■映画『MOTHER』(2014)
監督・原案・脚本:楳図かずお
主題歌:♪chocolat chaud/中川翔子
出演:片岡愛之助、舞羽美海、中川翔子(友情出演)、真行寺君枝 ほか
楳図先生の初監督作品ってことで、観なきゃ観なきゃと思っているうちに遅れてしまった/焦
DVDでスミマセン。とても劇場で観る勇気はありませんでした/謝
ジャケからして怖い~! でも観たくなっちゃうのが楳図ワールド。
なぜ、ご自身役を片岡さんに演らせたのか、人選も気になる・・・
しょこたんが、主題歌を歌い、看護婦役でちょっと出てる。相変わらずツボを外さないねえ!
「まことちゃんハウス」もロケに使っているのかなあ?
高円寺&吉祥寺
家の中に楳図作品が全部あるんだろうな。楳図図書館 ステキすぎる。。。
▼story(ネタバレ注意
病床の母を看病するカズオ。母から紫の線が出ているのがもうブキミ・・・
出版社から新人のサクラを紹介される。
カズオの大ファンで、生い立ちをエッセイにしたいという企画を持ってくる。
その時、背後で突然、赤い皿が割れる。
「私は亡くなった者の写真を飾らないんです。その代わりに緑色の皿は父、赤いのは母」
インタビューが始まり、生い立ちを話すカズオ。
絵を教えてくれたのは母。7ヶ月の時に○を描いたのが始まり。
父は教師で、毎晩のように、村に伝わる古い怖い話をしてくれた。
「おかめ」という話では、妻が毎晩、沼に行くので、夫が不審がると「ついて来るな」と言われる。
ある晩、子どもが泣きやまないので、つい沼に見に行くと、ヘビと化した妻に追われ、手を銃で撃ってしまうという話。
高校生の時、「恐怖」をテーマにしようと決意。大阪の出版社が潰れて上京。
「『へび少女』をキッカケに人気の渦に巻き込まれたんです」
多忙で父母とは縁遠くなり、母が上京して同居する。
母がある時、突然「お前は子の月、子の日、子の刻に産まれたんだよ」と話し、
驚いたカズオは、思わず手に鉛筆を刺してしまい、今ではホクロとして残っている。
『アゲイン』を描いている時に父が亡くなり、その後、母も倒れて入院。
その時、「お前、似てきたね」と言われたという。「自分(母)にという意味だと思いました」
「母は絶えず不幸に見えました」
病気が重くなるにつれ、夢を見ては話す母。「親戚にお礼回りをしていた」という。
最期の苦しい息の中「化粧しておくれ!」と頼み、
「これで夢の中でもキレイになれる。今度はお前のところへ行く」と言ってから亡くなる。
その時、手に大量の髪を持っていて、誰のものかも分からずじまい。
カズオは、書棚の奥にいまだ隠し持っていた。
自分の葬式の夢では、「イギリスの女王さままで来てくれた」と話していたが、
実際、葬式の日、親族が落とした雑誌にイギリス王妃の記事が載っていたことから、
母がお礼回りをしたという最初の場所、別荘に行ったら、母のダイキライなクモが1匹潰れて死んでいた(ひぃぃぃ
親戚中に「母の魂が訪ねてこなかったか?」と聞いたが笑われた。
「僕は幽霊でもいいから母に会いたかった」
それを聞いて、サクラは「創作の原点はお母さまと、高野山にあると思う。じっくり調べたいと思います」
と1人、カズオの母イチエの過去について調べ始める。
両親は再婚同士。元夫は手を銃で撃ち、嫌気がさして離婚したとのこと。
サクラは取材中にイチエの気配を感じて脅える。
姪のショウコを訪ねようとタクシーに乗ると、運転手が古い話を聞かせる。
「昔、流れの猟師が、滝で美女が裸で水浴びしているのを見た。
これは妖怪の類いだと思って見ていると、女に気づかれて手を銃で撃ってしまった」
そこで急にクルマが故障し、村まで歩いていかなければならなくなり、
その途中に話に出てきた滝があるというので見に行くと、話の通りの光景の幻影を見るサクラ。
女は猟師に襲われて、男の手を銃で撃ちぬき、男は逃げた。
ショウコの家に着いたのは夜で、ひと晩泊めてもらう。
ショウコの父から、本当は、イチエは猟師にレイプされ、噂が村中に広がっていられなくなったところを、
教師の男が心配して結婚したのだという。
その日から、イチエは男狂いとなり、夜な夜な徘徊するようになった。
夫はそんな妻のことを、カズオに伝説として話していたとのだった。
イチエの実家は近いが、今ではお化け屋敷みたいだから自分は行きたくないが、連れていってあげると約束するショウコ。
実は、葬式の時の写真にイチエが写っていたと話す。
翌日、イチエの実家に行くと、少女の泣き声がして、ケータイで撮影しながら近づくと、
振り向きざまに追いかけられ、必死に逃げて、とった手はショウコではなくイチエだった!
