アスラ - 鈴木梨央

【カンバル王国】
ログサム - 中村獅童 カンバル王 前王ナグルの弟
ラダール - 中川晃教 皇太子

バルサ 綾瀬はるか 用心棒
ジグロ - 吉川晃司 王の槍 死
カグロ - 渡辺いっけい 王の槍 ジグロの兄
カーム - 降谷建志 警備隊長 カグロの息子

【29年前のカンバル王城】
ナグル - 黄川田将也 カンバル国王
ナグルの妃 - 村川絵梨
カルナ - 上地雄輔 バルサの父・医術師

【山の神】
ヒョウル 闇の守り人
ルイシャ 青い石
トト - 米良美一 カンバルの牧帝

ユーカ - 花總まり カルナの妹 バルサの叔母 ヨンサ氏族
ノッサ 診療所の執事
ラルーグ - 武田鉄矢 元王の槍 ヨンサ氏族の長老 息子タグル

【タルシュ帝国】
ラウル - 高良健吾 第二王子
ヒュウゴ - 鈴木亮平 タルシュ帝国の密偵
セナ - 織田梨沙 タルシュ帝国の密偵
ベリス - 嶋田久作 タルシュ帝国総督

【ロタ王国】



大河ファンタジー『精霊の守り人』<シーズン1 全4回>

『精霊の守り人 シーズン2 悲しき破壊神』(全9話)

またすっかり前の話を忘れてしまった・・・
そんな私のような人のために、これまでの話をかいつまんで1分間ほどで説明してくれた

北の山間の国「カンバル王国」
カンバル王・ログサムは、バルサの父を死に追いやったが
山の神の扉が開いたことでバルサの力を借りようとしている? 本当に複雑で迷う


第1回「バルサ、故郷へ」





ログサム:山の王の扉が開いた 儀式の時がやって来たぞ!


<これまでの話>





「タルシュ帝国」は海を越えて、「新ヨゴ国」に侵攻
「新ヨゴ国」皇太子・チャグムは、隣国の「ロタ王国」「カンバル王国」と手を組もうと旅に出た
それを知った「タルシュ帝国」の国主ラウルから命を狙われ、
バルサが再び用心棒として仕え「カンバル王国」に向かう


<「カンバル王国」の国境近く>
旅をしながらバルサから戦いを教えてもらうチャ
「王の槍」と呼ばれる最強の武人たちが王を支えていて
バルサはその最強の武人ジグロに育てられた

国を追われているところに、武人カグロが現れる
ジグロは8人の仲間の武人を殺してきた苦しみに耐えてきた
カグロはジの兄



バ:私は生まれて初めてあんな戦いを見た 2人は舞うかのように戦い続けていた

ジ:
兄上はもう立派な王の槍です これを持っていき、カンバル王に私を殺したと伝えてください

最強の武人の証である金の輪を渡す




<国境の砦>
カンバルの警備隊長・カームにバルサは護衛士で、チャは弟子だと話す
ウソはバレ、兵を前にすくむチャ カームはカグロの息子だった




<王城の谷>
カグロに会い、ジグロのことを聞く(全然歳とらないな、この人たち
バ:ジグロは、あなたが去って2年後に病で死にました

カグロはジは王を裏切ったと思っている

バ:
王に会ってタルシュ帝国を信じてはならないと伝えたい カンバルのために
ロタとカンバルが手を結べば、大きな壁が出来きてタルシュも簡単に手を出せない


<南の大陸「タルシュ帝国」>



ヒュウゴ:新ヨゴ国にも内通者がいます もはや敵ではありません
ラウル:チャにはフシギな力があると言った 見てみたいものだ


<新ヨゴ国 青霧山脈>





トロガイ:南から水の民がカンバルに流れている
シュガはトロガイに呪術を学んでいるがまだ見えない

聖導師がタルシュと通じていて戦を避けるため、シュガにも協力を求めてきたと話す
チャを待ちたいが焦る
シュガ:戦で多くの民を失う前に、この国の神である帝を消さなければなりません


