●ホニャララ/SAKEROCK
サケ友ちゃんに頼りきりで、アルバムとしてあまり持っていないことに気づいて驚いた/謝
紙ジャケの中には、ディスクと、ぶ厚いブックレットが入ってる。源くんはこうゆうのが好きだよねw
淡い絵の具で描かれたデザインも鮮やかな「SAKEROCK ホニャララの本」には、
これでもかってほど写真と文が詰め込んである、1冊の本状態。
なので、これだけ別記します
【目次通りにざっと内容紹介メモ】
梅佳代とサケロック(『うめめ』などで大人気な梅佳代さんによるメンバの素顔写真が満載!
天久聖一によるサケロックインタビュー
(なにやら、分かりづらいビルの中にある狭い事務所で、やけにフシギな会話形式で話されるインタビュー。
2008年9月。彼らの事務所は、画廊の2階にあった。積み上げられた販促グッズと壁一面に貼られたフライヤー。
ハマケンは、なぜかボイラー室。「ボクはここにいるよ! だから安心して!」爆
源「本当は是非入れたかったんだけど、見送った企画がある」
大地「浜野氏の『押し語り』さ」(キーボードの鍵盤を押しながら、ハマケンが歌うらしいww
Q:インスト曲って歌詞がないぶん、タイトルが大切だと思うんだけど。
源「それはとても重要だと思う。できた曲にぴったりのが付くと、とたんに輝きだす時もあるし、逆にタイトルから構想が生まれる時もある」
源「始めに言ったように『ホニャララ』はまだ言葉になる前の、音楽そのもの。音楽そのものに意味なんてない。
だから音楽は、演奏する人も、聴く人も、もっと自由でいい」
馨「サケロックの音楽はどこにもまだ属さない。着地点は敢えて決めない。だから常に進行形」
ホニャララの対談
(メンバ4人がそれぞれ話したい相手とフリートーク。それぞれの個性がバラバラなのが可笑しい。
それにハマケンが一番難しい話を繰り出しているのにビックリ!驚×5000
星野源×細野晴臣
マーティン・デニーの「サケロック」を聴いて、バンド名にした源くん。
細野「♪サケロック を聴いてすべて変わっちゃった。何なんだ、これは? どうでもいいんだ!ってラクになってw」
源「ボクも細野さんのトロピカル3部作を聴いて、これだー!と思いましたw」
細野「ドラムもロックじゃなくてブギーみたいに伸び縮みするようなリズムが欲しいんだよって指示したりしてね」
源「ボクも同じことを結成して最初の頃、大地くんに言ってました」
細野「♪ルーチュー・ガンボ にコーラスを入れる時に誰かが“この音楽は危険だ”って言ったんだ」
源くんのマリンバを激褒める細野さん。
細野「ボクもマリンバはやったけど、買わなかったから。ちゃんと楽器を買った人が勝つんだよね」
細野「アフリカのハープの一種でコラって楽器が贈られてきて、飾って拝んでた。怖い楽器だったわけw」
細野「楽器は作るのが一番楽しいよ。ボクはペットボトルが捨てられないんだ。音がいいじゃん」
源「家で録音してると、これ、いい音がするって発見が結構ありますよね」
細野「木の床を踏み鳴らすフットステップみたいな音も、録ると何か違うんだよ」
<日常の中のエキゾ>
細野「音楽は自分にとっては世の中なんかよりもずっと近いからね。むしろ世の中、現実のほうがエキゾチック」
<インストバンドの受難>
細野「YMOだって、最初のアルバムはほぼインスト。“インストバンドは売れない”てジンクスを破ったって寺内タケシに褒められた」
源「でも、次はフォー・フレッシュメンみたいなコーラスバンドやろうかなって。聴いたことないんですけど。
想像だけでものを作ると面白いですよね」
伊藤大地×深田有一(ヴィンテージドラムの収集家としても有名。ひたすら分からない単語がズラリw
大地「ウッドベースの歴史もドラムよりすごい。大体一点物っぽいじゃないですか」
深田「(ドラムと値段が)ゼロが1個違うから」
深田「昔の楽器は小さい会社で作ってるっぽい感じがいい。アバウトな情熱で作ってる感じ。
