■大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、伊勢谷友介、大沢たかお、原田泰造、優香、長塚京三、檀ふみ、内藤剛志、北大路欣也、
高良健吾、東出昌大、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤 ほか
●第15回「塾を守れ!」あらすじ(ネタバレあり
再び野山獄に入った寅次郎。残っていたのは、久子のみ。
寅次郎は憑かれたように塾生らに手紙を書き続け、「老中・間部詮勝を討つべし」と煽る。
「安政の大獄」を続ける井伊直弼は「死は覚悟の上」。梅田雲浜は拷問され続ける。
久坂は「今動くのは難しい。もう少し待ってくれ」と返事を書く。
寅次郎は「もはや志を持たぬ君たちとは絶交するしかない」と返事が来る。
塾生らは伊之助に抗議に来るが、逆に説き伏せられる。
「一度でも自分の頭で考えたか? 老中暗殺でどう村を救う?
君らが恐れるに足らんのは、1人も本心から動く者がおらんからじゃ。
誠に何かをなそうとする者は、世間を知り、人を知り、藩という組織の動かし方を知ろうとする者じゃ」
桂小五郎から、手紙のやりとりを止めさせないと、藩から証拠とされ、寅次郎の身が危ないといわれ、すべての返事は杉家でとどめることにする。
寅次郎は、スズリと筆を取り上げられ、門番は文にそれを預ける。
父「そのスズリ、寅のそばにない日はなかったの」
敏三郎は、塾生に寅次郎の手紙を渡す。
そこには、「伏見要駕策(藩主を伏見で待ち伏せし、京都へ出向き幕府の 失政を問いただしてもらうよう嘆願する)」
が書かれていたが、失敗したら死罪は免れぬと、逃げ出す者も出た。
心配する文は伊之助を訪ねる。
伊之助「寅はまだ私を友と思ってくれてるだろうか?」
文「ずっと目が合ってない。寅兄さんはずっと遠いところを見ている。また前のように話したい!」
伊之助「世話あない。また戻って来る。そう信じよう」
敏三郎は、寅次郎に会い、
「僕がやる。僕は兄を信じる。一番苦しいのは、伝えようとしても伝わらないこと。寅兄さんの声は僕が受け取る」
と言って去ろうとするのを必死に止める寅次郎。「待て! 行ってはならぬ!」(身内の命は惜しいのは矛盾してるのでは・・・?
入江九一が行くと言い出す。
「私は先生を裏切れない。幸い、うちは兄弟が2人おる。どちらか1人生き残ればいい」
今度は弟・野村靖が行くと言って去る。「優しい兄が家に残ればいい」
妹・すみは、文に「ウソつき! あんたの兄上に殺される! 助けて!」とすがりつく。
野村は脱藩し京に行き、藩に捕えられ、兄弟は獄に入れられたと寅次郎に告げる文。
スズリと筆を寅次郎に返し
文「兄上の字が好きです。世界を知りたいという右肩上がりの字が。
寅兄の言葉は人を救うとる。帰ってきてつかあさい。英雄なんてならんでええから。
ただの兄上として。どうか、どうか! 生きてつかあさい、私たちといっしょに!」
寅「酷なことを言うの。それは僕の人生ではない。文、兄は死にたいんじゃ。
死んでみせれば、立ち上がる者もおるじゃろ。僕はもう死ぬことでしか生きられん」
伊之助「お前の死に場所は、こげな所じゃない!」
寅「そのうち時が来る、今じゃない、そう言い続けて、何を成すこともなく人生が終わるんじゃ。
事を成さん者に失敗した者の気持ちは分からん!
伊之助、いつでもお前は傍で見物するだけじゃ。お前など友ではない!
口先だけの者を僕は最も憎む。僕も同じじゃ。僕は僕を憎む! 何の役にも立たん!
僕は何を成した?! ずべて失敗し、何も成さずに生きるのが恐ろしいんじゃ」
(幼少時代からの叔父さんのスパルタ教育で洗脳されちゃってるのかな?
