■大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、伊勢谷友介、東出昌大、原田泰造、優香、内藤剛志、檀ふみ、奥田瑛二、
高良健吾、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤、長塚京三、北大路欣也 ほか
●第3回「ついてない男」あらすじ(ネタバレあり
伊之助は寿と祝言をあげ、新婚生活が始まるが、寅次郎をかばうのに奔走し、寿とはスレ違いばかり。
その寅次郎は、武士の身分を剥奪されたが、10年間の遊学を許される。
ついにペリー来航。異人を見たことがない庶民は逃げ惑い、妙な似顔絵まで出回るw
寅次郎は、殿に「建白書」を出す。兄・梅太郎と伊之助はたしかに寅次郎の筆跡と認めるが、
伊之助の兄・剛蔵の機転で「匿名」となったことで死罪は免れた。
が、寅次郎は死をも怖れぬ覚悟だという。
萩に戻った寅次郎に、なぜそんな危険をおかすのか聞く文。
「文、お前はどう生きる? 自分の命を何の為に使う?
死など構わん。想いが届くなら。“知行合一”。
皆、気づいていても動かん。だからオレが動く。この国をオレが守る」(寅次郎
「知行合一」
知識と行為は一体であるということ(有言実行みたいなことか? ココロとカラダはひとつみたいなことか?
「寅次郎の中には、5歳のままのトラが眠っているのではなかろうかと思うことがある」(梅太郎
寅「この10年は学問の習得に専念いたします」
伊「オレもすぐ江戸に行く。着くまで待っててくれ」
寅「では、方々、お達者で」
後に梅太郎らが訪ねた時には、寅次郎はもう密航の計画を練っていた。
「お前が先走った行動をして、一家が路頭に迷ってもいいのか?!
子どもの頃、叔父に毎日殴られているのを見ながら、何もしてあげられんかった。
オレはお前になんでもしてやりたい。そのためなら死んでもいい。
だが、今は止めておけ。一家を構え、筋道を作ってからにしてくれ。頼む!」(梅太郎
寅次郎は、兄の想いを初めて知って感動したが、もう海の前に来ていた。
「いつのまにか生き方が違ってしもうた。もう戻れんのじゃな」
文は、寅次郎と同じ志の者がいることを知る。
久坂玄瑞や、文の友だちの兄たち、吉田稔麿、入江九一、野村靖ら、後に「松下村塾」の四天王となる人物。
久坂玄瑞(ウィキ
14歳の夏に母を亡くし、翌年には兄・久坂玄機が病没した。そして、その僅か数日後に父も亡くし、15歳の春に秀三郎は家族全てを失った。
久坂の父は医師で、家族を失った後、家督を継がざるを得なくなるが、国を守りたいという思いは同じ。
久坂が神社でおみくじを引いているところを見かける文。
夜、皆で異国船を見に行こうと言っているのを聞き、文も行ってみると、そこにいたのは久坂のみ。
「この国は危ういというのを誰も分かっとらん!」
文は久坂の手を引き、検問を逃れて、山を越え、見に行こうと言う。
「知りたいんです。今、何が起こっているのか。確かめたいんです。兄がやろうとしていることを」
結局、夜は明けてしまい船は見れなかった。突然、号泣する久坂。
「今日もし船が見れたら何か変わると願をかけていた。神社のおみくじはいつも凶。
家族を失い、家督を継ぐよう言われた。想いとは別に、こう生きろと壁が迫ってくる。
それを受け入れるのがオレの人生なのか!?」
文は強引に久坂を神社に連れてゆき、おみくじを引けと言う。
「あんたは偉い人なのに、なんか悔しい。言うだけの人より、コケても、行動する人が私は好き。
悪い運は使い切った。これからは、きっといい事ばかりある。せわあない」
おみくじを引いてみると「大吉」。2人はまた会おうと言い合う。
寿に子どもができた。
しかし、寅次郎は国禁を破って、黒船に乗り込んだという知らせが入る。
長州藩は、海防を任され、梅太郎らも参加したという
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、伊勢谷友介、東出昌大、原田泰造、優香、内藤剛志、檀ふみ、奥田瑛二、
高良健吾、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤、長塚京三、北大路欣也 ほか
●第3回「ついてない男」あらすじ(ネタバレあり
伊之助は寿と祝言をあげ、新婚生活が始まるが、寅次郎をかばうのに奔走し、寿とはスレ違いばかり。
その寅次郎は、武士の身分を剥奪されたが、10年間の遊学を許される。
ついにペリー来航。異人を見たことがない庶民は逃げ惑い、妙な似顔絵まで出回るw
寅次郎は、殿に「建白書」を出す。兄・梅太郎と伊之助はたしかに寅次郎の筆跡と認めるが、
伊之助の兄・剛蔵の機転で「匿名」となったことで死罪は免れた。
が、寅次郎は死をも怖れぬ覚悟だという。
萩に戻った寅次郎に、なぜそんな危険をおかすのか聞く文。
「文、お前はどう生きる? 自分の命を何の為に使う?