普通の企業だったら、これは絶対に製品化されないだろうっていう」
大地「ボクは詳しくないですけど、トリクソンとか?」
深田「楕円形のバスドラねw あれね、全然鳴らねえんだよw」
大地「オレは佐野康夫が好きだったから、サケロックに誘われた時、最初モンドグロッソっぽいのをやりたくてw
そしたら源くんがエキゾ好きとか言ってて、エキゾって何だ?と思ってw
“土っぽく叩いて”て言われて戸惑って」
(私はその土っぽさが大好きなんだけど、大地くんは最初からそうだったわけじゃなかったのか/驚
田中馨×小宮俊海(真言宗の副住職さん。馨くんの結婚式が縁。お父さんはお坊さんでフリージャズもやってる/驚
馨「真言宗って密教?」
俊「密教。だから、チベットとか、歴史的に分かれてるけど、関係がない訳じゃない」
俊「しきたりだらけで本当堅苦しいけど、法事とか何のためにやってるのかなって、
やっぱ、今生きてる人のためだからね。家庭円満ないい制度じゃないかな、みたいな」
浜野謙太×堂前雅史(和光大学人間関係部在籍時の教授
堂「ゼミの1年生の最初に自己紹介する時JBのCDを持ってきて、いかにJBがセクシーかって腰振ったりして面白かった。
自己紹介はプレゼンテーションの練習だから、論理的じゃなくてもいい。“ボクはこんな人間だ”って表現できればいいわけだから」
ハ「江戸時代のトイレのことを2年生の時に調べて、すっごい面白かったんですよ。アラン・コルバン『においの歴史』とか」
堂「いかに昔の貴族は汚かったかってのが書いてあるんだよね」
ハ「それまで結構プロレタリアートっていうか、町の民衆が汚いものと共存してたんだけど、『公衆衛生学』でどんどん迫害されて、
それを嫌がっている民衆がいるって記述があって。『水洗便所至上主義』みたいなのが西洋からきて、
日本の肥溜め式も全部排除され始めて」
堂「妖怪が出そうな部分をなくしていくってのが近代なのかなぁ?」(水木サン!
ハ「そうなんです。闇をなくしていこうって。だからトイレが排泄するだけの場所になっちゃって」
ハ「昔は“クソ”って言葉が貴族の名前の中にも入ってたりするんですよね」
堂「子どもが丈夫に育つようにだよね。“屎麻呂”とか」
ハ「堂前先生の論文の『クローン技術を批判する識者達への批判』もホントに痛快で。
生物学上“退化”ってのはおかしいっていう」
堂「どれが高等で、どれが下等かなんて、生物に序列つけるなって話だよね。
優れてる方向に進むのが進化で、優れてない方向に進むのが退化だって思いがちだけど、
実際、今生き残っているのは、ある環境に適応してるから生き延びてるんであって、
たとえば、ペンギンの羽根が小さくなったのも進化」
ハ「我を忘れてすっごいバカな事ばっかりしてるんですけど、ライブでは。片や講義を聞いて感動してる自分がいて。
生物学だけじゃなくて、生命倫理学っていう、科学の、社会学の中の一因的な学問だから、かもしれない・・・」
堂「言ってる意味が全然分かんないw」
ハ「あれっ・・・w」
昔の私と今の私とホニャララな私/松永良平
(結成当時からお世話になっているライターさんによるメンバの昔話
2003年星野源が、ぼくの働いているハイファイ・レコード・ストアに現れた。
できたばかりの『YUTA』を出して“これを聴いて、よかったら置いてください”て。
その場で聴いて即決した。これは他とは違う聴いたことがない音楽だと直感した。
ハマケンは、超の字が付くほど真面目で小さな若者だった。
野村卓史の脱退後、方向性を見失い、不完全年燃焼のライヴを連発し、助っ人ミュージシャンにも愛想を尽かされた高円寺のペンギンハウス。
だが、対バンのヴォーカルの女の子が「サケロック、フジロックに行けるよ!」と大きな声を出したくらい、この日のライヴはワン・オブ・ベスト。
初めてのインタビューでは、見に来ていた松尾スズキ氏に直撃で取材した(!
