■認知症×人気カフェ@あさイチ
専門家ゲスト:新井平伊さん(順天堂大学大学院教授)
ゲスト:綾戸智恵さん、塚地武雅さん
リポーター:佐々木彩アナウンサー
“認知症の本人や家族、地域住民などが集い、交流する場として全国に広がっている「認知症カフェ」。
その取り組みの先進地、東京都町田市では、去年秋から大手コーヒーチェーンの協力を得て、
市内8店舗で月に1回、「D(Dimentia=認知症)カフェ」を行っています。
行政と住民の協働で、本人たちが主体的に関わりながら進めているユニークな試みについてお伝えしました。”
「あさイチ」まとめ見メモ
●町田市×スタバ 「D-cafe」
当日来ていた認知症の男性:
私はあまりクヨクヨしない、能天気というか、そういう性格なので
ただ女房は(私に対して)カリカリしてるw
当日来ていた認知症の女性:
クルマはやめて、リュックを背負って、買い物したらリュックに入れて歩いている
クルマがないと駐車場の心配がなくて、すごくラクです
仲立ち役をしている松本礼子さん:
「あの人たち認知症なんですよ」「え~」っていう、そういうことをさざ波のように伝えていきたい
自分の知っている認知症の人と違う、元気で話して、笑いあって
人の話を聞いたり、普通の人なんじゃない?ということが伝わるといいなと思う
●2015年 「認知症とともに歩む本人会議」
「仲間を作りたい」「正しい理解をしてほしい」という意見が出た
米山さん:
介護施設、福祉施設の中にあるカフェスペースは行きにくいと認知症本人からお聞きして、
本人たちにとって居心地のいい空間じゃないと意味がないと思った
専門家:
社会的なつながりを持つことは、認知症の進行をゆるめるのにとても重要
軽い段階でも、怖くなって、引っ込み思案になり、外出が減ると、より脳が衰える
“もの忘れ”が出る前、出始めた頃に、逆にいろいろ出かけて、交流をもったほうがいい
●2016年 試験的にイベントを開催したところ大反響
スタバ町田市店長林さん:
町田市の高齢者の比率は、他の市町村に比べて高い
どう高齢者の方たちと繋がりを持って、感謝を伝えていくかは1つのテーマ
松本さん:
誰かに何かを言いたいという時に、馴染みの暮らしをしていた場所で
気楽に普通の暮らしの中に相談できる場所があるといい
アナ:
町田市では、現在こうした場所が8箇所あり、月1回開かれている
まだ実験的な試みなので、他の自治体は、それぞれ取り組み方が違う
●夫が認知症だという女性が初めて「D-cafe」を訪れた
女性:
青天の霹靂とうか、昨日まで普通の暮らしをしていたのに、怖い病気だなと思いました
周りがみんな認知症と聞いて驚く
女性:失礼ですけど、ここから自宅に帰れますか?
認知症の方:ここから歩いて帰れますよ
女性:
うちの場合ちょっと手がかかるから
「私、こんなに10キロも痩せちゃった」てどんな反応するかと思って言ったら
「俺のせいか?」って言うから、ふざけて「そうだよ」って言ったら
認知症の方:
すごく本人はショックでしょう?
それを聞かされたら、僕は早いところ自分の人生終わりにしようと思う
女性:やっぱり・・・言わないようにします
認知症の方:
「なんで私だけ?」て思いがちじゃないですか
私はそういう方を見ると「また仲間が増えたぜー」て思っちゃうw
女性:ちょっと希望が持てました/涙
●今後の課題
専門家:
「認知症」という言葉のインパクトが強くて、「偏見」があるのはたしか
オランダでは「アルツハイマーカフェ」などが普通にあって有名
日本では誤解が多い
脳の働きは正常で、喜怒哀楽もある
町田市のように仲立ちして盛り上げる人がいればいい
ポイントは、人通りが多く、普通に、気軽に入れること 駅前などがよい
NPOも各地でそれぞれ頑張っているけれども、人が集まらないことなどで
資金難で悩んでいるところも多い
<FAX>
専門家:
重度でも外出は可能 本人が居心地が良いかどうかがポイント
「デイサービス」のほうがいいのであれば、そちらに通えばいいし
「プライド」の問題も、普段からの過ごし方の延長線上で行えばいい
ヤナギー:
私みたいに普段から出不精だと、認知症になったら余計に外出しなくなる気がする
綾戸智恵さん(認知症介護の経験がある):
みんな認知症についてよく知らないから「怖い」と思う
「ああ、また失敗してしまった」と後悔する繰り返しが、症状を悪化させる原因になる
本人が一番苦しい 身近な人もついイライラしてしまうから余裕が大事
●詳細な問い合わせ先は「地域包括支援センター」
