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ドラマ『サキ』(6~最終話)

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ドラマ『サキ』(6~最終話)(2013年1月8日~3月19日)
脚本:渡辺千穂
出演:仲間由紀恵、三浦翔平、内田有紀、庄野崎謙、黒川芽以、鎌苅健太、萩原聖人、岡田義徳、石黒英雄、高嶋政伸、富田靖子 ほか

(1~5話)はこちら

▼story(ネタバレ注意

●第6話 弱者の逆襲―追いつめられた悪女 弱者の逆襲!追い詰められた悪女
ハヤトは、サキに中川と野村の死になにか関係してるのでは?と問い詰める。
サキ「いい人に見えても、どんな人かは分からないものよ」
(本人に聞くところが甘いな。探偵にでも客観的に調べてもらえばいいのに

ナオミに「偶然が重なることってあり得ますか?」と聞くハヤト。
「2度まではあると思うけど、3度目があったら、誰かの意図があるはず」


ハヤトは、ホンダがサキの自宅にいるのを見る。

ホンダ「オレなんて役立たずだし・・・」
サキ「もう“オレなんて”なんて言っちゃダメ。あなたはデキる人よ。意見があるなら言ってみたら?」



理事長の夫婦はワケありだと噂するスタッフ。
理事長はバツイチで、その原因は今の妻・メグミの略奪愛だという。
メグミの弟は病院内で働く医師・ケンタロウ。「姉ちゃんは、前は気が強かったのに、結婚して丸くなった」

社食でサキは理事長に近づく。食事制限の話から
理事長「ヒトは禁断のものに惹かれてしまうんですよね」
サキ「最近、人間関係に悩んでいて・・・」
理事長「他の課に移りますか?」
サキ「権力とかを使っても何の解決にもなりません」とキッパリ言われてショックの理事長。

ホンダは、急にヤル気を出して上司に褒められたことで同僚からリンチに遭う。

ホ「最後に君に会えてよかった。勇気出すとか性に合わないし、オレなんて生きてる意味ない」
サキ「そんな風に思っちゃダメ。だって、これからなんだから」
(この距離感でハヤトが見えていないって「あさイチ」のドラマ受けのツッコミが聞こえてきそうww

理事長はサキに謝る。
「久々に叱ってもらえたよ。肩書きが偉くなると、誰も何も言ってくれなくなって自分を見失うのかな。
 そんなのつまらない人生だよ。これからもサキさんの意見を聞きたい」
サキ「ステキですね。私、そうゆう男性好きです」(アメとムチか

ワイン店に行って、しばらく来れなかったお詫びにとお土産を渡す
「今度は、1981年の赤をお願いします」
彼はなんと理事長の息子・カズシゲっだった。土産はロールケーキ。



ホンダは、ファッション誌をチェックして、急にオシャレに変身!(泣ける・・・
ヤル気満々で仕事に励むが、同僚から
「リストラ対象にされてるの知らないのか? お前の代わりなんて、いくらでもいるんだよ!」

ホンダは同僚をスパナで殴って重体に。「オレの代わりがいるわけねえだろ

サキを疑って悪かったというハヤトを飲ませて、今度はモーテルに連れて行き、一緒のベッドで眠ってしまったことにする。

サキ「誘ったのはハヤトよ。酔っ払って覚えてないのね。
   きょうだいって言っても、私たち、ずっと離れていたんだし、そうなっても仕方ないかなって・・・
   ・・・ウソ、冗談よ。本気にしたの?
笑って、また頭を撫でようとする腕をつかむハヤト。



●第7話 母へ―明かされる“悪女”の履歴書 母へ…明かされる“悪女”の履歴書
●第8話 母のための復讐―真夜中の誘惑 母のための復讐…妻が寝ている間に男を誘う女


サキ「私はハヤトを弟だって思えない時がある。ハヤトは?」

雨に濡れて帰ってきたハヤトを優しく介抱するユリカ。
ハ「ごめん、オレに時間くれないか?」

ナオミは事務女・ウラタに「私たちは事実を伝えたいと思っています」と名詞を渡す。
ホンダは指名手配となり、サキに何度も電話する。やっと出たサキは、事件のことを知らなかった体で

サキ「私たちを会わせてくれたキューピッドくんがリハビリを“誰にも頼らず、1人で頑張る”って言ってくれて嬉しかった」
ホンダ「あなたに会えてよかった。さよなら」
これまでの電話履歴をすべて削除して、逮捕される。