「彼らはもっと大きくなると思いますよ」とか、そんなような予言。
千駄ヶ谷のライヴでは、ハワイの日系おばさんに扮した宮崎吐夢さんと共演。
♪MATAKITENE のお披露目だった(爆
麻布でYMOの♪シムーン を歌っていたタイロン橋本さんがサケロックを強引にブルースセッションに引きずり込んだ。
高田漣と共演するようになり、のちにサケロックオールスターズの一員となる。
「何かをやるために他のことを諦めなくちゃいけない、とかじゃなくて、
いろいろやって、それがサケロックになればいい」と、ことあるごとに星野は言っていた。
楽しいだけじゃ言い足りない。切ないだけじゃ居心地悪い。
怒ってみても憎めない。笑ってばかりでかたじけない。
うまく言えたことがないなら「ホニャララ」でいいじゃんってことか。
それはぼかしや誤魔化しなんかじゃなくて、むしろハッキリした「ホニャララ」。
それって喜怒哀楽という名のループに乗っかって毎日をおもしろおかしく生きるためのおまじないなのかもよ。
マンガ サケロック/小田扉
(動物が出てくる時点でもうかなりのツボです/爆
ホニャララ みんなの曲解説
源「曲というのは、たまに“楽器からもらえる”時があります。♪会社員 はまさにそれ。
ハ「♪餞 今回一番の難曲だった。ナスカの地上絵を完成させた気分」
源「♪やおや うちは昔、八百屋でした。今はジャズ喫茶です。そんな曲です」
源「♪におい オリジナルアルバムでも作曲できるようになった浜野さん。
浜野さんの作る曲は全てがラブソングだそうです。うーん。気持ち悪いねえ」
源「♪エブリデイ・モーニン このCDは“毎日の生活”だったりします。毎日は大事ですね。
大事なものほど、名前が付いてなかったりする」
大地「最後に録音。ホームグラウンドとも言えるGOKサウンドにて、力の抜けたファーストテイク」
名曲、制作スタッフクレジット
梅佳代とサケロック 最後にもう少し写真あり。
サケ友ちゃんに頼りきりで、アルバムとしてあまり持っていないことに気づいて驚いた/謝
紙ジャケの中には、ディスクと、ぶ厚いブックレットが入ってる。源くんはこうゆうのが好きだよねw
淡い絵の具で描かれたデザインも鮮やかな「SAKEROCK ホニャララの本」には、
これでもかってほど写真と文が詰め込んである、1冊の本状態。
なので、これだけ別記します
【目次通りにざっと内容紹介メモ】
梅佳代とサケロック(『うめめ』などで大人気な梅佳代さんによるメンバの素顔写真が満載!
天久聖一によるサケロックインタビュー
(なにやら、分かりづらいビルの中にある狭い事務所で、やけにフシギな会話形式で話されるインタビュー。
2008年9月。彼らの事務所は、画廊の2階にあった。積み上げられた販促グッズと壁一面に貼られたフライヤー。
ハマケンは、なぜかボイラー室。「ボクはここにいるよ! だから安心して!」爆
源「本当は是非入れたかったんだけど、見送った企画がある」
大地「浜野氏の『押し語り』さ」(キーボードの鍵盤を押しながら、ハマケンが歌うらしいww
Q:インスト曲って歌詞がないぶん、タイトルが大切だと思うんだけど。
源「それはとても重要だと思う。できた曲にぴったりのが付くと、とたんに輝きだす時もあるし、逆にタイトルから構想が生まれる時もある」
源「始めに言ったように『ホニャララ』はまだ言葉になる前の、音楽そのもの。音楽そのものに意味なんてない。
だから音楽は、演奏する人も、聴く人も、もっと自由でいい」
馨「サケロックの音楽はどこにもまだ属さない。着地点は敢えて決めない。だから常に進行形」
ホニャララの対談
(メンバ4人がそれぞれ話したい相手とフリートーク。それぞれの個性がバラバラなのが可笑しい。
それにハマケンが一番難しい話を繰り出しているのにビックリ!驚×5000
星野源×細野晴臣
マーティン・デニーの「サケロック」を聴いて、バンド名にした源くん。
