■全仏オープンテニス男子シングルス準々決勝 錦織圭×ジョーウィルフリード・ツォンガ(2015.6.2)
全仏オープン男子ドロー表
今回も、元デビス杯日本代表監督で、錦織の指導もしたという竹内映二さんの解説。
「昨晩から、私が出るんじゃないのに眠れないんですよ」てw
今回も生放送。私はライヴに行っていたから、予録して、速報を見ないよう最大限注意を払って、朝一に見たv
最初は、まだ女子の試合をやっている最中で、その後だから、つなぎは、伊達さんが出たりしてた!
前回は、雨での中断に悩まされたが、今回は15mという強風!
目に砂埃が入るし、サーヴィスのトス、スマッシュなど、ボールが高く上がると風で流されて、両者とも苦労していた。
【ツォンガ記者会見】
「4回戦は最高のプレーだった」「最高のプレーで錦織を倒して準決勝へ行きたい」
BIG4全員に勝った経験を持つ、元世界5位の選手。母国フランスで唯一勝ち残って、夢を背負っている。
とにかくビッグサーヴァー+なんでも回り込んで強打のフォアが持ち味。
「賭けに出るだけにリスクもあるプレーです」(竹内)
【2週間の試合のペース配分がカギ】
「決勝にベストコンディションを最高に持ってくるのは難しい。ツォンガは、いいプレーを持続する力がある」
「1週目をいかに体力を温存して3勝してとるかがカギになる」(竹内さんは声もステキ
怪我明けで、全豪は欠場。マイアミから出場しているが、全然、影響はなさそう。
【練習の模様】
クロスのラリーを重点的にしていた
決勝でしかあたらないジョコビッチのスタッフがチェックしに来ていたそう/驚
【現地での報道】
「忍者に扮した悪魔」ってすごい表現だな/爆
「マスコミが騒いでるが、どうだって聞いたら、“僕はあんまり気にしない”と言っていました」(竹内)
【チャン・インタビュー】
Q:準々決勝へ向けて
「今シーズンはクレーコートで好調だし、ここまでで一番いいテニスをしている。
しかし、明日は厳しい戦いになるだろう。
ツォンガは調子がいいし、地元フランスで試合をするということは、圭にとっては、より難しい試合になるだろうね。
でも、圭には、相手に向かっていく強い気持ちがあるし、今日の練習もよかった。明日の試合は面白くなるよ」
Q:クレーコートでの戦いについて
「もちろん様々なアドバイスをしながら、圭と話し合って色々な調整をしてきた。
それは今から始まったことではなくて、去年から始まっているんだ。その調整はとてもうまくいっている。
それでも、多分、圭はハードコートのほうがやりやすいはずだ。慣れているからね。
赤土のクレーコートでベストプレーヤーになるには、ハードコートでのプレーをそのままやっていたのでは通用しない。
フットワークも違うし、ボールのバウンドも変わる。
また、全仏オープンでは天候などのコンディションにも合わせなければいけない。
晴れたり、雨が降ったり、そういった変化にも対応しなければならないんだ。
クレーでどういうプレーをすべきか、今は理解している。
だから、世界でもベストのクレーコーターになってもおかしくないはずだよ」
Q:錦織の進化の理由
「圭は、全仏の赤土のコートでものすごくよくやっている。
去年の全米オープン決勝に行った後も常に前向きだ。
グランドスラムの決勝に進むと、そこで満足してしまったり、
負けて、やる気を失ってしまう選手も多いが圭は諦めなかった。
全米の後、すぐのクアラルンンプールと、楽天Japanオープンで優勝して、
圭は、その良い成績に輪をかけて、さらに進化し続けている。
常に自分の目標に向かって努力を続けているから。
僕たちはチームとして、圭の目標が実現するようにサポートしている」
Q:全仏オープン制覇に向けて
「もちろんグランドスラムで優勝することは簡単なことではない。
私は決勝に4回進んで、全仏で一度優勝できた。
しかし、すべてのプレーヤーが優勝できるわけではない。
自分のベストのプレーをするということ。さらに強いメンタルでしっかりと試合へと向かうこと。
理由は色々あるけど、チャンスが来たら、確実に生かすということだね。
圭に世界一になるチャンスが、これから多くやってくると私は信じている。
今回とても調子がいいから、あまり先のことは考えず、
1試合1試合じっくりと戦って、そのチャンスがここでやってくることを願っているよ」
【クルム伊達】
伊達さん陽にやけてるなあ!
今回も全仏にチャレンジして、常に前向きで、本当に心から敬服するなあ!
