■大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、原田泰造、優香、長塚京三、檀ふみ、内藤剛志、北大路欣也、
高良健吾、東出昌大、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤 ほか
●第22回「妻と奇兵隊」あらすじ(ネタバレあり
大砲を外国船に撃ち込んだことで、民衆は久坂に喝采を送る。
久坂「松陰先生は褒めてくださるじゃろうか?」
高杉「このまま異国が黙っとるワケがない」
その後、米軍・仏軍が上陸し、長州軍艦・砲台は全滅、付近の村は焼き払われ、下関が壊滅状態となった。
民衆は手の平を返して「誰がこんな戦を始めた!」と怒る。
久坂に「ここは戦場じゃ、女は帰れ!」と言われて、萩に戻る文。
萩にも攻めて来るという噂がたち、男たちは海岸にお台場を造っていた。
文は「台場造りを手伝わせて欲しい」と言い出し、亀、母も協力する。
その後、雅も寿も台場造りを手伝う。「子どもらの無事のためです」
皆、それぞれ絹の着物で手伝う中、「粗末な着物では、息子に恥をかかせる」と言う母親がいて、
文と寿は椋梨美鶴に着物を貸してくれるよう頼みに行くと、久坂のせいでこうなったと責められる。
文「守りたいんです。私たちの手で萩を」
その言葉に感じ入り、美鶴も参加。
高杉晋作の父に、女性参加を許してくれと頼む。その際、着物はなんでもいいという条件で。
(こんな時でも着物の良し悪しの心配って、ほんと、女の性だねぇ・・・
普段、表には出ない武家の妻や奥女中も参加した。これは前代未聞のことだった。
藩士は久坂に責任をとらせようとし、そこに現れた高杉は
「今までの戦い方では、到底、西洋には敵いませぬ。身分に関わらず、長州の男を集めて『奇兵隊』をつくります」と宣言し、
自らその総督に任命される。一方、自分を責める久坂。
高杉さん、髪伸びるの早いねw
伊之助は久坂に「2人で力を合わせてくれ。寅次郎の考えと志は同じはずだ」
高杉と久坂は下関に着く。
豪商・白石「私が町人皆に声をかけます」
高杉「ここに奇兵隊を結成する!」
農民らに銃の使い方などをじかに教える高杉
高杉「この奇兵隊は、たとえ隊長を失くそうとも、誰かが隊長となり、すぐ指揮を続ける。
上の者の命令で人形のように戦うんじゃない。
身分や生まれに関わらず1人1人が己の頭で考え、その意志で戦うんじゃ!
『草莽崛起』。民の力がなくてはならない」
『草莽崛起』
志を持った在野の人々が一斉 に立ち上がり、大きな物事を成し遂げようとすること。
これまで虐げられてきた農民らは泣いて喜ぶ。
(これが戦争の話じゃなく、国づくりなら、素晴らしい考え方だ
叔父・文之進の息子・彦介も、奇兵隊に加わるべく家を発つ。
(これが最後の対面って。今生の別れがこんなにアッサリと/涙
文「昔、兄に“お前はどう生きる?”と聞かれ、その時は分からなかった。
今は、皆が安心して暮らして、1人1人、どう命を使うか考える。そんな世の中をつくれたらと思う。
旦那様が戻られた時、この町は豊かだと思って欲しい」
久坂はその頃「京に行く!」と決意。日本国が一丸となって戦う勅命を出してもらうため。
高杉「他藩は動かん。今は長州を強くするほうが先じゃ」
久坂「それはお前がやればええ」
高杉「現実を見て、認めんか。お前は異国に負けたんだ」
久坂「オレは負けた。オレのせいで多くの民が死んだ。お前こそどう勝つ?! オレは一人で行く」
高杉「“死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。
先生はそう言われた。オレは奇兵隊で大業を成す。オレは死なないぞ! ・・・死ぬなよ」