細野「♪サケロック を聴いてすべて変わっちゃった。何なんだ、これは? どうでもいいんだ!ってラクになってw」
源「ボクも細野さんのトロピカル3部作を聴いて、これだー!と思いましたw」
細野「ドラムもロックじゃなくてブギーみたいに伸び縮みするようなリズムが欲しいんだよって指示したりしてね」
源「ボクも同じことを結成して最初の頃、大地くんに言ってました」
細野「♪ルーチュー・ガンボ にコーラスを入れる時に誰かが“この音楽は危険だ”って言ったんだ」
源くんのマリンバを激褒める細野さん。
細野「ボクもマリンバはやったけど、買わなかったから。ちゃんと楽器を買った人が勝つんだよね」
細野「アフリカのハープの一種でコラって楽器が贈られてきて、飾って拝んでた。怖い楽器だったわけw」
細野「楽器は作るのが一番楽しいよ。ボクはペットボトルが捨てられないんだ。音がいいじゃん」
源「家で録音してると、これ、いい音がするって発見が結構ありますよね」
細野「木の床を踏み鳴らすフットステップみたいな音も、録ると何か違うんだよ」
<日常の中のエキゾ>
細野「音楽は自分にとっては世の中なんかよりもずっと近いからね。むしろ世の中、現実のほうがエキゾチック」
<インストバンドの受難>
細野「YMOだって、最初のアルバムはほぼインスト。“インストバンドは売れない”てジンクスを破ったって寺内タケシに褒められた」
源「でも、次はフォー・フレッシュメンみたいなコーラスバンドやろうかなって。聴いたことないんですけど。
想像だけでものを作ると面白いですよね」
伊藤大地×深田有一(ヴィンテージドラムの収集家としても有名。ひたすら分からない単語がズラリw
大地「ウッドベースの歴史もドラムよりすごい。大体一点物っぽいじゃないですか」
深田「(ドラムと値段が)ゼロが1個違うから」
深田「昔の楽器は小さい会社で作ってるっぽい感じがいい。アバウトな情熱で作ってる感じ。
普通の企業だったら、これは絶対に製品化されないだろうっていう」
大地「ボクは詳しくないですけど、トリクソンとか?」
深田「楕円形のバスドラねw あれね、全然鳴らねえんだよw」
大地「オレは佐野康夫が好きだったから、サケロックに誘われた時、最初モンドグロッソっぽいのをやりたくてw
そしたら源くんがエキゾ好きとか言ってて、エキゾって何だ?と思ってw
“土っぽく叩いて”て言われて戸惑って」
(私はその土っぽさが大好きなんだけど、大地くんは最初からそうだったわけじゃなかったのか/驚
田中馨×小宮俊海(真言宗の副住職さん。馨くんの結婚式が縁。お父さんはお坊さんでフリージャズもやってる/驚
馨「真言宗って密教?」
俊「密教。だから、チベットとか、歴史的に分かれてるけど、関係がない訳じゃない」
俊「しきたりだらけで本当堅苦しいけど、法事とか何のためにやってるのかなって、
やっぱ、今生きてる人のためだからね。家庭円満ないい制度じゃないかな、みたいな」
浜野謙太×堂前雅史(和光大学人間関係部在籍時の教授
堂「ゼミの1年生の最初に自己紹介する時JBのCDを持ってきて、いかにJBがセクシーかって腰振ったりして面白かった。
自己紹介はプレゼンテーションの練習だから、論理的じゃなくてもいい。“ボクはこんな人間だ”って表現できればいいわけだから」
ハ「江戸時代のトイレのことを2年生の時に調べて、すっごい面白かったんですよ。アラン・コルバン『においの歴史』とか」
堂「いかに昔の貴族は汚かったかってのが書いてあるんだよね」
ハ「それまで結構プロレタリアートっていうか、町の民衆が汚いものと共存してたんだけど、『公衆衛生学』でどんどん迫害されて、
それを嫌がっている民衆がいるって記述があって。『水洗便所至上主義』みたいなのが西洋からきて、
日本の肥溜め式も全部排除され始めて」
堂「妖怪が出そうな部分をなくしていくってのが近代なのかなぁ?」(水木サン!
