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働き過ぎ&残業しすぎのニッポン人

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新たな“労働時間制度” あなたの給料は?働き方は?@NHK週刊 ニュース深読み

 

とにかく“働き過ぎるニッポン”をどうするか、がテーマだったけど、
今回は、新しい提案に賛成派vs反対派ってメンバにしたため、
議論の展開が早くて専門的になったり、やたら話に割り込んで焦点がボヤけたり、重複が増えたりして、
進行がうまくいかずに、若干分かりにくかった

 

争点は、これまでの“働いた時間分、給料をもらう”→“成果をあげた分相応の給料をもらう”にするかってこと。
欧米はもう成果給料制だけど、日本でそれがすんなり受け入れられるのか?がポイント。


●時間給の場合

「基本給+残業代」
例:平均的40代サラリーマンだと、1カ月の残業が25時間、基本給30万円+残業代6万円。

メリット:家のローン、子どもの教育費等々、基本給だけじゃ暮らせない家庭も多い。


デメリット:ちんたら仕事して、残業代を稼いでいる人がいて、真面目にやってる人といっしょでは不公平(あるある



●成果給の場合:目標を与えて、達成できたら給料を出す
 
「基本給+残業代」→「成果給」!?
社員のヤル気がアップ、売り上げアップ、生産性アップにつながる。


視聴者からのFAX、メール、つぶやきでは、ほんとに機能するの?って不安の声が多かった。
「IT企業で働いていますが、残業代は出ません」→サービス残業は違法なんだってさ

 

 

 


普段、ブラック企業の犠牲になっている人たちの相談に乗っているNPO法人の今野さんも、
「目標設定を最初からムリなレベルに設定されて、例えばコンビニの店長に2つ店舗を任せて、
 2つとも成果を上げろというのは死ねと言っているのと同じ。労働基準監督署の怠慢も多い。
 これまでも“サービス残業”で“過労死”などを招いていた。
 “新労働時間制度”にしたら、すぐ改革されるという根拠がまったく見えない」といきまいてた。

竹田忠(NHK解説委員)「残業しても、しなくても、残業代が定額もらえる会社もある」→労使が禁止した。


ホワイトカラー・エグゼンプション
これまでアベさんが提案していて、今回は3度目。フリップの左側「労働時間上限要件型」が追加された?



●労働時間の規制


今野「労使合意で過労死すら容認されている今の状況で、その“36協定”の本人の合意がどこまで守られるのか?
   今回の提案は、営業職が主な対象。結局は、目標達成するために競争して、働きすぎになる。
   サービス残業を1人1人、監督署が啓発するのは現実的にムリ」

賛成派の八代さんは、
「監督署の体制を改善するのは必須という点では同意見。
 ハロワの業務は民間でもできる。公務員をもっと監督署に回すほうがいい」

ゲストの林家正蔵さんらは、
「残業代が欲しい人、仕事は効率的に済ませて早く帰りたい人を、最初から希望を聞いて分ければイイのでは?」


●時間とお金:日本人は生産性が低い
 
そもそも日本企業は、マネジメントができていない。
長時間労働のために、逆に生産性が下がっているという統計が出ている。


●長時間労働を減らすには?:残業代25%増しも低い/驚

アメリカは50%増、ヨーロッパは75%。
つまり、企業が残業してほしくないようになる法律になっている(25%増でも喜んでたよ・・・

「インターバル規制」
9時→17時を基本としたら、インターバルは16時間だから、
終業時間が夜10時だったら、翌日の始業時間は、午後2時でいいってこと??? なんだか分からなかった


●多様な働き方




現状じゃ、過労死+ココロの病気が増えてるんだから、なにか変えなきゃいけないワケだけど、
どんな提案に対しても、どのみち賛否両論出てくるんだから、欧米のやり方もいい点はどんどん取り入れて、
いったん変えてみてから、問題点を徐々に解決していってもいいんじゃないとは思った。

まずは、みんな今の働き方は、他から客観的に見たら、明らかに働きすぎだよってことを自覚する、
1人1人の意識改革から始めなきゃならないかもね



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