早速、肉を出して食べるサキ(死ななくてもありなんだ

2000年の冬。
養母「20歳を過ぎたら、血のつながりがないあのコに言うべきじゃない? 年月が経つほど本当の親子じゃないって実感がするの」
と話しているのを聞いたサキは、2万円札の入ったお守りを見つけ、自分の名前がサキと書かれたメモを見つける(これは本当だったんだ

2002年。実母を見に、毎日、家を訪ねる。

2007年。とうとう実母と会う約束をした日。目が合った瞬間、心臓麻痺?で母は救急車で運ばれて亡くなった。


サキ「歳の差恋愛ってどう思います?」
理事長「関係ないと思うよ。以前の妻は年上で・・・」

サキ「ヒゲは男性といての威厳を出そうとして頑張っていた名残りなのかなって思ってました。
   ユメの中の理事長はヒゲがなかった。イキイキしてとってもステキでした
(心理学に相当通じてるよね、すげーや!

サキが父の病院の看護師と聞いて驚く、ワイン店員のカズシゲは自宅に招いて、両親に紹介する。
ヒゲを剃った理事長は、息子の恋する相手がサキと知って言葉を失う。
仲の良い家族を見て、なにか言いたげなサキ。

ウラタはナオミ(心理学部卒業なんだ)に「真実を書いて欲しい」と取材に応じる。
「3ヶ月ほど前、女性に会ってからホンダさんは変わった」
“3度目の偶然”にショック大のハヤト。

ナオミ「相手が壊れるスイッチか。自分が壊れる人もいれば、相手を攻撃する人もいる。
    この事件、案外奥が深いかも。追ってみよう!」

理事長「サキさんのご両親は?」
サキ「私の母は殺されたんです。だからどんな願いも今となっては叶わない」

ハ「姉ちゃん。何があったんだ。野村、中川、本田、偶然じゃないんだろ?
  全部話してよ。3人とも姉ちゃんが共通点だろ? どんなことでも聞く。一緒に引き受けるから」

サキ「あなたは弟じゃない。私たちは他人よ。あなたがお姉さんを欲しがっていたから。
   楽しかったね。きょうだいごっこ。君も気持ちよかったでしょ? 恨んでないって言ってもらえて。
   そう言ってもらいたかったんだよね。
   私、血のつながりをなんの疑いもなく信じてる人たちを見ると虫唾が走るのよ」(ゆっちゃった



●第9話 セレブ妻を狂わす疑惑の真珠 セレブ妻を狂わす疑惑の真珠…4人目の復讐
「サキさんて病院での評判は? カズくんとはどうかなって思って。歳の差もあるし・・・」と夫に話すメグミ。
サキをお茶に誘って話を聞く。「サキさんは、カズシゲのことをどう思っているんですか?」

サキ「私の友だちが年下の男と結婚して離婚したんです。
   夫が若い女性と浮気して、子どももできて。元妻との間にはいなかったので。
   カズシゲさんは私より10歳も年下だし、ゆっくりやっていけたらなって。
   メグミさんは、略奪した若い女性が幸せになれると思います?
   いつか自分も同じように捨てられるんじゃないかって、ちょっとしたことでも疑ったりして」

メグミは自分のことを言われているのかと思い、慌てて弟に「病院内に私たち家族のことどこまで知られてるの?」と聞くが、
「そんなこと知るわけないよ」と軽くあしらわれる。

ナオミは、中川の元婚約者・リサにも取材する。
「突然、別人のようになって、好きな人がいるから別れてくれと言われました。
 怪我で入院したトオノ第二病院を退院してすぐに。“なにが本当の幸せか考えるようになった”って」

ナオミ「似てるよね、リサさんと、ウラタさんの話」

ハヤトは、サキの過去を調べはじめる。
サキを育てた開業医の養父から養護施設のボランティアをしていたことを聞き出す。



サキは再びカズシゲ宅を訪れる。突然、豪雨となり「泊まっていったら?」という誘いを受ける。
夜中に家族写真に見入るサキ。理事長も起きて「お酒つきあってください」「妻に勘違いされても困るから・・・

サキ「明日なんです。母の命日。1年前の2月28日、私は1人でした。理事長は何をしていましたか?
   母は5人の男に殺されたんです。みんな忘れてるでしょうけど」

サキをクルマで送るメグミ。

サキ「私、略奪した友だちは正直だなって思うんです。結婚していても相手を愛してしまうのは止めようがないし」
メ「主人と出会った時、前の奥さんがいたの。子どもがいなくて、で、カズシゲが生まれて・・・。
  今は、自分がそうされても仕方ないって怖くて、怖くて。でも信じようと思うの」