「昨日も圭くんに会ったんですけど、“相変わらず強いねー”ってゆったら、“まあねー”ってゆってました」w
実は、今回、もし、錦織がベスト4進出したら、伊達さんが1995年にA.サンチェスと戦った準決勝以来、
20年ぶりの準決勝進出という快挙がかかっている。
ということで、懐かしい当時の映像が流れてた。サンチェスが全仏連覇を狙った年。
日本人選手でグランドスラム優勝者はまだいない。
「アランチャとは、今年も会ったが、当時の負けず嫌いといったら、私のレベルじゃなかった」(サンチェスも現役?!
「ここでは、フランスの観客を味方につけないと、センターコートの雰囲気が独特。敵に回してしまうと難しい。
フランス人のガルシアも1回戦で負けた。それほど、観客がプレッシャーを持っている。1回掴むと大きな声援になる。
応援をうまく引き寄せるのがポイント。いいプレーに対してはフェアに応援してくれる」
「“テニスは芸術だ”って表現される。ラリーが長くなる分、皆よく分かっていて、深く観ている人が多い」
Q:全仏の特徴は?
「唯一、主審が台から降りてきてくれる。そのコールによって急に流れが変わったりするので、
そうゆう運も自分に流れてくるように主審を上手く使う(!)ことも左右してくる」
Q:ウィンブルドンに向けてひと言
「クレーから芝に移って、バウンドも低くなってやりやすいので、あとはお天気がよければ。
怪我もだいぶ良くなっているので、少しギアを上げていきたいなと思っています」
第2セット、錦織が少し復活のきざしを見せたところで、まさかの強風による看板落下で約40分の中断があった
その間、私が観れなかった1回戦のハイライトが観れたし、選手が控え室に戻って、
コーチやスタッフと作戦を立て直したことで、錦織がリセットできて、5セットまでもちこめたのは不幸中の幸いだった。
【1回戦ハイライト 錦織圭×ポール・アンリマチュー】
********************
コート整備後に、選手入場。
ツォンガにはスタンディングオベーション
「クレーの中でも、全仏は、一番、コート整備がキッチリされていて、バウンドが安定している。
今日は入場する時にお客さんからブーイングがありませんでしたね」
2人ともファーストサーヴが入った時の得点率が80%台。
錦織は、去年の全仏は1回戦で敗退。今年は第5シード。この1年の急成長ぶりがうかがえる。
クレーでツォンガと戦うのは初。
錦織は指にクスリを塗って、テーピングしてた
ツォンガのシューズはカラフル!
【1st set】
1game いきなりツォンガの強烈なサーヴィスエースを食らった。
「ツォンガのサーヴ、錦織のリターンの戦いになるでしょう。重いラリーはツォンガが有利。
去年はバックに集めすぎて敗退したから、今回は散らしています」(竹内)
2game ほんと、回り込むねえ!いきなりブレイク。
3game 速い攻めのツォンガ。長引かせて疲れたところを攻める作戦の錦織。すげーラリーの末に0-3
4game 主審がコールを変えてブーイング。錦織は攻めるボールが決まらない。0-4
ツォンガはベンチで瞑想?
5game ここで出たドロップショット!1-4
6game ダブルフォルトの錦織。ファーストサーヴは40%台。これを改善しないとなぁ・・・
7game 「風が強いとセカンドサーヴを強く打てないため、ファーストサーヴがポイント」(竹内)
1―6で錦織は落とした。230km/hが自己最速のツォンガのサーヴが敗れない。
【2nd set】
1game ニューボールでは必ずラケットを替えてた錦織。新しい球はふくらんでるから、バウンドがより高くなるそう。
2game 「ツォンガは、トップスピンで、錦織の得意なライジングの位置より高く上げる作戦」
3game 「がんばれ~」と女子の声。ファーストサーヴが2本入って、ドロップショットが決まって、やっとここで1-2!
4game 「諦めずに、相手に1本でも多く打たせるのは大事」(竹内)
自分の凡ミスに笑っちゃうツォンガって、なんだかいい人だね
5game ボレーが決まって1-4
6game 悔しくて、珍しくラケットを床に投げつけた錦織。1-5。まだ1時間。
7game 「マッケンローをレンドルが、そのレンドルをチャンが敗った時もセットカウント0-2からの逆転劇でした」
(いい情報出すなあ、このアナ!
2-5で錦織が追い上げようとしたところで、看板が落ちて観客に当たるというアクシデント発生!
何人かが救護班に付き添われて医務室に運ばれたけど、手をあげて大丈夫だとアピール。
「今年は子どもがコートに入ってサインを求めたり、以前はナダルの試合中に松明(!)を持った人が入ったり」(竹内)
いつかのグラフ×セレス戦で、セレスがグラフのファンに背中を刺された事件を思い出した。。。
この時間にトイレタイムに行ったり、フォームを何度も見直す錦織
その後、他の看板のチェックで、結局、約40分間中断されて、
その間、控え室に戻った錦織は、チャンらと作戦の建て直しを図り、その後のゲームは別人のようだった!
