最近読んだ『怖れを手放す』に載ってた入門ワークショップに行ってみた。
当然、他人のプライベートな話は守秘義務があるから書かないけど、
ワークがどんな感じだったか、自分の感想メモとして書いておこうと思う。
進行の順序やらは本に書いてあった通り。
『怖れを手放す』(星和書店) (その1)
『怖れを手放す』(星和書店) (その2)
『愛とは、怖れを手ばなすこと』(サンマーク文庫)
普段、用事のない麻布十番。
「駅から8分」とはいえ、こういう表記って短く書いてあることが多いから、
時間が余ったらランチの場所を探したりして時間を潰せばいっかと思っていたら、
けっこう早く着いてしまった←すでに完璧主義を発揮
コーヒーショップでちょっと腹ごしらえをして、会場となるビルに行ったら、
けっこう狭くて、急な階段を上がったところの3階。
【午前の部】
部屋の中は、ちょっとした植木が置いてあるベランダがあったり、窓が多くて、
円形に並べられたイスがあり、奥はいろいろな飲み物が自由に飲める
スタッフさん(ファシリテーター)は2人。
1人はお茶の番をしてるけど、やっぱり何か学んだり、様子を見たりしてるのかなあ?
もう1人は、円の中に加わって、10時~16時まで、説明をして、進行係を務める。
今回集まったのは全員女性。意外と珍しいことだという。首からニックネームの札をさげて座る。
午前中は、『怖れを手放す』の本に書いてある原則を読んだりして、質問もできるし、より理解を深める時間。
午後からは、早速、AHの本題である「話を聴く」レッスン。
途中、11時20分くらいで1回休憩(10分ほど)が入って、ランチは12時30分から1時間。
その間、守秘義務を守り+評価やアドバイスをしないっていう原則にのっとって、話した内容に触れないって約束事を守るんだけど、
なんだか裁判員制度みたいで、何を喋っていいのか、喋っちゃいけないのか分からなくて、皆苦笑
あらかじめ目をつけてた和食屋さんの話をしたら、皆そこにしようってことになって、みんなでランチになった。
こうして、女性グループで食事するのってどれだけぶり???
いろんな和洋惣菜を選べて、混ぜご飯、鶏のスープがついたランチセットは美味しかったv
【午後の部】
話したくなった人から、1人5分ずつ自由に話していく。
自分で話す時は泣いてしまい、5分て長いのでは?と思っていたのに、実際は「え、もう?!」てほど短く感じた/驚
話した後に1枚カードを引いて、そこに書かれているAHの言葉を読んで思ったことを言う。
私は「世界をバラバラなものとして見ない~」だっけ?
みんな1つだと普段は思っているのに意外だった。逆説的ななにか???
みんな1回ずつ話して1周終わり。
今回は、キャンセルされた方が3人いて、いつも10人でやるから、2回話す人が3人必要とのこと。
「2回目のほうが正直に話せたという方が多いので、ぜひ」と言うので、2回話してみた。
今度引いたカードは「怖れるものは何もない」だったっけ? じゃあ、まだ怖れを抱いて生活してるってことか?
みんなリンク度が高かったようだけど、私はピンと来なかったなあ。
理解度が低いのか?と思ったが、それも自分への評価だとすると・・・考えるほど頭が混乱してくる
でも、今日は「聴く」ほうがメインの練習。
相手の話を聴きながら、アドバイスもせず、評価もコメントもしない。
頭の中で「こうすればいいのに」「自分と同じだ」とかも考えずに人の話を聴くって難しい。
「アドバイス」っていうのは傷つくこともある。
本にもある通り「こうすればいい」は、「現状否定」が前提のため。
悩んですでに十分傷ついているのに、相談したらさらに否定された感じがして余計悲しくなる
それは自分でも経験があるから分かる。
だけど、私は正直、他の人の悩み事を聴くのが辛くて、苦しくなって、発作が出るかと思った
いろんな立場の人が集まって、共通の部分もあるからつい共感したり同情してしまうのは人の自然な感情。
でも、「この人は大丈夫っていう“そこはかとない安心感で聴く”」っていうのが出来ない。
どれも映画みたいに映像が浮かんできて、たて続けに悲しい映画を観ている感じで、
手に汗をかいて、何度かクスリを飲もうか、いったん退室しようかと思いながら、なんとか最後まで聴いた。
AHは、実践するのはかなり難しいなあ。いや、これが今の自分のプロセスってことなのか。
「まあ、今日は60%の実感を目指して、くれぐれも完璧主義にならないでください」とは言われたものの、
「こんなんでいいんだろうか?」て自分にも何度も評価を下していることにも気づいたし、
周囲や自分の中のたくさんの「怖れ」にも気づいた。
自分の中の「怖れ」に気づくこと自体が、もう十分に怖いじゃないか?!
それを「自分は内外の刺激によって傷つかない」と思い込もうとしても、
思いっきり話に引きずられている自分がいる。これが私の課題なのかなあ・・・
でも、皆それぞれ得たものがあったようで、穏やかな雰囲気のままワークは終了
なんと、この日はジェリーさん(AH創設者。今年で90歳)のお誕生日ということで、
みんなで写真を撮って、送ろうってことになって、お祝いした。Happy Birthday!!!
そのまま残っている人もいたり、早く帰る人もいて、私も外に出たら、
いつもなら重い話をした後は、ぐったり疲れるのに、体感的な疲れはない感じ。
でも、最近、人と話すこと自体少ないから、疲れてるだろうと思って、
家に帰ってゆっくり半身浴をして、早めに寝た
AHの目指す「ぽかぽかした温かい気持ち」になれたかどうかも、まだよく分からない。
これから、何度も実践して、時間が経てば、それなりに実感するものなのかなぁ?