サキ「夫の気持ちが離れた後も一緒にいても幸せじゃない。
   相手にとって魅力的であり続けることでしかつなぎ留めておくことはできないと思う」


メグミは泣いてサキにお礼を言う

サキが学生時代にボランティアをしていた「清水こどもの家」のスタッフに事情を聞く。
ここにサキが捨てられていたが、その当時のことを知る人はいないという。
今は小児科の看護師をしていると伝えると、泣いて喜ぶスタッフ。
「彼女、とっても辛い思いをして育ったから。子どものために働きたいってゆってたの? よかったあ!」

 
ネグレクトか・・・

理事長は急に「カズシゲ、彼女は止めておけ」と止め、メグミは納得しない「どうしてなの!? とってもイイ人なのに!」
家族の仲は一気に壊れる。

ウラタ「美しい人なのに、爪が短くてネイルをしてなかった」
(爪でつながるとは、女の勘って神がかり!!



●第9話 セレブ妻を狂わす疑惑の真珠 セレブ妻を狂わす疑惑の真珠…4人目の復讐
ハヤトは母がいつも大事に育てていた花が「ダイアモンドリリー」で、花言葉が「また会う日を楽しみに」だと知る。

メグミはサキと社食で会い、ハーブティー用のラベンターを贈る。

サキ「ラベンターの花言葉は“疑惑”。メグミさん、白を黒にしないでくださいね。
   白がグレーになるとどんどん濃くなって黒になり、二度と白に戻ることはできない」

その夜、メグミは夫のスーツのポケットからパールのイアリングを見つける。

会社に戻ったハヤトを飲みに連れていくナオミ。
ナオミ「これまでもあった。プライベートをさらした記事でトラブったこと。
    誰かに助けを求めることで状況が変わることだってあるんだからね」

偶然会ったユウキからサキが看護師と知るメグミ。
ハヤトに問いて「知ってたんだね、どうして黙ってたの!」とビンタ。
メ「あんた騙されてるんじゃないの?」
ハ「いや、本当の姉弟だと思います。1人でなんとかしたかったんです。彼女は5人の男に母を殺されたと思っています」
メ「まだあと2人いるってこと? 3人の共通点を探して!」




「外科医と会食だ」と家を出た理事長は、風邪で休んだサキの部屋へ(あ、冷凍庫の肉見ちゃった
カズシゲも指輪を持って見舞いに行くが、理事長は「誤解されるから」と部屋に通すのを止める。
カズシゲは、マンションから父が出てくるのを見て動揺する。

家に帰ると、メグミからイアリングを見せられ、サキのものだと分かって激しく取り乱す。
白からグレーになる話をして「そう教えてもらったのサキさんに。私はあなたを信じてるわ」
理事長、すげー勢いで逃げて、サキ宅へ。

ハヤトとナオミはサキに問い詰める。
ハ「3人に復讐しなければならないのは、母の死と関係してるんですか?」
サキ「警察行ったらどうですか? 何の証拠もない。何の罪もない」
ナ「証拠がないことと、罪がないのは違う。必ず暴いてみせる」



●第10話 母を殺した最後の男 姉さんごめん…母さんを殺したのは、僕です
理事長「一体オレが何をしたってゆうんだ。5人の中にオレが入ってるのか? いつだ!?」
サキ「みんな忘れてる。でもやられたほうは忘れない。見てるわね。あなたの大事な家族が音をたてて壊れていくのを」

翌朝、理事長は「メグミ、休みをとるよ。アラスカにオーロラを観に行こう」と誘う。

カズシゲはサキを問い詰める。
カ「オレ、オヤジを見たんです」
サキ「理事長は上司だから断れなくて。それに、やっぱり男なんだなって思った。理事長にそうゆう目で見られてた。
   ヒゲがないほうがステキってゆったら翌日剃ってたし。カズシゲくんと別れてって言われたの」

激昂して帰宅したカズシゲは、いきなり父を殴る。
カ「オレ、出てくから、こんな家。昨日の夜、オヤジ、サキの家に行ってたよ」
理事長「やましい理由なんてない」
カ「まっとうな理由があるなら母さんには言えるよな」
理事長「ハメられたんだ、あの女に」

今度はすげー勢いでメグミがサキ宅へ。
メ「ウソつき」と首を絞め、包丁で襲う。「私は必ず奪い返してみせる」

サキ「イキイキしてるなあと思って。私はご主人のことなんてなんとも思っていません。
   そうゆう本当のあなたに戻ればいいのよ。あなたを幸せにできるのは誰?
   よーく考えて。自分自身の人生なんだから」

