■『HESOMORI~ヘソモリ』(2011)
監督・脚本:入谷朋視
出演:永島敏行、渡辺いっけい、石丸謙二郎、中村育二、佐野史郎、谷村美月、烏丸せつこ、谷田歩、村田雄浩、若林豪 ほか
▼trailer
永島敏行さん出演作シリーズ。頼まれると断れないお人好しなキャラクターで主演、ナレーションもしている。
烏丸せつこさんも好きな女優さん。
出演者に名を連ねている岩野平三郎さんは、ホンモノの越前和紙職人さん/驚
タイムワープして侍の時代に行くなんて眉村卓さんの小説みたいな話。
そんなワクワクの冒険をした少年たちの40年後の話だから、出演者が渋いw
「五箇レンジャーの出番やーー!」ってポーズとったりして、所々に笑いを仕込んである。
先日、和紙が無形文化遺産に登録されたニュースとリンクした。越前和紙じゃないけど。
和紙が無形文化遺産に 登録された3つの和紙は他と何が違う?(2014年11月27日)
フィクションだとは分かってるけど、ヘソのある地点の地図を見ると、長野周辺に集まってるのがなにげに気になった
探検の地図もワクワクするよね。
▼story(ネタバレ注意
1970年。福井県。1500年前から伝わる紙漉き職人のたけじいの孫・さとしと、うっちゃん、エズ、井口、おっさんの仲良し5人組。
さとし1人が五箇村に残り、娘・リコとともに観光客相手に紙漉きのガイドもしている。他はそれぞれの地に散って働いている。
最近、五箇村は再開発の話が持ち上がり、担当主任・伊賀並を、リコは嫌っている。
「観光客が山で遭難。ツキノワグマの仕業か!?」というニュースを読んで、40年前の事件を思い出す4人。
子どもの頃、4人は山菜とりに行ってクマに遭遇して逃げ、古い祠を見つけた。
好奇心にかられて、五芒星の描かれた扉を開いて、中に入ると洞窟が続いていた。
途中、分かれ道が何度もあって、そのたび×印をつけながら進むと、結局、元の扉に戻ってしまう。
しかし、古い家を見つけて道を聞こうとすると、侍に捕まり、危うく斬られそうになる。
そこに、たけじいが助けに来てくれて、カンベエというおじいさんも仲裁に入り、4人は急に眠くなる・・・。
たけじいは、相場家に代々伝わる「ヘソモリ」の話を明かす。
全国に何カ所かある「ヘソ」は、あらゆる時代とつながっていて、4人が行ったのは幕末時代だった。
「ヘソ」が悪用されないように、各時代にいる「ヘソモリ」が秘密に守っているのだという。
2010年。
ヘソに監視カメラをつけたところ、ある日、そこからあの時の侍の1人・右近が出てきた。
実は、伊賀並家にも代々家宝とされてきた1970年代の雑誌(発見したのは幕末時代)があり、ヘソの謎を解き明かそうと企んでいた。
右近は伊賀並らに捕まってしまうが、ヘソから他の時代に出ると、胸に護符をつけないと1時間で眠ってしまうため、
伊賀並らは困り果て、ヘソに戻そうとしているところをリコが目撃して助け出す。
リコは右近に、いまや公園となってしまった城跡を見せる。幕末に亡くなった人の名を刻んだ慰霊碑には右近の名もあった。
「この時代へ来て、よく分かりました。わしらがこの日本を作るのやと。自分の時代へ帰ります。
わしは武士です。どうなるか先が分かっていても、逃げてはあかんのです」
たけじいは、1970年の事件以来戻らず、亡くなったことにしていたが、2010年に戻ってくる。
「伊賀並らがヘソのありかを知ってしまった以上、永遠に閉じなければならない。
ヘソは満月の夜に開く。閉じるのは皆既月食しかない」
井口は、子どもの頃に母を亡くし、護符を盗んで会いに行こうとした時と同様、
数年前に亡くなった妻に会いにヘソに入っていたため、さとしは連れ戻しに行く。
