■NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』
出演:岡田准一、中谷美紀、竹中直人、寺尾聡、田中哲司、鶴見辰吾、松坂桃李、濱田岳、速水もこみち、高橋一生、塚本高史 ほか
●第35回「秀吉のたくらみ」(ネタバレあり
官兵衛は又兵衛に調略の仕方を学んでこいと指示する。
長政は、家康が秀吉の陣羽織が欲しいと言ったことに感動したと話す。
「この家康がいるかぎり、この後、殿下に戦はさせませぬ。それがしが矢面に立ち戦いまする。それ故、殿下の陣羽織は不要にござりまする」
官兵衛は、それは、秀吉をいまだ“百姓上がり”と侮る武将の前で一芝居うったのだと解釈する(なるほどねぇw
長政はまた、秀吉が官兵衛を遠ざけているという噂も伝えるが、
「恋女房でも時が経てば飽きが来る。それと同じじゃ」と一笑に付す。
秀吉は、コエリョを“キリシタンの元締め”と呼び警戒する。
秀吉「側めは許さぬという野暮な戒律さえなければ、いつでもキリシタンになるんじゃがな」
宇都宮鎮房は官兵衛を訪ねてくる。彼が従えば、一族は皆従うであろう人物。
「殿下は草履取りから身を起こしたという。宇都宮の一族が足軽の家来になるなど、乱世もここに極まれり!
しかし、それはどうでもよい。我らの望みは本領安堵。間違いござるまいな?」
「それがしが、たしかに承ります」
秀吉の九州出陣の際、ついに茶々は廊下で見送る。おねが訪ねると、
「母が嫁いだのは弱い男ばかり。父、浅井長政、柴田勝家殿、みな滅ぼされました。
それ故、私は強いお方を選んだのでございます。たとえそれが仇であろうと。
道薫殿は、私を乱世が生んだ化け物と呼んだ。化け物なら化け物らしく生きてみせましょう。
これが、私の覚悟でございます」
秀吉は、姫路城で光に金を置いてすぐ去る。
小倉城に着くと、供には石田三成をつけ、九州に入ってわずか1ヶ月ほどで薩摩に入る。
25万の軍勢を前に勝ち目はないと決意し、島津義久は出家して降服を伝えに来た。
三成は、領土召し上げ+義久の首をとることを提案するが、官兵衛はそれではまた戦が起きると阻止、両者の意見が真向から対立する
官兵衛「25万の軍では、そろそろ兵糧が尽きているのでは?」
秀吉「薩摩、大隅は取り上げたりはせぬ。このわしのために励め」
こうして九州は平定された。
利休は、南蛮交易の拠点である博多をすぐに建て直して欲しいと願い出る。
九州では、庶民のみならず、大名にもキリスト教が広まり、その勢力は拡大の一途をたどっていた。
コエリョは、秀吉の前で
「長崎に停めているポルトガル船は、異教徒から守るための巨大な砲台を持ち、あの船に勝てる船は、この国にはない」と言い放つ。
肝を冷やした右近は、ただちに船を献上するよう説得しに行くが、秀吉からの書状が届く。
「名のある武将たちにキリシタンを勧めたのは右近である。それをただちに止めよ。ただちに信心を捨てよ」
右近は、信長天下の際の後悔を思い出し、「今度こそ、正しき道を進むのみ」と決意する。
秀吉は、ついに「バテレン追放令」を出し、外国人キリシタンは20日以内に帰国するよう命じる。
「官兵衛、お主もわしに抗うか? 抗う者あれば滅ぼすのみ」
「また戦を始めるおつもりか!?」
「わしはお前を罰したくはない」
秀吉は、官兵衛に豊前の6割を与え、本領安堵を約束した義久には国替えを命じると言い出す。
それを聞いた鎮房は、官兵衛の裏切りととる。
出演:岡田准一、中谷美紀、竹中直人、寺尾聡、田中哲司、鶴見辰吾、松坂桃李、濱田岳、速水もこみち、高橋一生、塚本高史 ほか
●第35回「秀吉のたくらみ」(ネタバレあり
官兵衛は又兵衛に調略の仕方を学んでこいと指示する。
長政は、家康が秀吉の陣羽織が欲しいと言ったことに感動したと話す。
「この家康がいるかぎり、この後、殿下に戦はさせませぬ。それがしが矢面に立ち戦いまする。それ故、殿下の陣羽織は不要にござりまする」
官兵衛は、それは、秀吉をいまだ“百姓上がり”と侮る武将の前で一芝居うったのだと解釈する(なるほどねぇw
長政はまた、秀吉が官兵衛を遠ざけているという噂も伝えるが、
「恋女房でも時が経てば飽きが来る。それと同じじゃ」と一笑に付す。
秀吉は、コエリョを“キリシタンの元締め”と呼び警戒する。
秀吉「側めは許さぬという野暮な戒律さえなければ、いつでもキリシタンになるんじゃがな」
宇都宮鎮房は官兵衛を訪ねてくる。彼が従えば、一族は皆従うであろう人物。
「殿下は草履取りから身を起こしたという。宇都宮の一族が足軽の家来になるなど、乱世もここに極まれり!
しかし、それはどうでもよい。我らの望みは本領安堵。間違いござるまいな?」
「それがしが、たしかに承ります」
秀吉の九州出陣の際、ついに茶々は廊下で見送る。おねが訪ねると、
「母が嫁いだのは弱い男ばかり。父、浅井長政、柴田勝家殿、みな滅ぼされました。
それ故、私は強いお方を選んだのでございます。たとえそれが仇であろうと。
道薫殿は、私を乱世が生んだ化け物と呼んだ。化け物なら化け物らしく生きてみせましょう。
これが、私の覚悟でございます」
秀吉は、姫路城で光に金を置いてすぐ去る。
小倉城に着くと、供には石田三成をつけ、九州に入ってわずか1ヶ月ほどで薩摩に入る。
25万の軍勢を前に勝ち目はないと決意し、島津義久は出家して降服を伝えに来た。
三成は、領土召し上げ+義久の首をとることを提案するが、官兵衛はそれではまた戦が起きると阻止、両者の意見が真向から対立する
官兵衛「25万の軍では、そろそろ兵糧が尽きているのでは?」
秀吉「薩摩、大隅は取り上げたりはせぬ。このわしのために励め」
こうして九州は平定された。
利休は、南蛮交易の拠点である博多をすぐに建て直して欲しいと願い出る。
九州では、庶民のみならず、大名にもキリスト教が広まり、その勢力は拡大の一途をたどっていた。
コエリョは、秀吉の前で
「長崎に停めているポルトガル船は、異教徒から守るための巨大な砲台を持ち、あの船に勝てる船は、この国にはない」と言い放つ。
肝を冷やした右近は、ただちに船を献上するよう説得しに行くが、秀吉からの書状が届く。
「名のある武将たちにキリシタンを勧めたのは右近である。それをただちに止めよ。ただちに信心を捨てよ」
右近は、信長天下の際の後悔を思い出し、「今度こそ、正しき道を進むのみ」と決意する。
秀吉は、ついに「バテレン追放令」を出し、外国人キリシタンは20日以内に帰国するよう命じる。
「官兵衛、お主もわしに抗うか? 抗う者あれば滅ぼすのみ」
「また戦を始めるおつもりか!?」
「わしはお前を罰したくはない」
秀吉は、官兵衛に豊前の6割を与え、本領安堵を約束した義久には国替えを命じると言い出す。
それを聞いた鎮房は、官兵衛の裏切りととる。