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Channel: メランコリア
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甲斐よしひろさん@ごごナマ

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初めて観る番組 船越さんは甲斐バンドの大ファンで、
長年の朋友でもあり、月1くらいに会っている

私も甲斐バンドはサザンと同じく、兄の影響で小さい時からずっと好き
今でもカラオケで歌ったりする 名曲がいっぱい
映画のタイトルをつけた曲名が多くて、やっぱり大の映画オタクなんだな 納得



「ピンポーン」と押して部屋に入ってくる感じ、さんまさんの番組思い出す
あれ!? ネコさんがフリーダムにいるよ/驚×5000




●永遠のロックスターの素顔とは?!

(甲斐さんも福岡かあ!











『SONGS』にも出たのか 見逃した・・・




●大規模ライヴのさきがけとなった「THE BIG GIG」(1983)




●デビュー43年目

甲斐さん:
デビューしたての頃は、まだロックに市民権がなくて
年に3、4枚のシングルを出さないと、周りが動いてくれなかった




なにやらパチンコをデカくしたみたいなセットを持ってきて
ボールが入ったところの質問に答えるシステム

甲斐さん:♪何が出るかな って歌っちゃダメ?

船越さん:いいんじゃないですかw


●俳優としての顔 ドラマデビュー作を公開!

甲斐さん:
昔から俳優方面にもスカウトされまくっていた(!
『太陽にほえろ』のスタッフにも半年間追われて、全国どのツアー行ってもいて

船越さん:絶対、俳優に向いてると思って、私がこの世界に引きずりこんだ感じです





甲斐さん:
このドラマで難しかったのは、役がシンガーだったことで、逆に緊張した
全然違う役のほうがまだ演りやすかったかもしれない


●リベンジはタクシードライバー 映画『破れたハートを売り物に』の「父と息子」







甲斐さん:
ドラマの出来に納得出来ず、自ら演ると言った
40周年記念で映画のプロデュースをした

♪破れたハートを売り物にして ほか甲斐バンドの5曲をオムニバス形式で
それぞれの監督が作ってくれた中の1つに出演した

ちょっとおせっかいなタクシー運転手役で、こっちのほうを観て欲しい
大森南朋くんも、みんな友だちだから逃げられなかったw


●「安奈」のジャケ文字は船越さん直筆



甲斐さん:♪安奈 をリメイクして、ジャケの字を船越さんに頼んだ

船越さん:
これは、実は、何百枚も書いた中の1つなんです
選んでもらって 上手いとかじゃなく、ファンとしての想いを込めさせていただきました


●普段の2人の会話はもっぱら映画

船越さん:
僕ももちろん映画観ますけど、甲斐さんのほうが数百倍も観てる
しかもノンジャンルで、なんでも観る

甲斐さん:
実家が理髪店で、土曜の夜は、家族で食事して、よくオールナイトの映画館に行っていた

船越さん:
甲斐さんの素顔は、強迫的なほど「常識人」
ものすごい腰が低くて、レストランの人にも敬語で話すし
それに興味が幅が広い 映画や音楽だけじゃなく、経済とかいろいろ!

甲斐さん:
アウトサイダーって、一般常識のほうをを知らないと出来ないからね
ストーンズ、や、ディランが昔から好きで
ミックもあんな感じで大学出てるし 敢えてそのイメージを変えてる


●左利きなのに、右利き用のギターを使用



ギターに詳しくないため説明がイマイチ分からなかったけれども
1弦が上に来る?から、叩く感じで弾いているそう

甲斐さん:
ウチは兄弟が多くて、家にギターがあって、弾きだして、1年間知らなかったw
加山さんの曲のFコードで気づいたけど、もう直せなかった

当時は、プロを目指すなんて思ってなかったし、ただ楽しく歌いたかっただけだから
弾くたび「間違ってるよ」って大笑いされた

左利き用のギターはまったく弾けない
噂によると、ポールは両方弾けるって聞いたけど、どうなんだろう!?

アルベジオ(?)を高校の時にオクターブで弾こうと思った
フィンガーまでは、1年かけて作ったら、みんなから「すごい気持ち悪い」って言われてw

ソロでフォークのコンクールに出て優勝して、有名レコード会社みんなに呼ばれて
1人でやるのにもう疲れ果ててたから、バンドサウンドで契約した

自分の奏法を作り出して(弾いてみせてくれた その動画はインスタにアップしました)
だから変なところに傷がつくんですよ
これはこのままでいく ジミヘンもヘッド違いますから


●船越のクエスチョン5



Q1について
ミックやブライアン・エプスタインとか、自伝を読むのが好きで

ミックの父親は、高校の体育教師だった
キースと仲良くなって、一緒に遊びに行こうとすると

父親が「やることやってから行け!」みたいに言って
家の裏でダンベル上げてたってエピソードが面白くて好き

世の中のイメージと逆に、ビートルズは労働者階級出で、ストーンズはブライアン以外、中産階級なんだよね
バンドの色を敢えて崩しているのがカッコいいと思った
ビートルズはスーツで清潔に見せて逆だった
そういう背景を知るのが好き

(すごい共感 私も一時期、ジャニスやらの自伝ばかり読んでいた時期があった
 ビートルズは、メンバの恋人がスーツのほうがイイってゆったんじゃなかったっけ?
 髪の毛もマッシュルームに切ったほうがいいとか

自分がプロになる時に一番見本になったのはミック
すごいいい詞を書いてる 意外とそこは言われてないけど

(そこは全然分からないなあ
 ジョンのような精神的な深みより、ストレートでアメリカンな歌詞のイメージ
 あまりストーンズを聴いてないからか?