放送のほうは、ここぞとばかりにCMを流しまくり、それでも間に合わないから1回戦ハイライトを流した。
コートには水がまかれて改めて整備したけど、すぐに風で砂が舞っちゃう状態
落ちた看板の下の席の観客は移動。でも、どこへ???
2人は再入場して、練習から始めた。
「以前、アガシが雨の中断で控え室に戻って、別人のように変わったことがありました。
もっと自信を持たなきゃダメだと、多分、チャンも言ったはず。対戦相手を変えることは出来ないですからね」(竹内)
「チャンが優勝した全仏で、彼は脚を痙攣して、棄権も考えたと言います。そのメンタルを今、錦織に注いでいる」(アナ)
「そもそも錦織もそんなタイプ。そこにチャンがついて相乗効果になっている。
2セット落としたからといって負けるとは限らない。風もこころなしか弱まってきたようです」(竹内)
(まだまだパリは錦織の味方か?
8game やっと試合再開。錦織のストレートウィナーがやっと出て、ブレイク成功!3-5
9game それでもツォンガもしぶとい! 錦織の決まり球が入り始めたv 4-5。ヨシ!!
10game 錦織の表情もうつむき加減から、眼の輝きが変わった感じ。ゲームの合間には必ず「ツォンガコール」が起きる。
回り込んだのは錦織。しかしここでツォンガの今試合最速226km/hのサーヴィスエースが出て、4―6で錦織は落とした。
【3rd set】
1game スゲー回転をかけてるツォンガに、スゲーバックへのカウンターでキープした錦織。
2game ツォンガのスピンのかかったサーヴでキープして1-1
3game 「高く弾む前に打って、攻撃的になってきた」錦織。サーヴィスエースも2本目。ダブルフォルトは5本目。
(途中で入る「ハァー」て色っぽい溜め息は何なんだろう???
4game 「ツォンガはミスを期待すると逆に捕まるから、錦織はマラソンで言えば、ちょっと後ろで走っている感じ」(竹内)
5game またツォンガのバックに集め始めた。ここでドロップショット! よーし面白い試合になってきたv
6game 錦織のリターン&ネットに、ドロップショットでお返しするツォンガ。キレッキレのストレートが決まった!
7game ハイボレーも素晴らしい! ネットプレーでキープして4-3
8game 「セカンドサーヴを叩いて、ファーストサーヴを崩すことが大事」(竹内)また213km/hのエース出た
9game ニューボールで2人ともラケットを交換。錦織のスマッシュ決まった!
風が吹くたび砂が目に入る。「バウンドしてから横にズレています。風の日はハイボレーも難しいけど、上手いですねえ」(竹内)
攻めるツォンガ、拾いまくる錦織。長いデュース戦は10分以上にも及んだ/驚
「錦織が生まれた1989年に、チャンは全仏で優勝しました」って泣かせる/涙
「ここにきて、完全にアウェーというより、皆このゲームに見入ってますよね」(アナ)
「いいテニスが続けば優勝のチャンスはある」(錦織)
10game 2時間が経過。ツォンガのドロップショットがアウトコールで、主審は「Just a little」。
セットポイントに、いい試合をもっと長く観たい観客は錦織コール。6―4で錦織が取り返した
「怖い中断が入りましたねえ。作戦を修正して、自信を取り戻しました」(竹内)
5セットマッチでは11勝2敗。8割4分の錦織。
「追い上げているほうは、挑戦者の気持ちで、ランキングも気にしていないと思います。
逆にツォンガは、徐々に相手が良くなっているのを感じて、錦織ワールドになってしまう」
フルセットに強いって頼もしいなあ。観る甲斐がある。全米の時も4時間かかったそう。
4回戦後も「体力的には十分です」と話していた錦織。
【4th set】
1game 鋭いショットの応酬。フォアストレート決まった! 「やっとこの形でとれました」(竹内)
3game キレイなドロップショットが入った。「ツォンガは回り込まなくなった。相手のミスを待っているだけ」
(けっこーデカい声を出す人だね
4game ここでもカッケー1本!! ファーストサーヴでしのぐツォンガ。すごいスーパーラリーが続く。
「錦織は、“世界一動きの速い男”と言われています」
5game 「ツォンガは裏をかくのが上手い。でも今はドロップショットとサーヴしか打つ手がない」
チャンも思わず腰を上げてガッツポーズ。チャンとのタッグは神の采配だな/感謝
6game コートに影が入ってきた。ここで208km/hのサーヴ。「ツォンガはファーストサーヴに依存している状態」
フルセットの歴代1位ってすごくね?! BIG4のみならず、ボルグまで抜いちゃってるし。
この記録写真を飾っておきたいくらいだ/驚×∞
「このままいってしまうと錦織が勝っちゃいますね。公平な立場で言っても、ツォンガが何かしないとこのペースを変えられない。
ここに打ったら、ここに返ってくるって予測がついている。バックハンドもドロップショットもとれている」(竹内)
8game 「ポイントを失っても正しい選択ができています。競ってくるとツォンガのミスを生む。ダブルフォルトやパスミスなど」(竹内)
美しいドロップショットが入って、0-40から40-40へ。サーヴィスエースでしのぐツォンガ。
9game サーヴィング・フォー・ザ・セットでも完全に錦織ペースで力が抜けてる。ここで3時間が経過。
ツォンガのパッシングショットも見事で「1時間ちょっと見てないですね」て竹内さんのコメント面白いw
6―3で錦織がとった。OH MY GOD!!!
