■『白い犬とワルツを』(2002)
原作:テリー・ケイ 監督:月野木隆
出演:仲代達矢、藤村志保、豊原功補、若村麻由美、南果歩 ほか
レンタル屋で前から気になってた犬の映画
わんこが可愛くて、号泣はしなかったけど、じんわりとココロが温かくなる作品だった
DVD特典に「初日舞台挨拶」の映像もあって、監督いわく
「原作のヒットで作ったのではなく、2年前に決めた」とのこと。
仲代「役者になって50年。健康あってのこと。その記念になった。
150本も演ってきて、もうさすがに主演なんか来ないだろうと思っていたが嬉しい」
それにしてもいい景色だなあ!
本当は、亡くなっても、魂はつねに寄り添っているんだよね。
まあ、私は亡くなった人たちから、私生活を覗かれたりしたくはないけど/汗×5000
▼story(ネタバレ注意
元造園業、現樹木医・中本英助と妻・光恵は、とても仲の良い夫婦だったが、
ある日、英助が仕事から戻ると、光恵は庭で倒れていて、すぐ病院に連れて行ったがあっけなく亡くなってしまう。
(こういう日常にあっけなく死ぬほうがイイなあ・・・
ポッカリと穴の開いてしまった家で、長女・由恵と、次女・恵美に世話をされながら、葬式をあげても、
まだふと妻の名を呼んでしまった英助は、「今夜から裏の小屋で寝る」と言い出す。
5年前に離婚して、一人娘と暮らすシングルマザーのエミは、娘と実家に引っ越そうかと持ちかけても断られる。
エミが再婚しないのを、母はいつも心配していた。
英助は、庭で白い野良犬を見つけて、毎日ゴハンをあげるようになるが、皆には見えないため、
妻の古くからの友人で在日韓国人の順礼は「犬の幽霊だ。運が悪くなる」などと言うし、
身内を突然亡くすと「自殺衝動」を起こすケースが多いと聞いて、
家族も英助はショックで認知症みたいになってしまったのでは?と心配する。
中本夫婦には長男・英一郎がいたが、倒木の下敷きになって亡くなった。
その時、一緒にいた秀一(順礼の一人息子)は、長らく故郷を離れていたが葬式で戻ってくる。
以前、秀一がエミと付き合いだした頃、英助に反対され、一度殴られたことを恨んでいた。
その秀一に英助は突然土下座して「もし、オレが死んだら、分骨して、妻と息子の3人で桜の木の下に埋めてくれ!」と頼むが、秀一は激怒して断る。
ミツエが亡くなる直前、3本の指を出して、なにか訴えていた。
英一郎が亡くなった時、その分骨を桜の木の下に埋めて、
「いつか私たちが死んだら3人一緒だ」と誓ったことを思い出す英助。
悲しみで途方に暮れる英助の前に、あの犬が現れ、突然とびついてきた。
「ワルツなら、昔、ミツエと踊ったことがある」
四十九日の納骨の日、英助はミツエの骨の一部をこっそりと分ける。
英助「昔は、みんなの骨を紙に包んで、一緒に埋めて土に還した。サッパリしたもんや」(それもイイね
納骨が終わり、みんなが集まっている中、英助は誰にも言わずに分骨を桜の木の下に埋めに出かける。
途中の道で、約束していた犬と会い「2人で行こうな」
この手!
その前に、法事に来なかった順礼を訪ねると、2人組の不良にかつあげされ、怒った秀一はナイフをふりあげていた。
店の売上金を持って、また家を出ようとするのを止めて、再び殴る英助。
「オモニ(母)を大切にしろ!」
順礼には「仕事で山に行く」と嘘をついて出かけ、途中、車に犬を置いて、買い物をしていると、
さっきの2人組が犬に怪我をおわせ、英助から金を巻き上げて逃げて行った。
(脚から血が出てるのに、病院に連れていってあげてください/涙
英助は犬を知り合いに預けて、もう暗くなり始めた山に一人で入る。
(山に入るのに、あんな軽装で、スコップも持たずに無謀すぎるよ
「ミツエが言ってた。悪いことの後には、良いことがある。その後には、もっと良いことがある。
自分で自分を騙すのもけっこう面白いって。
クソ面白くもない世の中を面白がるくらいやないと、年寄りは死ぬまで間がもたん」
シロちゃん名演でした~
原作:テリー・ケイ 監督:月野木隆
出演:仲代達矢、藤村志保、豊原功補、若村麻由美、南果歩 ほか
レンタル屋で前から気になってた犬の映画
わんこが可愛くて、号泣はしなかったけど、じんわりとココロが温かくなる作品だった
DVD特典に「初日舞台挨拶」の映像もあって、監督いわく
「原作のヒットで作ったのではなく、2年前に決めた」とのこと。
仲代「役者になって50年。健康あってのこと。その記念になった。
150本も演ってきて、もうさすがに主演なんか来ないだろうと思っていたが嬉しい」
それにしてもいい景色だなあ!