<新ヨゴ国王宮>



聖導師:帝にタルシュから知らせが届きました 10日以内に降伏しなければ、すぐ侵攻するとのことです
帝:穢れを抱く者には天罰が下るのみだ 神が人に降伏することはあり得まい

タンダのもとにチキサとアスラが訪ねてくる
アスラはまだ声が出ないが、ナユグから流れる水のことが怖いと訴える





タンダの兄ノシルが来て、結婚したばかりの弟のカイザが戦に狩り出され
家族のいないタンダに代わりに戦に行ってくれと頼む


<王城の谷>

カグロは王に知らせに行く間、カームに絶対にバルサに手を出すなと言い付ける
カグロ:あの女はジグロから槍を教わった お前の敵う相手ではない

カームは、ログサムもタルシュと通じているとバらに話す

ログサム:
ジグロの育てた娘はやはり生きていたのか
いつか命を狙われ、顔に傷を負ったことを思い出す

カームは、ジグロを一族の恥だと恨んできた
ジグロのせいで一族は追われ、流民も同然に生きてきた
母は人々に蔑まれながら死んだ
父はジグロを討ち、ようやく領地を取り戻した

バ:あんたの父はジグロを討ち果してなどいない 所詮、ジグロの相手ではなかった

キレたカームと果し合いになるが歯が立たず、馬で逃げるバとチャ

ジグロ:お前と旅をして幸せだった と言った最期の言葉を思い出す







第2回「カンバルの闇」

<カンバル市場>
屋台で食べ物を買い、バは昔を思い出す




<29年前のカンバル王城>
体の弱いカンバル国王・ナグルの看病をしていた医術師・カルナがバルサの父
妃は子どもを身ごもっている





カルナは妻を病で亡くしたばかり バは6歳 叔母・ユーカが面倒をみている



ナグルの弟・ログサムに呼ばれるカルナ

ロ:
兄は子どもの時から臥してばかりで父は甘やかしてばかりいた
そんな兄が気高き武人にしか答えぬ“山の王”を動かすことが出来ると思うか?

お前はこの城から出ることを禁じ、ずっと兄の病をみるのだ 兄上の死ぬまで
明日から病は重くなる お前がそうするのだ クスリを使えば造作もない

命令に逆らえばバルサを殺すと脅し、家には見張り兵をつけられ、一人苦しむカルナ
ユーカとバには王の具合が悪いから、明日から城にこもることになったと話す

ユーカはジグロに様子がおかしいと話す



ユーカ:
もしなにかあれば、あなたが兄さんを支えてあげて
兄さんにはあなたしか頼れる人はいないから

(なるほど、ジグロにもこんな青春時代?エピソードがあったのか
 カルナやバルサだけじゃなく、ユーカのためでもあったんだな


<6年前、ちょうどバが生まれた頃>



ジ:その若さで王の主治医になれるなんてすごいことだ
カルナ:この国最強の王の槍のお前と親しいことがどれほど誇らしいことか!


儀式のために、ロはジと槍の腕を上げようとする
ジ:心の強さと武力の強さは違うので

娘のために泣きながら毒を混ぜるカルナ
ナグルの病は重くなり、見立てを間違えたと謝る

ある夜、カルナは逃げ出し、ジグロに話す



カルナ:
オレはどうなっても構わない 心配なのはバルサだ
バルサも殺されるだろう 私はその前に命を絶つ
残されたバルサをお前が守ってくれ!

ジ:死んではならん オレに考えさせてくれ
カルナ:お前を巻き込んで済まぬ
ジ:この国のすべての人々が巻き込まれているのだ

王は亡くなり、妃も崖から落ちているのが見つかる
カルナ:陛下の後を追ったと言われているが、恐らくはロが殺したんだ!

ロはジを呼び すべて聞いたことを知る

ロ:
なぜ弟というだけで王になれぬ?
この国は貧しすぎる 穀物はほぼとれず、武人ですら出稼ぎに行く
すべての元凶は、山の王に頼り過ぎたのだ





ジ:山の王と戦うつもりか?