セカンドサーヴを上げればもっといいね
「脅威の5セッター!」「ツォンガも“マラソンマン”と呼ばれています」
錦織はトイレブレイク。ウェアを着替えたりもしてるのね。
【5th set】
「ここから本当の勝負が始まります」(アナ)
1game ツォンガは再びサーヴで盛り返す。スピンサーヴのタイミングがまだ合わない錦織。
2game 錦織の体力は全然問題なしv ドロップショットがアウトで苦笑するツォンガ。
3game 一挙手一投足に沸く観客。サーヴ4本でキープしたツォンガ。
4game ツォンガが久々回り込んでも、錦織のバックハンドストレートがイン。信じられない でもダブルフォルトは6本目でブレイクされた。1-3
5game ツォンガの積極性が戻った。こりゃ観客も喜ぶゲームだよなあ! 回り込み&サーヴィスエースで1-4
6game やっとサーヴィスポイントをとった錦織。ドロップショットでラブゲームキープ。2-4
7game ここでも217km/hのサーヴが2本炸裂!2-5
8game 「相手に守りの気持ちにさせなきゃいけません」(竹内) エアケイが出て3-5
9game サーヴィング・フォー・ザ・マッチ。心臓が出そうだ。また222km/hのサーヴ。エースは10本目。
結果、3―6でとられ、セットポイント3-2でツォンガの勝利。悔しすぎて泣いた。
でも、今年の錦織は「佐藤次郎さん以来、82年ぶりのベスト8」という記録を作ったことだけでも素晴らしい快挙だ。
滝川さんも泣いてなかった?(パリ生まれで、テニスも身近だったそう
6月末にはもうウィンブルドンが始まる。
これからは、夏は錦織圭、冬は羽生くんを応援しよう。
完全にテニスブーム再来しました(私的に
・後半の粘りも届かず…錦織、中断までは「自分を見失っていた」
「最初はほぼ風にやられたのと、自分の作戦があてはまってなかった。
彼の嫌なところを突こうとせず、無理にポイントを取ろうと攻め急いだ。中断が入るまでは自分を見失っていた。あれだけ見失ったのは久しぶり」
強風のため、スコアボードの金属板が観客席に落下して試合が中断、一時ロッカールームに引き揚げた。
「中断中はコーチから作戦やそこまでできていないことを言われて我に返った。あれがなければ、もっと早く負けていたかもしれない」
・錦織、ツォンガ戦がアクシデントで中断…看板落下3人軽傷
看板の一部がスタンドに落下するアクシデントが発生。約40分間、中断した。
試合が行われたセンターコートの客席はほぼ満員の状態。主催者によると、3人が手当てを受けたが、いずれも軽傷という。
・錦織下し感慨…ツォンガ「愛してる」コートに感謝のメッセージ
試合を終えたツォンガはコートに足で文字を書き始めた。「Roland Je t’aime(愛してるローランギャロス)」
と自分を励まし、応援してくれた地元ファンへの感謝を表した。
最後は自分が「t」の文字のところに仰向けに寝て、メッセージは完成。
ツォンガは「以前からずっとやりたかったんだ。試合が終わって“よし、やろう”と思ったんだよ」と明かした。
・ツォンガ「錦織素晴らしい」
ツォンガは「本当に嬉しい。とてもタフな試合だった。彼(錦織)は素晴らしい反撃をしてきた。」と、ツォンガは錦織を称賛。
・修造感涙 錦織の激戦で「圭の諦めない姿に心を打たれた」
錦織のプレーに対して修造は「試合中、圭の諦めない姿に心を打たれた。感極まった。夜中涙が止まらなかった・・・」と述べていた(分かる・・・
今回もいろいろCMが流れた。
全仏オープン男子ドロー表
今回も、元デビス杯日本代表監督で、錦織の指導もしたという竹内映二さんの解説。
「昨晩から、私が出るんじゃないのに眠れないんですよ」てw
今回も生放送。私はライヴに行っていたから、予録して、速報を見ないよう最大限注意を払って、朝一に見たv
最初は、まだ女子の試合をやっている最中で、その後だから、つなぎは、伊達さんが出たりしてた!