サクラはパニック状態で病院に運ばれ、カズオも見舞いにくる。
その後、親戚が次々と謎の死を遂げ、「母の夢の順番と同じだ! 最後は私のところにくる!」
心理学者らは、取り乱したカズオに鎮静剤を打ち、「あなたの想像が事件を起こしているのでは?」と疑う。
弟はお祓いをしてもらっていたが(これって「般若心経」?)、母に襲われる(自分の子どもまで襲うって・・・
イチエは病院までやって来るが、カズオは手にクモの絵を描いて、いったん追い払う。
「母は実体化している。母は僕が描く美しい女性を怖がっていた」
「両親が出会ったという学校に来るはずだ」と、カズオはサクラとともに教室一面に
美しい女性とクモの絵を貼って待つ(イチエじゃなくても怖いよ、この部屋
母は♪君恋し を歌いながらやって来る(幽霊も走って追いかけるのか
「戦いの前に髪を切ってほしい。母が握っていた髪は君のかもしれない。それが現実になる前に!」
と頼むが、サクラは断る。
へび女キターーーーー
「どうぞ僕を好きなようにしてください」
【DVD特典】
楳図さんがいろいろ細かく指示を出したり、質問に丁寧に答えたりする撮影風景が収録されている。
真剣に本読み
最後はとびっきりのグワシポーズで終了v
監督・原案・脚本:楳図かずお
主題歌:♪chocolat chaud/中川翔子
出演:片岡愛之助、舞羽美海、中川翔子(友情出演)、真行寺君枝 ほか
楳図先生の初監督作品ってことで、観なきゃ観なきゃと思っているうちに遅れてしまった/焦
DVDでスミマセン。とても劇場で観る勇気はありませんでした/謝
ジャケからして怖い~! でも観たくなっちゃうのが楳図ワールド。
なぜ、ご自身役を片岡さんに演らせたのか、人選も気になる・・・
しょこたんが、主題歌を歌い、看護婦役でちょっと出てる。相変わらずツボを外さないねえ!
「まことちゃんハウス」もロケに使っているのかなあ?
高円寺&吉祥寺
家の中に楳図作品が全部あるんだろうな。楳図図書館 ステキすぎる。。。
▼story(ネタバレ注意
病床の母を看病するカズオ。母から紫の線が出ているのがもうブキミ・・・
出版社から新人のサクラを紹介される。
カズオの大ファンで、生い立ちをエッセイにしたいという企画を持ってくる。
その時、背後で突然、赤い皿が割れる。
「私は亡くなった者の写真を飾らないんです。その代わりに緑色の皿は父、赤いのは母」
インタビューが始まり、生い立ちを話すカズオ。
絵を教えてくれたのは母。7ヶ月の時に○を描いたのが始まり。
父は教師で、毎晩のように、村に伝わる古い怖い話をしてくれた。
「おかめ」という話では、妻が毎晩、沼に行くので、夫が不審がると「ついて来るな」と言われる。
ある晩、子どもが泣きやまないので、つい沼に見に行くと、ヘビと化した妻に追われ、手を銃で撃ってしまうという話。
高校生の時、「恐怖」をテーマにしようと決意。大阪の出版社が潰れて上京。
「『へび少女』をキッカケに人気の渦に巻き込まれたんです」
多忙で父母とは縁遠くなり、母が上京して同居する。
母がある時、突然「お前は子の月、子の日、子の刻に産まれたんだよ」と話し、
驚いたカズオは、思わず手に鉛筆を刺してしまい、今ではホクロとして残っている。
『アゲイン』を描いている時に父が亡くなり、その後、母も倒れて入院。
その時、「お前、似てきたね」と言われたという。「自分(母)にという意味だと思いました」
「母は絶えず不幸に見えました」
病気が重くなるにつれ、夢を見ては話す母。「親戚にお礼回りをしていた」という。
