■『男たちのかいた絵』(1996)
原作:筒井康隆 監督:伊藤秀裕
出演:豊川悦司、高橋恵子、内藤剛志、永島敏行、夏生ゆうな、永島暎子、哀川翔、白竜 ほか
内藤剛志、永島敏行さん出演作シリーズに、永島暎子さんまで観れちゃって、お取り寄せリクエストした甲斐があったv
桃井かおりさんがプロデューサーに加わっている。
豊川悦司さんがとにかく若い驚 なんだかアイドル風な扱いを受けてた時代もあったのね。
やたらとヌードシーンも多いし、舞台挨拶では、なにか言うたびに観客が湧いて、
人前で話すのが苦手なのか、しきりに汗を拭いてた
内藤さんは、組長役・・・にしては全然ワルっぽくない。組員が人手不足で、二重人格の部下にも優しいし。
ボクシング姿が様になってた
今は「解離性同一性障害」として知られているけど、当時は今ほど心の病が知られていないから病院に通う選択もしなかったのか?
それとも職業柄行きづらかった? 今なら、どうして2つの人格に分かれたのか原因も描かれるだろうな。
永島さんは、ムショで現実離れしちゃってる組員役で2シーンほど。
▼story(ネタバレ注意
鶴丸スギオは、付き合ってるエミの大事な約束を2度も忘れていたことで別れ話をされる。
「自分にも説明できないことが他人に分かるはずがない」
ヤクの横流しをしていたイヌイを銃で撃とうとしている鶴丸マツオを止める組長の度会(わたらい)。
スギオとマツオは、解離性同一性障害で、性格も真逆。
スギオは、クラシックピアノを習っていて、「ピアノの調律師」をしていたが、
マツオという気の短い、暴力的な性格が暴力団員になってから、音楽の道を諦め、場違いな世界で半分半分に生きている。
マツオの行動はスギオには分からないが、スギオの行動は部分的にマツオには分かるようだ。
スギオは紅茶が好きで、音楽などで人格が戻るが、暴力的な場面になるとマツオ(酒を飲み、タバコも吸う)が出てきて、
だんだんマツオの時間が長引いていることに恐怖を感じている。
鶴丸の状況を知ってる渡会は、2人に半分ずつ給料を払っている。
スギオは、ムショに入っている組員・シモダの面会に行く。
「拘禁反応って知ってるか? 自分から自分が離れているような感覚。95%の想像に逃げるしかない。
あとの5%は香辛料みたいなもんさ」
マツオは、エミに「自宅の鍵を返したい」とホテルのロビーに呼び出すが、待っても来ないため、部屋に行くと、
鶴丸の人格変貌を知らないエミはレイプされ、暴行を受ける。
(吐き気がする 興奮する人たちも多いんだろうな。私なら、自宅の鍵を変えるよ。。。
それか、危険な雰囲気を感じた時点で部屋には入らず、すぐ逃げる
シモダに2人の人格のことを話すと、
「オレは常時6人くらいいるな。生まれたことが罪だと思う心がそうさせる。
人間、早い時期に受けた傷は、傷として生き残り、あとで姿を変えて再生することもあるみてえだな」
スギオ「あいつはボクの心の傷なんでしょうか?」
渡会の組のシマにあるクラブが、他の組との争いの種になっていて、スギオが音楽に詳しいことで話し合いの場に同席させられる。
ピアノの音がズレていることに気づいて、いつも持ち歩いている音叉で確かめていると、
クラブの専属歌手・イズミに「あなた、さっき変わったでしょ?」と見抜かれる。
(まだ古いクラブって暴力団関係者が絡んでる所があるのかねぇ・・・
イズミの歌う姿に魅入るマツオ。
イズミは指名して、ジャズバーに誘った時にはスギオになっている(ジャズバーって、どこも暗くて、スモーキーで、地下なのか?
イズミは、昔はニーナ・シモンを目指したジャズシンガーだったが、演歌を歌ったら売れ始めたという。
このジャズバーは、ギターを担当してた昔の男の店で、ショバ代(みかじめ料)を払うのを拒んで刺殺された。
今、ママをやってるのは、その男の奥さん(永島暎子さん、ワケありな女性似合うなあ! てか、白竜さんがギター弾いてるよ/驚
スギオとイズミが帰り道、対立する組員に襲われ、マツオが現れ、その場を切り抜け、2人は一夜を過ごす。
翌朝、頭を抱えるスギオ。「あんたを抱いたのはボクじゃない。マツオが抱いたんだ。ボクはいなかった!」
部屋のゴミから、エミの電話番号が出てきて、行ってみると、すっかりSM好きの売春婦のようになっている。
「マツオみたいにやってくれる?」
イズミの部屋に呼ばれて行くスギオ。
「怖いのね。もう1人のあなたが、いつ出て来るのか分からなくて」
イズミが去った後、スギオとマツオは、どっちが自分か分からなくなる。
「どっちだ!?」
DVD特典:予告、舞台挨拶、未公開映像2つ
・舞台挨拶
いろいろと聞かれて「なんかイジメられてるみたい」ってw
「映画は好きだけれども、テレビはあまり見ない。『七人の侍』は何十回も観てます」
「毎回、作品ごとに違うから、経験として積まれていくという感覚はない。いつも初出演みたいな気持ちでやっていきたいと思っています」
(誰かも似たようなことを言ってたのを最近聞いたような・・・?
未公開映像は2つ。こんなに本気で長く撮っても、編集でカットされて、完成形があるんだなぁ。
追。
翔さんが出てるって、エンドロールで初めて分かって、え、どこにと思ったら、
DVD特典内の予告編で鉄砲屋だったことが判明。ほんの一瞬 見逃すなっ!