ハ「そうなんです。闇をなくしていこうって。だからトイレが排泄するだけの場所になっちゃって」
ハ「昔は“クソ”って言葉が貴族の名前の中にも入ってたりするんですよね」
堂「子どもが丈夫に育つようにだよね。“屎麻呂”とか」
ハ「堂前先生の論文の『クローン技術を批判する識者達への批判』もホントに痛快で。
生物学上“退化”ってのはおかしいっていう」
堂「どれが高等で、どれが下等かなんて、生物に序列つけるなって話だよね。
優れてる方向に進むのが進化で、優れてない方向に進むのが退化だって思いがちだけど、
実際、今生き残っているのは、ある環境に適応してるから生き延びてるんであって、
たとえば、ペンギンの羽根が小さくなったのも進化」
ハ「我を忘れてすっごいバカな事ばっかりしてるんですけど、ライブでは。片や講義を聞いて感動してる自分がいて。
生物学だけじゃなくて、生命倫理学っていう、科学の、社会学の中の一因的な学問だから、かもしれない・・・」
堂「言ってる意味が全然分かんないw」
ハ「あれっ・・・w」
昔の私と今の私とホニャララな私/松永良平
(結成当時からお世話になっているライターさんによるメンバの昔話
2003年星野源が、ぼくの働いているハイファイ・レコード・ストアに現れた。
できたばかりの『YUTA』を出して“これを聴いて、よかったら置いてください”て。
その場で聴いて即決した。これは他とは違う聴いたことがない音楽だと直感した。
ハマケンは、超の字が付くほど真面目で小さな若者だった。
野村卓史の脱退後、方向性を見失い、不完全年燃焼のライヴを連発し、助っ人ミュージシャンにも愛想を尽かされた高円寺のペンギンハウス。
だが、対バンのヴォーカルの女の子が「サケロック、フジロックに行けるよ!」と大きな声を出したくらい、この日のライヴはワン・オブ・ベスト。
初めてのインタビューでは、見に来ていた松尾スズキ氏に直撃で取材した(!
「彼らはもっと大きくなると思いますよ」とか、そんなような予言。
千駄ヶ谷のライヴでは、ハワイの日系おばさんに扮した宮崎吐夢さんと共演。
♪MATAKITENE のお披露目だった(爆
麻布でYMOの♪シムーン を歌っていたタイロン橋本さんがサケロックを強引にブルースセッションに引きずり込んだ。
高田漣と共演するようになり、のちにサケロックオールスターズの一員となる。
「何かをやるために他のことを諦めなくちゃいけない、とかじゃなくて、
いろいろやって、それがサケロックになればいい」と、ことあるごとに星野は言っていた。
楽しいだけじゃ言い足りない。切ないだけじゃ居心地悪い。
怒ってみても憎めない。笑ってばかりでかたじけない。
うまく言えたことがないなら「ホニャララ」でいいじゃんってことか。
それはぼかしや誤魔化しなんかじゃなくて、むしろハッキリした「ホニャララ」。
それって喜怒哀楽という名のループに乗っかって毎日をおもしろおかしく生きるためのおまじないなのかもよ。
マンガ サケロック/小田扉
(動物が出てくる時点でもうかなりのツボです/爆
ホニャララ みんなの曲解説
源「曲というのは、たまに“楽器からもらえる”時があります。♪会社員 はまさにそれ。
ハ「♪餞 今回一番の難曲だった。ナスカの地上絵を完成させた気分」
源「♪やおや うちは昔、八百屋でした。今はジャズ喫茶です。そんな曲です」
源「♪におい オリジナルアルバムでも作曲できるようになった浜野さん。
浜野さんの作る曲は全てがラブソングだそうです。うーん。気持ち悪いねえ」
源「♪エブリデイ・モーニン このCDは“毎日の生活”だったりします。毎日は大事ですね。
大事なものほど、名前が付いてなかったりする」
大地「最後に録音。ホームグラウンドとも言えるGOKサウンドにて、力の抜けたファーストテイク」
名曲、制作スタッフクレジット
梅佳代とサケロック 最後にもう少し写真あり。