前回は、雨での中断に悩まされたが、今回は15mという強風!
目に砂埃が入るし、サーヴィスのトス、スマッシュなど、ボールが高く上がると風で流されて、両者とも苦労していた。
【ツォンガ記者会見】
「4回戦は最高のプレーだった」「最高のプレーで錦織を倒して準決勝へ行きたい」
BIG4全員に勝った経験を持つ、元世界5位の選手。母国フランスで唯一勝ち残って、夢を背負っている。
とにかくビッグサーヴァー+なんでも回り込んで強打のフォアが持ち味。
「賭けに出るだけにリスクもあるプレーです」(竹内)
【2週間の試合のペース配分がカギ】
「決勝にベストコンディションを最高に持ってくるのは難しい。ツォンガは、いいプレーを持続する力がある」
「1週目をいかに体力を温存して3勝してとるかがカギになる」(竹内さんは声もステキ
怪我明けで、全豪は欠場。マイアミから出場しているが、全然、影響はなさそう。
【練習の模様】
クロスのラリーを重点的にしていた
決勝でしかあたらないジョコビッチのスタッフがチェックしに来ていたそう/驚
【現地での報道】
「忍者に扮した悪魔」ってすごい表現だな/爆
「マスコミが騒いでるが、どうだって聞いたら、“僕はあんまり気にしない”と言っていました」(竹内)
【チャン・インタビュー】
Q:準々決勝へ向けて
「今シーズンはクレーコートで好調だし、ここまでで一番いいテニスをしている。
しかし、明日は厳しい戦いになるだろう。
ツォンガは調子がいいし、地元フランスで試合をするということは、圭にとっては、より難しい試合になるだろうね。
でも、圭には、相手に向かっていく強い気持ちがあるし、今日の練習もよかった。明日の試合は面白くなるよ」
Q:クレーコートでの戦いについて
「もちろん様々なアドバイスをしながら、圭と話し合って色々な調整をしてきた。
それは今から始まったことではなくて、去年から始まっているんだ。その調整はとてもうまくいっている。
それでも、多分、圭はハードコートのほうがやりやすいはずだ。慣れているからね。
赤土のクレーコートでベストプレーヤーになるには、ハードコートでのプレーをそのままやっていたのでは通用しない。
フットワークも違うし、ボールのバウンドも変わる。
また、全仏オープンでは天候などのコンディションにも合わせなければいけない。
晴れたり、雨が降ったり、そういった変化にも対応しなければならないんだ。
クレーでどういうプレーをすべきか、今は理解している。
だから、世界でもベストのクレーコーターになってもおかしくないはずだよ」
Q:錦織の進化の理由
「圭は、全仏の赤土のコートでものすごくよくやっている。
去年の全米オープン決勝に行った後も常に前向きだ。
グランドスラムの決勝に進むと、そこで満足してしまったり、
負けて、やる気を失ってしまう選手も多いが圭は諦めなかった。
全米の後、すぐのクアラルンンプールと、楽天Japanオープンで優勝して、
圭は、その良い成績に輪をかけて、さらに進化し続けている。
常に自分の目標に向かって努力を続けているから。
僕たちはチームとして、圭の目標が実現するようにサポートしている」
Q:全仏オープン制覇に向けて
「もちろんグランドスラムで優勝することは簡単なことではない。
私は決勝に4回進んで、全仏で一度優勝できた。
しかし、すべてのプレーヤーが優勝できるわけではない。
自分のベストのプレーをするということ。さらに強いメンタルでしっかりと試合へと向かうこと。
理由は色々あるけど、チャンスが来たら、確実に生かすということだね。
圭に世界一になるチャンスが、これから多くやってくると私は信じている。
今回とても調子がいいから、あまり先のことは考えず、
1試合1試合じっくりと戦って、そのチャンスがここでやってくることを願っているよ」
【クルム伊達】
伊達さん陽にやけてるなあ!
今回も全仏にチャレンジして、常に前向きで、本当に心から敬服するなあ!
