■大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、伊勢谷友介、大沢たかお、原田泰造、優香、長塚京三、檀ふみ、内藤剛志、北大路欣也、
高良健吾、東出昌大、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤 ほか
●第10回「躍動!松下村塾」あらすじ(ネタバレあり
「立身出世して、もっといい暮らしがしたい」と塾に入った伊藤利助。
吉田稔麿(なんだか俳優とウィキの絵とのギャップが凄いが・・・)は、江戸で学びたいと焦る。
文は、「松下村塾から江戸に出て活躍する者が出れば、兄の藩に対する忠義の証となるのでは?」と叔父・玉木に言い含める。
その動きを見て「思い知らせねば」と言う椋梨藤太に、伊之助は「私にお任せ下さい」と頼む。
高杉は、稔麿の前祝いに皆を遊郭に連れてゆく。そこで周布政之助と長井雅楽に出会う。
稔麿が江戸に行きたいことを知ると「椋梨が許すまい」と笑う。
納得しない稔麿に、寅次郎は聞く。
寅「なぜ、そこまで江戸に行きたい?」
稔麿「新しい学問を知りたい」
寅「なぜ学ぶ? 今ここで見つけられん者が江戸に行ってもムダです!」
それを聞いて「志か・・・」と考え込む高杉は、伊之助を訪ねると、久坂も来ていた。
「なぜ有能な芽を摘むのですか?」
伊「江戸には君らなど怖れる者などおらん」
「塾は潰させませんよ!」
伊「君たちは、口でゆっても、何かを成した話を聞いたことがない。何かやれるなら、やればいい」
藩主・毛利敬親が明倫館を視察する際、伊之助が案内役を命じられる。
伊之助は、明倫館の生徒に檄を飛ばす。
「今の身分に安住して、おぬしらはたるんでいる! いずれ私塾に負けるぞ!」
「それは松下村塾のことですか?」と生徒もざわつく。
稔麿を港で見かけたという伊藤。
文が行くと、荷揚げを手伝いながら江戸の暮らしぶりを詳しく聞いているという。
江戸は家がたてこんでいるから火事が多く、火消しが大活躍している話など、とても面白いという文。
文「議論だけでは見えん景色が稔麿さんには見えるんですね」
寅次郎が「僕はフグは食べません」と言ったことをずっと考えていたという伊藤。
伊藤「フグの話でなく、人がまことに怖れることは何かということですか?
死ぬこと、苦しむこと、臆病者と笑われること」
寅「僕は死など恐れていません」
文と稔麿が話しているところに、明倫館の生徒が文句をつけて、助っ人に入った高杉らとケンカになる
玉木は激怒し、伊之助からは稔麿の江戸行きはないとの手紙が届く。
稔麿「江戸に行きたい! これまで全てほどほどだった。
江戸へ行けばなんとかなるのでは、という考えは先生の言う通り浅はかだった。
でも、今は知りたい。江戸の暮らし、この国に何を望み、異国の文明をどう怖れているのか。
書物の上の学問じゃない、生きた人の暮らしを、皆にお知らせし、助けとなりたい!
オレはこの塾の門徒として江戸に行きたいんじゃ!」
皆が一丸となって寅次郎に頭を下げると、
寅「稔麿の志、しかと受け止めた。身分の上下、下らん建前、この志の前では一文の価値もない!
古い考えに縛られてはならん! 思うように抗え! 諸君、狂いたまえ」
(岡本太郎さんみたい
皆はその勢いで椋梨に直談判するも、一喝される。
そこに視察に来ていた毛利敬親が通りかかり、すかさず伊之助は、この者らは寅次郎の弟子だと紹介する。
伊之助「殿も寅次郎から兵学を学ばれましたな」
「江戸の端にでもおいてください!」
敬親「端におっては意味はなかろう」
稔麿「存分に学びとうございます!」
敬親「そうせい」
伊之助の態度が不服の椋梨。
伊之助「彼らは押さえつければ、跳ね返そうとします。話を聞いて、時に恩を売れば、いざという時に使えるかと。
明倫館も私に任せて欲しい。山県さまではムリです」
寅「僕がこの世の中で一番怖れとるものがなにか分かるか?
何事もなさんことじゃ。そして、なそうとせんことじゃ」
伊藤「そのためには目先の誘惑、つまらん毒に足元をすくわれたくはない、だからフグは食わない!」
寅「君がフグを食べたい、もっといい暮らしがしたいと思っても、
それはもっと大きな事を成すための手段にすぎん。伊藤くん、偉うなりんさい」
江戸に発つ稔麿を見送る文。
文「家を出られん兄のために、江戸の事を詳しく書いて送ってほしい」
稔麿はちょっと文のことが好きだった???