専門家ゲスト:新井平伊さん(順天堂大学大学院教授)
ゲスト:綾戸智恵さん、塚地武雅さん
リポーター:佐々木彩アナウンサー
“認知症の本人や家族、地域住民などが集い、交流する場として全国に広がっている「認知症カフェ」。
その取り組みの先進地、東京都町田市では、去年秋から大手コーヒーチェーンの協力を得て、
市内8店舗で月に1回、「D(Dimentia=認知症)カフェ」を行っています。
行政と住民の協働で、本人たちが主体的に関わりながら進めているユニークな試みについてお伝えしました。”
「あさイチ」まとめ見メモ
●町田市×スタバ 「D-cafe」
当日来ていた認知症の男性:
私はあまりクヨクヨしない、能天気というか、そういう性格なので
ただ女房は(私に対して)カリカリしてるw
当日来ていた認知症の女性:
クルマはやめて、リュックを背負って、買い物したらリュックに入れて歩いている
クルマがないと駐車場の心配がなくて、すごくラクです
仲立ち役をしている松本礼子さん:
「あの人たち認知症なんですよ」「え~」っていう、そういうことをさざ波のように伝えていきたい
自分の知っている認知症の人と違う、元気で話して、笑いあって
人の話を聞いたり、普通の人なんじゃない?ということが伝わるといいなと思う
●2015年 「認知症とともに歩む本人会議」
「仲間を作りたい」「正しい理解をしてほしい」という意見が出た
米山さん:
介護施設、福祉施設の中にあるカフェスペースは行きにくいと認知症本人からお聞きして、
本人たちにとって居心地のいい空間じゃないと意味がないと思った
専門家:
社会的なつながりを持つことは、認知症の進行をゆるめるのにとても重要
軽い段階でも、怖くなって、引っ込み思案になり、外出が減ると、より脳が衰える
“もの忘れ”が出る前、出始めた頃に、逆にいろいろ出かけて、交流をもったほうがいい
●2016年 試験的にイベントを開催したところ大反響
スタバ町田市店長林さん:
町田市の高齢者の比率は、他の市町村に比べて高い
どう高齢者の方たちと繋がりを持って、感謝を伝えていくかは1つのテーマ
松本さん:
誰かに何かを言いたいという時に、馴染みの暮らしをしていた場所で
気楽に普通の暮らしの中に相談できる場所があるといい
アナ:
町田市では、現在こうした場所が8箇所あり、月1回開かれている
まだ実験的な試みなので、他の自治体は、それぞれ取り組み方が違う
●夫が認知症だという女性が初めて「D-cafe」を訪れた
女性:
青天の霹靂とうか、昨日まで普通の暮らしをしていたのに、怖い病気だなと思いました
周りがみんな認知症と聞いて驚く
女性:失礼ですけど、ここから自宅に帰れますか?
認知症の方:ここから歩いて帰れますよ
女性:
うちの場合ちょっと手がかかるから
「私、こんなに10キロも痩せちゃった」てどんな反応するかと思って言ったら
「俺のせいか?」って言うから、ふざけて「そうだよ」って言ったら
認知症の方:
すごく本人はショックでしょう?
それを聞かされたら、僕は早いところ自分の人生終わりにしようと思う
女性:やっぱり・・・言わないようにします
認知症の方:
「なんで私だけ?」て思いがちじゃないですか
私はそういう方を見ると「また仲間が増えたぜー」て思っちゃうw
女性:ちょっと希望が持てました/涙
●今後の課題
専門家:
「認知症」という言葉のインパクトが強くて、「偏見」があるのはたしか
オランダでは「アルツハイマーカフェ」などが普通にあって有名
日本では誤解が多い
脳の働きは正常で、喜怒哀楽もある
町田市のように仲立ちして盛り上げる人がいればいい
ポイントは、人通りが多く、普通に、気軽に入れること 駅前などがよい
NPOも各地でそれぞれ頑張っているけれども、人が集まらないことなどで
資金難で悩んでいるところも多い
<FAX>
専門家:
重度でも外出は可能 本人が居心地が良いかどうかがポイント
「デイサービス」のほうがいいのであれば、そちらに通えばいいし
「プライド」の問題も、普段からの過ごし方の延長線上で行えばいい
ヤナギー:
私みたいに普段から出不精だと、認知症になったら余計に外出しなくなる気がする
綾戸智恵さん(認知症介護の経験がある):
みんな認知症についてよく知らないから「怖い」と思う
「ああ、また失敗してしまった」と後悔する繰り返しが、症状を悪化させる原因になる
本人が一番苦しい 身近な人もついイライラしてしまうから余裕が大事
●詳細な問い合わせ先は「地域包括支援センター」