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Channel: メランコリア
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図書館で借りたCDシリーズ~泰安洋行/細野晴臣ほか

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泰安洋行/細野晴臣
ついに細野さんの世界に突入。
参加ミュージシャンの顔ぶれもハンパない。大滝詠一さん、矢野顕子さん、山下達郎さん、大貫妙子さん、小坂忠さんなどなど。
♪Pom Pom 蒸気 はこないだ聴いたサケロックカバーver.と比べるとかなり近い/驚


日本の人/HIS
  

まず、この面子の集まり方がスゴイ。それに、なぜ学生服でスケート? なぜだか甘酸っぱいw
タイトル曲は、源くんがカバーしてて、原曲への想い入れが伝わってくる。

  

細野晴臣トリビュート(サケロックオールスターズ+寺尾沙穂)-「日本の人」
人と仲良くできない人
自分だけが特別な人
人となじめず苦しむ人
ストレスに悩まされる人

目を開けてごらん
顔をあげてごらん
春が来ているよ

また今日も思い悩む人
自分だけが淋しい季節

 


Strange Days/The Doors
カセットテープの時は、ドアーズがB面、A面はT-REXだった。
ドアーズのアルバムは、ラストの曲がいつも強烈。♪When the Music's Over もかなりドラッギー。

♪People Are Strange も好きな1曲。
お前が普通でない時は
(彼らの)顔が雨の中から現れる

お前が普通でない時は
誰もお前の名前を覚えていない


●LOUIS ARMSTRONG GOLDEN GREATS 16/Louis Armstrong


これもずーーーーーっとテープで聴いてた。大体、ベストものから知るパターン。
いろんなゲストを呼んだライヴ録音もあり、歌詞をアレンジして女性シンガーにちゃちを入れたりして、
爆笑する観客の声もあって、意味は全部分からなくても、何度聴いても笑顔になっちゃう大好きな1枚。

1.WHEN THE SAINTS GO MARCHING IN
2.I USED TO LOVE YOU
3.LA VIE EN ROSE
4.LOVER
5.I LOVE THE GUY
6.THAT'S MY DESIRE
7.ROYAL GARDEN BLUES
8.AIN'T MISBEHAVIN'
9.HEEBIE JEEBIES
10.MAME
11.ROCKIN' CHAIR
12.WHERE DID YOU STAY LAST NIGHT?
13.BABY, IT'S COLD OUTSIDE
14.C JAM BLUES
15.STOMPING AT THE SAVOY(サヴォイは、NYのハーレムにあった有名なボールルーム:舞踏場~ライナー参照
16.JEEPERS CREEPERS


World Gone Wrong/Bob Dylan


ディランもまだテープが数本残っている。後半になるにつれ、あまり聴きこまなくなっってしまった。
ライナーにある通り「今作はアーティストの強い意向により、歌詞・対訳を掲載しておりません」ということで、
日本人にとっては、メロディと、部分的な意味しか分からないのが残念だけど、
「久しぶりにディラン自身が書いたライナーが添付されて」いるのが貴重。

【ライナー抜粋メモ~1993.10.6 菅野ヘッケル】
ディランの最近の作品は、世界の終末観と関わるものが多い。
かつてブルースシンガーたちは嘆きを歌った。歌によって嘆きが多くの人々に伝わっていった。
歌がパワーを持っていたのかもしれない。しかし、最近は歌のパワーが薄れているようだ。ディランはそのことを嘆いている。

破滅に向かう世界と、歌のパワーが薄れていることと、人々に歌い継がれていく歌が消え去りつつあることを嘆いている。
だからこそディランは、1988年以来、1年間に約100回にも及ぶコンサートを毎年続け、
多くの人たちに直接歌いかけているのだろう。

インタヴュアーが、年間100回ものコンサート・ツアーを続けている理由は何か、
ツアーを止めようと思ったことはないか、と質問したのに対して、ディランはこう答えている。

「どうしてツアーを続けるのかと質問されることが多いが、どうしてそんなことを質問するのか、僕には分からない。
 井戸掘りを仕事としている人に、どうして井戸を掘るのかと質問するのと同じで、
 歌い続けることが僕の生活だ。ツアーを止めようなどと考えたことは一度もない」



【ライナー抜粋メモ~B.ディラン 翻訳:菅野ヘッケル】
♪壊れた機関車
ブラインド・ウィリー・マクテルの傑作。
ビジネスや、政治に関わる愚か者たちが、線路上でぶつかり合っていることを歌っている。

♪奇妙な世界に
ミシシッピ・シークスの歌。これは文化政策に反対している。
「奇妙なことが、かつてなかったほどに起きている」

♪ジャッカ・ロウ
トム・ペイリーが歌っていたバラッド。
自分のやっていることは、本当に自分が得意とすることなのだろうか? 自分の人格を水に沈めろ。

♪二人の兵士
非常によくできた戦いの歌。財力に左右される戦争(利息のために金を貸すなんてムカムカしてゾッとする)が歌われている。
愛は担保ではない。弱い者(不完全な状態にある人間)いじめを歌っている。
時計を逆回りさせることが前進だと習うこと。時間単位で考えるのをやめること。

♪孤独な巡礼
人がある時点で自分を誤魔化すという馬鹿げたことをどうやって捨てられるのか、というところにボクは興味を惹かれた。

確かに「ネヴァー・エンディング・ツアー」は存在したが、ギタリストのG.E.スミスが抜けた1991年に終わっている。
それ以降も多くのツアーをやっている。
「金は尽きないツアー」「南部支持者ツアー」「哀れみのひと叫びツアー」「行動主義ツアー」「意識の噴出ツアー」
「約束を破るなツアー」など、多すぎて掲げられない。それぞれが独特の性格をもった企画のツアーだ。


今年で73歳か。永遠に生きて現役で歌い続けて欲しい。


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