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、原田泰造、優香、長塚京三、檀ふみ、内藤剛志、北大路欣也、
高良健吾、東出昌大、瀬戸康史、劇団ひとり、佐藤隆太、要潤 ほか
●第22回「妻と奇兵隊」あらすじ(ネタバレあり
大砲を外国船に撃ち込んだことで、民衆は久坂に喝采を送る。
久坂「松陰先生は褒めてくださるじゃろうか?」
高杉「このまま異国が黙っとるワケがない」
その後、米軍・仏軍が上陸し、長州軍艦・砲台は全滅、付近の村は焼き払われ、下関が壊滅状態となった。
民衆は手の平を返して「誰がこんな戦を始めた!」と怒る。
久坂に「ここは戦場じゃ、女は帰れ!」と言われて、萩に戻る文。
萩にも攻めて来るという噂がたち、男たちは海岸にお台場を造っていた。
文は「台場造りを手伝わせて欲しい」と言い出し、亀、母も協力する。
その後、雅も寿も台場造りを手伝う。「子どもらの無事のためです」
皆、それぞれ絹の着物で手伝う中、「粗末な着物では、息子に恥をかかせる」と言う母親がいて、
文と寿は椋梨美鶴に着物を貸してくれるよう頼みに行くと、久坂のせいでこうなったと責められる。
文「守りたいんです。私たちの手で萩を」
その言葉に感じ入り、美鶴も参加。
高杉晋作の父に、女性参加を許してくれと頼む。その際、着物はなんでもいいという条件で。
(こんな時でも着物の良し悪しの心配って、ほんと、女の性だねぇ・・・
普段、表には出ない武家の妻や奥女中も参加した。これは前代未聞のことだった。
藩士は久坂に責任をとらせようとし、そこに現れた高杉は
「今までの戦い方では、到底、西洋には敵いませぬ。身分に関わらず、長州の男を集めて『奇兵隊』をつくります」と宣言し、
自らその総督に任命される。一方、自分を責める久坂。
高杉さん、髪伸びるの早いねw
伊之助は久坂に「2人で力を合わせてくれ。寅次郎の考えと志は同じはずだ」
高杉と久坂は下関に着く。
豪商・白石「私が町人皆に声をかけます」
高杉「ここに奇兵隊を結成する!」
農民らに銃の使い方などをじかに教える高杉
高杉「この奇兵隊は、たとえ隊長を失くそうとも、誰かが隊長となり、すぐ指揮を続ける。
上の者の命令で人形のように戦うんじゃない。
身分や生まれに関わらず1人1人が己の頭で考え、その意志で戦うんじゃ!
『草莽崛起』。民の力がなくてはならない」
『草莽崛起』
志を持った在野の人々が一斉 に立ち上がり、大きな物事を成し遂げようとすること。
これまで虐げられてきた農民らは泣いて喜ぶ。
(これが戦争の話じゃなく、国づくりなら、素晴らしい考え方だ
叔父・文之進の息子・彦介も、奇兵隊に加わるべく家を発つ。
(これが最後の対面って。今生の別れがこんなにアッサリと/涙
文「昔、兄に“お前はどう生きる?”と聞かれ、その時は分からなかった。
今は、皆が安心して暮らして、1人1人、どう命を使うか考える。そんな世の中をつくれたらと思う。
旦那様が戻られた時、この町は豊かだと思って欲しい」
久坂はその頃「京に行く!」と決意。日本国が一丸となって戦う勅命を出してもらうため。
高杉「他藩は動かん。今は長州を強くするほうが先じゃ」
久坂「それはお前がやればええ」
高杉「現実を見て、認めんか。お前は異国に負けたんだ」
久坂「オレは負けた。オレのせいで多くの民が死んだ。お前こそどう勝つ?! オレは一人で行く」
高杉「“死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。
先生はそう言われた。オレは奇兵隊で大業を成す。オレは死なないぞ! ・・・死ぬなよ」