当然、他人のプライベートな話は守秘義務があるから書かないけど、
ワークがどんな感じだったか、自分の感想メモとして書いておこうと思う。
進行の順序やらは本に書いてあった通り。
『怖れを手放す』(星和書店) (その1)
『怖れを手放す』(星和書店) (その2)
『愛とは、怖れを手ばなすこと』(サンマーク文庫)
普段、用事のない麻布十番。
「駅から8分」とはいえ、こういう表記って短く書いてあることが多いから、
時間が余ったらランチの場所を探したりして時間を潰せばいっかと思っていたら、
けっこう早く着いてしまった←すでに完璧主義を発揮
コーヒーショップでちょっと腹ごしらえをして、会場となるビルに行ったら、
けっこう狭くて、急な階段を上がったところの3階。
【午前の部】
部屋の中は、ちょっとした植木が置いてあるベランダがあったり、窓が多くて、
円形に並べられたイスがあり、奥はいろいろな飲み物が自由に飲める
スタッフさん(ファシリテーター)は2人。
1人はお茶の番をしてるけど、やっぱり何か学んだり、様子を見たりしてるのかなあ?
もう1人は、円の中に加わって、10時~16時まで、説明をして、進行係を務める。
今回集まったのは全員女性。意外と珍しいことだという。首からニックネームの札をさげて座る。
午前中は、『怖れを手放す』の本に書いてある原則を読んだりして、質問もできるし、より理解を深める時間。
午後からは、早速、AHの本題である「話を聴く」レッスン。
途中、11時20分くらいで1回休憩(10分ほど)が入って、ランチは12時30分から1時間。
その間、守秘義務を守り+評価やアドバイスをしないっていう原則にのっとって、話した内容に触れないって約束事を守るんだけど、
なんだか裁判員制度みたいで、何を喋っていいのか、喋っちゃいけないのか分からなくて、皆苦笑
あらかじめ目をつけてた和食屋さんの話をしたら、皆そこにしようってことになって、みんなでランチになった。
こうして、女性グループで食事するのってどれだけぶり???
いろんな和洋惣菜を選べて、混ぜご飯、鶏のスープがついたランチセットは美味しかったv
【午後の部】
話したくなった人から、1人5分ずつ自由に話していく。
自分で話す時は泣いてしまい、5分て長いのでは?と思っていたのに、実際は「え、もう?!」てほど短く感じた/驚
話した後に1枚カードを引いて、そこに書かれているAHの言葉を読んで思ったことを言う。
私は「世界をバラバラなものとして見ない~」だっけ?
みんな1つだと普段は思っているのに意外だった。逆説的ななにか???
みんな1回ずつ話して1周終わり。
今回は、キャンセルされた方が3人いて、いつも10人でやるから、2回話す人が3人必要とのこと。
「2回目のほうが正直に話せたという方が多いので、ぜひ」と言うので、2回話してみた。
今度引いたカードは「怖れるものは何もない」だったっけ? じゃあ、まだ怖れを抱いて生活してるってことか?
みんなリンク度が高かったようだけど、私はピンと来なかったなあ。
理解度が低いのか?と思ったが、それも自分への評価だとすると・・・考えるほど頭が混乱してくる
でも、今日は「聴く」ほうがメインの練習。
相手の話を聴きながら、アドバイスもせず、評価もコメントもしない。
頭の中で「こうすればいいのに」「自分と同じだ」とかも考えずに人の話を聴くって難しい。
「アドバイス」っていうのは傷つくこともある。
本にもある通り「こうすればいい」は、「現状否定」が前提のため。
悩んですでに十分傷ついているのに、相談したらさらに否定された感じがして余計悲しくなる
それは自分でも経験があるから分かる。
だけど、私は正直、他の人の悩み事を聴くのが辛くて、苦しくなって、発作が出るかと思った
いろんな立場の人が集まって、共通の部分もあるからつい共感したり同情してしまうのは人の自然な感情。
でも、「この人は大丈夫っていう“そこはかとない安心感で聴く”」っていうのが出来ない。
どれも映画みたいに映像が浮かんできて、たて続けに悲しい映画を観ている感じで、
手に汗をかいて、何度かクスリを飲もうか、いったん退室しようかと思いながら、なんとか最後まで聴いた。
AHは、実践するのはかなり難しいなあ。いや、これが今の自分のプロセスってことなのか。
「まあ、今日は60%の実感を目指して、くれぐれも完璧主義にならないでください」とは言われたものの、
「こんなんでいいんだろうか?」て自分にも何度も評価を下していることにも気づいたし、
周囲や自分の中のたくさんの「怖れ」にも気づいた。
自分の中の「怖れ」に気づくこと自体が、もう十分に怖いじゃないか?!
それを「自分は内外の刺激によって傷つかない」と思い込もうとしても、
思いっきり話に引きずられている自分がいる。これが私の課題なのかなあ・・・
でも、皆それぞれ得たものがあったようで、穏やかな雰囲気のままワークは終了
なんと、この日はジェリーさん(AH創設者。今年で90歳)のお誕生日ということで、
みんなで写真を撮って、送ろうってことになって、お祝いした。Happy Birthday!!!
そのまま残っている人もいたり、早く帰る人もいて、私も外に出たら、
いつもなら重い話をした後は、ぐったり疲れるのに、体感的な疲れはない感じ。
でも、最近、人と話すこと自体少ないから、疲れてるだろうと思って、
家に帰ってゆっくり半身浴をして、早めに寝た
AHの目指す「ぽかぽかした温かい気持ち」になれたかどうかも、まだよく分からない。
これから、何度も実践して、時間が経てば、それなりに実感するものなのかなぁ?