「昨日も圭くんに会ったんですけど、“相変わらず強いねー”ってゆったら、“まあねー”ってゆってました」w
実は、今回、もし、錦織がベスト4進出したら、伊達さんが1995年にA.サンチェスと戦った準決勝以来、
20年ぶりの準決勝進出という快挙がかかっている。
ということで、懐かしい当時の映像が流れてた。サンチェスが全仏連覇を狙った年。
日本人選手でグランドスラム優勝者はまだいない。
「アランチャとは、今年も会ったが、当時の負けず嫌いといったら、私のレベルじゃなかった」(サンチェスも現役?!
「ここでは、フランスの観客を味方につけないと、センターコートの雰囲気が独特。敵に回してしまうと難しい。
フランス人のガルシアも1回戦で負けた。それほど、観客がプレッシャーを持っている。1回掴むと大きな声援になる。
応援をうまく引き寄せるのがポイント。いいプレーに対してはフェアに応援してくれる」
「“テニスは芸術だ”って表現される。ラリーが長くなる分、皆よく分かっていて、深く観ている人が多い」
Q:全仏の特徴は?
「唯一、主審が台から降りてきてくれる。そのコールによって急に流れが変わったりするので、
そうゆう運も自分に流れてくるように主審を上手く使う(!)ことも左右してくる」
Q:ウィンブルドンに向けてひと言
「クレーから芝に移って、バウンドも低くなってやりやすいので、あとはお天気がよければ。
怪我もだいぶ良くなっているので、少しギアを上げていきたいなと思っています」
第2セット、錦織が少し復活のきざしを見せたところで、まさかの強風による看板落下で約40分の中断があった
その間、私が観れなかった1回戦のハイライトが観れたし、選手が控え室に戻って、
コーチやスタッフと作戦を立て直したことで、錦織がリセットできて、5セットまでもちこめたのは不幸中の幸いだった。
【1回戦ハイライト 錦織圭×ポール・アンリマチュー】
********************
コート整備後に、選手入場。
ツォンガにはスタンディングオベーション
「クレーの中でも、全仏は、一番、コート整備がキッチリされていて、バウンドが安定している。
今日は入場する時にお客さんからブーイングがありませんでしたね」
2人ともファーストサーヴが入った時の得点率が80%台。
錦織は、去年の全仏は1回戦で敗退。今年は第5シード。この1年の急成長ぶりがうかがえる。
クレーでツォンガと戦うのは初。
錦織は指にクスリを塗って、テーピングしてた
ツォンガのシューズはカラフル!
【1st set】
1game いきなりツォンガの強烈なサーヴィスエースを食らった。
「ツォンガのサーヴ、錦織のリターンの戦いになるでしょう。重いラリーはツォンガが有利。
去年はバックに集めすぎて敗退したから、今回は散らしています」(竹内)
2game ほんと、回り込むねえ!いきなりブレイク。
3game 速い攻めのツォンガ。長引かせて疲れたところを攻める作戦の錦織。すげーラリーの末に0-3
4game 主審がコールを変えてブーイング。錦織は攻めるボールが決まらない。0-4
ツォンガはベンチで瞑想?
5game ここで出たドロップショット!1-4
6game ダブルフォルトの錦織。ファーストサーヴは40%台。これを改善しないとなぁ・・・
7game 「風が強いとセカンドサーヴを強く打てないため、ファーストサーヴがポイント」(竹内)
1―6で錦織は落とした。230km/hが自己最速のツォンガのサーヴが敗れない。
【2nd set】
1game ニューボールでは必ずラケットを替えてた錦織。新しい球はふくらんでるから、バウンドがより高くなるそう。
2game 「ツォンガは、トップスピンで、錦織の得意なライジングの位置より高く上げる作戦」
3game 「がんばれ~」と女子の声。ファーストサーヴが2本入って、ドロップショットが決まって、やっとここで1-2!
4game 「諦めずに、相手に1本でも多く打たせるのは大事」(竹内)
自分の凡ミスに笑っちゃうツォンガって、なんだかいい人だね
5game ボレーが決まって1-4
6game 悔しくて、珍しくラケットを床に投げつけた錦織。1-5。まだ1時間。
7game 「マッケンローをレンドルが、そのレンドルをチャンが敗った時もセットカウント0-2からの逆転劇でした」
(いい情報出すなあ、このアナ!
2-5で錦織が追い上げようとしたところで、看板が落ちて観客に当たるというアクシデント発生!
何人かが救護班に付き添われて医務室に運ばれたけど、手をあげて大丈夫だとアピール。
「今年は子どもがコートに入ってサインを求めたり、以前はナダルの試合中に松明(!)を持った人が入ったり」(竹内)
いつかのグラフ×セレス戦で、セレスがグラフのファンに背中を刺された事件を思い出した。。。
この時間にトイレタイムに行ったり、フォームを何度も見直す錦織
その後、他の看板のチェックで、結局、約40分間中断されて、
その間、控え室に戻った錦織は、チャンらと作戦の建て直しを図り、その後のゲームは別人のようだった!