Q2について
船越さん:若い時は角しかないイメージだった

甲斐さん:
28歳くらいから体がもたなくなって、ジムに通い始めたことを
取材にきた記者に話したら、カットされてた

当時は、“ロックミュージシャンは、不健康だ”っていう時代で
風評も含めて、アウトサイダーだった

丸くなったというより、弱い奴に言ってどうする?とは思う(翔さんみたい


Q3について
金銭欲、物欲がない

起きて、ジム行って、犬の散歩して、上手いビールが飲めればイイ(わんこがいるのね
楽器もほぼ買わないから、ギターもこれ入れて3本しかない これも38年使ってる
電化製品とかも壊さないし

船越さん:サッカーは海外まで観に行ってますよね 大ファンで

甲斐さん:
ワールドツアーを全部観たことがあった 韓国もドイツも行った

日本チームを応援したくて、決勝戦のチケットを買ったけど、その年は日本はこれなかった
そしたら客が少なくて、後ろから声をかけられて振り向いたら、沢木耕太郎さんだった!
こんなことってあるんだって2人でビックリしました

(『深夜特急』の!? ※「読書感想メモリスト4」参照


Q4について
小さい時から家の中とかでジャズとか流れてて音楽は好きだったけど、映画も好きで
でも、映画に入る道は分からなかった どんな形でもいいから関わりたいなとは思っていた
映画監督は、世界最大の遊び、ギャンブルだと思う


Q5について
ラジオの仕事をずっとやってて、NHKさんでも10年ほどやってる(そーなんだ!
ラジオの前の人と1対1のつもりでやってる
台本もなく、CDも自分で持ってくる

船越さん:
甲斐さんがラジオでかけて、その後有名になった方がいっぱいいるんですよ!
佐野元春さん、Hound dogとか


<ファンからのメッセージ>

「ラジオ『サウンドストリート』ずっと聞いてました
 息子がいますが、甲斐さんのようなステキな男性に育てるにはどうしたらいいですか?」

甲斐さん:
分からないけど、若いうちに苦労させたほうがイイと思う


話してる途中でニャンコが甲斐さんのお水を飲みに来た! かあいい!





甲斐さん:
さっきからオレの水狙ってたんだよ いいよ、いいよ、飲みな


●実は、大の朝ドラファン/驚

甲斐さん:
『あまちゃん』からハマった
でも、大体、次にかわる時、子役からフラットに始まるのについていけない

『べっぴんさん』は、最初から最後まで観た
芳根京子さんからサインもらいましたよ
あれは、主役も、周りのキャスト、本もイイ 実話も好きで完璧ハマった

『ひよっこ』は子役なしで観やすい
『ビリギャル』にハマったから、有村架純さんも完璧だった
ナレーションの増田明美さんもスゴイ才能 ナレーションって大事じゃないですか!

船越さん:フランス映画も好きでしょ?

甲斐さん:
ジェーン・バーキンとか『ガラスの墓標』でハマった
小学校の時から観てるから、どんな映画が好きとか、どれが一番とか言えない

青春時代は、アメリカン・ニューシネマで、『卒業』や『イージー・ライダー』とかサイコー
金がないからロケが多い よく出来たPVみたい

四月になれば彼女は April come she will(私も大好きな曲

映画と音楽が一緒になってるんだよね


●歌詞へのこだわり 「裏切りの街角」は75万枚の大ヒット



裏切りの街角 歌詞

甲斐さん:
プロになる時に決めたのは、物語が見える曲を書くこと
これは19歳の時に書いて、その後、練り直した

この頃はワンカメな感じだったけど、「スイッチング」してもイイと思った
映画のカメラみたいに

最初は斜めから見ている感じ
サビは俯瞰で見ている感じ
最後は、フェリーニみたいに、寄りからクレーンで引いていくみたいな感じ

2番の頭は、全身のショットの足元から 小津さんの床から撮るみたいな
どんどんスイッチングしている そのほうがロックっぽいと思った


●今後の活動
5月から『Billboard & BLUENOTE 2017 EAST TO WEST』が始まる(メモと時差があってすみません
若手ミュージシャンの編成でやる


番組には、これまで最高の数のFAXが来た

滅多にテレビのバラエティに出たり、こうして喋ったりしないイメージがあるけど
とってもユーモアがあって、やっぱりステキな人だって分かった




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