Quantcast
Channel: メランコリア
Viewing all articles
Browse latest Browse all 8633

大河ドラマ『花燃ゆ』 第5回「志の果て」

$
0
0
大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、伊勢谷友介、高良健吾、東出昌大、原田泰造、優香、瀬戸康史、
劇団ひとり、佐藤隆太、要潤、かたせ梨乃、内藤剛志、檀ふみ、奥田瑛二、長塚京三、北大路欣也 ほか


第5回「志の果て」あらすじ(ネタバレあり
寅次郎は牢においても精力的に書物を読み漁った。その数100冊以上と言われる。
当時は、囚人の食事代は家族が払い、面会は叶わず、そのため文に読みたい本のリストを渡し、全員が協力して書物を集めて渡した。



どこからか「ここはただの牢獄じゃない。生きては出られない。ここで見るものといえば眠りの中の夢だけ」という声が聞こえるが、
寅「ここで終わるわけにはいかん」

一方、隣りの牢に入れられた弟子の金子重輔は重い病にかかり、母ツルは毎日のように面会を申し出て泣きついているのを文は見てしまう。
2人は仲良くなるが、自分が寅次郎の妹とはどうしても言い出せない文。
ツルの家は染物屋。金子も必死に働いていたが、「もっと学問をして武士になりたい」といって家を出たのだという。

 
なんだ、時々は運動のために外に出してもらえるのね

「ここには47年間もいる者から、11人が投獄されておる」
「皆さんも一緒に学びませんか?」と声をかける寅次郎。


“明倫館の秀才”と言われた富永有隣(とみながゆうりん)もその中にいたが、すでに世捨て人と化していた。


伊之助は、同じく明倫館で学んだ桂小五郎にも助けを求める。



重輔の病が重くなり、看病をゆるされるツル。「怖いので一緒に入ってほしい」と文に頼む。
うなされながも「わしは逃げん。先生がゆった。わしらは逃げも隠れもせん。私も金子も長州の武士にござる、と」

異人の洋服からもぎとったボタンを2人の絆の証しとしてとっておけと言われ、固く握り締めていた。
「また先生と一緒に船に乗る。今度こそは海の向こうへ渡りたい」


牢では、有隣と寅次郎が問答をしていた。

有隣「ならば教えよう。わしの核の真髄を! 生きて、腐って、呪え!
   お前はこの国を救いたいと言うが、友1人救えぬ。お前の学問とは所詮、紙の上のもの」

寅「違う、人の本質は善じゃ!」

 

江戸で伊之助は西郷はんにも会う! 異国を知りたいという志に感じ入ったとう。
そんな若い武士が増えつつあった。
そんな噂は井伊直弼の耳にも入った。

江戸から薬が届いたが、重輔に渡すかどうか迷う文に、
母「あの方の話を聞いてあげられるのは、寅次郎の妹のお前しかいない。聞いてあげんさい」

しかし、すでに重輔は亡くなってしまった。絶望して見送るツルに

文「ボタンを私にお預けいただきたい。兄に託したく存知ます! 金子様の遺志を伝えます!」と妹であることを明かして土下座する。
ツル「あれは捨てました。重輔は染物屋の息子にございます」

特別に中に入れてもらった文は兄に重輔の死を告げて問い詰める。

文「なぜ海へ渡ろうとしたのですか? 私たち家族は白い目で見られています」
寅「(海を渡った)あの夜、光を見た。あすこに新しい日本の光があると」
文「金子様は兄が殺した。己の欲に巻き込んだのです! 大義があるというなら、たとえ一生牢にいても見せてつかあさい!」

 

その後、家でボタンを見つける文。


牢では、久子という女囚が寅次郎に挨拶に来る。


 

 




Viewing all articles
Browse latest Browse all 8633

Trending Articles