ロ:
たとえ神でも魔物でも構わぬ これがこの国の財だ
私を殺すか従うか2つに1つ 覚悟を見せてみよ
私を助けてくれ この国を救えるのは私とお前しかおらぬ






カンバルの牧帝・トトを訪ねるジ
ジ:もし山から石を奪おうとするとどうなる?

トト:
山の王の怒りを買えば、人は生きていけぬ
人が支配できるのはせいぜい人の心ぐらい この闇を支配することはできない
山では謙虚であらねば光を得ることはできん

これは山の奥を照らす宝石 緑白石だ
もし新しい王に光を与えたくなければ、お前がいなければいい
この国で最強のお前がいなければ、山の奥のルイシャを手に入れることはできまい

ジ:それではカンバルの国の人々を貧しさで苦む
トト:いずれにせよ人々は苦しむ 王が死ぬか、お前が山の王と戦うか

ジは決心する


<ヨンサ氏族の郷 ユーカの診療所>
ユに再会するジ 王は死にロが王位を継ぐと告げ、緑白石を渡す





ジ:私の気持ちはその石のように変わることはない
ユ:私の気持ちも 兄さんとバをお願いね


<カンバル王城の谷 ジグロの館>

息子カームが生まれたばかりの兄・カグロが来ている
カグロ:武術を教えてやってくれ お前のような武人に育てたいのだ
ジ:カームは兄上の手で強い武人に育ててください

夜中にバを連れ出すジ すぐに追っ手が来て
ジ:来るんだバルサ




ジは金の輪を持ち去り国を離れたことにされる
ロはムサ氏族の領地を奪い、武人らにジを追わせるため、「耳なし口なしの誓い」を立てさせる
父は兵に殺される

ジ:見ろ、バルサ ここは新ヨゴ国だ 王や神などというものを信じるな
それから槍の猛稽古が始まった


<15年後のカンバル王城>

カグロはロに呼ばれる 8人の武人は帰らない

ロ:
この国のため、私のそばで働かぬか? お前にすべてを話そう
ジはバを連れて逃げた カルナは私が命令して王を暗殺させた
すべてを知ってお前も私を裏切るか?



カグロ:私は陛下を裏切りません
ロ:それなら裏切り者を討ち果たすのだ そしてお前がこの国の英雄になる


カグロはジを探し出した
ジ:兄を救えば、氏族は滅ばない

バ:
ジは自ら兄を王の槍にした チャと同じさ このカンバルを思い続けていた
私も逃げるわけにはいかない

ユーカを訪ねることにするバ





第3回「ルイシャ贈り」
ラダールには水の流れがカグロの周りに来るのが見える
ラ:今度の儀式は不吉な気がする 私に槍を教えてくれないか? 今すぐだ






バとチャはユーカを訪ねると、診療所の執事ノッサがいて、バはユと再会する





バは6歳の時に井戸に落ちて死んだと兄から聞いていたユ(バは一時期ここにいたのか
父もジも死んだことを告げる

ジに預けられた事情をユに話すと、これまで裏切り者だと思っていたと話すユ
兄は家の中で斬り殺され、盗賊の仕業と言われた
バ:ロに殺されたんです 先代の王を死に追いやったから 私のために

ユ:
兄は武人より医術を選んで都に行って、私もついていって、ジと出会った
ジは短そうにはめる金の輪を持っていた
それは王の槍の中でも一番強い者だけが持つことを許されている

本来5つあり、他は王宮にしまわれていて、王の即位の時にだけ使われる
そうして王の槍たちから認められることで、この国の王は即位を示す



ジはロの即位を阻んで、その輪をすべて持ち去って逃げたとされている
ジはロが王子の頃から武術の指南役だった
「万一、ロが王位を継げば、この国は大変なことになるかもしれない」と言っていた

バ:
それはロの陰謀です ジは自分の輪を兄に渡しました ジは2年後に死にました
どうしてジは耐えられたのか 自分がいなくなった後にどうなるか分かっていたはず

王が憎いなら、この国で自分のしたいことをしたかったはずなのに
他に守るべきことがたくさんあった それに比べたら、私の恨みなどちっぽけなこと
その私の命がジを不幸にしたんだ ジが本当に守りたかったのはこの国なんだ


