Quantcast
Channel: メランコリア
Viewing all articles
Browse latest Browse all 8633

大河ドラマ『花燃ゆ』第17回「松陰、最期の言葉」

$
0
0
大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、伊勢谷友介、大沢たかお、原田泰造、優香、長塚京三、檀ふみ、内藤剛志、北大路欣也、
高良健吾、東出昌大、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤 ほか

『ごちそうさん』での東出さんも良かったけど、大河の東出さんもイイねv


第17回「松陰、最期の言葉」あらすじ(ネタバレあり
寅次郎は伝馬町の牢に入れられる。

 

出ました、まさかの佐藤二朗さん!(牢名主・沼崎吉五郎役
沼崎にツル(賄賂)を渡して、硯をもらう。「ここでは何でもツルが頼りなんだ

岩倉獄にいる入江九一兄弟を訪ねるすみと文。外には前原一誠が謝罪に来ていた。「私のせいで・・・」
すみ「文も前原さんももう来ないでください!」


江戸で高杉晋作に寅次郎の様子を探らせようという話が出ると、父・小忠太は慌てて「縁談が決まってるので呼び戻すつもりです」と断る。
家来に早速、「女好きな晋作でも離れられないような美人を連れてまいれ!」と命令。
そこに白羽の矢が立ったのは、井上雅だった。



最初の取り調べの前に沼崎は寅次郎に忠告する。



沼崎「明日、先生の話に感じ入る者がいたら、そいつは罠だ。気を緩ませて真相を聞きだすつもりだ。
   褒め言葉に乗るな。無駄死にしたくないならな」

取り調べでは、ひたすら梅田雲浜との関係を問われる。幕府は証拠を何一つ持っていなかった。しかし、

寅「実は私は死罪にあたる罪を犯しております」
「聞かせてくれれば罪を軽減するぞ」

寅次郎は老中・間部詮勝に物申すつもりだったことを自ら話す。


その知らせは、すぐさま村塾のほうにも入ってきた。

久坂「江戸へ参ろう!」
伊之助「よせ、村塾は誰が守る。オレが行く。証拠がない以上、死罪は免れるかもしれん」(って走って行くんだ。籠とかは?


伊藤利助が長崎見聞から戻る。今度は桂とともに江戸に行くという。塾生もどんどん戻って来る。

「誰にも会いたくない」という前原一誠に、
文「塾生がいつでも戻れるようにしたい。皆で待ちましょう。兄もきっと帰ってきます


萩に戻れと言われた高杉は、「僕はまだ己の死に場所も見つからない!」と焦る。
寅「君はまだ生きて、何かを成さねばならん。萩には君の友がいます」

雲浜が死亡。

伊之助は寅次郎と再会する。

寅「井伊大老に会いたかった。僕の言葉はどこにも届かん!」
伊之助「何のためにオレたちは出会った? 諦めるな。生きろ! お前らしく」(アレ、逆のことを・・・


2回目の取り調べには、御簾の向こうに井伊大老がいることを知り、寅次郎はようやく思いの丈をぶちまける。
「徳ではなく、力でねじ伏せる井伊様にこの国を託せましょうや!?」

怒りで思わず御簾から出て、寅次郎と対峙する井伊。

井伊「国を混乱させているのはお前たちでは?」
寅「この国はもはや一部の者ではもちこたえられませぬ。万人が力を尽くして守らねば」
井伊「許さんっ!!」


寅次郎は、沼崎に『留魂録』の写しを預かってくれと頼む。

寅「あなたが獄を出たら、長州の者に渡して欲しい。友に託せば、萩まで届かないかもしれないから、最後の1冊をあなたに託したい」

沼崎「オレは金以外で人と関わろうとしたことがない。ツルは?」
寅「ツルはもうありません。ですから、あなたを信じるしかありません」


前原「17の時、馬から落ちてなかったらどうなっていたか時々考える。
   でも今日分かった。つまづきも、苦しみも、皆、己じゃ。だから皆に会えた。
   ただ顔を見合わせることがこれほどの力になるとは」


風呂焚きをしながら寅次郎と話す母、父も畑で会ったという。

母「寅、帰ってきたんですね」



伊之助は、遺品を持って、寅次郎の処刑を家族に報せる。
井伊は「遠島」(島流し)を「死罪」と上書きしていた。

 

渡された手紙を読む家族。

「人にも同じように四季があります。人の命とは歳月の長さではない。
 10才で死ぬ者は10才の中に、20才で死ぬ者は20才の中に、それぞれ春夏秋冬があり、実を結んでいる。
 私は30才ですが、収穫の時を迎えたと思っております。
 もし、同志の中で私の志を継いでくれる者がいたら、私の実はカラではない。
 どうか1粒の籾として、次の春の種となれますよう」

(そうゆうことが自然の中で生きものが生きるってことだよな。

「安政の大獄」は、寅次郎の死によって幕が下りた。
寅次郎の最期の姿は、堂々として、幕府の者も感嘆したという。

 

 

 

 

 


ちゃんと遺品を返してくれる節度もあったんだ。

吉田松陰の半生を描いたような前半だった。伊勢谷友介さんにはもう会えないのか/寂
二朗さんも1回だけの出演?!

その後の塾生たちの動きも気になる。
なんだかみんな死んじゃいそうな勢いだけど。赤穂浪士や、『八重の桜』の時の会津藩の若者みたいに


Viewing all articles
Browse latest Browse all 8633

Trending Articles