■内戦・テロ・迫害... 急増する"難民"はどこへ@週刊 ニュース深読み
日本に申請しても5000人中11人しか認められなかった。
難民の定義
人権侵害:同性愛者への差別も含まれる/5000万人以上いる
シリアで難民が急増
難民の数は400万人(四国の国民とほぼ同じ)、この3年間で66倍。
4年間も内戦が続いていて、22万人が亡くなった。
受け入れ国
レバノン、トルコは受け入れが限界状態。イラクは内戦状態
ヨルダン
気温が最高45度~最低0.5度という過酷な気候+空き家も満杯状態+医療・教育も行き届いていない
EUという希望~リビアからEUへ渡る船
2000km歩いて、地中海を100km渡らなければならない
「密航業者」
密航業者になけなしのお金を払って、漁船に満杯になって乗る。
海軍に見つかれば返されるが、わざと船を沈めて、救助させる作戦
密航業者はボートで逃げる。
沈没させた船は、そのまま亡くなる人も大勢いる。
EUは、密航業者を発見したら捕える+船も破壊すると宣言。
「UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)」
[どうして日本は受け入れが少ないのか?~悪循環]
難民にとって、日本は人気がない。理由は、「遠い」「言葉や生活習慣がまったく違う」、「チェックが厳しい」
「偽装難民」
日本で働いて→母国に仕送りをしたいため、難民を装う人たちのこと。
だが、難民も働きたいという意味では同じ。見分け、区分が難しいのが課題。
条約
国際社会の一員としての責任があり、日本も条約に入っているが「紛争難民」は条件と合わない。
他国では認定しているが、日本では解釈が違う。
ツイッターでは「難民」と「移民」がごっちゃになってた。
「移民」:貧困から逃れた人々。主に北アフリカ。でも、その貧困の背景には紛争も関係している場合がある。
視聴者意見
「お金で対応すればいいのでは?」
外務省は年間約300億円ほど出しているが、「日本はお金を出しているだけだ」と海外での評価が低く、
改正後は、「紛争難民」も対象とし、難民申請すれば6ヵ月経ったら働いてもいいとした(2010~)。
たが、依然「悪用」が問題となっている。
**************今後の対応策は?
第三国にも受け入れてもらう
UNHCRも呼びかけた。「UNHCRが支援します」
12カ国のうち、日本も手を上げた(5年間で86人受け入れた)
システム
UNHCRが難民リストを作る→日本に送る→現地で厳正な面接をする→日本で研修を受けてもらう→地方自治体で6ヶ月働き「定住」につなげる
主にタイ、ミャンマーが多い
現状
・日本語は6ヶ月の勉強だけでは分からない。
・細かい風習についていけない。
受け入れる地域の理解・支えが重要
鈴鹿は元々、工場での外国人労働者が多く、受け入れのノウハウがあった。
大阪には外国人が多いが、いまだに試行錯誤中。
「実際には、温かく迎えられた実例も多い」(NPOの女性)
他のアジア各国にも波及し、日本のイメージも改善した。
韓国ではパイロットとして受け入れた
難民受け入れの歴史~'80年のインドネシア
カンボジア難民を1万人以上受け入れた経験値が生かせる。
他国の文化等の違いへの「怖れ」を正すのが大きな課題
受け入れる人々の側も、他国の文化を学べる、世界を知り、日本文化を見直す機会となる。
いずれは自国に帰りたい
実際、ミャンマーに帰り、2世が日本の技術を使って起業し、成功した例もある。
日本のメリット@八王子
ものづくり工場で難民を雇用→海外に売って業績が上がった
・日本人はシャイだが、大きな寛容さをもっている。
・今後の日本のグローバル化の良い例になる可能性がある。
まずは、正しく知ること+摩擦を超えること
・日本を開かれた国にするため、多くの賛否両論の意見を出し合い、議論することが重要。
・難民政策を今一度見直し、政策を整えることが必要。
↓↓↓