<新ヨゴ国>

戦の準備をするタンダ





トロガイ:お前を気味悪がっていた家族のために戦に行って死ぬのかい?
タ:人を憎めば、魂をナユグに飛ばせなくなると教えてくれたのは師匠ですよ 私は呪術師として行きたい

ト:ナユグと違い、ヒトの世はいくら見極めても愚かな道に走ることはいくらでもある
タ:そういうことも見極めて来ます

ト:お前は一人ではないよ お前が死んだら、バが一人になっちまうのを忘れるんじゃないよ
タ:バが来たら絶対に死なないと伝えてください

(改めて、この老婆が高島礼子さんだとここで伝えておきますw


バ:
私が子どもの頃、ジは1度だけユは強い人だと言っていました
私のせいで、叔母さんはずっと一人でいるんですか?

ユ:
あなたはここに何しに来たの? 過ぎたことは変えられない
私はあなたを生かしてくれたジに感謝してる

カグロとカームはバらを追ってくる




ラルーグが来る ヨンサ氏族の長老で元は王の槍だった(武田鉄矢さんがアクション!?
息子タグルが王の槍を引き継いで、ジに殺されたが恨んではいないという
バ:「槍舞」とは何ですか? カンバルには古来よりフシギな儀式があると聞きました

ラルーグ:
このカンバルでは、数十年に1度、ルイシャと呼ばれる宝石が山の神から送られ
それを他国に売って豊かな土地に恵まれ、生きながらえてきた
山の神は、あの山の底に棲む 儀式に立ち会った者だけしか感じられない

山の神から合図があり、洞窟の扉が開き、笛の音を聞いたら、贈り物を用意して
王は9人の槍の者を連れていく そこで山の神の守り人と戦わねばならない
闇の守り人ヒョウルと戦い抜いた最強の武人にルイシャが送られる







ジは16歳で槍舞をしてヒョウルに勝った それ以来、儀式はやっていない
儀式を見た者はもう私1人しか残っておらん

追っ手が来て、バはチャを長老に預けて村から逃げてくれと頼む
バ:私は捕まってロに会う タルシュのことを話せるかもしれない ジのためにもそうしたい


<新ヨゴ国 タラノ平野 新ヨゴ国軍 最前線>



堀を作る民の中にタンダもいて、民は酷使されて次々倒れる
夜中に悲鳴が聞こえて行くと、民兵コチャがいじめられている
突然目が光り「ここにいたらみんな死ぬよ」とつぶやく



コチャ:ここが深い闇に落ちるのが見える

タ:
君にもナユグが見えるのか? この世と重なり合った精霊なんだ それとも予言か
オレも変なガキだとよく言われた 死ぬ人が分かったり
でも、呪術師と出会って救われた これから怖くなった時はオレに言いな


長老はチャをトトに預かってくれと頼む
ラルーグ:トトは山の王の一番近くにいる者たちだ

トト:
水の精霊のにおいがする 玉を抱いたことがあるな
ならあれが見えるか? 大量のナユグの水の流れが来ている
我々も山で暮らせぬようになるかもしれぬ
あちらが変わればこちらも変わる それが恵みでも災いでも
久々に山の神の扉が開いたようだ 今の王は果して認められるかな?


<カンバル王城>

バがロの前に連れて来られる

バ:陛下にお会いしたいのはチャングム皇太子です タルシュと切り離してくれればすぐに連れて参ります

ロ:
チャは見つけ次第首をはね、タルシュに差し出すと言ったらどうする?
ジは8人の武人を殺し、金の輪を盗み、兄に殺された その兄はすべての輪を取り返し英雄となった
兄のカグロが弟のジを討ったのは事実か?



第4回「ログサムの野望」
バ:事実です
ロ:ジは何も持ち去っておらぬ 私が仕組んだのだ ジは何のためにお前に槍を教えたのか?

