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絵本『ものぐさじじいの来世』 小川未明/作 架空社

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2007年初版

高岡洋介/絵
1967年 愛媛県松山市生まれ
新大久保駅下の大壁画などの制作(見てみたいな
漫画から絵本まで幅広く活動中
明快で生き生きとした作風は今後の活躍が期待される



<小川未明シリーズ>
砂漠の町とサフラン酒
眠い町
太陽とかわず
金の輪



今作もまたキャッチーなタイトル
それにぴったりな笑ってしまう面白い絵
シリーズ化されているけれども
イラストは全部違う人なんだな

ものぐさすぎて色んな所にキノコが生えちゃってるのが可笑しいww


<ストーリー>




あるところにものぐさじいさんが住んでいました

若い時から非常にものぐさで
1日中背中を丸くして座っていました

(座ってるんだ 寝てるのかと思ったw


年をとってからはますますものぐさになったけれど
徳人と見えて、みんなから愛され
暮らしにも困らず
終日、日向ぼっこをしていました

(いつも一緒にいる猫が可愛い


口数は少ないけれど、根はいい人で
かといって人々があんまり話しかけると
難しい顔をしてうるさがりました







(雲に凧風に浮かんでいる白いヒトは誰?ww



でも子供は好きでした
おじいさんが居眠りをしている間に
頭の上に紙切れを乗せたりww
背中に旗などを立てて笑ったものです




(にゃんこはうるさそうにしてるww



誰でも年を取ると一度は死にますように
おじいさんもとうとうなくなる日が参りました

(急に死んじゃってびっくり ぽっくり逝くのも徳のうちか
 猫も一緒になくなったんだ











仏様:
お前はあまりものぐさで
特別良いこともしなかった代わりに悪いこともしなかった
子供には優しかったから、何でものぞみのひとつを聞いてやる

おじいさん:
私はもう人間になって世の中へ出るのは真っ平でございます
もっと呑気な安楽なものにしてくださいまし

と言って仏様まで笑ってしまう 気持ち分かるなぁ


蛇にしようかと思うが
蛇は寒がりですからおじいさんには向きません
(蛇って体温がないんじゃないのないの?






雲にしようかと思いましたが
大風が吹いた時は忙しく駆け出さなければならないので向きませんでした






考えた末に仏様はおじいさんを
南の暖かな海の岩陰にふわふわと浮かぶ海藻にしてしまったのです




(猫もいっしょなのがステキ



日の光があたたかに照らし
人もケモノも住んでいません
ただ庭の上に咲いた蘭の白い花がかすかに香るばかりでした






こうして100年、200年とたち
そこばかりはいつも陽が上がって暮れて
同じような光景が続いていました






すっかり溶け込んでるww
来世なのにおじいさんのままなんだw

ずっと変わらない自然っていいよね

私もものぐさだから、来世はヒト以外がいいなあ!





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