原作:筒井康隆 監督:伊藤秀裕
出演:豊川悦司、高橋恵子、内藤剛志、永島敏行、夏生ゆうな、永島暎子、哀川翔、白竜 ほか
内藤剛志、永島敏行さん出演作シリーズに、永島暎子さんまで観れちゃって、お取り寄せリクエストした甲斐があったv
桃井かおりさんがプロデューサーに加わっている。
豊川悦司さんがとにかく若い驚 なんだかアイドル風な扱いを受けてた時代もあったのね。
やたらとヌードシーンも多いし、舞台挨拶では、なにか言うたびに観客が湧いて、
人前で話すのが苦手なのか、しきりに汗を拭いてた
内藤さんは、組長役・・・にしては全然ワルっぽくない。組員が人手不足で、二重人格の部下にも優しいし。
ボクシング姿が様になってた
今は「解離性同一性障害」として知られているけど、当時は今ほど心の病が知られていないから病院に通う選択もしなかったのか?
それとも職業柄行きづらかった? 今なら、どうして2つの人格に分かれたのか原因も描かれるだろうな。
永島さんは、ムショで現実離れしちゃってる組員役で2シーンほど。
▼story(ネタバレ注意
鶴丸スギオは、付き合ってるエミの大事な約束を2度も忘れていたことで別れ話をされる。
「自分にも説明できないことが他人に分かるはずがない」
ヤクの横流しをしていたイヌイを銃で撃とうとしている鶴丸マツオを止める組長の度会(わたらい)。
スギオとマツオは、解離性同一性障害で、性格も真逆。
スギオは、クラシックピアノを習っていて、「ピアノの調律師」をしていたが、
マツオという気の短い、暴力的な性格が暴力団員になってから、音楽の道を諦め、場違いな世界で半分半分に生きている。
マツオの行動はスギオには分からないが、スギオの行動は部分的にマツオには分かるようだ。
スギオは紅茶が好きで、音楽などで人格が戻るが、暴力的な場面になるとマツオ(酒を飲み、タバコも吸う)が出てきて、
だんだんマツオの時間が長引いていることに恐怖を感じている。
鶴丸の状況を知ってる渡会は、2人に半分ずつ給料を払っている。
スギオは、ムショに入っている組員・シモダの面会に行く。
「拘禁反応って知ってるか? 自分から自分が離れているような感覚。95%の想像に逃げるしかない。
あとの5%は香辛料みたいなもんさ」
マツオは、エミに「自宅の鍵を返したい」とホテルのロビーに呼び出すが、待っても来ないため、部屋に行くと、
鶴丸の人格変貌を知らないエミはレイプされ、暴行を受ける。
(吐き気がする 興奮する人たちも多いんだろうな。私なら、自宅の鍵を変えるよ。。。
それか、危険な雰囲気を感じた時点で部屋には入らず、すぐ逃げる
シモダに2人の人格のことを話すと、
「オレは常時6人くらいいるな。生まれたことが罪だと思う心がそうさせる。
人間、早い時期に受けた傷は、傷として生き残り、あとで姿を変えて再生することもあるみてえだな」
スギオ「あいつはボクの心の傷なんでしょうか?」
渡会の組のシマにあるクラブが、他の組との争いの種になっていて、スギオが音楽に詳しいことで話し合いの場に同席させられる。
ピアノの音がズレていることに気づいて、いつも持ち歩いている音叉で確かめていると、
クラブの専属歌手・イズミに「あなた、さっき変わったでしょ?」と見抜かれる。
(まだ古いクラブって暴力団関係者が絡んでる所があるのかねぇ・・・
イズミの歌う姿に魅入るマツオ。
イズミは指名して、ジャズバーに誘った時にはスギオになっている(ジャズバーって、どこも暗くて、スモーキーで、地下なのか?
イズミは、昔はニーナ・シモンを目指したジャズシンガーだったが、演歌を歌ったら売れ始めたという。
このジャズバーは、ギターを担当してた昔の男の店で、ショバ代(みかじめ料)を払うのを拒んで刺殺された。
今、ママをやってるのは、その男の奥さん(永島暎子さん、ワケありな女性似合うなあ! てか、白竜さんがギター弾いてるよ/驚
スギオとイズミが帰り道、対立する組員に襲われ、マツオが現れ、その場を切り抜け、2人は一夜を過ごす。
翌朝、頭を抱えるスギオ。「あんたを抱いたのはボクじゃない。マツオが抱いたんだ。ボクはいなかった!」
部屋のゴミから、エミの電話番号が出てきて、行ってみると、すっかりSM好きの売春婦のようになっている。
「マツオみたいにやってくれる?」
イズミの部屋に呼ばれて行くスギオ。
「怖いのね。もう1人のあなたが、いつ出て来るのか分からなくて」
イズミが去った後、スギオとマツオは、どっちが自分か分からなくなる。
「どっちだ!?」
DVD特典:予告、舞台挨拶、未公開映像2つ
・舞台挨拶
いろいろと聞かれて「なんかイジメられてるみたい」ってw
「映画は好きだけれども、テレビはあまり見ない。『七人の侍』は何十回も観てます」
「毎回、作品ごとに違うから、経験として積まれていくという感覚はない。いつも初出演みたいな気持ちでやっていきたいと思っています」
(誰かも似たようなことを言ってたのを最近聞いたような・・・?
未公開映像は2つ。こんなに本気で長く撮っても、編集でカットされて、完成形があるんだなぁ。
追。
翔さんが出てるって、エンドロールで初めて分かって、え、どこにと思ったら、
DVD特典内の予告編で鉄砲屋だったことが判明。ほんの一瞬 見逃すなっ!