ロはバと槍を交わす
ロ:遠慮はいらぬ チャを思うなら己で守る覚悟をしろ でないと父のように無駄死にするだけだ
(ロは山の神の儀式のためにチャが必要で試しているのでは?

バの憎しみを煽って本気の力を試すロ
ラダール:無駄な殺生は儀式に不吉をもたらします
ロ:檻に入れて、チャの居所を聞き出せ


カグロ:なぜ私をかばった?

バ:
全部知っててジを殺すのは辛かったろう だからジは殺さなかった代わりに槍舞を教えた
自分の代わりにカンバルを守るために
あんたはこれからもウソをつき通せ それがジの願いだ

カ:私に出来ることはないか?
バ:タルシュの属国になるな 騙されるな


<タルシュ王宮>

国内ではラウル王子に対する不満が募っていた

ヒュウゴを呼ぶタルシュ帝国総督・ベリス
(加藤か この遠さでも佇まいと第一声だけで分かるって嶋田久作さんの存在感、ただならない!!





ベ:反逆者から抗議の文が来た 凶作が続き、属国はこれ以上戦争は出来ないと言ってきた

ヒュ:
ラウル王子に戦をさせているのは皇帝 なぜ皇帝を止めないのです?
王子は野心的なお方 王子によからぬ野心を抱かせたのは皇帝です

王子に納められない国があるとすれば、このタルシュだけです
兄の皇太子がいるかぎり皇帝にはなれない 他国に野心を向けさせたのはあなたと皇帝です!

私はそれほど重用されてない 動くべきなのはあなただ! 王子は野蛮な狂犬ではありません
もし戦を止めたいなら、私と一緒にタルシュそのものを変えませんか? 王子の行く道を変えるのです
(これまで皇帝って出てきたっけ? また暗殺?!


ラウルに会うベリス(高良くん、ビジュアルバンド系!



ベ:なぜ前線に立たないのです?

ラ:
それも父が言っているのか? 私は支配した国の民のために戦っている
領土を広げて、すべての国境をなくそうと考えている
さすれば、1つの力の下でみな平穏で豊かに暮らせる(信長みたい でも戦争には違いない
前線にいなくても私は戦っている そう父上に伝えてくれ

前線に行くよう命じられたラウル

ラ:
私はここに戻ってこれまい 父は私の戦死を願っている チャと同じだ
力はつくづく空しい 尽くすほど力を恐れて人は離れる

ヒュ:
それは吉兆 北の大陸は南より豊かになる そこにラウル王子自らが立つべきと思っていました
新ヨゴ国こそふさわしい新天地となるでしょう
(ラウルはチャの敵ではないのでは?


タルシュ帝国の密偵・セナはチャはまだ生きていると聖導師に伝える



セナ:
タルシュ帝国は、チャが戻る前に帝が亡くなれば、チャの命は助けると言っています
この国を戦から救えるのはあなただけです!

聖導師は帝暗殺を考える



星読博士ガカイ(やっと吹越さん出てきた)はセナに迫る





ガカイ:聖導師さまに何を話した? 帝を裏切れば見返りにタルシュ帝国は何をくれるのだ?
セナ:民と皇太子の命だ

ガカイ:
それはありがたい やはり聖導師さまはタルシュと通じていたのだ
戦は王宮の中にこそあるのでは?


聖導師:
タルシュの船が間もなくやって来ます 海軍は3日ともちますまい
陛下はカンバルにお出でください 生き残る道はそれしか・・・

怒る帝に「ならば、神の世にお逃げください」と剣を刺す
(太古からこんな争いや殺しばかり・・・と思ったら、妄想かいっ!


聖導師に呼ばれるシュガ(星読の挨拶って“NHKなんで”みたいw
シュガ:お前はまだチャグム殿下が生きていると思うか?
狩人モン:もちろん




聖導師:
私はタルシュの内通者となって、国を救う道を探ってきた
私は帝とともにこの世から去る!
その後、お前はカンバルに行け そこにチャがいる
帝の死を知らせろ チャを殺さないと約束した


<新ヨゴ国王宮>
(すごい所にあるなあ どの王宮もすごい自然に囲まれて攻められないのでは?



