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Channel: メランコリア
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落語「鰍沢」林家正雀 ほか@日本の話芸

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●「藪入り」三遊亭好楽
これ、こないだ観たけど、噺家によって違うものだな

日本の話芸&落語 THE MOVIE



好楽さんの弟子入りの頃の話 昔は奉公は主のために忠義を尽くすのが当然
7歳頃に入り、11年奉公してやっと給金がもらえる

ペストの病原菌である「ネズミ捕り」がいい小遣い稼ぎで懸賞もあった
3年目、正月に実家に戻れるのを「藪入り」という
3年目なのはホームシックにならないため

一人息子カメが帰る前の晩、父は眠れない
「今、何時?」と妻に何度も聞く

父:
きっかけをつくったチュウベイさんに礼を言おう
ついでに赤坂行って、それなら品川のばあちゃんに会わせたら喜ぶぞ
海も見せてやりたい 鎌倉大仏 浜松のウナギを食べさせて・・・

母:明日1日でムリだよ 妻は着物を繕っている

父:
好きな食べ物、めったに食べれないウナギを用意しろ
蕎麦、ライスカレー、おはぎも好きだ 赤飯と、、、

母:お腹壊しちゃうよ

夜が明けてきて、家の前を清める
クマが掃除してると長屋の仲間は笑う
「カメ坊を銭湯に連れて背中を流してやりたい」と言うが愛想のない父

遅い理由は番頭のせいだと怒っていると
そこにカメが戻って丁寧に挨拶する 父は直視できない

風邪をひいた話して、カラシを体に塗った
父:カメの手紙を見たら、治ちゃったよ

女将さんからもらった菓子土産、番頭の好きな菓子を小遣いで買って渡すカメ

町内の連中と湯に行ってこいと全部用意する

父:
ドブ板に気をつけろ その犬に気をつけろ! 昔可愛がってたからなついてやがる

財布に少し金を入れてあげようとして驚く妻
5円札が3枚 番頭が留守の間に盗んだのではと心配する

父:あの野郎、やりやがったな! 旦那の金を盗みやがって!
そこに息子が帰ってきてドロボウ猫だと言う

財布を見たの?と泣くカメ 母も泣いて理由を聞く
懸賞で1等が当たって、2人を驚かそうと思ったと話す

父:これからもご主人を大切にしろ チュウギのお蔭だ



●落語「鰍沢」林家正雀
江戸の商人シンスケがお参りして、昼過ぎ 雪道を歩いていると酷く吹雪いてきた
灯りが見えて、あばら家を叩き道を聞く

女:私には分かりませんね 旅籠はここでおしまいです
シ:今晩だけでも泊めてください

壁にキツネの皮と銃がかけてある 猟師の家か
囲炉裏の焚き火にあたる 主は20代のいい女 着物にはつぎがある
こんな山の中にとフシギがる 首に傷がある

浅草 吉原にもいたことがあると聞き

シ:
有名な花魁ツキノトウでは?
1度見たことがある 男がひどく酔って転んで、花魁に助けてもらった
礼を言いたいというと、「あれは心中した」と聞いて驚いた

ツ:
心中しそこないで、これがその時の傷ですよ
相手がしくじり、ヤケをおこして、男と山の中に逃げてきた
旦那はクマの膏薬を売り、あとの半年は狩人の真似事をして

シ:こんな話、芝居の狂言作者が見たら黙っちゃいない

シが宿賃を渡すと、地酒をすすめるツ 下戸だと断るが
ツ:ちょっと待ちなまし

卵で臭みを抜いて、湯のみにつぐ
信仰心の篤いシは「南無妙法蓮華経」と唱えながら飲む

シ:旦那を待たなきゃならないが、先に休んでいいですか?
せんべい布団をすすめ
ツ:朝、主には内緒に 江戸に行っても私に会ったことも内緒に

シが寝ると ツは酒を買いに出る そこに旦那が帰る

旦那:
雪の中の暮らしはイヤだ オクマ今帰ったぞ 今日は寒かった
珍しいな 泊り客だ たまご酒なんか食らってやがって

不味いと言いつつ飲み干すと、急に激痛に襲われる夫
たまご酒の中にはしびれ薬が入っていた

ツ:
客が100両持ってたから仕込んだんだ
自分で作った毒で死ぬなんて因果だね

シはしびれながらもワケを聞き、妻子会いたさに這い上がり、
雪で転ぶと懐から毒消しが出てきて飲むと治る

ツは鉄砲で撃つと追い、シは夢中で逃げる
崖っぷちに突き当たり、後ろは火縄銃

雪崩とともに落ちて「南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経!」
イカダが流れ、入江に着く ツが引き金をひくと髷をかすめる



ワオ! 書割まである! 三味線も鳴る 早着替え!
「東西、まずこれまで」
え、このつづきは?!



●落語「家見舞」柳家権太楼



「夫婦、年を取ったら同じ趣味を持ったほうがいい」と言うが、ウソです
寿司屋の趣味はゴルフ 妻も誘ったら、旦那より腕が上がる
「見た? 2オンよ! これが入ったら死んでもいい!」
「ああ、いいよ」

義理堅いのが江戸っ子 「義理と褌は欠かせない」「酔い越しの銭は持たない」

新築祝いに行ってないのは2人だけ なにか手土産が必要だが金がない
同じモノがダブってもムダだから欲しいものを聞きに行くと
「顔を見せてくれただけで充分だ」と喜ぶ兄貴分

タンスをすすめるが、高いからと横からつつかれてやめるw
バケツを見て、水がめを持って来ると約束する

知ってる店に入ると備前焼をすすめられ、28円と聞いて
「ジューって音のしないのはないかね?」

6円のを買うことにするが、5銭しかない もう1人は一文無しと分かる
「少しまけてくれないか?」「ええ、勉強させてもらいます」
5銭と聞いて、寝ぼけちゃ困ると断られる

古道具屋に行き、
「あすこにある雨水を受ける甕を安く売って欲しい」と言うと「いいですよ」
運ぶための天秤棒も貸してもらう

「何に使うの? それは水がめにならないよ
 家の壊しの時に手伝って、それを掘り出して、
 雨水を受けるよう置いただけだから」

(しきりに誤魔化すがトイレのこと?

水を入れて甕を運ぶ2人 すごいニオイだと分かる
「あすこんちのばあさんは、目は見えないが、鼻は利くからな」

兄貴分のところに行き、井戸端に持っていって置く

酒の支度したといわれ、ごちそうになるが手が臭う
「汗かいたから湯に行きたい」

湯銭もないと聞き、5円をくれた兄貴分
「これであの水がめ買えたよ」w

手だけ洗い「からすの行水だ」と帰ってきて豆腐をもらう
冷奴の水は2人で運んだ甕の水と聞いて、酒でうがい

「2人で豆腐を絶っているんですよ」
「じゃ、ほうれん草を茹でるよ」

その水も水がめの水と聞いて
「いやいや、酒だけあれば十分!」

焼きのりとまんまをすすめられ、それなら大丈夫だと
美味しそうに食べるが、隣りの男は考えている

「まんまはいつ炊いたんだろう?」
「たった今 甕の水で」
「まんまも絶ってるんで!」

「胸をつかえたから甕の水を1杯持ってこい!」と甕を見に行くと澱(汚れ)が付いていると気づき
「今度フナ持ってきてくれ オリを食うって言うから」
「それには及ばねえ 今までコイ(肥)が入ってたから」

話や仕草が上手いだけに下ネタはいただけない



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