放送のほうは、ここぞとばかりにCMを流しまくり、それでも間に合わないから1回戦ハイライトを流した。
コートには水がまかれて改めて整備したけど、すぐに風で砂が舞っちゃう状態
落ちた看板の下の席の観客は移動。でも、どこへ???
2人は再入場して、練習から始めた。
「以前、アガシが雨の中断で控え室に戻って、別人のように変わったことがありました。
もっと自信を持たなきゃダメだと、多分、チャンも言ったはず。対戦相手を変えることは出来ないですからね」(竹内)
「チャンが優勝した全仏で、彼は脚を痙攣して、棄権も考えたと言います。そのメンタルを今、錦織に注いでいる」(アナ)
「そもそも錦織もそんなタイプ。そこにチャンがついて相乗効果になっている。
2セット落としたからといって負けるとは限らない。風もこころなしか弱まってきたようです」(竹内)
(まだまだパリは錦織の味方か?
8game やっと試合再開。錦織のストレートウィナーがやっと出て、ブレイク成功!3-5
9game それでもツォンガもしぶとい! 錦織の決まり球が入り始めたv 4-5。ヨシ!!
10game 錦織の表情もうつむき加減から、眼の輝きが変わった感じ。ゲームの合間には必ず「ツォンガコール」が起きる。
回り込んだのは錦織。しかしここでツォンガの今試合最速226km/hのサーヴィスエースが出て、4―6で錦織は落とした。
【3rd set】
1game スゲー回転をかけてるツォンガに、スゲーバックへのカウンターでキープした錦織。
2game ツォンガのスピンのかかったサーヴでキープして1-1
3game 「高く弾む前に打って、攻撃的になってきた」錦織。サーヴィスエースも2本目。ダブルフォルトは5本目。
(途中で入る「ハァー」て色っぽい溜め息は何なんだろう???
4game 「ツォンガはミスを期待すると逆に捕まるから、錦織はマラソンで言えば、ちょっと後ろで走っている感じ」(竹内)
5game またツォンガのバックに集め始めた。ここでドロップショット! よーし面白い試合になってきたv
6game 錦織のリターン&ネットに、ドロップショットでお返しするツォンガ。キレッキレのストレートが決まった!
7game ハイボレーも素晴らしい! ネットプレーでキープして4-3
8game 「セカンドサーヴを叩いて、ファーストサーヴを崩すことが大事」(竹内)また213km/hのエース出た
9game ニューボールで2人ともラケットを交換。錦織のスマッシュ決まった!
風が吹くたび砂が目に入る。「バウンドしてから横にズレています。風の日はハイボレーも難しいけど、上手いですねえ」(竹内)
攻めるツォンガ、拾いまくる錦織。長いデュース戦は10分以上にも及んだ/驚
「錦織が生まれた1989年に、チャンは全仏で優勝しました」って泣かせる/涙
「ここにきて、完全にアウェーというより、皆このゲームに見入ってますよね」(アナ)
「いいテニスが続けば優勝のチャンスはある」(錦織)
10game 2時間が経過。ツォンガのドロップショットがアウトコールで、主審は「Just a little」。
セットポイントに、いい試合をもっと長く観たい観客は錦織コール。6―4で錦織が取り返した
「怖い中断が入りましたねえ。作戦を修正して、自信を取り戻しました」(竹内)
5セットマッチでは11勝2敗。8割4分の錦織。
「追い上げているほうは、挑戦者の気持ちで、ランキングも気にしていないと思います。
逆にツォンガは、徐々に相手が良くなっているのを感じて、錦織ワールドになってしまう」
フルセットに強いって頼もしいなあ。観る甲斐がある。全米の時も4時間かかったそう。
4回戦後も「体力的には十分です」と話していた錦織。
【4th set】
1game 鋭いショットの応酬。フォアストレート決まった! 「やっとこの形でとれました」(竹内)
3game キレイなドロップショットが入った。「ツォンガは回り込まなくなった。相手のミスを待っているだけ」
(けっこーデカい声を出す人だね
4game ここでもカッケー1本!! ファーストサーヴでしのぐツォンガ。すごいスーパーラリーが続く。
「錦織は、“世界一動きの速い男”と言われています」
5game 「ツォンガは裏をかくのが上手い。でも今はドロップショットとサーヴしか打つ手がない」
チャンも思わず腰を上げてガッツポーズ。チャンとのタッグは神の采配だな/感謝
6game コートに影が入ってきた。ここで208km/hのサーヴ。「ツォンガはファーストサーヴに依存している状態」
フルセットの歴代1位ってすごくね?! BIG4のみならず、ボルグまで抜いちゃってるし。
この記録写真を飾っておきたいくらいだ/驚×∞
「このままいってしまうと錦織が勝っちゃいますね。公平な立場で言っても、ツォンガが何かしないとこのペースを変えられない。
ここに打ったら、ここに返ってくるって予測がついている。バックハンドもドロップショットもとれている」(竹内)
8game 「ポイントを失っても正しい選択ができています。競ってくるとツォンガのミスを生む。ダブルフォルトやパスミスなど」(竹内)
美しいドロップショットが入って、0-40から40-40へ。サーヴィスエースでしのぐツォンガ。
9game サーヴィング・フォー・ザ・セットでも完全に錦織ペースで力が抜けてる。ここで3時間が経過。
ツォンガのパッシングショットも見事で「1時間ちょっと見てないですね」て竹内さんのコメント面白いw
6―3で錦織がとった。OH MY GOD!!!