本当は、亡くなっても、魂はつねに寄り添っているんだよね。
まあ、私は亡くなった人たちから、私生活を覗かれたりしたくはないけど/汗×5000
▼story(ネタバレ注意
元造園業、現樹木医・中本英助と妻・光恵は、とても仲の良い夫婦だったが、
ある日、英助が仕事から戻ると、光恵は庭で倒れていて、すぐ病院に連れて行ったがあっけなく亡くなってしまう。
(こういう日常にあっけなく死ぬほうがイイなあ・・・
ポッカリと穴の開いてしまった家で、長女・由恵と、次女・恵美に世話をされながら、葬式をあげても、
まだふと妻の名を呼んでしまった英助は、「今夜から裏の小屋で寝る」と言い出す。
5年前に離婚して、一人娘と暮らすシングルマザーのエミは、娘と実家に引っ越そうかと持ちかけても断られる。
エミが再婚しないのを、母はいつも心配していた。
英助は、庭で白い野良犬を見つけて、毎日ゴハンをあげるようになるが、皆には見えないため、
妻の古くからの友人で在日韓国人の順礼は「犬の幽霊だ。運が悪くなる」などと言うし、
身内を突然亡くすと「自殺衝動」を起こすケースが多いと聞いて、
家族も英助はショックで認知症みたいになってしまったのでは?と心配する。
中本夫婦には長男・英一郎がいたが、倒木の下敷きになって亡くなった。
その時、一緒にいた秀一(順礼の一人息子)は、長らく故郷を離れていたが葬式で戻ってくる。
以前、秀一がエミと付き合いだした頃、英助に反対され、一度殴られたことを恨んでいた。
その秀一に英助は突然土下座して「もし、オレが死んだら、分骨して、妻と息子の3人で桜の木の下に埋めてくれ!」と頼むが、秀一は激怒して断る。
ミツエが亡くなる直前、3本の指を出して、なにか訴えていた。
英一郎が亡くなった時、その分骨を桜の木の下に埋めて、
「いつか私たちが死んだら3人一緒だ」と誓ったことを思い出す英助。
悲しみで途方に暮れる英助の前に、あの犬が現れ、突然とびついてきた。
「ワルツなら、昔、ミツエと踊ったことがある」
四十九日の納骨の日、英助はミツエの骨の一部をこっそりと分ける。
英助「昔は、みんなの骨を紙に包んで、一緒に埋めて土に還した。サッパリしたもんや」(それもイイね
納骨が終わり、みんなが集まっている中、英助は誰にも言わずに分骨を桜の木の下に埋めに出かける。
途中の道で、約束していた犬と会い「2人で行こうな」
この手!
その前に、法事に来なかった順礼を訪ねると、2人組の不良にかつあげされ、怒った秀一はナイフをふりあげていた。
店の売上金を持って、また家を出ようとするのを止めて、再び殴る英助。
「オモニ(母)を大切にしろ!」
順礼には「仕事で山に行く」と嘘をついて出かけ、途中、車に犬を置いて、買い物をしていると、
さっきの2人組が犬に怪我をおわせ、英助から金を巻き上げて逃げて行った。
(脚から血が出てるのに、病院に連れていってあげてください/涙
英助は犬を知り合いに預けて、もう暗くなり始めた山に一人で入る。
(山に入るのに、あんな軽装で、スコップも持たずに無謀すぎるよ
「ミツエが言ってた。悪いことの後には、良いことがある。その後には、もっと良いことがある。
自分で自分を騙すのもけっこう面白いって。
クソ面白くもない世の中を面白がるくらいやないと、年寄りは死ぬまで間がもたん」
シロちゃん名演でした~