■大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、伊勢谷友介、大沢たかお、原田泰造、優香、長塚京三、檀ふみ、内藤剛志、北大路欣也、
高良健吾、東出昌大、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤 ほか
●第18回「龍馬!登場」あらすじ(ネタバレあり
高杉晋作は結婚。寅次郎が亡くなって100日目の墓参りをする塾生ら(墓には遺髪しかないの?
久坂「もうしまいじゃ」 文「いえ、これからです。塾は小田村さまに託されました」
しかし、塾生の反乱を避けて、周布は、小田村に越氏塾に行けと命令される。
雪の降るある日、井伊直弼は暗殺された「桜田門外の変」。幕府の権威は失墜する。
企てたのが水戸、薩摩藩士で、長州藩士がいなかったことから、久坂は「他藩に先を越されるとは!?」と怒る。
一方、母・滝は「急に亡くなられた井伊さまの奥方さま、お子さまたちはどうされているのか」と心配する。
(どうして男は戦いたがるのか。女性がリーダーなら戦争など起きないと思うんだ
伊之助が塾を継がないことを知り不満に思う文に謝る伊之助。
「今ヘタに動けば、政に利用され、今度こそ潰されるのを避けたい。これからは乱世じゃ。それに備えねばならん。
すまんかった。寅次郎を守ると言ったのに、守りきれんかった」
入江・野村兄弟は釈放され、塾生らは集って先生を追悼する。
文は「塾をまた始めてつかあさい」と久坂に頼む。
長井は「積極的に通商して、諸外国と対抗する」という『航海遠略策』を建白する。「朝廷と幕府の上下をハッキリさせる」
伊之助「熱はどうなさる? 各地で高まる嘆き、怒り、外敵、内政への不満。もはやうわべだけでは収まらない!」
長井「とくに村塾周りではな」
長井の飲みの席に乱入する久坂。「民は喘いでおります!」
長井「通商はむしろ松陰の考えなのでは?」
久坂「先生が死罪となると知ってて江戸へ送ったな!」
慌てて久坂を止める伊之助。
伊之助「この国を変えることで寅次郎は死なん。お前の志は何じゃ?」
※草莽崛起(そうもうくっき)=草莽は「在野の志士」、崛起は「立ち上がれ」の意。
久坂「この国を変えてみせる!」
塾が再開したと喜んだ文だったが、塾生は寅次郎の本を写本し→売って→軍資金にあてるという。
久坂「火急の際、すぐ江戸へ行って、もし死んでも、その志を讃える旗を立てるために」
前原「これで、いつでも安心して死ねる」
文「塾はどこへ行ったんですか? 江戸へ行って、誰を斬るの? 誰が斬られるの?」
久坂「お前は武士の妻だ」
文「もっと夫婦らしい生活をしたい。子どもが欲しいと望むのはおかしいですか? 寅兄さんは学べというはずです」
久坂「先生は消えた。もう、おられん」
寿は伊之助に「文から聞きました。皆、戦国武者のように勇み立っていると」と言う。
そこに、龍馬登場。松陰の部屋を見たがったり、ミーハーみたい(松陰から直接教わったわけじゃないのか
龍馬「先生はどうゆうお人じゃった?」
文「優しい人。熱い人でした。でも寂しかったと思います。
子どもの時から厳しく叔父に教育され、神童だ、天才だと言われて。ずっと1人で。
だから家族は普通の暮らしに戻そうとして。でも逝ってしまいました。消えて、おらんくなった。
泣いて止めりゃよかったんか・・・。知らん。松陰なんて、そげな名前。私たちにとっては、ただの・・・」
龍馬「もし兄上に会えたら聞きたかった。“フレイヘイド”って何じゃ。異国の言葉で“自由”。
何にも囚われない、まっこと、ええもんに思える。この堅苦しい国のどこにあったろう?
兄は死んで自由になったとは思えんか?
もう、お前や、長州だけのもんやない。吉田松陰は、皆をつないで、死してなお生き続ける。まこと男の中の男。
わしもやるき。わがなすことは、我のみぞ知る」
久坂「文、オレは種にならんと。オレたちは先生に蒔かれた種じゃ。どうか、それを見定めてくれ。
ようやった。いつか、そう思って欲しい。お前にだけは。オレにはお前しかおらんやから」
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、伊勢谷友介、大沢たかお、原田泰造、優香、長塚京三、檀ふみ、内藤剛志、北大路欣也、
高良健吾、東出昌大、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤 ほか
●第18回「龍馬!登場」あらすじ(ネタバレあり
高杉晋作は結婚。寅次郎が亡くなって100日目の墓参りをする塾生ら(墓には遺髪しかないの?