帝:恐れこそ、盗賊の持つ力なのだ 軍神となったチャが皆を助けてくれようぞ 皆存分に戦え



聖導師は寸前で暗殺をやめる


<新ヨゴ国 タラノ平野 新ヨゴ国軍 最前線>

準備は大詰めに入る
敵が攻めて来て、海軍の船が燃えて赤く染まり、コチャの目はまた光る
コチャ:バカだな 豊かに実る地を戦場にして何が残る 人も土も消えるだけ

チャはナユグの熱が山の雪を溶かしているのを見る
トト:水は恵みにも災いにもなる

ラルーグ:
カンバル王がタルシュと通じたのは、ロタ王国の南部のつながりからでしょう
ルイシャは主にロタの南部で穀物にかえられる
ルイシャが得られなくなり、南部に借りを作り、今は恵んでもらっているようなもの

トト:今の王はルイシャのみに向けられている

チャ:カームは戦をすると言っていた
ラルーグ:人がこの山々と戦をするようなものだ


<カンバル王城>

カグロ:チャはロタに逃げたのかもしれません ロタとの同盟を結びに来たと言っていました

ロ:誰と組むより、もっと大事なのは山の王を倒すことだ 皆にもバの話を聞かせてやれ

鎖をとかれるバ
カグロ:ジのためにお前を助けたい
バ:たとえ私が死んでも、あなたはこの国だけを守ってくれ

ロ:チャを救えば、カンバルを救うことにもなるのか?

バ:
ロタと同盟を結べば、北の守りは強固になります
ロタ王の心を動かしたのはチャ すぐに答えはあるはず

ロ:
だがその前にそなたの槍をまだ見極めてはおらぬ
お前の槍で新ヨゴ国を救ってみよ 王の槍と戦い、勝てば言うことを聞こう

お前にふさわしい因縁のある者を選ぼう
チャを守りたいならカームを殺すのだ

カグロ:お待ちください 儀式であれば、私が務めます よく見ておけ これが王の槍だ
本気で戦う2人 槍舞か? 正面にいたと思えば後ろにいる
それをジに教わったチャ 兄弟で戦ったように2人で舞う



槍を落とすカグロ



カグロ:
私の負けです 幸いにしてバはジが誇りにかけて育てた武人です
私は種族の誇りに賭け、このバに託します

ジの金の輪をバの槍にはめて、塔から飛び降りるカグロ

チャとラルーグが来る
王の槍の中にバがいるのを見てショックを受けるチャ




第5回「槍(やり)舞い」
ロ:バは自ら望んでそこにいる 王の槍となったのだ
バ:私は今でもチャの用心棒です



ロ:山の王とは何者だ?

ラルーグ:
ルイシャを取りに行った者でも誰も見たことがない
ジはヒョウルと槍を交えた 詳しいことは掟で言えない

ロ:
神とは所詮、人が作ったものだ 私が山の神と戦うのは民の貧しさゆえ
バとチャが助かる道は唯1つ 山の神を倒してみせよ それが出来ねばチャを殺す
勝てば、ロタと手を組み、新ヨゴ国の援軍ともなろう

牢に入れられるバとチャ

カーム:父はなぜ死んだ?! お前は何者だ?
事情を話すと心が揺らぐカームと王の槍たち
ロにずっと騙されていたのかと動揺するが、チャは儀式を進めてくれという

チャ:ここに来たのには意味があるはず
バ:私ははじめから行くつもりだ ジやカグロは自分の槍でカンバルを守りたかったはずだ

ラダール:私にはフシギな影が見える 山の王は怒っています
ロ:戦への不安に過ぎない


<儀式の日>



ロ:この国では王族とて武人だ チャにも槍を渡す

ラルーグがトトと儀式に来て、トトが説明する

入り口を入ると最後の扉があり、そこで戦をして勝ち残った者が最強の武人として山の神と対することとなる
勝てば、扉が開き、山の王よりルイシャが贈られる

まずは皆で儀式の場に入る
チャ:ここはナユグとの結び目だ

最後の扉の前に贈り物を捧げる
9人のヒョウルが現れ、戦いが始まるがとても強い
チャ:ここは魂に直接触れてくるようだ 懐かしいような、苦しいような まるで心の底にいるみたいだ