セカンドサーヴを上げればもっといいね
「脅威の5セッター!」「ツォンガも“マラソンマン”と呼ばれています」
錦織はトイレブレイク。ウェアを着替えたりもしてるのね。
【5th set】
「ここから本当の勝負が始まります」(アナ)
1game ツォンガは再びサーヴで盛り返す。スピンサーヴのタイミングがまだ合わない錦織。
2game 錦織の体力は全然問題なしv ドロップショットがアウトで苦笑するツォンガ。
3game 一挙手一投足に沸く観客。サーヴ4本でキープしたツォンガ。
4game ツォンガが久々回り込んでも、錦織のバックハンドストレートがイン。信じられない でもダブルフォルトは6本目でブレイクされた。1-3
5game ツォンガの積極性が戻った。こりゃ観客も喜ぶゲームだよなあ! 回り込み&サーヴィスエースで1-4
6game やっとサーヴィスポイントをとった錦織。ドロップショットでラブゲームキープ。2-4
7game ここでも217km/hのサーヴが2本炸裂!2-5
8game 「相手に守りの気持ちにさせなきゃいけません」(竹内) エアケイが出て3-5
9game サーヴィング・フォー・ザ・マッチ。心臓が出そうだ。また222km/hのサーヴ。エースは10本目。
結果、3―6でとられ、セットポイント3-2でツォンガの勝利。悔しすぎて泣いた。
でも、今年の錦織は「佐藤次郎さん以来、82年ぶりのベスト8」という記録を作ったことだけでも素晴らしい快挙だ。
滝川さんも泣いてなかった?(パリ生まれで、テニスも身近だったそう
6月末にはもうウィンブルドンが始まる。
これからは、夏は錦織圭、冬は羽生くんを応援しよう。
完全にテニスブーム再来しました(私的に
・後半の粘りも届かず…錦織、中断までは「自分を見失っていた」
「最初はほぼ風にやられたのと、自分の作戦があてはまってなかった。
彼の嫌なところを突こうとせず、無理にポイントを取ろうと攻め急いだ。中断が入るまでは自分を見失っていた。あれだけ見失ったのは久しぶり」
強風のため、スコアボードの金属板が観客席に落下して試合が中断、一時ロッカールームに引き揚げた。
「中断中はコーチから作戦やそこまでできていないことを言われて我に返った。あれがなければ、もっと早く負けていたかもしれない」
・錦織、ツォンガ戦がアクシデントで中断…看板落下3人軽傷
看板の一部がスタンドに落下するアクシデントが発生。約40分間、中断した。
試合が行われたセンターコートの客席はほぼ満員の状態。主催者によると、3人が手当てを受けたが、いずれも軽傷という。
・錦織下し感慨…ツォンガ「愛してる」コートに感謝のメッセージ
試合を終えたツォンガはコートに足で文字を書き始めた。「Roland Je t’aime(愛してるローランギャロス)」
と自分を励まし、応援してくれた地元ファンへの感謝を表した。
最後は自分が「t」の文字のところに仰向けに寝て、メッセージは完成。
ツォンガは「以前からずっとやりたかったんだ。試合が終わって“よし、やろう”と思ったんだよ」と明かした。
・ツォンガ「錦織素晴らしい」
ツォンガは「本当に嬉しい。とてもタフな試合だった。彼(錦織)は素晴らしい反撃をしてきた。」と、ツォンガは錦織を称賛。
・修造感涙 錦織の激戦で「圭の諦めない姿に心を打たれた」
錦織のプレーに対して修造は「試合中、圭の諦めない姿に心を打たれた。感極まった。夜中涙が止まらなかった・・・」と述べていた(分かる・・・
今回もいろいろCMが流れた。