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、伊勢谷友介、大沢たかお、原田泰造、優香、長塚京三、檀ふみ、内藤剛志、北大路欣也、
高良健吾、東出昌大、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤 ほか
●第15回「塾を守れ!」あらすじ(ネタバレあり
再び野山獄に入った寅次郎。残っていたのは、久子のみ。
寅次郎は憑かれたように塾生らに手紙を書き続け、「老中・間部詮勝を討つべし」と煽る。
「安政の大獄」を続ける井伊直弼は「死は覚悟の上」。梅田雲浜は拷問され続ける。
久坂は「今動くのは難しい。もう少し待ってくれ」と返事を書く。
寅次郎は「もはや志を持たぬ君たちとは絶交するしかない」と返事が来る。
塾生らは伊之助に抗議に来るが、逆に説き伏せられる。
「一度でも自分の頭で考えたか? 老中暗殺でどう村を救う?
君らが恐れるに足らんのは、1人も本心から動く者がおらんからじゃ。
誠に何かをなそうとする者は、世間を知り、人を知り、藩という組織の動かし方を知ろうとする者じゃ」
桂小五郎から、手紙のやりとりを止めさせないと、藩から証拠とされ、寅次郎の身が危ないといわれ、すべての返事は杉家でとどめることにする。
寅次郎は、スズリと筆を取り上げられ、門番は文にそれを預ける。
父「そのスズリ、寅のそばにない日はなかったの」
敏三郎は、塾生に寅次郎の手紙を渡す。
そこには、「伏見要駕策(藩主を伏見で待ち伏せし、京都へ出向き幕府の 失政を問いただしてもらうよう嘆願する)」
が書かれていたが、失敗したら死罪は免れぬと、逃げ出す者も出た。
心配する文は伊之助を訪ねる。
伊之助「寅はまだ私を友と思ってくれてるだろうか?」
文「ずっと目が合ってない。寅兄さんはずっと遠いところを見ている。また前のように話したい!」
伊之助「世話あない。また戻って来る。そう信じよう」
敏三郎は、寅次郎に会い、
「僕がやる。僕は兄を信じる。一番苦しいのは、伝えようとしても伝わらないこと。寅兄さんの声は僕が受け取る」
と言って去ろうとするのを必死に止める寅次郎。「待て! 行ってはならぬ!」(身内の命は惜しいのは矛盾してるのでは・・・?
入江九一が行くと言い出す。
「私は先生を裏切れない。幸い、うちは兄弟が2人おる。どちらか1人生き残ればいい」
今度は弟・野村靖が行くと言って去る。「優しい兄が家に残ればいい」
妹・すみは、文に「ウソつき! あんたの兄上に殺される! 助けて!」とすがりつく。
野村は脱藩し京に行き、藩に捕えられ、兄弟は獄に入れられたと寅次郎に告げる文。
スズリと筆を寅次郎に返し
文「兄上の字が好きです。世界を知りたいという右肩上がりの字が。
寅兄の言葉は人を救うとる。帰ってきてつかあさい。英雄なんてならんでええから。
ただの兄上として。どうか、どうか! 生きてつかあさい、私たちといっしょに!」
寅「酷なことを言うの。それは僕の人生ではない。文、兄は死にたいんじゃ。
死んでみせれば、立ち上がる者もおるじゃろ。僕はもう死ぬことでしか生きられん」
伊之助「お前の死に場所は、こげな所じゃない!」
寅「そのうち時が来る、今じゃない、そう言い続けて、何を成すこともなく人生が終わるんじゃ。
事を成さん者に失敗した者の気持ちは分からん!
伊之助、いつでもお前は傍で見物するだけじゃ。お前など友ではない!
口先だけの者を僕は最も憎む。僕も同じじゃ。僕は僕を憎む! 何の役にも立たん!
僕は何を成した?! ずべて失敗し、何も成さずに生きるのが恐ろしいんじゃ」
(幼少時代からの叔父さんのスパルタ教育で洗脳されちゃってるのかな?