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Channel: メランコリア
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大河ドラマ『花燃ゆ』第3回「ついてない男」

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大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、伊勢谷友介、東出昌大、原田泰造、優香、内藤剛志、檀ふみ、奥田瑛二、
高良健吾、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤、長塚京三、北大路欣也 ほか

第3回「ついてない男」あらすじ(ネタバレあり
伊之助は寿と祝言をあげ、新婚生活が始まるが、寅次郎をかばうのに奔走し、寿とはスレ違いばかり。



その寅次郎は、武士の身分を剥奪されたが、10年間の遊学を許される。

ついにペリー来航。異人を見たことがない庶民は逃げ惑い、妙な似顔絵まで出回るw



寅次郎は、殿に「建白書」を出す。兄・梅太郎と伊之助はたしかに寅次郎の筆跡と認めるが、
伊之助の兄・剛蔵の機転で「匿名」となったことで死罪は免れた。
が、寅次郎は死をも怖れぬ覚悟だという。

萩に戻った寅次郎に、なぜそんな危険をおかすのか聞く文。



「文、お前はどう生きる? 自分の命を何の為に使う?
 死など構わん。想いが届くなら。“知行合一”。
 皆、気づいていても動かん。だからオレが動く。この国をオレが守る」(寅次郎

「知行合一」
知識と行為は一体であるということ(有言実行みたいなことか? ココロとカラダはひとつみたいなことか?

「寅次郎の中には、5歳のままのトラが眠っているのではなかろうかと思うことがある」(梅太郎

寅「この10年は学問の習得に専念いたします」
伊「オレもすぐ江戸に行く。着くまで待っててくれ」
寅「では、方々、お達者で」

後に梅太郎らが訪ねた時には、寅次郎はもう密航の計画を練っていた。

「お前が先走った行動をして、一家が路頭に迷ってもいいのか?!
 子どもの頃、叔父に毎日殴られているのを見ながら、何もしてあげられんかった。
 オレはお前になんでもしてやりたい。そのためなら死んでもいい。
 だが、今は止めておけ。一家を構え、筋道を作ってからにしてくれ。頼む!」(梅太郎

寅次郎は、兄の想いを初めて知って感動したが、もう海の前に来ていた。
「いつのまにか生き方が違ってしもうた。もう戻れんのじゃな」


文は、寅次郎と同じ志の者がいることを知る。
久坂玄瑞や、文の友だちの兄たち、吉田稔麿、入江九一、野村靖ら、後に「松下村塾」の四天王となる人物。

久坂玄瑞(ウィキ
14歳の夏に母を亡くし、翌年には兄・久坂玄機が病没した。そして、その僅か数日後に父も亡くし、15歳の春に秀三郎は家族全てを失った。

久坂の父は医師で、家族を失った後、家督を継がざるを得なくなるが、国を守りたいという思いは同じ。
久坂が神社でおみくじを引いているところを見かける文。

夜、皆で異国船を見に行こうと言っているのを聞き、文も行ってみると、そこにいたのは久坂のみ。

「この国は危ういというのを誰も分かっとらん!」

文は久坂の手を引き、検問を逃れて、山を越え、見に行こうと言う。

「知りたいんです。今、何が起こっているのか。確かめたいんです。兄がやろうとしていることを」

結局、夜は明けてしまい船は見れなかった。突然、号泣する久坂。



「今日もし船が見れたら何か変わると願をかけていた。神社のおみくじはいつも凶。
 家族を失い、家督を継ぐよう言われた。想いとは別に、こう生きろと壁が迫ってくる。
 それを受け入れるのがオレの人生なのか!?」

文は強引に久坂を神社に連れてゆき、おみくじを引けと言う。



「あんたは偉い人なのに、なんか悔しい。言うだけの人より、コケても、行動する人が私は好き。
 悪い運は使い切った。これからは、きっといい事ばかりある。せわあない」

おみくじを引いてみると「大吉」。2人はまた会おうと言い合う。

寿に子どもができた。

しかし、寅次郎は国禁を破って、黒船に乗り込んだという知らせが入る。


 

 

 

 
長州藩は、海防を任され、梅太郎らも参加したという


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