■「知られざる!ニッポンのお医者さん」@たけしのニッポンのミカタ!
この番組は初見。テーマが気になったから予録して見てみた。
●頭痛の専門外来「汐留セントラルクリニック」
開くのは8時からなのに、廊下に朝6時から座り込んで待つ患者の行列。
彼らは、数十年も原因不明の片頭痛に悩みつづけ、あらゆる病院を回っても治らず、藁をもつかむ気持ちでここにたどり着いた人たちばかり。
医師の清水さんいわく「片頭痛はCTやMRIでは分からない」
どこが痛むか
いつから痛みがあるのか
痛み以外の症状
などを聞いて「片頭痛」と診断する。頭痛のタイプを正確に知ることが治療の第一歩。
【診察の流れ】
問診
脳波検査(光の刺激で脳波がどう変化するかを調べる)
MRI(脳や血管に異常がないか診断する)
頭痛には、いくつもの原因や治療法があるため、専門医の知識と経験が必要。
診断結果によっては、他科の医師を紹介する。
本来は、いろんな専門医が集まって治療すべき。
脳神経外科
神経内科
耳鼻科
眼科
(歯の噛み合せや、凝りからきてるってこともあり得るよね?
このように、最近は症状で選ぶ専門外来が増え始めている。
●足の診療所
【診察の流れ】
触診
レントゲン
医師「人の体は立った時と、寝た時では体の形が少し変わるため、足の診察室では立った状態で診察する。
写真は即、タブレット端末に転送される。
「大手町フィナンシャルシティ」では、人間ドックなどを柱にした「会員制健康サポート」を展開。
会員専用の診察室、フィットネスルームもある。
入会金:195万円 年会費:65万円
(医療を商売にして、診療に格差をつけるのは違うのでは・・・?
代官山の書店、蔦谷の中にある小児科と内科のクリニックは、診療時間の長さ+年中無休がポイント。
子どもは急に熱を出したりするため、駆け込む親子も多いという。
医師「総合病院に軽症の方が集まると、本来の機能が果せなくなるので、
診療所でしっかりとした医療が提供できれば、夜間や救急患者が減るだろうと思う」
・患者さんには、診療時間の効率化のため、タブレットを使った問診システムがある。
・待合室に置かれた本は、1日に数回消毒。
・感染症の強い「はしか」「みずぼうそう」などが疑われる患者を隔離する部屋がある。
・逆に、健康な人が風邪などをもらわないよう別で待つ部屋まで完備されている。
●フリーランスの麻酔科医
麻酔科医=手術の際、麻酔を担当する医師
現在、10〜15ヶ所の病院で勤務している。
夫「フリーになる前は、急な呼び出しが多く、その緊張感が家族にまでくるからキツかった」
【収入】
1日5万円〜20万円とまちまちだが、1年間の収入は以前の2倍になったという。
スケジュール管理や、報酬の交渉も自分で行う。日曜は休みにして家族と過ごすと決めているという。
【フリーになった理由】
“部下の手柄は、教授の手柄”“教授の失敗は、部下の失敗”っていう、大学病院のシステムがしみじみイヤになったのが当初の実感。
【大学病院の問題点】
全科同一賃金
封建的
年功序列
際限のない拘束時間
安い給料
政治的ストレス
人間関係
専門家「手術を多くこなしても、技量に対する報酬の上乗せがない」
大学病院の医師いわく
「麻酔科医の場合は、手術の時に仕事ができればいいから、病院にとっては経営上のメリットがあると思う」
継続医療・チーム医療のため、外科医はフリーになるのは難しい。
●医師×患者の本音
A:定年がない、患者さんの笑顔が見られる、感謝されると嬉しい など
・1位は話をちゃんと聞いてくれない/質問しても反応がない(ほんとだよ・・・
・ちゃんと治療できない→病院や科をいくつも回らざるを得ない
・やたらと大量のクスリを出す
【日本医療の問題点は「研修医制度」にもある】
●「医師不足」の真実
「不足」というより「偏在」が問題となっている。
医者は、社会全体で守るべき財産と認識し、患者の理解が医者の「覚悟」を育てる。
●海の病院「済生丸」
瀬戸内海には600くらいの島がある。
有人島の医療に恵まれない人たちのために医療を提供する活動をしている、日本で唯一の“海を渡る病院”。
船体には「済生丸」「診療船」と書かれている。
スタッフが持ち回りで参加する。船が島に来るのは、2ヶ月に1回。
豊富な診療内容と設備
骨密度検査/胸部レントゲン
胃部レントゲン/マンモグラフィー
病気が疑われた場合は、専門病院への紹介状を出す。
無料診療のケースもある。
【4代目「済生丸」にかかった費用】
・建造費:6億6000万円(医療器材を含む)
・船内の検査機器:約1億5000万円
【島民の工夫】
高齢化率60・7%の島で、島民は病気にかからないための工夫をしている。
常備薬を多めに用意しておく。
ウォーキングで足腰の筋力を維持する
その背後には、「これからも、ずぅっとこの島で暮らしたい」という強い意志がある。
「経営的には成り立ちませんが、済生丸のおかげで私たちは安心して島で過ごせる」
医師にもっとも大切な資質とは、時間を患者のために使うことをいとわないこと。
**************************
それには、「医師の偏在」「無医村」を減らして、これまでの古い体制を根本から変えて、
医師のプライベートな生活も充実できるような働き方に変えていく必要があるよね。
それにしても、レストランとかだったら、不味かったらもう行かないくらいで済むけど、
命、健康を預ける医師・病院の場合は、技術の差、相性とかがあるから難しいよねえ・・・
自分の体、症状にピッタリ合った病院を見つけるには、やっぱり何ヶ所も辛抱強く探すしかないのかなあ?!