難民を生まない世界をつくることにつながってゆく。
日本に申請しても5000人中11人しか認められなかった。
難民の定義
人権侵害:同性愛者への差別も含まれる/5000万人以上いる
シリアで難民が急増
難民の数は400万人(四国の国民とほぼ同じ)、この3年間で66倍。
4年間も内戦が続いていて、22万人が亡くなった。
受け入れ国
レバノン、トルコは受け入れが限界状態。イラクは内戦状態
ヨルダン
気温が最高45度~最低0.5度という過酷な気候+空き家も満杯状態+医療・教育も行き届いていない
EUという希望~リビアからEUへ渡る船
2000km歩いて、地中海を100km渡らなければならない
「密航業者」
密航業者になけなしのお金を払って、漁船に満杯になって乗る。
海軍に見つかれば返されるが、わざと船を沈めて、救助させる作戦
密航業者はボートで逃げる。
沈没させた船は、そのまま亡くなる人も大勢いる。
EUは、密航業者を発見したら捕える+船も破壊すると宣言。
「UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)」
[どうして日本は受け入れが少ないのか?~悪循環]
難民にとって、日本は人気がない。理由は、「遠い」「言葉や生活習慣がまったく違う」、「チェックが厳しい」
「偽装難民」
日本で働いて→母国に仕送りをしたいため、難民を装う人たちのこと。
だが、難民も働きたいという意味では同じ。見分け、区分が難しいのが課題。
条約
国際社会の一員としての責任があり、日本も条約に入っているが「紛争難民」は条件と合わない。
他国では認定しているが、日本では解釈が違う。
ツイッターでは「難民」と「移民」がごっちゃになってた。
「移民」:貧困から逃れた人々。主に北アフリカ。でも、その貧困の背景には紛争も関係している場合がある。
視聴者意見
「お金で対応すればいいのでは?」
外務省は年間約300億円ほど出しているが、「日本はお金を出しているだけだ」と海外での評価が低く、
改正後は、「紛争難民」も対象とし、難民申請すれば6ヵ月経ったら働いてもいいとした(2010~)。
たが、依然「悪用」が問題となっている。
**************今後の対応策は?
第三国にも受け入れてもらう
UNHCRも呼びかけた。「UNHCRが支援します」
12カ国のうち、日本も手を上げた(5年間で86人受け入れた)
システム
UNHCRが難民リストを作る→日本に送る→現地で厳正な面接をする→日本で研修を受けてもらう→地方自治体で6ヶ月働き「定住」につなげる
主にタイ、ミャンマーが多い
現状
・日本語は6ヶ月の勉強だけでは分からない。
・細かい風習についていけない。
受け入れる地域の理解・支えが重要
鈴鹿は元々、工場での外国人労働者が多く、受け入れのノウハウがあった。
大阪には外国人が多いが、いまだに試行錯誤中。
「実際には、温かく迎えられた実例も多い」(NPOの女性)
他のアジア各国にも波及し、日本のイメージも改善した。
韓国ではパイロットとして受け入れた
難民受け入れの歴史~'80年のインドネシア
カンボジア難民を1万人以上受け入れた経験値が生かせる。
他国の文化等の違いへの「怖れ」を正すのが大きな課題
受け入れる人々の側も、他国の文化を学べる、世界を知り、日本文化を見直す機会となる。
いずれは自国に帰りたい
実際、ミャンマーに帰り、2世が日本の技術を使って起業し、成功した例もある。
日本のメリット@八王子
ものづくり工場で難民を雇用→海外に売って業績が上がった
・日本人はシャイだが、大きな寛容さをもっている。
・今後の日本のグローバル化の良い例になる可能性がある。
まずは、正しく知ること+摩擦を超えること
・日本を開かれた国にするため、多くの賛否両論の意見を出し合い、議論することが重要。
・難民政策を今一度見直し、政策を整えることが必要。
↓↓↓
難民を生まない世界をつくることにつながってゆく。