久坂「もうしまいじゃ」 文「いえ、これからです。塾は小田村さまに託されました」
しかし、塾生の反乱を避けて、周布は、小田村に越氏塾に行けと命令される。
雪の降るある日、井伊直弼は暗殺された「桜田門外の変」。幕府の権威は失墜する。
企てたのが水戸、薩摩藩士で、長州藩士がいなかったことから、久坂は「他藩に先を越されるとは!?」と怒る。
一方、母・滝は「急に亡くなられた井伊さまの奥方さま、お子さまたちはどうされているのか」と心配する。
(どうして男は戦いたがるのか。女性がリーダーなら戦争など起きないと思うんだ
伊之助が塾を継がないことを知り不満に思う文に謝る伊之助。
「今ヘタに動けば、政に利用され、今度こそ潰されるのを避けたい。これからは乱世じゃ。それに備えねばならん。
すまんかった。寅次郎を守ると言ったのに、守りきれんかった」
入江・野村兄弟は釈放され、塾生らは集って先生を追悼する。
文は「塾をまた始めてつかあさい」と久坂に頼む。
長井は「積極的に通商して、諸外国と対抗する」という『航海遠略策』を建白する。「朝廷と幕府の上下をハッキリさせる」
伊之助「熱はどうなさる? 各地で高まる嘆き、怒り、外敵、内政への不満。もはやうわべだけでは収まらない!」
長井「とくに村塾周りではな」
長井の飲みの席に乱入する久坂。「民は喘いでおります!」
長井「通商はむしろ松陰の考えなのでは?」
久坂「先生が死罪となると知ってて江戸へ送ったな!」
慌てて久坂を止める伊之助。
伊之助「この国を変えることで寅次郎は死なん。お前の志は何じゃ?」
※草莽崛起(そうもうくっき)=草莽は「在野の志士」、崛起は「立ち上がれ」の意。
久坂「この国を変えてみせる!」
塾が再開したと喜んだ文だったが、塾生は寅次郎の本を写本し→売って→軍資金にあてるという。
久坂「火急の際、すぐ江戸へ行って、もし死んでも、その志を讃える旗を立てるために」
前原「これで、いつでも安心して死ねる」
文「塾はどこへ行ったんですか? 江戸へ行って、誰を斬るの? 誰が斬られるの?」
久坂「お前は武士の妻だ」
文「もっと夫婦らしい生活をしたい。子どもが欲しいと望むのはおかしいですか? 寅兄さんは学べというはずです」
久坂「先生は消えた。もう、おられん」
寿は伊之助に「文から聞きました。皆、戦国武者のように勇み立っていると」と言う。
そこに、龍馬登場。松陰の部屋を見たがったり、ミーハーみたい(松陰から直接教わったわけじゃないのか
龍馬「先生はどうゆうお人じゃった?」
文「優しい人。熱い人でした。でも寂しかったと思います。
子どもの時から厳しく叔父に教育され、神童だ、天才だと言われて。ずっと1人で。
だから家族は普通の暮らしに戻そうとして。でも逝ってしまいました。消えて、おらんくなった。
泣いて止めりゃよかったんか・・・。知らん。松陰なんて、そげな名前。私たちにとっては、ただの・・・」
龍馬「もし兄上に会えたら聞きたかった。“フレイヘイド”って何じゃ。異国の言葉で“自由”。
何にも囚われない、まっこと、ええもんに思える。この堅苦しい国のどこにあったろう?
兄は死んで自由になったとは思えんか?
もう、お前や、長州だけのもんやない。吉田松陰は、皆をつないで、死してなお生き続ける。まこと男の中の男。
わしもやるき。わがなすことは、我のみぞ知る」
久坂「文、オレは種にならんと。オレたちは先生に蒔かれた種じゃ。どうか、それを見定めてくれ。
ようやった。いつか、そう思って欲しい。お前にだけは。オレにはお前しかおらんやから」