この番組は初見。テーマが気になったから予録して見てみた。
●頭痛の専門外来「汐留セントラルクリニック」
開くのは8時からなのに、廊下に朝6時から座り込んで待つ患者の行列。
彼らは、数十年も原因不明の片頭痛に悩みつづけ、あらゆる病院を回っても治らず、藁をもつかむ気持ちでここにたどり着いた人たちばかり。
医師の清水さんいわく「片頭痛はCTやMRIでは分からない」
どこが痛むか
いつから痛みがあるのか
痛み以外の症状
などを聞いて「片頭痛」と診断する。頭痛のタイプを正確に知ることが治療の第一歩。
【診察の流れ】
問診
脳波検査(光の刺激で脳波がどう変化するかを調べる)
MRI(脳や血管に異常がないか診断する)
頭痛には、いくつもの原因や治療法があるため、専門医の知識と経験が必要。
診断結果によっては、他科の医師を紹介する。
本来は、いろんな専門医が集まって治療すべき。
脳神経外科
神経内科
耳鼻科
眼科
(歯の噛み合せや、凝りからきてるってこともあり得るよね?
このように、最近は症状で選ぶ専門外来が増え始めている。
●足の診療所
【診察の流れ】
触診
レントゲン
医師「人の体は立った時と、寝た時では体の形が少し変わるため、足の診察室では立った状態で診察する。
写真は即、タブレット端末に転送される。
「大手町フィナンシャルシティ」では、人間ドックなどを柱にした「会員制健康サポート」を展開。
会員専用の診察室、フィットネスルームもある。
入会金:195万円 年会費:65万円
(医療を商売にして、診療に格差をつけるのは違うのでは・・・?
代官山の書店、蔦谷の中にある小児科と内科のクリニックは、診療時間の長さ+年中無休がポイント。
子どもは急に熱を出したりするため、駆け込む親子も多いという。
医師「総合病院に軽症の方が集まると、本来の機能が果せなくなるので、
診療所でしっかりとした医療が提供できれば、夜間や救急患者が減るだろうと思う」
・患者さんには、診療時間の効率化のため、タブレットを使った問診システムがある。
・待合室に置かれた本は、1日に数回消毒。
・感染症の強い「はしか」「みずぼうそう」などが疑われる患者を隔離する部屋がある。
・逆に、健康な人が風邪などをもらわないよう別で待つ部屋まで完備されている。
●フリーランスの麻酔科医
麻酔科医=手術の際、麻酔を担当する医師
現在、10〜15ヶ所の病院で勤務している。
夫「フリーになる前は、急な呼び出しが多く、その緊張感が家族にまでくるからキツかった」
【収入】
1日5万円〜20万円とまちまちだが、1年間の収入は以前の2倍になったという。
スケジュール管理や、報酬の交渉も自分で行う。日曜は休みにして家族と過ごすと決めているという。
【フリーになった理由】
“部下の手柄は、教授の手柄”“教授の失敗は、部下の失敗”っていう、大学病院のシステムがしみじみイヤになったのが当初の実感。
【大学病院の問題点】
全科同一賃金
封建的
年功序列
際限のない拘束時間
安い給料
政治的ストレス
人間関係
専門家「手術を多くこなしても、技量に対する報酬の上乗せがない」
大学病院の医師いわく
「麻酔科医の場合は、手術の時に仕事ができればいいから、病院にとっては経営上のメリットがあると思う」
継続医療・チーム医療のため、外科医はフリーになるのは難しい。
●医師×患者の本音
A:定年がない、患者さんの笑顔が見られる、感謝されると嬉しい など
・1位は話をちゃんと聞いてくれない/質問しても反応がない(ほんとだよ・・・
・ちゃんと治療できない→病院や科をいくつも回らざるを得ない
・やたらと大量のクスリを出す
【日本医療の問題点は「研修医制度」にもある】
●「医師不足」の真実
「不足」というより「偏在」が問題となっている。
医者は、社会全体で守るべき財産と認識し、患者の理解が医者の「覚悟」を育てる。
●海の病院「済生丸」
瀬戸内海には600くらいの島がある。
有人島の医療に恵まれない人たちのために医療を提供する活動をしている、日本で唯一の“海を渡る病院”。
船体には「済生丸」「診療船」と書かれている。
スタッフが持ち回りで参加する。船が島に来るのは、2ヶ月に1回。
豊富な診療内容と設備
骨密度検査/胸部レントゲン
胃部レントゲン/マンモグラフィー
病気が疑われた場合は、専門病院への紹介状を出す。
無料診療のケースもある。
【4代目「済生丸」にかかった費用】
・建造費:6億6000万円(医療器材を含む)
・船内の検査機器:約1億5000万円
【島民の工夫】
高齢化率60・7%の島で、島民は病気にかからないための工夫をしている。
常備薬を多めに用意しておく。
ウォーキングで足腰の筋力を維持する
その背後には、「これからも、ずぅっとこの島で暮らしたい」という強い意志がある。
「経営的には成り立ちませんが、済生丸のおかげで私たちは安心して島で過ごせる」
医師にもっとも大切な資質とは、時間を患者のために使うことをいとわないこと。
**************************
それには、「医師の偏在」「無医村」を減らして、これまでの古い体制を根本から変えて、
医師のプライベートな生活も充実できるような働き方に変えていく必要があるよね。
それにしても、レストランとかだったら、不味かったらもう行かないくらいで済むけど、
命、健康を預ける医師・病院の場合は、技術の差、相性とかがあるから難しいよねえ・・・
自分の体、症状にピッタリ合った病院を見つけるには、やっぱり何ヶ所も辛抱強く探すしかないのかなあ?!