ヒョウルに刺されると光を放って止まったようになる王の槍たち
バが加わる 残ったのはもはや3人のみで、チャも加わり刺される
バはさすがにヒョウルを倒すと、王の槍たちは目を覚ます



最後のヒョウルが現れる まさかのジグロ



チャ:ヒョウルとはかつての武人たちです 山の精霊と人の魂が重なり合ってここで生きているんだ
王の槍:オレたちは祖先と戦っていたのだ

ロ:ジを殺せ カンバルも新ヨゴ国も救えぬぞ
バ:戦えるわけがない ジは殺せない!



ロ:
オレが殺す お前はカンバルを捨てたのだ
あれほどお前が必要だと頼んだのになぜ助けてくれなかったのだ

ロは槍に突かれ、とどめを刺される前にバが守る

バ:
ジにロは殺させない
ジの魂は永遠に哀しみを抱えたままになる そんなことはもう絶対させない
ジが本当に恨んでいたのは、この私だ 私を殺してくれ!


<回想?>



バ:
ジは私さえいなければ、とずっと思ってきたんだろう?
それなのに私がいつまでもしがみついて追いかけてた

ジ:
それが本当だとして、今さらどうしろと言うのだ
私はお前に幸せになってもらいたかった それはウソではない

バ:だったらなぜ私に槍を教えた?!
ジ:お前は私の人生を殺したんだ

バ:
まだ6つの子どもの私は選べなかった 私は死ねばよかったのか?
生まれてこなければよかったのか?

舞うように戦う2人









チャ:
これは殺し合いではなく、弔いの儀式だ 自分の心と精霊の心を重ねる
バの心がジの心を受け入れなければ勝つことはできない


バ:
あんたが友を殺すたびに、私はあんたに恨まれていると感じていた
それがどんなに苦しいか あんたが死んだ後も、それを背負って生きてきた
あんたが私に与えた痛みは運命なんて軽々しい思いでは片付けられない
私が憎いなら殺してくれ!



ジ:
私はユーカを愛していた 尊敬し、共に生きたいと思っていた
だがお前を連れて去った 去る前に緑白石を渡した

私たちを不幸したものがあるとするなら、それはお前の心ひとつだ
お前の心ひとつで幸にも不幸にもなる
タンダのもとに戻れ これ以上、私を追うな

バ:父さん・・・
(バはジにほのかな恋心もあったんじゃないかなぁ ずっと愛情を求めていたことはたしか

両手を広げるジ 2人は槍を捨てて抱き締め合う
ジ:ありがとうバルサ





(ここで地震のニュース速報が入って、予録が終わってた!
 これで中断は2度目 すごい時の巡り合わせ これは人智では敵わないな・・・


バの槍がジの胸を突いて、バは倒れ 扉が開く
チャ:あの先を侵してはいけない!

またヒョウルが現れる 今度はカグロらとジに殺された王の槍たち
戦うロ 刺されると思った時、ラダールが代わりに刺される

ラダール:カグロ、お前の心は私が受け入れる だから山の王よ 父上をお許しください!
ヒョウルはラダール、バ、ロを連れていく(『里見八犬伝』を観てるみたいだ



バとラダールは生きて戻るがロはいない
そばには大きなルイシャが光る



チャ:山の王はあなたの成長するのを待っていたのです
ラダール:父は精霊になったのか?

チャ:あなたが山の王に認められたからです
ラダール:それはバのお蔭だバ 皆の者 ルイシャを持て 城に戻ろう!


バはユーカを訪ねる
ユーカの首にはジからもらった石がある

バ:
私はジに会いました ジはずっと前からここで生きていたんです
叔母さんがいてくれたから、ジはカンバルに戻れたことが私にも分かった
ジは今、ここで幸せに生きています
ジを待っていてくれてありがとうございました

ユ:おかえりなさない バルサ





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