監督・脚本:入谷朋視
出演:永島敏行、渡辺いっけい、石丸謙二郎、中村育二、佐野史郎、谷村美月、烏丸せつこ、谷田歩、村田雄浩、若林豪 ほか
▼trailer
永島敏行さん出演作シリーズ。頼まれると断れないお人好しなキャラクターで主演、ナレーションもしている。
烏丸せつこさんも好きな女優さん。
出演者に名を連ねている岩野平三郎さんは、ホンモノの越前和紙職人さん/驚
タイムワープして侍の時代に行くなんて眉村卓さんの小説みたいな話。
そんなワクワクの冒険をした少年たちの40年後の話だから、出演者が渋いw
「五箇レンジャーの出番やーー!」ってポーズとったりして、所々に笑いを仕込んである。
先日、和紙が無形文化遺産に登録されたニュースとリンクした。越前和紙じゃないけど。
和紙が無形文化遺産に 登録された3つの和紙は他と何が違う?(2014年11月27日)
フィクションだとは分かってるけど、ヘソのある地点の地図を見ると、長野周辺に集まってるのがなにげに気になった
探検の地図もワクワクするよね。
▼story(ネタバレ注意
1970年。福井県。1500年前から伝わる紙漉き職人のたけじいの孫・さとしと、うっちゃん、エズ、井口、おっさんの仲良し5人組。
さとし1人が五箇村に残り、娘・リコとともに観光客相手に紙漉きのガイドもしている。他はそれぞれの地に散って働いている。
最近、五箇村は再開発の話が持ち上がり、担当主任・伊賀並を、リコは嫌っている。
「観光客が山で遭難。ツキノワグマの仕業か!?」というニュースを読んで、40年前の事件を思い出す4人。
子どもの頃、4人は山菜とりに行ってクマに遭遇して逃げ、古い祠を見つけた。
好奇心にかられて、五芒星の描かれた扉を開いて、中に入ると洞窟が続いていた。
途中、分かれ道が何度もあって、そのたび×印をつけながら進むと、結局、元の扉に戻ってしまう。
しかし、古い家を見つけて道を聞こうとすると、侍に捕まり、危うく斬られそうになる。
そこに、たけじいが助けに来てくれて、カンベエというおじいさんも仲裁に入り、4人は急に眠くなる・・・。
たけじいは、相場家に代々伝わる「ヘソモリ」の話を明かす。
全国に何カ所かある「ヘソ」は、あらゆる時代とつながっていて、4人が行ったのは幕末時代だった。
「ヘソ」が悪用されないように、各時代にいる「ヘソモリ」が秘密に守っているのだという。
2010年。
ヘソに監視カメラをつけたところ、ある日、そこからあの時の侍の1人・右近が出てきた。
実は、伊賀並家にも代々家宝とされてきた1970年代の雑誌(発見したのは幕末時代)があり、ヘソの謎を解き明かそうと企んでいた。
右近は伊賀並らに捕まってしまうが、ヘソから他の時代に出ると、胸に護符をつけないと1時間で眠ってしまうため、
伊賀並らは困り果て、ヘソに戻そうとしているところをリコが目撃して助け出す。
リコは右近に、いまや公園となってしまった城跡を見せる。幕末に亡くなった人の名を刻んだ慰霊碑には右近の名もあった。
「この時代へ来て、よく分かりました。わしらがこの日本を作るのやと。自分の時代へ帰ります。
わしは武士です。どうなるか先が分かっていても、逃げてはあかんのです」
たけじいは、1970年の事件以来戻らず、亡くなったことにしていたが、2010年に戻ってくる。
「伊賀並らがヘソのありかを知ってしまった以上、永遠に閉じなければならない。
ヘソは満月の夜に開く。閉じるのは皆既月食しかない」
井口は、子どもの頃に母を亡くし、護符を盗んで会いに行こうとした時と同様、
数年前に亡くなった妻に会いにヘソに入っていたため、さとしは連れ戻しに行く。