■『恋の病い』(1987)
監督:ジャック・ドレー
出演:ナスターシャ・キンスキー、ジャン=ユーグ・アングラード、ミシェル・ピッコリ ほか
感想メモはmixiの「レビュー」からの抜粋
N.キンスキーとJ.アングラード、M.ピッコリという豪華な顔合わせだけで、観る前からいい映画だろうと確信。
そして見事に期待に応えてくれる。
撮影当時、監督はすでに高齢だったのに、映像・カメラワークが斬新で新鮮。
ときどき、恋人2人だけのシーンは、客である存在を忘れるほど、見入ってしまう。
老医師と、若く美しい妻と、インターンの青年の恋愛映画。
やさしく囁きあったり、何もせず外を眺める、そんな一見なんでもないようなショットも、
自然体な登場人物の心情により深く入り込める。
裏話として、このヒロイン役が最初イザベル・アジャーニの予定だったというが、
監督が惚れこんだキンスキーのナチュラルな、いるだけで最高に美しく、純粋な魅力あってこその今作。
アングラードも美しい性格俳優で大好き。
この2人の海辺で彼方を見つめる2ショットは、これ以上ない完璧な1シーン。
交わされるセリフは、とてもシンプルだけど、心底通じていればそんなものかも。
現代の最先端医療も、恋の病ばかりはクスリが見つからない。
けれど、これほど身も心も燃え尽くせる恋愛に巡り会えたら、どんなに素晴らしいか。
たとえボロボロになったとしても。
監督:ジャック・ドレー
出演:ナスターシャ・キンスキー、ジャン=ユーグ・アングラード、ミシェル・ピッコリ ほか
感想メモはmixiの「レビュー」からの抜粋
N.キンスキーとJ.アングラード、M.ピッコリという豪華な顔合わせだけで、観る前からいい映画だろうと確信。
そして見事に期待に応えてくれる。
撮影当時、監督はすでに高齢だったのに、映像・カメラワークが斬新で新鮮。
ときどき、恋人2人だけのシーンは、客である存在を忘れるほど、見入ってしまう。
老医師と、若く美しい妻と、インターンの青年の恋愛映画。
やさしく囁きあったり、何もせず外を眺める、そんな一見なんでもないようなショットも、
自然体な登場人物の心情により深く入り込める。
裏話として、このヒロイン役が最初イザベル・アジャーニの予定だったというが、
監督が惚れこんだキンスキーのナチュラルな、いるだけで最高に美しく、純粋な魅力あってこその今作。
アングラードも美しい性格俳優で大好き。
この2人の海辺で彼方を見つめる2ショットは、これ以上ない完璧な1シーン。
交わされるセリフは、とてもシンプルだけど、心底通じていればそんなものかも。
現代の最先端医療も、恋の病ばかりはクスリが見つからない。
けれど、これほど身も心も燃え尽くせる恋愛に巡り会えたら、どんなに素晴らしいか。
たとえボロボロになったとしても。