最期の苦しい息の中「化粧しておくれ!」と頼み、
「これで夢の中でもキレイになれる。今度はお前のところへ行く」と言ってから亡くなる。
その時、手に大量の髪を持っていて、誰のものかも分からずじまい。
カズオは、書棚の奥にいまだ隠し持っていた。
自分の葬式の夢では、「イギリスの女王さままで来てくれた」と話していたが、
実際、葬式の日、親族が落とした雑誌にイギリス王妃の記事が載っていたことから、
母がお礼回りをしたという最初の場所、別荘に行ったら、母のダイキライなクモが1匹潰れて死んでいた(ひぃぃぃ
親戚中に「母の魂が訪ねてこなかったか?」と聞いたが笑われた。
「僕は幽霊でもいいから母に会いたかった」
それを聞いて、サクラは「創作の原点はお母さまと、高野山にあると思う。じっくり調べたいと思います」
と1人、カズオの母イチエの過去について調べ始める。
両親は再婚同士。元夫は手を銃で撃ち、嫌気がさして離婚したとのこと。
サクラは取材中にイチエの気配を感じて脅える。
姪のショウコを訪ねようとタクシーに乗ると、運転手が古い話を聞かせる。
「昔、流れの猟師が、滝で美女が裸で水浴びしているのを見た。
これは妖怪の類いだと思って見ていると、女に気づかれて手を銃で撃ってしまった」
そこで急にクルマが故障し、村まで歩いていかなければならなくなり、
その途中に話に出てきた滝があるというので見に行くと、話の通りの光景の幻影を見るサクラ。
女は猟師に襲われて、男の手を銃で撃ちぬき、男は逃げた。
ショウコの家に着いたのは夜で、ひと晩泊めてもらう。
ショウコの父から、本当は、イチエは猟師にレイプされ、噂が村中に広がっていられなくなったところを、
教師の男が心配して結婚したのだという。
その日から、イチエは男狂いとなり、夜な夜な徘徊するようになった。
夫はそんな妻のことを、カズオに伝説として話していたとのだった。
イチエの実家は近いが、今ではお化け屋敷みたいだから自分は行きたくないが、連れていってあげると約束するショウコ。
実は、葬式の時の写真にイチエが写っていたと話す。
翌日、イチエの実家に行くと、少女の泣き声がして、ケータイで撮影しながら近づくと、
振り向きざまに追いかけられ、必死に逃げて、とった手はショウコではなくイチエだった!
サクラはパニック状態で病院に運ばれ、カズオも見舞いにくる。
その後、親戚が次々と謎の死を遂げ、「母の夢の順番と同じだ! 最後は私のところにくる!」
心理学者らは、取り乱したカズオに鎮静剤を打ち、「あなたの想像が事件を起こしているのでは?」と疑う。
弟はお祓いをしてもらっていたが(これって「般若心経」?)、母に襲われる(自分の子どもまで襲うって・・・
イチエは病院までやって来るが、カズオは手にクモの絵を描いて、いったん追い払う。
「母は実体化している。母は僕が描く美しい女性を怖がっていた」
「両親が出会ったという学校に来るはずだ」と、カズオはサクラとともに教室一面に
美しい女性とクモの絵を貼って待つ(イチエじゃなくても怖いよ、この部屋
母は♪君恋し を歌いながらやって来る(幽霊も走って追いかけるのか
「戦いの前に髪を切ってほしい。母が握っていた髪は君のかもしれない。それが現実になる前に!」
と頼むが、サクラは断る。
へび女キターーーーー
「どうぞ僕を好きなようにしてください」
【DVD特典】
楳図さんがいろいろ細かく指示を出したり、質問に丁寧に答えたりする撮影風景が収録されている。
真剣に本読み
最後はとびっきりのグワシポーズで終了v