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“キレる”子どもにどう接する@あさイチ

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“キレる”子どもにどう接する@あさイチ
 

 


●「中間反抗期」
1次反抗期は3歳頃、2次反抗期は思春期頃、その間に「中間反抗期」が増えたという専門家。


●子どもがキレた時の対策

・頭ごなしに否定しない
例:「いつまでイライラしてるの!?」など。
まずは(子どもが)怒ったり、ヤダなと思ったことを認めてあげる。

親の命令口調・口ぐせでNO.1は・・・「早くやりなさい!」

対策:
子どもと一緒に決まりごとを話し合って、一緒に決めると、それを守れなかった時に、
「いっしょに話し合って決めたんだから、決まりを守ろうね」という理由付けができる。


・感情を認めて、本音を探る
「どうしたの?」「何が理由なの?」


●一人になれる狭い空間をつくる(これ大事だと思うなあ!


最近は、リビングに学習机を置くと、勉強の効率が上がるという試みをしている家庭も多い。

ヒトは壁などに体がくっついていると落ち着く習性がある。
子どもに選択肢を与えて、部屋で一番落ち着けそうな場所に、カーテンなどで仕切りを作り、一人きりになれる場所を作る。
出入りは本人の自由。

例:普段は“イイ子”だが、妹からしつこくされたりするとキレてしまい、部屋のモノにあたっていた子が、
  妹が入れない自分だけの空間を階段の角に作ったら、自分から入るようになって、感情のコントロールができるようになった。

 

落ち着いたら「大丈夫? クールダウンできた?」など優しく問いかけてあげる。

「まず、ネガティヴな感情を否定しない。ネガティヴな感情は自然で、悪いことではないということ」

「1回、イライラする相手の視界から消えてみる」

「現代の子どもは塾に週5日通い+習い事などとにかく忙しい+どこにいても大人に監視されている」

「子どもの言い分を聞くという信頼関係を、最初に作っておくことも大事。
 “命に関わるような暴力は止めて欲しい”と伝える。
 暴力行為をしてしまった子どもに聞くと必ず“誰かに止めて欲しかった”と答える」(専門家)


●自尊心の低さ


 
自尊心が低い子どもは、感情をうまく表現・発散できない

「自信をもって自分から主張することを躊躇してしまう」(専門家)

そのままの自分を受け入れてもらうことで、自尊心が上がることは、世界でとりいれられている科学的方法。
自尊心が上がると、よりより自分にしたいという気持ちに変わる。

「ありがとう」「助かるよ」「大好き!」という言葉、ハグが学校、家庭でも必要。


●家庭ではおとなしいが、外でキレる子ども
「両親には嫌われたくない」→「自分の気持ちを聞いて欲しい」
→時間をかけて気持ちを聞いてあげる(分かるなぁ・・・

「大人はどうしても、大人にとって都合のいい“イイ子”をひいきしがち」(専門家)



●自尊心を高める授業~短所も長所に大変身!


授業にグループワークを導入したら、小さなトラブルまで劇的に減った。
自分の短所を書いて、グループで話し合い、「それは、こういう長所になる」と言ってもらい、
黒板に書いて、みんなの前で発表する。
(このワーク、私もいろんなところでやってみたな。
 自分が思っている自分と、友だちから見た自分とに開きがあることに気づいて驚くんだよね

 

 

 


●ワクドキタイム(週3回、授業前の10分間、思い切り体を動かして遊ぶ取り組み)
 

脳の「前頭前野」は、動物的な感情をつかさどっている。


この部分の「不活発型」が増加していることが分かった

 
「ワクドキタイム」を導入してから「不活発型」が激減→トラブルが減った

体を使って、脳が興奮すると→「セロトニン神経=キレる神経」に働きかけて攻撃性を抑える。
→集中するアクセル+ブレーキのきりかえがスムーズとなる。

「今の子どもたちには“自由に遊ぶ”ことが足りない」(保育士)

(子どもから遊び場、遊び時間を奪ったのは大人。
 仕事して儲け、欲しいものをたくさん買うことが、家族より大事だと思っている価値観とか。


●子どもの「主体性」が大事


子どもたち自身が何をして遊ぶかを決めることが大事。
「大人にやらされている」のではなく「主体性をもたせる」「自由がある」。


●早寝&早起き

朝ちゃんと起きて、体を動かす→夜早く眠る生活のリズムが大切

 
深い睡眠によって「セロトニン」の分泌が増加する

睡眠時間のめやす:小学生の場合は最低9時間



「セロトニン」てココロの病にも関係してくるけど、いろいろ重要な役割をしてるのね/驚


「大人がなんでも先回りして考えたり、やってあげたりしない。子どもには“失敗する権利”がある
 監視するのではなく、なにかできたことを褒めてあげることが大切」(専門家)


“失敗する権利”ってとってもイイ言葉。

道路をただ歩いているだけなのに「お靴ちゃんと履いて!」「走らない!」「危ないから!」「転ぶでしょ!」
とヒステリックに叫びながら、世話を焼きっとおしの母親を見てゾッとしたことがある。

そのうち子どもも、ヒステリーを起こして叫びだした。
あんなに、いちいち行動を制限されたら、そりゃ叫びだしたくもなるよね・・・涙

まず、大人に自由な時間と余裕のココロを与えるほうが先かも。


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