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うつ病が治らないあなたに@きょうの健康

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■うつ病が治らないあなたに@きょうの健康
 

「正しい診断」「傾聴」が大切だって分かってるのに、1回15分診療じゃムリでしょうよ

新型うつも「非定型」に入るとか、“似た症状が起こる病気”と、その逆もあるって、
ココロの問題は単純に診断、カテゴライズできないのは当然だ。


第1回 診断は正確?
 

 





第2回 薬は正しく使われている?(これは見逃した
 


第3回 考え方やストレスへの対処は?

[Bさんの事例]
 
異動→売り上げ成績が下がり、長時間労働が続いた

 
抗うつ剤を飲んでもなかなか改善しない

「認知行動療法」「支持的精神療法」


クリニックでもそうだったけど、散々勧めておきながら、
現段階で日本には、専門医・行っている病院がまだまだ少ない、ってヒドイよね
「自分でネットで検索する、関連本を読んで知識をつけることも多少は効果があります」て・・・

患者自身はもちろん、家族、パートナーの考え方、関係性も見直すことも大切。

 

環境調整

人事などの第三者が間に立って対応する、長時間労働の改善、配置換えを検討するなど


第4回 双極性障害の可能性は?
 

昔は「躁うつ病」と言われた病気。
うつ病と双極性障害を見分けるのは非常に難しく、専門医にかかっていても
「双極性」と診断されるまでに数年~場合によっては10年かかったというケースもある。


 

診断が遅れる理由は、
・うつを発症してから→「軽そう」、「そう状態」が現れるまでの期間があいている
・本人は具合が悪い「うつ」状態の時にしか受診しに来ないことが多いため、うつと誤診されてしまう
・「軽そう」では、自他ともに「調子が良くなった」と思われがち


鑑別が大事


[見分け方の例]
・発症年齢が、25歳以下と低い
・4~5回再発している
・うつ状態のほうが回数が多く、期間が長い。平均は6.3年。10年以上は2割いる
・抗うつ剤が効かない→かえって悪化させることがある
・妄想を伴う
・家族に「双極性障害」の人がいる

[そう状態の時]


・ケンカ、犯罪につながる暴力が増える
・高額の買い物を衝動的にしてしまう

[うつ状態の時]

「体が鉛のように重い」と訴える人が多い


[気をつける点]
 

・生活リズムを保つことがもっとも重要
・睡眠時間が短いと悪化しがち。平均6時間は必要


[リワーク]
 

もう一歩が踏み出せない場合、再発を繰り返している場合に向いている。周囲の環境などの改善も必要。
→会社にとってもメリットとなる。

 


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