なぜか、翌朝、2人で仲良く朝食。
メ「おかしな話かもしれないけど、やっぱり私はあなたに出会えてよかった。気持ち悪くなっちゃった、あの人のこと

理事長が帰ると、家には誰もいない。メグミから離婚届が置かれていた。

カズシゲ「オレ、家を出ました。オヤジとも縁を切ります。やり直してもらえませんか?」
サキ「メグミさんがいつもあなたのこと褒めてた。でも、私に言わせると、あなたはただのバカなのよ」
指輪も返して満面の笑顔で去る


ナオミ「サキさんは現場にいたのかも」
病院の担当医に聞くと、やはりハヤトの母の死因は心不全だったが、
「先天性の心臓病だった。過去に大きな手術をしていない限り、死を早めることはありません」

理事長は、酒びたりになった後、派手に家中を壊してる(ちょっとスッキリしそう
灯油を口に含んでかけちゃって、家に火を放つ(こんなに脆いものかねえ

ハヤトはサキの留守電にメッセージを入れる。
「姉ちゃんは知ってたんだね。オレが母さんを殺したこと」

 
1989年のワインはハヤトか? 本の後ろに毒の瓶



●最終話 3月19日 悪女の最後 ついに今夜完結! 明かされる復讐の真相と、悪女の最後
ハヤトは火の海から理事長を助け出す。メグミは事件を聞いても「自分とはもう関係ない」と言う。

ナオミ「理事長は、2007年2月28日、サキさんとの接点があるはずなんです!」
カズシゲが怪我をしたことを思い出して暴れだす理事長。



母が救急車で運ばれていた時間に4人は同じ町で何かあったはず、と調べはじめる。
ナオミ「あと1人残ってる」
サキからハヤトに電話がかかる。

もう肉を焼いて、ワインに毒を1滴入れて用意してるサキ

サキ「どうしてハヤトは、母さんを殺したと思ってるの?」
ハ「オレが母さんの腎臓をもらったから。心臓への負担を隠していたんだ。
  オレは姉ちゃんの大事な人を奪った。オレの大事な人でもあったけど」



サキ「それで君に復讐しようとしてるって思ってるんだ。今日は家族の思い出を聞かせて。
   初めて自転車に乗れた時、、、楽しい思い出がいっぱい? それは全部、私の不幸の上に成り立ってるのよ。
   今までも、これからもずーーーっと。それを言いたくて君に会ったの。
   お母さんは最期にある言葉を言ったけど、それは絶対教えない。ハヤトはズルイのよ。
   このどちらかのワインを飲むと死ぬの。今度はハヤトが選ぶの」

ハ「オレは自分が特別幸せだとは思ってなかった。フツーだと思ってた。でも、間違ってた。
  オレは幸せだった。でも、もし人の幸せの量が決まってるなら、これからの姉ちゃんだって・・・
  何も出来なくてゴメンね」


サキは家を引き払って、仕事も辞め、実家にも戻らず、姿を消す。

ハ「オレは姉ちゃんに会えた時、本当に嬉しかった。でも姉ちゃんは多くの人生を狂わせた。
  警察には捕まらなくても、あんなことは許されない」(雑誌でも取り上げないんだ
ナオミ「彼女の罪は、彼女の罪。姉弟でも関係ないの」

ハ「でも、姉ちゃんに会う前には戻れません。子どもの頃のことも思い出したくもありません」


ナオミ「面接の時、あんたは“真実を伝えられるジャーナリストになりたい”ってゆったじゃない。
    それまでの新田の歴史があったから。感じ方も全部これまでの自分が造ってきたの。
    いろんな人たちとの関わりの中でさ。自分の人生を作るのは、自分なんだよ。
    自分の思いでは、自分のものなの。誰にも取り上げることはできない」


また2月28日の命日が来て、墓参りを済ませたハヤトとユリカ。
実家に帰り、庭を見ると、サキが母に宛てて書いたたくさんの手紙の束が見つかる。
ハヤトは、母の亡くなった現場に走り、リリーが置いてあるのを見る。



「お母さん。今日、ハヤトに会ったんだよ。写真ももらった。私もずーっと考えてたから、その分たくさんの思い出があったの」

2007年2月28日の真相がサキの記憶でついに明かされる。
(なんだか申し訳ないけど、相手が覚えているはずがないね、これじゃあ

 
一応、ハッピーエンドでよかったけど、法的にはどうなんだろうねぇ・・・?



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