杉家の三畳間では手狭になり、裏に納屋を作って改造する。
遠くの村からも噂を聞いてやって来る者も多くなった。
その1人が前原一誠。
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、伊勢谷友介、大沢たかお、原田泰造、優香、長塚京三、檀ふみ、内藤剛志、北大路欣也、
高良健吾、東出昌大、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤 ほか
●第10回「躍動!松下村塾」あらすじ(ネタバレあり
「立身出世して、もっといい暮らしがしたい」と塾に入った伊藤利助。
吉田稔麿(なんだか俳優とウィキの絵とのギャップが凄いが・・・)は、江戸で学びたいと焦る。
文は、「松下村塾から江戸に出て活躍する者が出れば、兄の藩に対する忠義の証となるのでは?」と叔父・玉木に言い含める。
その動きを見て「思い知らせねば」と言う椋梨藤太に、伊之助は「私にお任せ下さい」と頼む。
高杉は、稔麿の前祝いに皆を遊郭に連れてゆく。そこで周布政之助と長井雅楽に出会う。
稔麿が江戸に行きたいことを知ると「椋梨が許すまい」と笑う。
納得しない稔麿に、寅次郎は聞く。
寅「なぜ、そこまで江戸に行きたい?」
稔麿「新しい学問を知りたい」
寅「なぜ学ぶ? 今ここで見つけられん者が江戸に行ってもムダです!」
それを聞いて「志か・・・」と考え込む高杉は、伊之助を訪ねると、久坂も来ていた。
「なぜ有能な芽を摘むのですか?」
伊「江戸には君らなど怖れる者などおらん」
「塾は潰させませんよ!」
伊「君たちは、口でゆっても、何かを成した話を聞いたことがない。何かやれるなら、やればいい」
藩主・毛利敬親が明倫館を視察する際、伊之助が案内役を命じられる。
伊之助は、明倫館の生徒に檄を飛ばす。
「今の身分に安住して、おぬしらはたるんでいる! いずれ私塾に負けるぞ!」
「それは松下村塾のことですか?」と生徒もざわつく。
稔麿を港で見かけたという伊藤。
文が行くと、荷揚げを手伝いながら江戸の暮らしぶりを詳しく聞いているという。
江戸は家がたてこんでいるから火事が多く、火消しが大活躍している話など、とても面白いという文。
文「議論だけでは見えん景色が稔麿さんには見えるんですね」
寅次郎が「僕はフグは食べません」と言ったことをずっと考えていたという伊藤。
伊藤「フグの話でなく、人がまことに怖れることは何かということですか?
死ぬこと、苦しむこと、臆病者と笑われること」
寅「僕は死など恐れていません」
文と稔麿が話しているところに、明倫館の生徒が文句をつけて、助っ人に入った高杉らとケンカになる
玉木は激怒し、伊之助からは稔麿の江戸行きはないとの手紙が届く。
稔麿「江戸に行きたい! これまで全てほどほどだった。
江戸へ行けばなんとかなるのでは、という考えは先生の言う通り浅はかだった。
でも、今は知りたい。江戸の暮らし、この国に何を望み、異国の文明をどう怖れているのか。
書物の上の学問じゃない、生きた人の暮らしを、皆にお知らせし、助けとなりたい!
オレはこの塾の門徒として江戸に行きたいんじゃ!」
皆が一丸となって寅次郎に頭を下げると、
寅「稔麿の志、しかと受け止めた。身分の上下、下らん建前、この志の前では一文の価値もない!
古い考えに縛られてはならん! 思うように抗え! 諸君、狂いたまえ」
(岡本太郎さんみたい
皆はその勢いで椋梨に直談判するも、一喝される。
そこに視察に来ていた毛利敬親が通りかかり、すかさず伊之助は、この者らは寅次郎の弟子だと紹介する。
伊之助「殿も寅次郎から兵学を学ばれましたな」
「江戸の端にでもおいてください!」
敬親「端におっては意味はなかろう」
稔麿「存分に学びとうございます!」
敬親「そうせい」
伊之助の態度が不服の椋梨。
伊之助「彼らは押さえつければ、跳ね返そうとします。話を聞いて、時に恩を売れば、いざという時に使えるかと。
明倫館も私に任せて欲しい。山県さまではムリです」
寅「僕がこの世の中で一番怖れとるものがなにか分かるか?
何事もなさんことじゃ。そして、なそうとせんことじゃ」
伊藤「そのためには目先の誘惑、つまらん毒に足元をすくわれたくはない、だからフグは食わない!」
寅「君がフグを食べたい、もっといい暮らしがしたいと思っても、
それはもっと大きな事を成すための手段にすぎん。伊藤くん、偉うなりんさい」
江戸に発つ稔麿を見送る文。
文「家を出られん兄のために、江戸の事を詳しく書いて送ってほしい」
稔麿はちょっと文のことが好きだった???
杉家の三畳間では手狭になり、裏に納屋を作って改造する。
遠くの村からも噂を聞いてやって来る者も多くなった。
その1人が前原一誠。