死など構わん。想いが届くなら。“知行合一”。
皆、気づいていても動かん。だからオレが動く。この国をオレが守る」(寅次郎
「知行合一」
知識と行為は一体であるということ(有言実行みたいなことか? ココロとカラダはひとつみたいなことか?
「寅次郎の中には、5歳のままのトラが眠っているのではなかろうかと思うことがある」(梅太郎
寅「この10年は学問の習得に専念いたします」
伊「オレもすぐ江戸に行く。着くまで待っててくれ」
寅「では、方々、お達者で」
後に梅太郎らが訪ねた時には、寅次郎はもう密航の計画を練っていた。
「お前が先走った行動をして、一家が路頭に迷ってもいいのか?!
子どもの頃、叔父に毎日殴られているのを見ながら、何もしてあげられんかった。
オレはお前になんでもしてやりたい。そのためなら死んでもいい。
だが、今は止めておけ。一家を構え、筋道を作ってからにしてくれ。頼む!」(梅太郎
寅次郎は、兄の想いを初めて知って感動したが、もう海の前に来ていた。
「いつのまにか生き方が違ってしもうた。もう戻れんのじゃな」
文は、寅次郎と同じ志の者がいることを知る。
久坂玄瑞や、文の友だちの兄たち、吉田稔麿、入江九一、野村靖ら、後に「松下村塾」の四天王となる人物。
久坂玄瑞(ウィキ
14歳の夏に母を亡くし、翌年には兄・久坂玄機が病没した。そして、その僅か数日後に父も亡くし、15歳の春に秀三郎は家族全てを失った。
久坂の父は医師で、家族を失った後、家督を継がざるを得なくなるが、国を守りたいという思いは同じ。
久坂が神社でおみくじを引いているところを見かける文。
夜、皆で異国船を見に行こうと言っているのを聞き、文も行ってみると、そこにいたのは久坂のみ。
「この国は危ういというのを誰も分かっとらん!」
文は久坂の手を引き、検問を逃れて、山を越え、見に行こうと言う。
「知りたいんです。今、何が起こっているのか。確かめたいんです。兄がやろうとしていることを」
結局、夜は明けてしまい船は見れなかった。突然、号泣する久坂。
「今日もし船が見れたら何か変わると願をかけていた。神社のおみくじはいつも凶。
家族を失い、家督を継ぐよう言われた。想いとは別に、こう生きろと壁が迫ってくる。
それを受け入れるのがオレの人生なのか!?」
文は強引に久坂を神社に連れてゆき、おみくじを引けと言う。
「あんたは偉い人なのに、なんか悔しい。言うだけの人より、コケても、行動する人が私は好き。
悪い運は使い切った。これからは、きっといい事ばかりある。せわあない」
おみくじを引いてみると「大吉」。2人はまた会おうと言い合う。
寿に子どもができた。
しかし、寅次郎は国禁を破って、黒船に乗り込んだという知らせが入る。
長州藩は、海防を任され、梅太郎らも参加したという